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異世界失格・第4話

異世界に召喚されてチート能力を手にしたら堕落してしまった転移者の典型スズキ。この街ヴェールは自分が支配すると宣言した。横に居たコータローがアネットを指して自分に危害を加えた女と言うので、スズキは転移者に暴力はいかんなとアネットに近寄って頭に手を乗せて「ペット」。

スズキの転移者としてのギフテッドはこうやって頭に手を乗せた相手を完全服従させる能力だった。アネットが完全にスズキのペットとなってしまった。
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タマが何しやがったとイキるがあっさりとスズキに頭を掴まれてタマもペットに。

イーシャが怒る。自分はギフテッドをそんな事に使うとは言ってない。ヴェールの街はおまえには屈しない。街の人々も声をあげるが、スズキは魔獣に街の破壊を命じた。襲われ、破壊されるヴェール。タマも加わって。

そのタマ、何かに攻撃をかけてると思ったらセンセーの入ってる鎧か。アネットのいつ何時攻撃を受けるか分からないとセンセーに着せたの大正解だったな。タマの攻撃力は結構あって鎧を破壊はしたものの、兜が自分にぶつかって来てしまって気絶してしまった。

もう気が済んだかい?ってのんびりしてるな、センセー。危ない猫になってしまったタマは樽に詰め込んでおく。

そこに戦いで吹っ飛ばされて来たイーシャ。あれが転移者だ。欲望に取り憑かれてしまう。スズキもこの世界に来た時は大人しい人間だったのに。ふむ、それは物語があるではないか。もっと聞かせてくれ。自分の創作意欲が湧くとメモをするセンセー。

これは早速彼の所へ行って話を聞かねば。イーシャから聖堂に居ると聞いてセンセーはそちらへ向かった。何の力も無いセンセーが何をするんだとイーシャもついて行く。

そのまま扉を開けて魔獣が攻撃をしかけて来たらどうするつもりだと言うイーシャの前でセンセーはあの毒薬を取り出す。うん、それ魔獣にぶつけるんじゃなくて自分で飲むんだよね。

こうなったら裏口から奇襲をかけるぞと身をかがめたイーシャだが、センセーは堂々と扉を開けた。恥ずかしい格好になっただけのイーシャさん。
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スズキに向かってセンセーは君に興味がある。君の小説を書きたいと言うので、スズキはなるほど自分の英雄譚を書くのだなと思うが、それを言下に否定するセンセー。身に余る力を獲得して堕落する人間くささが面白い。

侮辱されたスズキ、ストレイウルフに命じて攻撃させた。物理的攻撃にセンセーは適う力が無いから先ずはイーシャが防御するが、火球の攻撃にはどうにもならないのではと思ったら予想外の事が起きた。それを全部跳ね飛ばすモノが登場。

あ、あの初級魔法なら跳ね返すと言う鎧の兜にメロスが入って行く場面があったな。あれか。

ストレイウルフがやられてしまったスズキ、もっと強いグレイトウルフを放つ。こいつに噛まれると即死だ。あ、噛んだね。即死する方はグレイトウルフの方だよ。噛まれた傷はイーシャが治せる。これを見てコータローは逐電。

もう後が無いと思ったら奥の手があった。それはアネット。イーシャはアネットに攻撃出来ない。ナイフを防ぐのが精一杯。でもセンセーは進み出る。アネット君は君が思う程弱い女性ではないよ。

その女は一生俺の奴隷なのだと叫ぶスズキだが、それを決めるのは君ではない、彼女自身だと進む。アネット、必死で自分を止める。スズキに強制されるアネットだが、籠の中彼女を救い出すのはセンセーだ。自分で膝を刺してとどまるアネット。

自分のチート能力の筈だったモノが失われたスズキ。近くに落ちたアネットの短剣で、もしかして自分から物理攻撃?と思ったらスズキは自害しようとした。それを手で止めて「自殺は、いけない」とのたまうセンセー。どの口が。

君の小説を書いてる途中なんだから、勝手に幕を引かれては困る。そう言ってスズキの過去を聞き出した。

スズキ、現世日本でパシリ=ペットにされてたのか。こんな人生と思っていたスズキ、フラフラ歩いている時にお迎えの異世界送迎トラックにはねられて転生。

最初、イーシャから形通りにギフテッドを得られたものの、その力で相手を従える事が出来ると分かってどんどん落ちていく。元居た世界で何もうまく行かず、突然力が与えられて勇者扱いされてそれで見知らぬ世界を救うとでも思うか。そうだな、そうだと思う。

それを聞いたセンセー、これは素晴らしい小説が書けた。勇者失格、いや、異世界失格だ。タイトル回収したな。

これでセンセーの手帳が反応する。これが猛毒以外のセンセーの能力か。勇者スズキの物語は出来たがこれだけでは傑作とは言えないと破り捨てる。それに反応して転移陣が出現。異世界失格物語となったスズキはもうこの世界に居る必要が無いと言う事か。スズキは逆転位されて行く。これに驚くアネットとイーシャ。
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そのタイミングでセンセーのステータスを見たらスキル「執筆」が出ている。特定の相手が居る時のみ発動するスキルか。転移者と戦う為に現れたのか。欠陥のある転移者=勇者システムを正す者としてセンセーは転移して来たのか。そう言えばセンセーが転移したのは憤怒の魔王がやられてから、もう勇者が必要無くなってからだったな。

スズキが消えるとペットにされた束縛も消える。タマも元に戻る。

イーシャ、この街を救ってくれたお礼にセンセーに棺桶を新たに作るが、また車無しかよ。そしてセンセーのこの先の旅は過酷だろうが、アネット、おまえが支えてやってくれ。

Cパート、現世日本に戻ったスズキ、人生の仕切り直し。
でもトラックに惹かれた事になってたのはどう言う扱いになるんだろう。その直前に戻るのかな。

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真夜中ぱんチ・第4話

譜風が誰かと会っている。ほう、外で誰か友達居るの?うん?何だかスケバンみたいな格好で、え?カセットテープ?

と言う所まで見て、さては譜風がヴァンパイアで年を取らないのでこの場面は40年前とかの時代かと気づいた。
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さて本編。次の動画をどうするかと言う事で真咲がその為の情報収集としてヴァンパイア達の好きな事などアンケートを取って、そこから何が出来るのかを模索していた。でも苺子はりぶ様だし、りぶは当然真咲の血だし、十景も当然金だし、全然役に立たない。

問題は譜風で、今日はここに居ないでアルバイトに行ってるのだそうだ。ちゃんとアルバイトしてお金を稼いで晩杯荘にお金を入れている。外に行ってるからアンケートの紙を出してない。

そんな訳で真咲は譜風の部屋に入った。勝手に。そこで見つけたのは白紙のアンケート用紙だった。しょうがねえなあと部屋を見回した。すると真咲の知らない機械(ラジカセ)があった。これって何だ。知らないのにボタンを押してしまった。あー、上書き録音しちゃうぞ、と言うのはいくらなんでもあれは二つボタンを同時に押さないといけないのでそんな事はなく、そして多分現代のプレヤーにも共通する▶ボタンがあるから押してみたのだろう。そうして再生された音楽で真咲は驚いた。これだ、これが次の企画だ。

そこをりぶが覗いていて、企画が決まったと言う真咲とりぶは譜風のアルバイト先に行った。銭湯に。窓から勝手に入って温まっていた。

そして二人は譜風を指さして言う。次の企画の主役は譜風。歌ってみたを譜風がやる。しかし譜風は拒否。

なんで自分が歌うんだと言う譜風に、真咲が譜風が歌えるからだと言う。それって自分の部屋に入ったのかと責めるが、部屋に入った入らないの問題ではなく、そもそもりぶ情報として譜風が昔は屋上で歌っていたと言うのもある。だからあくまでも部屋で聞いたのはりぶの情報を貰えるきっかけ。

そんな事を言われても自分には歌う資格が無いと強く拒絶する譜風だった。

そして思い出す。綾との日々。明日から毎日ここで歌おうぜと言われて、そこまでは良かったが、プロの歌手を目指すと言う所が駄目だった。そう、譜風はヴァンパイアなのだからそんな事は出来ない。だからここで断るのかと思ったら、オーディションを受ける所まで同意してしまった。

しかし全員の行動を把握しているゆきが馬鹿な事をするものではないと掣肘した。当然だろう。年を取らない、昼間に出られない、そんな歌手がこの世に出られる訳が無い。

だから譜風だって綾に言わなきゃ言わなきゃとずっと思っていた。思っていたのにオーディションの応募用紙に書いちゃってる。

そして当日が来てしまった。野外音楽堂でのステージ披露。この日は曇っていたので肌を何とか隠すだけで済んでいた。でも綾も震える手を抑えて頑張ろうとしていた。だが、この時だった。曇っていた空が晴れて来たのだ。綾に手を引かれてステージに出ようとした瞬間、日が譜風の手を焼く。これで出られる訳が無い。譜風はその場から逃げてしまった。
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譜風に拒絶された真咲はそこで詰まってしまったが、りぶが突破口を見つけて来る。ゆきからの情報も使って、譜風の過去と、そして相手の綾の情報も調べ上げる。

写真もあげて情報を集めたら、来た来た、2年前にライブしてるのを見た。AYAさんだと思います。名前も一致。

でもさあ、あのスケバン風でカセットテープで歌入れてた時代の人だと凄い前、ひょっとしたら私と同じ様な世代で、2年前は既に老人だぞ。それであの高校時代みたいな写真で分かるのか?

