真夜中ぱんチ・第2話
ヴァンパイアのりぶに、酔った勢いと橘花と乙美を見返す気持ちとでチャンネル登録100万人を達成出来たら自分を食べて良いよと言ってしまった真咲。
酔っ払いの真咲を取り敢えず晩杯荘へ連れて行くりぶ。するともう新キャラが来ていた。OPで目が隠れてるキャラ居るなと思ったけど、その子がコウモリになってしまった苺子を抱えている。血が足りなくてこんな姿になってしまった。苺子、りぶが血を持って来てくれると信じて待っていた。
でも喋るコウモリに興味が湧いた真咲は血あげるって腕を差し出したら苺子復活。
はたと気づいたら何だかとんでもない事を言ってしまったと思ったものの、橘花と乙美とのシェアハウスで二人を見たら、そして彼女達がここを出て行くと聞いたら、やはり黙っている訳には行かない。
と言う事で非常にいい加減な地図に従ってもう一度晩杯荘へ向かう。登山の様な坂道を登ったら晩杯荘があった。そしてヴァンパイアが三人揃ってる。
と言う事で「ちゅうちゅうがーるず。」チャンネル開設。あれ?真夜中ぱんチじゃないぞ。するとこのチャンネル、一度消す事になるのか。
真咲のこれまでの経験の基づくバズる動画の作成を開始。ヴァンパイアの力を特殊撮影と称して見やすい短めのを大量に投下。話題にはなりはじめた。ぜんぶちゅうちゅうしてるけど。
順調に再生回数10万回も超えた。これなら行けそう。ただ、否定コメントもある。何が面白いのか分からない。まあそりゃそうだろう。ある意味ただ飛んでるだけだから。
この辺の理由で頭打ちになるのかなと思ったが、再生数は50万回を超える所まで行っていた。順調じゃないか。
今日は今迄で一番ド派手なのを行くぞと言った真咲だが、あ、隣から茅野愛衣さんの声が聞こえて来たぞ、ド派手なのはやめろと。それを聞いた苺子とりぶが焦る。
このゆき、苺子と譜風よりはずっと偉いヴァンパイア。どうやらこの辺のヴァンパイアを仕切っているみたいだ。迂闊に人間にバレたり人間の血を勝手に奪わない様に、このヴァンパイア達は隠れて生活している様だ。となれば動画で派手に存在をアピールしてしまっては当然不味い。マザーからの伝言でチャンネルを消すかお前たちを消すかどちらかだと言うのだ。
でも恐れを知らぬ真咲がチャンネルを消すとか許さんと言うので、怒ったゆきが攻撃をかけたが、それをりぶが阻止。その隙を狙ってチューブ入りニンニクをゆきの口の中へ。実はニンニクは効きませんオチかと思ったら、まるで酔っ払ったみたいになっちゃった。でもこれで勝った。そう思った真咲ではあるが、りぶがやはりチャンネルは消してくれと言う。
夢の様な二週間でした。
真咲はまたどん底に引き戻され、りぶは真咲の血がどうしても諦めきれない。どうしたらいいんだと悶えるりぶ。とにかく真咲に会おうと真咲の家へ。招き入れて貰えないと中に入れないから招いてくれと言うのだ。おや、意外に結界みたいなのが効くんだな。
りぶは真咲がどうしてあそこまで動画に固執してるのか聞いてみた。ここで真咲の回想。高校時代の橘花と乙美との出会いと、動画を始めた時。あの時は世間が自分たちを承認してくれた気持ちになれた。
その想いを叶えようとりぶは言う。ちゅうちゅうがーるず。のチャンネルは消せと言われたが、ヴァンパイアとバレなければ動画は構わない。やろうぜ、チャンネル。
と言う事で晩杯荘に戻って、新しいチャンネルの開設へ。どんな名前にしようか。結局りぶの案が通った。真夜中ぱんチ。マヨぱん。顔は流石にバレてるから、ちゅうちゅうがーるず。を改めてと言う開設となった。
さて、ヴァンパイアの力を借りずにどう見せていくのか。