そして譜風の周囲を探ってるのはバレバレで譜風に詰め寄られて真咲はとうとう譜風に話した。譜風が歌えないのはその綾って人のせいなのかと。でも譜風から見たら綾には責任が無い。歌わないのは全部自分のせいだと。そう突っぱねる譜風に真咲はここまで調べたメモを渡す。要らないのなら捨てろ。

譜風、書き置きを残して出かける。ニューヨークかよ!来ちゃった。でも来た途端にスマホが繋がらない。そりゃローミングしなくちゃね。でも日本語を話す人が居てそれをツテに行ってみる。

その店にあったのはあの綾のギターケースだった。綾がここに居たのは間違いないんだ。
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どうやらマスターに必死に話して、そしてマスターに理解して貰えたらしい。ギターケースだけ貰えた。やはり綾は亡くなっていた。

もっと早く動いていたら、或いはちゃんと綾と向き合っていたら生きてるうちに会えたかも。でもギターケースにはDVD-Rが入っていた。そこには綾が写ってる。あれ?結構若いぞ。これからアメリカで有名になるんだと言う頃なので30年位前?よく残しておいたな。

どうして歌手を目指したのかと聞かれた綾は昔唯一仲良くしていたダチが居て、一緒に歌をやっていたが、その子はある日突然会えなくなった。理由も言わずにオーディション当日に逃げたんだ。結局あの子の事はそんなによく知らなかった。でも譜風と一緒に歌っていた日々は楽しかった。

勝手に逃げてごめんなさい。
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もう取り返せない日々。

でもこれで譜風は歌う気持ちになった。綾が今も歌ってると嬉しいなと言ってくれたから。

お、第4話にしてイイ話を入れて来たね。

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VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた・第4話

淡雪が何かをお迎えしようとしている。誰か来るのかなと思ったらそうじゃなくて、配達品だった。

何だそれ。LongFitとある。多分商品名は変えてるとは思うが。

今日の配信は淡雪の方。そんなにフィットネス器具欲しかったのか。収益化のおかげで淡雪は買うことが出来た。で、あんな棒で何が出来るのか。
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今回シオンと光が一緒にやってくれる。なので三画面で見て欲しいと言うのだ。なるほど、同時にそうやるのか。

さて、セッティング。同世代と比べてあなたはどれだけ運動していますか?
淡雪が見えを張ってそこそこにしたけど、あくまでも同世代と比較してなのだからどう考えても全然してないだろう。

あとで困ると言われて全然にした。

どれ位を求めてるかと今度は聞かれたが、これは後から変更出来るのでそこそこ。
次は体重を教えて下さい。いきなり来たな。自分だけでやるならまだしも配信中に体重を入れるとかなんて無謀な。淡雪は50kgにした。嘘だろツッコミが入るものの、20歳程度の女子なら50kgもあながち嘘ではないのでは。大学時代に同学年で50kg超えてる子って165cmとかの女子としては高身長の子だったので。

次、本体をあなたの体力に合わせましょう。全力で曲げて下さい。
50。
これ、クソ雑魚って突っ込まれてるけどそうなの?それを見て淡雪が見てろよと思い切りやって63。
この辺はレベルが分からない。

さて、三人がフィットネス開始。そうか視聴者はこの頑張る声を聞いて楽しむのか。

当然淡雪は翌日は筋肉痛で身動きが出来ない。あまりの痛さに「苦痛に耐えられなくなったら飲むが良い」登場。いや、ガチゼロ飲んで痛みが忘れられるのか。
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と言う事で今日はもう飲んじゃったのでシュワちゃんの配信になった。今日はゆるく他の配信者の配信を見て感想を流す。

光、絵を描くセンスあるじゃん。
ド素人には描けない。しかも空気椅子では。

聖を見に行けと言う声に押されて行ってみたが、エロゲ紹介ですぐ切った。
もう一度行ったら今度はSchool Days。
「誠タヒね!」って、つい先日「恋は双子で割り切れない」でもやったばかりだぞ。

晴はヴァイスシュヴァルツの配信。あ、あかん、TCGは何にも分からん。
でもハイスクールDxDのリアスさんは知ってるぞ。て言うか、晴さん、それあんたじゃん((中の人繋がり)。
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鈴木マネージャーから電話。歌コラボの収録が金曜日にあるからライブオンに来てくれたらスタジオ迄送ってあげると言う。

と言う事で行ってみたら「社員」が車で迎えに来てくれた。モブキャラの形でわざわざ描かれるのに引っかかったし、声をあからさまに変えてるのにも引っかかった。ただ、そのまま聞いていたら顔が子供っぽいから車に免許を貼るとか初心者マークをいっぱいに貼るとか言い出した。あれ?初心者マークって初心者じゃない人が貼ったら駄目なのでは?と思って調べたら問題無いそうだ。そう言えば私はそろそろ枯葉いやもみじマークが要るのでは?と見てみたら、未だ大丈夫だったし義務化されてないし。

スタジオに到着したら新キャラ登場。ネコマって言われていた。

ましろと光は先に終わっていた。ライブオン、頑張って曲も用意してVTuberに歌わせる。淡雪、いつの間に練習してあったのだろう。無事淡雪の収録も終わったが、もう一人収録する、それはシュワちゃんと言われてしまった。どう声を変えて歌うんだ。それはもう完全にプロの芸当。

大丈夫と言ってくれたあの社員、実は晴だった。
それに気づいたシュワちゃん、妙な論理展開で「実質xx」とか言い出した。

 

無事収録してお披露目して、そして淡雪から超重大発表。
近日四期生お披露目。
新しい子が入るんだ。
で、チラと見えた画面が淡雪のポスターに埋もれてる子で、ヤバいな。

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負けヒロインが多すぎる!・第3話

三話にして第三負けヒロインに小鞠知花。もうずっととっくに負けヒロインだよねーとは思っていたのでサブタイの「戦う前から負けている」はごもっとも。

冒頭から校内水道水談義、しかもカルキ臭がある方が便所飯には都合が良いとか、斜め上の知識を小鞠に披露されてしまう。

副部長の古都から大事なお知らせ。「文豪になろう」と言うなろう系サイトへ文芸部は小説を投稿する。何故なら生徒会にツッコミが入った。文芸部の活動内容に執筆があるのに何も出していない。そりゃ部誌を出したら紙代や印刷代がかかる。頒布経路もない。そこへ行くとなろう系サイトへの投稿ならタダだ。しかし投稿するとなると相応の時間を取って執筆しなければならない。だから合宿をします!今週末たまたま青年の家の空きが取れたので。

今週末は明後日。引きこもりたい和彦だったが、小鞠は「缶詰」と聞いてそれに憧れた。作家たるもの缶詰にされるのは一つのステータス。
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古都の書く予定のプロットは三島が割腹自殺してそれを太宰が入水で追う。いや、それ時代が逆では。未だ異世界に行く前なので時間の流れは乱れていない筈。

そんな話をしていたらロッカーから謎の女生徒出現。古都から「しき」って呼ばれていたな。登場人物リストを見ると志喜屋夢子と思われる。今回は不気味な登場をして和彦に迫って終わり。

文芸部が合宿すると聞いて杏菜が水着どうしようとか言い出した。え?行くつもり?ただ、これには一応理由があって、幼馴染だった草介とは別れた事で最近さっぱり一緒ではないと親が気にしてしまい、両家で終末にバーベキューパーティーをすると言い出した。しかもちょっとの時間逃げるだけでは済まないパーティー。だから終末まるまる逃げなくてはならない。なので急遽文芸部に入部して合宿へ。

その後の家への帰路。あ、豊鉄って元東急の7200系使ってるんだ。懐かしいな。ともあれそれで和彦は合宿のネタ探しに本屋へ。小鞠も居た。小鞠、杏菜が文芸部に入ると言う情報を既に掴んでいた。早いな。杏菜も檸檬もかわいい。これ以上文芸部にかわいい子が入られると自分の立場が無いみたいな事を言うが、ここで和彦がさらっと何言ってるんだ小鞠も顔が整ってるだろと言ってのける。
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場面変わって和彦は豊鉄の路面電車で家へ。こっちは元都営の7000形か。これも懐かしい。

お米屋さんの前で佳樹と遭遇。その時に今週末泊まりで合宿に行くと言ったら佳樹はとうとうお兄様に初めてのお友達が出来たと言う事で赤飯を炊く事にした。でも友達居ないが商店街にも知れ渡っていたとは。

さて、海に来ました。合宿だけど、まずは海。部長から大手柄だと言われる和彦。これで和彦は自覚した。高校生活で女生徒と一緒に水着で海に行けた歴史が刻めた。確かに杏菜と檸檬は破壊力があった。小鞠からは視線がやらしいと言われたが。小鞠はパラソルの下で一人留守番。

ひと泳ぎして休憩中に杏菜が焼きそばを食べながら焼きそばを買おうかとか言い出した。こいつ相変わらず食いしん坊だが、今食べてるのがハズレで一番端の店が当たりだと思うと言うのだ。それを聞いて檸檬が買いに行く。和彦もついて行けと。二人になったので、檸檬の事情を知ってる和彦が今日はそれを忘れて楽しもうとフォロー。

檸檬がイベントで何かやってるのを発見して女子だけで行ってみた。その間、部長とふたりきりになった和彦だが、そこで部長がなろう系サイトに既に投稿していて和彦も愛読してる作家だと知る。部長、ちゃんと文芸部してたんだな。

そんな事してたら、檸檬がビーチフラッグ大会に参加して優勝賞品の花火を獲得。これで夜は花火大会と決まった。

夜は夜でバーベキュー。みんなロクに焼かずに食べるので和彦は食べられない。うん、肉は良く焼かなくちゃね。古都がおなかすいてるならこれ食べろと近くのブースの中学生ぽい子からおすそ分けして貰ったと言うのだが、赤飯おにぎりって佳樹の陰がチラつく。

みんなはもう花火に移行していたが、小鞠が危うい行動を。火を点けて、でもちゃんと点火されてないみたいだと覗き込んだ。それは危険だ。和彦も気がついたが、それよりも部長の行動の方が早かった。小鞠の顔に傷がついたら大変だったと。

あ、これは来ちゃう。小鞠の告白が来ちゃう。
そして本当に告白来ちゃった。
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異世界スーサイド・スクワッド・第4話

帝国に奪われ先発のSSの一人のラットに獣人を操られて攻めあぐねていた堅固な城壁を、クレイフェイスの泥を操る力で陥落させたハーレイ達のSS。王国がお望みの砦の陥落を果たしてやったから自由にさせてくれると思ったら、またこのざまだ。砦そのものを溶かしてしまったのがお気に召さないらしい。残り12時間。

フィオネ姫がやって来たが、彼女には何も出来ない。でもフィオネ、前もハーレイを見てたが、何があるのだろうか。フィオネ、女王とは国家統治の方針が違っている。でもそれに逆らえない。そして子供の頃、大切な友人を亡くす。
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改めて女王陛下に召し出される。軍議が始まる。帝国軍の莫大な兵が迫っている。こう言う時ばかり呼び出される。女王は一番話が出来そうなリックに予想される状況を説明しろと問う。なぜこれ程までの数の獣人の統率が出来るのか。

リックの予想では、いや、既に砦で見たとおりにラットがこれを操っている。実は王国と帝国の戦いは何十年も小競り合いの様にして続いていた。しかし半年前にその状況が変わった。王国のエルフや獣人が帝国に寝返ったのだ。半年前は多分リックが先発のSSを連れて来た時だろう。その時に奴らがしでかした。

とりあえずはネズミ野郎をどうやって止めるか。ネズミ狩りと知ってハーレイが浮かれる。昔プリンちゃんにネズミ狩りのコツを聞いた。それがアバンで出たあの場面。ではそれはどうやるか。軍勢の足を止めてラットを前面に出させなければならない。足止めはこのSS5人だけでは不足する。軍勢を貸してくれないか。しかしお前らに貸す軍勢などないと一蹴された。

フィオネが彼らを信じても良いのではと言うが左右の大臣がそんな事を言って姫様には責任が取れるのかと言われると引き下がる。それに舌打ちするハーレイ。

でもハーレイによれば元気な連中が一杯いるではないか。そう、あの牢獄で仲良くなったオーガ達だ。オーガのボスの「のっぽちゃん」もハーレイは認めてしかもその手下などは姉さん呼ばわりでハーレイの言う事なら聞きそう。
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一方、リックとセシルが軍人同士の心通じるものがあるみたいだ。

クレイフェイスが泥で防壁をいくつか作って、オーガがそこを守った。ハーレイのおかげでオーク達はやる気を出していた。

だがラットから見たらその程度ではものの数ではない。ラットの率いる獣人軍団は圧倒的だった。王国兵がその数を見て怯む程に。しかしセシルは一応有能な軍団長。この怯んだ兵士たちをちゃんと鼓舞する。

どんな雄叫びを上げようとこの圧倒的な数には敵うまい。行くぞケダモノ共!と杖を振り上げたその瞬間にそれは起きた。狙撃の名手デッドショットが杖の先端の宝石を撃ち抜く。
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これでラットの獣人操縦の能力は失われた。元々ネズミの気持ちが読める程度だったラットがここまで力を振るえたのはあの杖のおかげだった。それが消えたのでラットの周辺の獣人達は目が覚める。

これがプリンちゃんが教えてくれた戦術。やって来たネズミ達は共食いさせる。自由になった獣人は元々王国の住民だったらしいのでラットを倒したら投降して来た。今度は下手をうたないで約束を果たしたから自由だよなとSSは先を急ぐ。

王城では臣下達がどうやったのか分からないが戦わずに大勝利だと喜び、フィオネも母女王にやりましたと顔を向けたが、あれ?女王様、その目をむいた表情はなんですか?

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ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで・第4話

前回、聖なる番人と言う名前だけ立派な四人組に追われていた女性、多分手配書からハイエルフ国の姫にして聖国の姫騎士から禁呪の呪文書を読めるのは多分金棲魔群帯に居る禁忌の魔女だろうと言う情報を貰ってそこへ向かう灯河。

まず辿り着いたのは地方都市ミルズ。灯河は多分わざとボケてミルザと言ってみせる。無害そうな遺跡を探す連中だろうとあっさり通してくれた。面倒くさそうに対応した宿屋の主人も金をちらつかせたらあっさり掌を返して良い部屋を用意してくれる。ここではハティ・スコルと名乗った。
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一通り街を見て回って食事へ。酒を飲んで声が大きくなった連中が会話から情報が取れる。どこの騎士団が強いかとか言っていたが、大陸最強は誰もが認める、ネーア聖国を滅ぼしたパクオス帝国の黒竜騎士団だろうと言う。こうして酒の場では騎士団の話を収集。

部屋に戻ってピギ丸に余りのご飯を与え、今後の方針を検討する。金棲魔群帯に居る禁忌の魔女に会うのは当面の最終目標。その過程でピギ丸の力を上げる道具を用意しておこう。ここで思い出したのはやはり酒の席での会話で、領主が呼びかけた遺跡攻略の話だった。新階層が発見された。スケルトンキングの骨粉で強化剤が出来ると本にある。ならばその遺跡攻略に参加してスケルトンキングを探そうではないか。

そして領主ハークレー侯爵の呼びかけの場へ。遺跡のどこかに眠っている筈の龍眼の盃を持ち帰った者には金貨300枚を与える。その他遺跡の宝はなるべく高く買おう。魔物の素材は好きにして良い。ここだ。スケルトンキングの骨粉はこれで好きにして良いと言う事になる。

と言う事で、登録作業で並ぶ。この時に事件が起きた。いかにも嫌らしい感じの男がフードを被った女に絡む。あなたの声、その胸、もしや名のある姫騎士ではないか。そう手配書にあるネーア聖国のセラス・アシュレインではないのか。散々声を張り上げてさあ正体を見せてみろとフードを取ったが、エルフに特徴ある耳をしておらず、顔つきもどうも違う。とんだ恥さらしだった。だが、その男モンク・ドロゲッティ、よくも恥をかかせてくれたなと逆恨み。
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灯河は遺跡攻略の前に道具を用意しようと街に向かったら、あの時のミスト・バルーカスに出会う。ここで灯河はミストに助言をして欲しいと依頼した。武器を調達する時にふっかけられない様な助言を。その助言料は勿論払う。実はミストは路銀が必要だったので交渉成立。

ミストのおかげで武器が安く調達出来た。銀貨三枚以上安く済んだ。なので灯河はミストに銀貨三枚を助言料として渡す。だが、この時に倒れかかるミスト。どうも睡眠不足らしい。安眠出来ない日々が続いていた。

ミルズ遺跡に潜って魔物を簡単に始末。ナイフも簡単に通る。廃棄遺跡の魔物と違って簡単にナイフが刺さる。

ところが中であの恥ずかしい男モンクがならず者にあの女を辱めて殺せと依頼していた。ひでーな、本当に。そこへ灯河出現。一旦は許してくれ助けてくれと言うが、調子に乗った三人が明らかな殺意を向けて来たのでパラライズとポイズン。ポイズンの方は弱く調整したみたいなので、その場では死なず、動けなくなった所を魔物が襲って殺した事にした。

その先に進んで次々と魔物を殺して三時間程睡眠休憩。ところがその先で剣技団と言うのと出会う。遺跡で何か起きている。魔物が大量に死んでいる。自分達は他の傭兵にこの事の注意喚起をしてるのだと。それ殺したの灯河だよね。

こうして17階層迄来て大きな扉を開いたらそこには龍眼の盃。すぐそばには今にも動き出しそうな魔物の石像。いや、これ絶対動くよね。だから灯河は先にパラライズしてポイズンをかけてあっさり倒した。

あとからミストが入って来た。魔物に手こずって遅くなったら先を越されたと言うのだ。このミストに龍眼の盃をくれてやった。灯河の目的は別にあるから。金を貰っても仕方ない。ただ、ミストは何か対価をと言うので、灯河の護衛につく事にした。
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流石元姫騎士だけあって、強い。魔物を剣で倒すのは合理的だ。このミストに金眼の魔物の話などを聞けた。一方でミストが魔物の気配がずっとすると言うので、ピギ丸は教えてやった。

ミストに横になって休めと言って、ピギ丸に気を取らせたところで安眠させたら魔術が解けてエルフの姿が出現。やはり彼女はセラス・アシュレイン。そして世界最強の騎士団の団長シビト・ガートランドがそのセラスを追っていた。聖なる番人をセラスが簡単に殺したと思い込んで。

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【推しの子】(第2期)・第15話

吉祥寺が頑なだったアビ子の考えをほぐしてくれて、だからアクアがくれた舞台のチケットを受け取って実際に見に行く気になった。

アクアがそうだった様に実際の舞台を見たら今迄自分が思っていた舞台に対する考え方をすっかり変えてしまう出来栄え。ちょうどそこから帰ろうとしてるアビ子をスタッフが発見して雷田に連絡したからすぐにお通しして!と招く。何の準備もしていないので弁当とお茶だけなんだけど。

この舞台、どうでした?と聞く雷田にアビ子は素直に思っていたのと全然違う、脚本を書く上で参考になったと言う。

これを聞いた雷田さん、ごまスリスリでそれは良かった原作者書き下ろしの脚本だったらみんな喜んでくれる....と言いかけてアクアの言葉を思い出す。この状態を何とか出来るのは雷田だけだと言うあの言葉を。

だから踏み出す。著作者人格権と同一性保持権があるから原作者が了解しないとにっちもさっちも行かない。だから原作者アビ子が脚本を書いたらそれをそのまま使うしかない。それで良いと言うアビ子だが、雷田は踏み込んだ。例えば天才小説家が居たとしてその人が初めて書いた漫画のネームが100点になるか?当然アビ子はそんな筈は無いと言う。だったら天才漫画家が初めて書いた舞台脚本が100点になると思うか?
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アビ子が著作者人格権を振りかざして書いた脚本を出したらそこそこ「グダグダ」な舞台になるだろう。はっきり言ったな。

プロデューサー雷田は舞台に関わる人間全部を背負ってる。xxxのxxxをxxxする覚悟でやってる。今回の見た舞台、あれはGOAの脚本。そこでアビ子は思い出した。吉祥寺が言った言葉を。

理解したアビ子、GOAにお任せしたい。但し条件がある。それはオンラインでアビ子とGOAと雷田と編集が会議をして、資料は脚本をその場に出す。そこで話をしながら書き直して行く。

と言う事で始まったオンラインミーティング。鬼が出るか蛇が出るか。これが思った以上にトントン拍子で進む。アビ子もGOAもお互いの考えを認めて脚本がどんどん改訂されて行く。うまく行きすぎて次の画面で致命的対立か?と思ったけどそうはならずに大改訂された脚本が完成。アビ子もGOAも大満足。はー、いい仕事したぜー。
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でもこれは雷田が心配していた状況の一つ。脚本が尖ったけど、その部分は全部役者さんが頑張ってと現場お任せになった。

やってくれたわねとかな。
みんな、これならと思ってるが、呆然とするのがメルト。つい最近迄大根役者だった彼には役者が演技で表現しろはかなり辛い。出来るのかこれ。

ともかく稽古が始まった。そしてアクアが金田一の指摘を受ける。もっと本気を出せ。ここの感情はどうなんだ。それを演じるんだ。感情を見せなければ舞台では届かない。ここは感情演技の場面だ。

かなが座り込んでいるアクアに指摘する。アクアは既にあるモノを出してる。感情演技を出来るか。しなくてはならない。だから、かなは今迄で思った感情を出すのだと言う。でもここで地雷を踏んでしまった。悲しい場面として、お母さんが死んじゃったらどう思う。これはアクア最大のトラウマなのに。
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そしてPTSD発症。
嬉しかった時の感情を思い出そうとした時、心の中でそんな事をして良いのかと。

休みに行ったアクアに「彼女」のあかねが付き添えと言われる。便利な設定だなと思うかな。あかねは家族に連絡をと思うが、アクアは妹には知らせたくないと拒絶。その結果、連れて行かれたのは五反田の所。

五反田はあかねを彼女だと思い込んだのでアクアの事情を少し話してしまった。これであかねが状況分析からアクアとアイの関係に近づいた。

だからあかねは何があってもアクアの味方で辛いことがあっても一緒に抱えてあげるよと。

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異世界失格・第3話

移動は相変わらずセンセーを棺桶に入れて引きずってるのか。せめて荷車とか調達出来なかったのか、前回のロート王国で。

タマは自分の故郷迄のお付き合いのつもりだったが、アネットの考えではセンセーが探しているさっちゃんを求めて他の聖堂を巡るつもりなのだ。さっちゃんも転移者の筈だから、どこかの聖堂に出現したろう。

それって運が悪いと大陸を一周する事になるがアネットはセンセーの為なら厭わない。でもそのさっちゃんがセンセーの恋人だったらどうなのと言われると動揺するものの、ただ、自分の人生を救ってくれた人だからセンセーの為ならやり遂げるつもり。

先ずはツヴァイテン聖堂を目指す。そこにはアネットの友人のイーシャが神官をやっているのだ。でもアネットがエアステン聖堂を勝手にやめたら先々の聖堂でまずいのではとタマに言われたが、アネット曰く、使い魔にちゃんと辞表を預けて出したと言うのだ。

その使い魔、今センセーの頭を齧ってる。さらには辞表を出さないままでやって来た。何もかも駄目じゃん。そんな使い魔にセンセーはメロスと名付ける。これでメロスがセンセーに懐いちゃったよ。
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ところがここにとんでもない奴が現れた。ワイバーンかなと思ったらそうじゃない。ドラゴンだ。地上最強の生き物が出て来た。

それを止めるフードを被った者ありけり。ドラゴンを飼い馴らしてる。だがアネットがセンセーを転移者だと紹介したら顔つきが変わった。フードを剥いで、転移者はみんな殺すと言い出した。その攻撃をアネットが何とか防ぐが、フード者の攻撃は強力だった。

フード者は睨んだだけで威圧の力を見せる。アネットとタマはそれに気圧されて立てない。フード者の胸に浮かんだのは憤怒の魔王の印。アネットとタマが動けないのにセンセーは動ける。そして君の目的は転移者なのだろう、好きにすると良いと近づいた。

ならば死ねとその者はセンセーの胸を貫いた。彼女は立ち去りながら自分の名はウォーデリアと名乗った。

ところがあれでもセンセーは未だ死んでいないのだ。立ち上がってウォーデリアに近づく。この辺は転移者として少しは丈夫にされたのだろうか。例によって文筆活動によって人生を達観したセンセー、君の強烈な憎悪の感情分かるよと言うのだ。この謎の圧力にウォーデリアはドラゴンに乗って逃げ去った。
参考資料

センセーをはじめとした倒れた三人をメロスがツヴァイテン聖堂に持って行き、イーシャを呼び出す。メチャクチャ約だったな、メロス。イーシャはアネットを見て驚いて急いで総力をあげて三人を助けた。

これでセンセーの命は助かった。助かった上に元気になりすぎて街で毒瓶を手にして飲んでみたりする。

イーシャ、アネットにこの状況の事情を聞いた。取り敢えずツヴァイテン聖堂にさっちゃんは現出していない。じゃあ他の聖堂?ふと思ったけど聖堂間で通信魔法とかは無いのか。それがあったら簡単にさっちゃんがどこに出現したから分かるのに。

それよりもイーシャはアネットがエアステンの聖堂を勝手に抜けて転移者と一緒に何をやってるのかと問い質す。イーシャはアネットの事をよく知っているので、無断退職したと聞いた時も、純粋すぎるアネットに転移者の面倒は見きれないと思っていたので、聖堂の神官をやめたのはそれはそれで良かったと思っていた。なのに、何故転移者なんかと一緒なのか。

ここでイーシャが語るが、アネットの「さしすせそ」の話の時以上に転移者がどうしようもない連中ばかりで社会のお荷物になってるらしい。さっそくコータローと言うのが出現。これは駄目だ。

イーシャ、センセーがギフトを持っていないと聞いて驚く。でも憤怒の魔王を退けたんだよと聞くとまた驚く。一週間前に憤怒の魔王は転移者に倒された。倒した転移者、蝶ネクタイにベストと言う男。そしてあのウォーデリアの父が憤怒の魔王だったのだ。だからウォーデリアは転移者は皆殺しと言ったのか。
参考資料

これでザウアーベルグに平和が訪れた。あれ?そうなるともう転移者の役割は無し?

そんな会話をしている時、センセーは原稿を破って死のうとか言い出した。ウォーデリアを見てこの世界に来てからの事を書こうかと思ったが、筆が進まない。

そこで息抜きに街へ出ましょうと言うアネット。そこでアネットは重戦士の鎧をセンセーに装備させる。それセンセー、動けないじゃん。

そして動けないセンセーを放置してアネット達は買い出しへ。そこにイーシャが通りがかった。ちょうどよい、おまえに言いたい事がある。アネットにはもう関わるな。おまえと関わったらアネットが不幸になる。そのイーシャにアネットがどうするかは本人が決める事だと言う。

転移者を全く信用していないと言うイーシャだが、そこにオオカミの遠吠えが聞こえた。転移者スズキがコータローを従えて街の中心にやって来たのだ。そして街の人間に宣言する。憤怒の魔王は我ら転移者によって滅ぼされた。これからは転移者がこの世界を支配する。この街ヴェールはスズキが支配する。

ここでコータローが気がついた。そこに居る女は自分に危害を加えた奴。スズキが睨む。転移者に暴力を?

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真夜中ぱんチ・第3話

新キャラ登場。パチンコをやった事がないからあの画面が良い状態なのか駄目なのか分からない。でも玉が無くなっていたので多分駄目だったのだろう。その時に動画配信してる男にぶつかって、あ、こいつが新たに配信に参加か。金になりそうと言う事で。

ゆきによってヴァンパイアの力を見せた動画はまかりならんと言われたので、普通の動画の作成を開始。チャンネル名もちゅーちゅーがーるずから真夜中ぱんチに変更した。

で、何をやるのかと思ったら三人羽織。私はこれ系のバカやってみた動画は何も面白味を感じないが、普通に受けてなかった。再生数全然伸びてない。真咲の企画力が詰まっている。登録者数217人。
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苺子がレバニラ炒めを作って来たけど、ヴァンパイアはレバニラ炒めは良いのか。と言うか、食べなくても構わないらしいが、みんなでご飯を食べるのが大事らしい。ただ、りぶの食いっぷりを見ると、この線は行けそうな気がする。

そこにちゃっかり一人、冒頭のパチンコ女が混じっている。名前は十景(とかげ)だそうだ。こいつもヴァンパイア。20年ぶりと言うのでりぶが寝始めた頃から足が遠のいていたらしい。そしてりぶよりも200歳年下。この後で十景が真咲に200歳年下めとか言っていたので論理的にりぶは400歳程度?

その十景から真咲の企画はしょっぱいとダメ出し。確かにチラっと見えたタイトルは全然面白そうじゃない。

そう言って十景は企カク書を出した。
1あつまれ!パチンコの森
2人生の格言
3食べようよエビバディ
いや、これもつまらなそう。
当然真咲もつまらないと破り捨てたが、十景からだったら見せてみろ面白い企画をと言われた。が、思いつかない。

で、ネタ探しに屋敷内を探すが、そんなものが屋敷内にあるのか?あったみたい、開かずの間。ピキーンと来た真咲がちょっと開けてみたら中に十景が居て臭う。これはネタの匂い。十景もりぶも止めるが真咲が血を餌にりぶに開けさせた。

ただの汚部屋だった。
でもこの家が出来た頃からこの状態と聞いて、真咲は行けると踏んだ。

レディの限界汚部屋、世紀をまたいだゴミの値段は?と言うタイトルで掃除系の動画にする事にした。どうも掃除系は一定数の需要があるらしい。まああの酷い状態がここまでキレイに!と言うのは分からないでもないが、ただの時間つぶしだな。それよりも前世紀のとんでもない遺物が発掘される方に意味があるのでは。お宝とか言ってたけど。
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お宝と聞いて金だけに興味のある十景がノリ気になった。

80年位前のパチンコ台が出て来たけどあっと言う間に崩壊した。何時間もかけてもパッとしない。これはお宝は駄目だな。と宣言したら十景が怒り狂った。金だ、金が欲しいんだ。これで十景とりぶのヴァンパイア同士の戦い。思わず真咲がカメラまわしていたが、これはヤバかった。ゆきに見られた。

カメラごと壊されたいかと言われて已む無くSDカードを渡すと握りつぶされた。部屋のカメラからもSDカードをよこせと言うが、真咲が抵抗する。これはみんなの頑張りのデータだ。

りぶと十景が頼んでもSDカードを破壊。

ゆきから条件が出された。大量のニンニクを全部食べきったらマザーには黙っておいてやる。うーん、公開してないんだからそんなに目くじらを立てなくても。

ともかく、これを撮ろう。あの十景の提案の食べようよエビバディになった。譜風が脱落し苺子が脱落。りぶも脱落。十景だけが残った。真咲が面白くないと言うが、十景はやり遂げた。これにはゆきも認める。で、これが結構再生数稼ぐのだ(1.2万回)。動画見る人達の気持ちが分からん。
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これで真咲は本格的に晩杯荘に引っ越して来て動画作成に本腰を入れる。十景は先日の動画の稼ぎをくれと言うが、この程度では収益がない。

うん、分かってる、先日のぶいでんで動画の収益化と言うのはハードルがあると言うのを知ったから。ぽっと出の動画では収益が出ていない。

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VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた・第3話

VTuberの世界は知らない世界で知らない単語が飛び交うなあ。

淡雪のマイクが壊れたらしい。あれ?初配信から何年も経ってない筈なのでマイクの寿命が短いのでは。

そんな訳で先程の配信ではちゃんと声が伝わらなかった模様。これを見ていた柳瀬ちゃみ(同期)から電話が入る。マイクおかしくなってない?うん、マイク壊れた。と言う事で、ちゃみから提案。

ちゃみからは使ってないマイクが沢山あるのでどれが良いかうちに来て選んでと言われて、淡雪はちゃみの家に行く。あれ?ちゃみって何だか雰囲気が変では。何故玄関でずっと待ってた。

中に通されて、すぐにちゃみがトイレに。見た目は落ち着いてるお姉さん風なんだが。そしてトイレから戻ったちゃみが箱一杯のマイクを見せる。表に見えてるだけでも10個あるぞ。何故そんなに。

淡雪が「収益化が通った」のでお祝いに「衛星まわる?」マイクも持って行けと言う。収益化って何?VTuberって最初からお金貰ってやってるのと違うの?検索したら「収益化するには「YouTubeチャンネル登録者数が1,000人以上で、直近の12か月間で再生時間が4,000時間に達すること」が必須の条件になります」とあった。そのラインに淡雪は届いてなかったんだ。

で、またちゃみがトイレに行く。
何やっとんねん。

と言う事で淡雪はズバリと聞いた。じー。
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クールタイムだそうだ。実はちゃみはコミュ障で他人との会話をするとクールダウンタイムがほしいのだそうだ。

ちゃみがお昼を用意してくれました。でもその隣に当たり前の様にガチゼロ。ちゃみは飲まないけど、鈴木マネージャーからそうメッセージが来たそうだ。と言うか、昼間っから酒とかどうなのよ。

そして淡雪がガチゼロを飲むといつものシュワちゃんになるのだ。この状態でコラボ配信。

今回のコラボ配信、ちゃみが会話に困る場面を選んでその対応策を淡雪が考えると言う内容。

卓上にベルもタブレットも無い店で店員に注文したい時にどうやって声をかけるか。あ、あるある。最低限店員がこっち向いてないと駄目。こっち向いてない店員に大声で呼ばわるとか出来ない。

これに対して淡雪の回答は机に突っ伏して、店員が慌ててやって来たら注文すると言うのだ。それはそれで難易度が高い。
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それはさておき、コミュ力を高めるのは難しい。淡雪は超ブラック企業で鍛えられてやっと人並みになったのだそうだ。それでちゃみは、淡雪をきっかけにして高めたいと言う。

配信が終わったらもう22:14。ああ、お昼は食べてたけど、やはり配信は夜にやってたんだ。ちゃみが車で送ろうかと言うと、淡雪がポロっと泊まっていこうかなと言うのでそれに反応したちゃみがテンションだだ上がり。

コミュ障にとってお泊り会が長年の夢だった。学生時代から布団パジャマ歯ブラシを準備していた。そして最後は耳かきまで。

マイクも新しくなって今回の配信。淡雪で開始した。今回は収益化記念配信でましろが描いてくれた新しいアバターのお披露目、そして凸待ちだそうだ。何だその凸待ちって。

画面には155が沢山流れるが、155円に意味あるの?スパチャ?「YouTubeには「スーパーチャット」という配信されている動画コンテンツに対しての投げ銭システムがあります。」ああ、成程。で、金額で色が変わるそうだ。

今回、コメント欄で見かけたガチゼロと言う飲み物をこの淡雪もやってみむとて用意しました。初めての乾杯。どの口で初めてとか。

これに応えて視聴者から「赤スパ」。ああ、成程、さっき金額で色が違うと言うのを見た。

2本目のロング缶飲みながら新衣装のお披露目。お酒は20歳になってから新衣装。

目標にしてる配信者さんは居ますか?それはやはり一期の朝霧晴先輩。淡雪の特別な人なのか。
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そこに祭屋光(同期)から凸来た。凸って声で割り込んで来る事か。配信者同士で。収益化してお金が入るから今度一緒にゲームやろう。と言われたら光がピーだらけの何かを言った。なんだそのデバイス。淡雪(既にシュワちゃん)はゆずソフトのゲームをやりたいと言う。名前だけは知ってるぞ。アダルトゲームの会社ではなかったか。

このあと、聖とましろもシオンもちゃみも凸して来る。VTuberの受信者ってこう言う内輪ウケが受けるのか。そして次に晴。あの淡雪に特別な晴だったけど、ここで淡雪はははーんこれはネコマがモノマネしてると思う。なので安易に結婚して欲しい一緒に歌うたって欲しい、コオロギ食べて欲しい。どんどん深みにハマってく。

でも後からネコマが凸。さっきのは晴が側にして本人が言ってたんだぞ。

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負けヒロインが多すぎる!・第2話

Fateのおかげで「約束された勝利の剣」が有名だけど、流石負けヒロイン達には「約束された敗北」が訪れるのか。

さて今回は第二負けヒロイン焼塩檸檬。既に第1話でその片鱗が見えていたが、綾野光希を好きなものの、既に光希の側には朝雲千早と言うお似合いの子が居た。これ、もう誰が見ても決まってる筈なんだが。

体育の授業の片付けをしていた和彦だが、その体育倉庫に檸檬がやって来た。体育倉庫に二人っきりは多くの場合はアレを期待するシチュエーションではあるが、和彦は冷静に檸檬との間にはそんなイベントが起きる前提が無いと、この時点では達観していた。

やはり檸檬が言ってきたのは光希の件で、ああ、それなら文芸部に今度二人で来たら良いと案を出す。そこまでは良かった。しかし、鍵がかけられた音もせず、そもそも中に誰か居るのか確認もせずに鍵をかけるのがまずい筈だが、とにかく鍵をかけられてしまった。この日は今年初の猛暑日。たちまち体育倉庫の中の気温は上昇し、いや、えっちぃ雰囲気以前に命に関わる状況に陥る。
参考資料

そんな訳で檸檬が早々と思考能力を失って、相手が和彦だとも認識出来ずに服を脱ごうとしだした。和彦はここが体育倉庫だからとひょっとしたらと探した冷感スプレーを発見して檸檬に噴射。でも確か冷感スプレーって「感」とある様に感覚を麻痺させるだけであって、体温を下げる道具ではない筈なので命の危険は全然去っていない。

そうこうするうちにどんどん脱ぎだす檸檬。そして倒れかかったところで外から「誰か居るのか」と呼ばわる声ありけり。ガラっと開けたらそんな状況なので済んだら教えろって言うけど、よく見たら教師の甘夏古奈美で、済んだらとか言って煽ったら駄目だろ。

甘夏先生によって体育倉庫から救われた二人は当然の事ながら保健室に連れて行かれて熱中症なりかけを助けられる。甘夏先生、担任に言っておくから担任は誰だと和彦に言うけど、担任はお前だ。この先生のいい加減さが出てる。

ところが養護教諭の小抜小夜も、甘夏先生の同級生でこの学校に居たと言って、しかも保健室の天井のシミも知ってるとか、何を言い出すんだこの人は。まともな教師はおらんのか。

そのまま回復の為に和彦は昼休みまで保健室で寝ていたので、杏菜がやって来る。例のお弁当によって借金を返済する為に。今日はオムライス。そしてそれにホテル(何ホテルって言ってた?)特製のホワイトソース。これでぐっと返済された。残額2,267円。

檸檬も保健室でと言う事で光希も来たのだが、すかさず千早も来て、これは誰が見てもね。

場面変わって文芸部では月之木古都が慎太郎が居残りだからと言って部室を出て行くと、和彦は彼氏かと呟いたら小鞠知花が彼氏ちゃうもんと睨んできた。どう見ても第三負けヒロイン候補。

次の日、檸檬が光希と文芸部に行くと言う。そしてこの日、愈々杏菜の借金は1,867円迄減って来た。あと少しだな。この腐れ縁も。

そして杏菜も文芸部に行ってみる。部長が件の慎太郎だった。部長と副部長のやり取りを見て杏菜が余計な事を言い出す。仲良いんですね。

予定していた光希と檸檬がやって来た。なので副部長の古都が二人は彼氏彼女なんだねみたいに切り出したが、ここでとうとう光希の爆弾発言。檸檬とは付き合ってない、彼女は居る。ああ、古都副部長やっちまったな。その場の全員が気まずい雰囲気に。
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黄昏れた檸檬は文芸部に入部。

失恋した友達を慰めるのに杏菜は檸檬を「あのガスト」に連れて来た。そこは杏菜がふられた場所なのに。そして盛大に食べる。当然自分でちゃんと払う前提だったが、会計の段階で杏菜が財布を見て固まった。おまえ、またかよ!腐れ縁借金また増えてしまった。
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あれ?でも1,000円増額で済んだの?もっと食べたみたいだったけど。

この混乱した関係を小抜先生が関係図を作ってる。で、それ、盗聴したの聞きながら作ってるよね。自習室にも仕掛けようとか、あかんだろ。

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異世界スーサイド・スクワッド・第3話

前回、牢獄を解放して占拠したSSの面々。で、どうなったのかと思ったら王国軍が城壁のある所を攻めている。守るのは獣人みたいな連中だが、それをデッドショット達は観戦していた。何故あの獣人達はあそこまで組織だった動きが出来るのか。特殊部隊並みの動きではないか。

この時点で残り30時間。こんな状態でチンタラ攻めてる時間はない。

何故この状況になったかと言うと、あの牢獄に姫様の使いとしてやって来たセシル隊長に他の連中が煽りをかけていたが、リックだけは交渉しようとした。まあそれはそうだろう。ここで争ってもしょうがない。ただ、言葉が通じないのだが、リックは牢獄の中でオーガ達から言葉を覚えた。そう、オーガ達から。

だから呼びかけが全部侮蔑になってるじゃん(苦笑
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怒り狂うセシルではあったが、姫様の言葉が浮かんで王城へ連れて行く事になった。また拘束されてんじゃん。

女王と姫様登場。あれ?姫様、何故ハーレイを気にする?女王様の力で言葉が通じる様になった。なのでリックの挨拶はちゃんとしたものになる。

リックには帝国がいきなり力を増した理由が推測出来た。帝国に突然優れた指揮官が出現したからだ。まあここまでは王国も情報は掴んでいた。リックしか知らないのはここからだ。その指揮官達は自分達と同じく異世界から来た者だ。ハーレイ達、これで察した。ああ、リックが連れて来たのもスーサイド・スクワッド。そいつらがリックを放逐して逃げ出して帝国についたんだ。

これを聞いたら逆に王国側が怒る。おまえらの不始末かい!ただ、怒ってリック達を始末しても王国側の不利は何も解決しない。そこでこう言う時の一番の常識人ピースメーカーが交渉する。我々に一つの戦場を与えよ。さすればそこで働いて汚名を雪いでみせよう。それが出来たら行動の自由を貰いたい。

一応交渉はまとまった。そしてSSの元々の装備を返して貰った。
さあ本気出すよ。
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そうして冒頭の戦場だ。約束した活躍はどう実現するか。ただ単に王国軍を援護しても無駄が多い。セシル団長が手出しするなと言っていたし。ハーレイの見立てでは獣人は洗脳されてるなと。これは指揮官を狙わねばならない。デッドショット、その指揮官に心当たりがある。俺が行けば話が通じるだろう。と言う事でこっそり城壁へ向かう。

城壁に対してクレイフェイスが手を当てて崩した。泥にしたら城壁も簡単に穴が開く。だったらそれで全部崩せよと言われたが、これはクレイフェイス本来の力ではない。ここに来て少し力が付与されたみたいだ。ただ、この城壁全部を今の状態では無理。

中に入ったらこのメンバだと楽にこなせる。そして指揮官を見つけた。デッドショット、監獄でのマブダチだと言って親しげに語りかけた。

あれ?そのラットの反応がおかしいぞ。
ここでデッドショットの回想。

それ、全然ラットに良いことしてない、と言うか恨みを買ってるじゃないか。
ハーレイもピースメーカーもクレイフェイスもラットに同情してんじゃん。
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この世界に来て能力が大きくなったSS達だが、ラットも力を増した?操れるのがネズミだけでなく獣人全部に及んでいる。数が多いのでこれは面倒。

それで気がついたクレイフェイス、昔から貯水槽は一番高い場所にある。それを聞いたデッドショットは察しが早い。上に聳える貯水槽に穴を開けて水をばら撒く。水があればクレイフェイスはこの城の泥を好きな様に操れる。さあラットも城もおしまいだと思った所でカタナ出現。ハーレイが一度やられた奴。彼女がラットを連れて逃げ出した。さては一つ前のSSにカタナが居たか。

クレイフェイスの力で城壁はすっかり崩れたが、これにセシルはおかんむり。この砦は元々王国の物で奪還が作戦目的だった。それを壊してどうしてくれる。

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ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで・第3話

クラス丸ごと召喚された勇者様達。魔物相手に戦っていて勤勉なレベル上げなのかと思ったら女神ヴィシスの課した課題らしい。ちゃんと敵を倒せるかどうか。桐原達はなんの躊躇いもなく魔物を倒してレベルを上げていたが、あんな魔物相手でも戦えない子が居た。最初は怖いだけかと思ったらどうやら生き物を殺傷する事に躊躇いがあるらしい。

そんな鹿島小鳩に戦場浅葱が忍び寄って来る。戦場(本人は浅葱と呼ばれないと怒る)は鹿島に自分の仲間になれと言う。戦場によるとこのクラスは勝手な連中が多くて多分崩壊する。その時自分の派閥に入れ、その女の子っぽい身体で将来役に立ってくれよと。鹿島はD級だから戦力とは考えてない。まあ戦場もB級だそうで桐原(S級)達や、高雄姉妹(S級)と対立した時に力ではない戦力として使おうと言う魂胆なのだろう。で、この時に戦場が「xxはどうせ死ぬし」とか言っていたxxって誰?あ、聞き直したら十河彩香か。あの真面目さだと確かに危ういな。女神に始末されそうだし。
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この怯える鹿島に捉えた小さい魔物を拘束して殺させる。躊躇った鹿島だが、廃棄されたいかと言われてやってしまった。この時に三森灯河が嘗て猫を助けたのを思い出すのだ。十河と並んで数少ない灯河を悪く思わない子か。

ヴィシスに腹バンされて気絶していた十河、やっと気がついてヴィシスの所に行ったらもう完全な悪神ヴィシスが涙を見せて魔物殺しの課題を出したのに数名が魔物に刃を突き立てられなかった。そいつらはみんな廃棄だみたいな事を言いだしたので、十河は自分の働きによってその人達の廃棄は回避してくれと頼んだ。ヴィシス、それを受け入れた風だったが、きっと影で全員廃棄するんだろうな。

場所は変わって闇色の森。女性が逃げてる。誰だか知らないけど、前回廃棄遺跡の前でチラと見えた人だろうか。彼女は追っ手から逃げていたが、全然逃げ切れていない。で、その追っ手がワケワカラン連中で、は?聖なる番人って何?どこからどう見ても悪者だろう。御大層な名前を各々が持ってるけど。
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灯河は廃棄遺跡から出て、この先をどう戦って行くか考える。先ずは剣が必要だし盾役の前衛も必要だ。そう思って歩いているので遅かれ早かれその役割を担う物が出るだろうと思ったらすぐに出た。一匹のスライムが他のスライムに攻撃されていて、でもその一匹が立ち向かう姿勢を見せる。そうだ、そうでなくてはいかん、と思った灯河はスライム達をパラライズで動けなくして他の連中を追い払って、残ったスライムに語った。よくやったなと。これでこのスライムが灯河に懐いてしまう。仲間が出来たね、灯河。このスライムにはピギ丸と名付け、後ろの監視を任せた。

あの女性、四人の気配を察知して愈々戦闘モードに突入した、と思ったら先に灯河と遭遇していた。怯える灯河。ははぁ、これは演技だな。前回の魂喰いの時もそうだった。自分を弱く見せる。そして相手が侮った時が倒す機会だ。

しかも聖なる番人の四人、灯河をすっかり侮って自分たちの悪さをこれでもかと言う程に見せてしかも灯河に明確な殺意を見せる。

これならもう何の容赦も要らない。あっさり四人を片付けた。

そしてさっきの女性の方へ。ピギ丸の方に気を取られたところをパラライズ。動けなくした所で口をきける様にして、色々聞いてみた。彼女は自分に対しての殺意は無い。だから情報を貰ってその後解放した。彼女からは有益な情報が得られた。あの禁呪の呪文書の文字が古代文字で、それを読めるのは多分金棲魔群帯に居る禁忌の魔女だけだろうと。ヴィシスを倒す為には絶対必要な情報だった。
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Cパートで女性の正体が分かる。手配書と言うか、捕獲依頼が出ていたのだ。ネーア帝国の聖騎士ハイエルフ国の姫様。そこに写った影から多分灯河はその依頼書を見たと思われる。

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【推しの子】(第2期)・第14話

話が東ブレの現場が続くので出番の無いルビーさんとMEMちょさんにチラと登場する機会をかなさんからプレゼント。アクアはあいつなら...と言う話で。

そのあいつ、あかねがアクアが舞台には興味が無いと言うので、実際の舞台を見せに連れ出した。後から見たら最新の劇場装置を持った所で客席が回転して向きを変えて舞台転換の間を空かない様にするのだそうだ。今ってそうなってるのか、凄いな。

って、もう閉業しとるじゃん
https://ja.wikipedia.org/wiki/IHI%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E6%9D%B1%E4%BA%AC

その結果、アクアは凄かったなと言う感想かと思ったら、もっと上を行って想像の50倍以上だったと言う。幕をモニターにするのはまああるかもしれない。演出も映像畑だけでは思いつかない。脚本も優れていた。

それを聞いてニコニコのあかね。その二人を雷田が見つけてやって来た。この舞台も雷田のプロデュースしたものだと言うのだ。あの東ブレの件で落ち込んでいた雷田は気分転換の為に今日来ていた。観客がどんな表情をして出て来るか、ちゃんと受けていたら表情は晴れ晴れしている。逆に駄目だったら固い表情になっている。今日の観客はアクアとあかねがそうだった様に明るい表情で出て来てくれて、自分のやった仕事に手応えを感じている。
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アクアがずばりと聞いた。脚本の件は大丈夫なのか。やはりアビ子が頑として自分が脚本を書くと言って聞かないらしい。でも今日の舞台を見たアクアは違う。あの人に舞台脚本は書けない。多分自分と同じ様に実際の舞台を見なければ従来型の舞台しか想像出来ていない。そんな人に最新設備の舞台脚本など書ける訳がない。高校の体育館でやる様な脚本が上がって来る筈だ。ズバリと言ったな。高校の体育館だよ。

その辺は自分達が何とかフォローして行きたいと言う雷田、今日の舞台もGOAが書いたものだと言う。GOA、舞台脚本の為に本当に色々頑張ってくれている。だから雷田がそのGOAを降板させるのは断腸の思いなのだ。

その雷田にどうにか出来るのは雷田だけなのだとアクアは告げた。
そして今日はええもん見せて貰ったと言うアクア、この感動の対価としてちょっとこの状況をつつく策謀をしようと、吉祥寺頼子に何か連絡を入れた。

何かと思ったら、今回の東ブレの出演者四人で吉祥寺の所を訪問したのだ。あ、東ブレの出演者と言うよりも今日あまの出演者か。あかねが自分は違うのにって言っていた。でも今日あまの出演者だけど鳴嶋メルト君は未だ許されていない。

さっそく乾杯って吉祥寺は言うけど、昼間っから酒かよ!未成年どうこう以前に何故昼の会合で酒なんて飲むんだ。この後当然アクアとかあかねは東ブレの話題をふる事になるのだが、酔っ払った相手に大事な話はしたくないなあ。

ともかくアビ子を説得出来る相手として吉祥寺が選ばれた。売れた漫画家は同業の先輩とか師匠の話以外は聞く耳を持たない。話の流れとしてはアビ子もと持ちかけたみたいだが、売れっ子の週刊漫画家だから到底来られない。週刊漫画家はメチャクチャだと聞いてる。昭和50年代に週刊少女漫画誌が次々と隔週になったのはこれが原因だと言われている。

吉祥寺がアビ子の漫画を見て分かったのは他者とは分かりあえたいでもそれが出来なくて苦しんでいると言う面で、そこで吉祥寺の方から向き合ってあげたら吉祥寺にだけは話をしてくれる様になった。

その後、トントン拍子に売れてあっさり追い抜かれたので挫折を知らないのだと思う。

編集者の仕事って何だと思う?と言う疑問文に、吉祥寺の回答として「売れた漫画を終わらせない様にする」だそうだ。まあ営業的にこれは分かるが、そうなるともうやめたいと言う漫画家を色々宥めるので、結果としてベビーシッターみたいになって、それで漫画家の方は編集者の意見を聞かなくなる。周りがイエスマンだらけになって増長するのだ。それを聞いてグサリと来た鳴嶋君。かなも同じ。

実は吉祥寺もアビ子には一度ちょっと言った事がある。でもアビ子は聞く耳を持たなかった。吉祥寺は今日あまで受け入れすぎたのではないのか、それがあの結果ではないのか。ただ、アビ子も吉祥寺を慕っていた。だからアビ子の味方が出来るのは自分しか居ないと思って、アビ子の説得は引き受けなかった。

なるほど、ではアビ子先生にこれを渡して欲しいとアクアは封筒を渡す。

それを渡しに吉祥寺はアビ子の部屋へ。部屋が真っ暗で一人で原稿を描いていた。アビ子、紙の原稿か。そして予定より遅れていた。アシスタントが出来ねえ奴だからやめさせたと言うのだ。今のアビ子、何もかも自分ひとりで背負って自分で自分を追い詰めていた。ともかく吉祥寺は背景のアシスタントに入った。

そして描きながら二人の本音のぶつけ合いが始まる。
参考資料
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怒鳴り合いながらのペン入れで何とか原稿は間に合った。

アビ子「どうしたら他人とうまくやって行けますか」
これはねえ、社会経験を重ねて分かって来る(筈)のものだと思う。アビ子、未だ全然若くてでもすっかり売れて、だからそれを経験していない。相手が何か自分の思っているのと違う事を言って来た時、実は自分が気づいていない何かがあるのではと思える様になってそれを見てみたら「あ、そうだったのか」と思えるかもしれない。そうでない場合もあるけど。先ずは「何故こんな事を言って来るのか」と考えてみる姿勢が持てる様になるのが肝要だ。今のアビ子はそれが無い。何故舞台脚本家がこんな脚本にしたのかなんて全く考えてもみていない。自分が生んだ作品なのだから自分の考えだけが正しいのだと思っている。

アビ子がこう凝り固まったのは実は「今日あま」のドラマがアレだったのもあった。アビ子は吉祥寺頼子の今日あまの大ファンだったのだ。今日あまを愛していた。
参考資料
それがあのドラマだ。あまりに酷いではないか。何だあれは。自分が愛した今日あまをどうしてここまで貶めるのか。それがまるでトラウマの様になって原作者の作品は舞台だろうがドラマだろうが原作者の考えたとおりにならねばならないと思う様になった。

当然アビ子は今日あまのドラマは途中で見るのを切った。でも今回吉祥寺からあれはやって良かった最後は良い作品になったと言われて最終回を見た。あの伝説の、かなが化けた最終回を。

これで考えが少しは変わったと思われるアビ子、吉祥寺からアクアがくれたと言うあの舞台のチケットで、実際の舞台とは何かを見に行く気になった。

お、これでやっとアビ子が歩み寄るきっかけが生まれるか。
やはり動かしたのはアクアだったか。

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異世界失格・第2話

アネットが「あー!あー!」言うだけでは引っ張れなかったセンセーの入っている棺桶、結局タマと一緒に引っ張っている。ところでどこに向かっているのだろう。取り敢えずはロート王国に到着し、さっそく国王トマスに謁見する。

一体どう言う国制なのかはたまたアネットのバックが強烈なのか、歓迎されて王宮に泊まって行けと言うのだ。ただ、条件として旅の者の楽しい話を聞かせてくれと言う。さて文豪たるもの何か話が出来るかと思ったら棺桶の寝心地とか言い出すので慌ててアネットが話を王女シャルロットの方へ逸らす。

シャルロット様はお美しいですねと言ったらトマス王は自慢げにそうじゃろうそうじゃろう、実は今度結婚する事になっているのだと言う。まあそこまでは良い。それに続けて二人を中へと命令して入って来たのは戦士ゴメスと吟遊詩人オットー。この二人のうちどちらかと結婚させようと思っているがシャルロットが決めかねていると言うのだ。

そこで旅の者に聞いてみたい。どちらがシャルロットに相応しいのか。いやいや、結婚して国王にもなる相手をこんなヒョロっと来た奴に聞くのかよ。百歩、いや千歩譲ってアネットの教会の権威があまりに高くてそのアネットが従っているセンセーは教会の高い権威を持ってる前提なので聞いてみたと考えても良いが。

センセーの回答。知らんよ。
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センセーの言い分は正しい。そんな大事な事を旅の者に聞いて良い筈が無い。君は王様失格。これひょっとして今後も誰かが失格シリーズで指摘されるのだろうか。

夜中に眠れないセンセー。眠れる夜などない、と言うけどそれは昼間に棺桶の中で散々寝たからでは。やけにセンセーの布団が盛り上がってるなと思ったら、寒いと言うタマが潜り込んでいた。ここでアネットとタマの喧嘩が始まるので二人を放置してセンセーは外へ。

するとシャルロットが外の湖を見つめていた。入水自殺しやすそうな湖だね。

文豪として人生を達観しているセンセー、シャルロットの悩みを見抜いている。そう、あの二人のどちらを選ぶべきか。国の為ならゴメス、でも幼馴染のオットーは自分が落ち込んでいる時にいつも歌を歌ってくれた。王室の王女としてならゴメスだな。そもそも吟遊詩人から国王に即位って国が乱れる元になる。

センセーの回答はどう生きていくべきかの選択は他人に委ねる訳ではない。君が本当に望んでいるのは何なのか。

さて翌日、シャルロットは結婚の相手を決めたので立会人になって欲しいとトマス国王に呼び出された。ああ、これはゴメスでもオットーでもないな。

歩み寄ったシャルロットはセンセーの手を取って、この方と心中します。
参考資料
いや、結婚じゃないんかい。まあセンセーの相手としてはそれが正解だけど。
アネットなんて倒れちゃったよ。

シャルロットがあの二人を選ばなかったのは理由がある。オットーが落ち込んでいる時に歌を歌ってくれたと言うが、よく考えたらそうでない時まで来ていて、あれはただ単に新作を聞かせたかっただけだったのだと。そしてゴメスは臭い。

ただ、これで事態が大きく動く。ゴメスが動く。俺が匂いと言ったな。実は魔族が化けていた。首尾よく国王に収まってこのロート王国を魔王様に献上しようと思っていたのにシャルロット姫に見破られとはと。いや、そう言う意味で臭うと言ったんじゃないんだけど、まあ魔族特有の匂いがしたのだろう。

バレてしまっては仕方ない、おまえらを皆殺しにして国を奪う。遅ればせながら突入して来た兵士は雑魚で役に立たない。タマがそれなりの戦闘力を持っている。吟遊詩人、レベルが89もあるけど、歌での強化が全然出来てない。

なので硬い角を持ってる魔族に難渋する。

そこで介入して来るのがセンセー。なあ、殺すのなら僕たちにしてくれないか。自分とお姫様は心中したいのだ。これが姫様が選んだ選択だ。

シャルロット、ここに至ってやっと本当に本当の望みが出て来る。自分はこの国の民の為に生きたい。それを確認したセンセー、なるほど僕の心中相手としては失格だと突進して来る魔族からシャルロットを逸らした。

まさかこの状態でセンセーの猛毒が魔族に効くかと思ったら、今回はアネットが目覚めて強力な防御魔法発動。硬いと言われた角を砕く。それで弾き飛ばされた魔法をタマが殴り飛ばした。二人の協力で今回の相手は撃退。
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これでやっとロート王国の王室は本当の統治に目覚めた。
センセーはまた死にそこねた。

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真夜中ぱんチ・第2話

ヴァンパイアのりぶに、酔った勢いと橘花と乙美を見返す気持ちとでチャンネル登録100万人を達成出来たら自分を食べて良いよと言ってしまった真咲。

酔っ払いの真咲を取り敢えず晩杯荘へ連れて行くりぶ。するともう新キャラが来ていた。OPで目が隠れてるキャラ居るなと思ったけど、その子がコウモリになってしまった苺子を抱えている。血が足りなくてこんな姿になってしまった。苺子、りぶが血を持って来てくれると信じて待っていた。

でも喋るコウモリに興味が湧いた真咲は血あげるって腕を差し出したら苺子復活。

はたと気づいたら何だかとんでもない事を言ってしまったと思ったものの、橘花と乙美とのシェアハウスで二人を見たら、そして彼女達がここを出て行くと聞いたら、やはり黙っている訳には行かない。

と言う事で非常にいい加減な地図に従ってもう一度晩杯荘へ向かう。登山の様な坂道を登ったら晩杯荘があった。そしてヴァンパイアが三人揃ってる。
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と言う事で「ちゅうちゅうがーるず。」チャンネル開設。あれ?真夜中ぱんチじゃないぞ。するとこのチャンネル、一度消す事になるのか。

真咲のこれまでの経験の基づくバズる動画の作成を開始。ヴァンパイアの力を特殊撮影と称して見やすい短めのを大量に投下。話題にはなりはじめた。ぜんぶちゅうちゅうしてるけど。

順調に再生回数10万回も超えた。これなら行けそう。ただ、否定コメントもある。何が面白いのか分からない。まあそりゃそうだろう。ある意味ただ飛んでるだけだから。

この辺の理由で頭打ちになるのかなと思ったが、再生数は50万回を超える所まで行っていた。順調じゃないか。

今日は今迄で一番ド派手なのを行くぞと言った真咲だが、あ、隣から茅野愛衣さんの声が聞こえて来たぞ、ド派手なのはやめろと。それを聞いた苺子とりぶが焦る。

このゆき、苺子と譜風よりはずっと偉いヴァンパイア。どうやらこの辺のヴァンパイアを仕切っているみたいだ。迂闊に人間にバレたり人間の血を勝手に奪わない様に、このヴァンパイア達は隠れて生活している様だ。となれば動画で派手に存在をアピールしてしまっては当然不味い。マザーからの伝言でチャンネルを消すかお前たちを消すかどちらかだと言うのだ。
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でも恐れを知らぬ真咲がチャンネルを消すとか許さんと言うので、怒ったゆきが攻撃をかけたが、それをりぶが阻止。その隙を狙ってチューブ入りニンニクをゆきの口の中へ。実はニンニクは効きませんオチかと思ったら、まるで酔っ払ったみたいになっちゃった。でもこれで勝った。そう思った真咲ではあるが、りぶがやはりチャンネルは消してくれと言う。

夢の様な二週間でした。

真咲はまたどん底に引き戻され、りぶは真咲の血がどうしても諦めきれない。どうしたらいいんだと悶えるりぶ。とにかく真咲に会おうと真咲の家へ。招き入れて貰えないと中に入れないから招いてくれと言うのだ。おや、意外に結界みたいなのが効くんだな。

りぶは真咲がどうしてあそこまで動画に固執してるのか聞いてみた。ここで真咲の回想。高校時代の橘花と乙美との出会いと、動画を始めた時。あの時は世間が自分たちを承認してくれた気持ちになれた。

その想いを叶えようとりぶは言う。ちゅうちゅうがーるず。のチャンネルは消せと言われたが、ヴァンパイアとバレなければ動画は構わない。やろうぜ、チャンネル。

と言う事で晩杯荘に戻って、新しいチャンネルの開設へ。どんな名前にしようか。結局りぶの案が通った。真夜中ぱんチ。マヨぱん。顔は流石にバレてるから、ちゅうちゅうがーるず。を改めてと言う開設となった。
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さて、ヴァンパイアの力を借りずにどう見せていくのか。

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VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた・第2話

ガチゼロで酔っ払って途方もない事を口走ってしまった淡雪。恥ずかしさに悶絶してるのにさらにまたガチゼロを飲もうとする淡雪。
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淡雪、懲りずに今日は昼から飲み始めてコラボ配信に突入。今日来てくれたのはましろん事、彩ましろ。OPで液タブで絵を描いてる子が居たなと思ったけど、この子がそうか。で、もう完全にそう思ったがVTuberが全員そのキャラの衣装を着てウロウロしてるのとか、今回淡雪とましろのコラボ配信の場面でラジオ収録みたいな場面が出るのは全て「記号」なのだろう。VTuberのリアルな姿を全く見ていない視聴者目線で「こうなんだろう」と言う姿の記号を見せられている。

だから今回もましろは淡雪の家に行った風な話にもしていて、ガチゼロが居て(と言う風に淡雪を描いている)、ママの僕でも混乱を隠せない、即ちましろは淡雪のママと言う事を言っている。でも何故ママ?それはましろが淡雪のアバターのデザインをしてくれたから。

ましろはある程度は淡雪の正体を知っていた。だからむしろ今までよく隠し通せたなと。これって前回マネージャーの鈴木も言っていた。これまではちゃんと配信を切ってからガチゼロを飲んでいたので何とかなったが、この間はその切り忘れをしてしまった訳だ。

もうこうなったら、と、ましろは淡雪が酔っ払ってる時はシュワちゃんで行こうと言う。ガチゼロがシュワシュワだから。アクア様かよ。

酔っ払いモードの淡雪がシュワちゃんと決まったところで今日はマシュマロの返信をやります。え?マシュマロって何?
これか?
https://marshmallow-qa.com/
「質問箱」ってのは見かけた事があるなあ。

てっきりVTuberに特化した質問に答えたら投げ銭を貰えるシステムかと思ったけど違うのかな。

淡雪に質問。これまで最大でガチゼロを何本飲んだか。ブラック企業をやめた時に飲んだのが6本と言う。あれ、この間の配信切り忘れの時って次から次へともっと飲んでなかったか。

そんな呑助のシュワちゃんにましろから週に一度は休肝日を作った方が良いと、シラフ配信しろと言われて受けちゃったシュワちゃん。

次のマシュマロ。ガチゼロを初めて飲んだ時の感想は?淡雪、初めて飲んだ時はアルコールくっさと思ったと言う。うん、私も大学院までずっとアルコールを避けていたのに、ある晩指導教授から「今日はX君が飲むまで私は寝ません」と、今なら完全にアルハラな事を言われて以後研究室で何度か飲まされたけど、毎度毎度どのアルコール飲料でもアルコールくさくて嫌すぎだった。なのに淡雪、その後飲むんかい。
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枠切れてなかったのに気付いた時どう思ったか?
高校入試の時に寝坊した感じ。

コラボの通話を切る前にましろからプレゼント。新しいデザインです。

それを受けて淡雪はライブゼロのオフィスに来て鈴木と打ち合わせ。新しい立ち絵、凄く良いですねと言ってくれたが、シラフの淡雪から見たらちょっとエロ方向に行っていて恥ずかしい。あの時あんなに喜んでいたのに。

それでも折角ましろんが描いてくれたからと受け入れた淡雪。今新しい立ち絵でライブ2Dを作成中だと言う。
参考資料
マジか。こんな面倒な処理入れるのか。そりゃ動くからなあ。

次の案件。今所属してるライバーでMV作る予定。そしてこのあとの食事は他のライバーさんと一緒に行ってね。ああ、あんな打ち合わせ、オンラインでどうにでもなると思ったけど、その後の食事の接待付きだったか。

で行ってみたら悪魔っぽいコスの宇月聖と神狐みたいな神成シオンが待っていた。二人は淡雪の一期上のライブオン二期生。

この二人、淡雪が酔った勢いでプロポーズした相手、xxxを前提に結婚して下さいの相手。

この二人相手にガチゼロ付きの食事になっちゃったのでまたぞろ酔っ払って即興コラボになってしまった。

聖へのマシュマロでどんな子が好みかと聞かれて、その答えがシオンへの愛の告白だったので「おほー!」と叫ぶシュワちゃん。おほーじゃないって。

マシュマロタイムの後にカラオケタイムをこなして即興コラボ配信終わり。

二人と別れてから淡雪の回想。高卒で入社した会社が純度100%のブラック企業。死んだ様になっていたのがふと知ったライブオンのVTuberに救われた。でも自分の生活は何も変わっていない。もう駄目だと思った時にライブオンの三期生募集があって、申し込んだ。ただ頭がいっぱいいっぱいでどんな受け答えしたか覚えていない。これが鈴木の言っていたとんでも面接か。ライブオンは悩んだ末に淡雪を採用。

ただ、その後の淡雪は鳴かず飛ばず。
それがガチゼロぶっちゃけ配信でこれだけ変われるとは。
で、今回は素面の清楚淡雪モードの筈だったのだが....ゲーム実況でまたやってしまったぞ。
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負けヒロインが多すぎる!・第1話

タイトルから大雑把な話は予想が出来ていた。
主人公温水和彦はモブでラノベオタクな高校一年生。そのままモブな生活が続くのかと思ったら、ある日ファミレスで別れ話と言うかそんな話を聞いてしまって、しかもその後の女の子のジュースチューチューを見てしまったせいで平穏なモブ生活が終わる。

早速負けヒロインとなった八奈見杏菜は、そのあまりの絶望感から和彦のところへ来て今見たのは誰にも話すなオーラを漂わせながら色々な物を次々と注文してしまう。これが因縁となってしまった。総計3,600円超の飲み食いをしたのにお金を持っていなかった八奈見は全額を和彦から借りた。

借りたのは返さねばならないが、ちょっと高額なのでこの金額に見合ったお弁当を毎日作って来ると言う事で、ここから和彦は八奈見に巻き込まれる。
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でもタイトルが「多すぎる」とついている様に、このあと負けヒロイン候補が次々と登場して来た。先ず有力なのは焼塩檸檬(やきしおれもん って一人だけすげー名前だ)と言う陸上をやっていて日焼けしてる女の子。でも彼女が好意を寄せてる男子は幼馴染と言うだけで得意な方面とかが全然違い、そっちに合う女の子が既に出現していた。

それはさておき、すっかり八奈見に振り回される和彦だが、今回最後の場面の八奈見が見せた涙には心に来るものがあった様だ。

でもさ、確か八奈見の好きな女子のカレンだったっけ?海外に行ってしまうのでは?
だとしたら遠距離恋愛になってそのうち破綻するから(をい)、その後釜に入れるのでは?

それにしてもこの作品の略称が「マケイン」でSNSでみんなマケインマケイン書くんだけど、私の知ってるマケインは共和党の元上院議員にして元大統領候補のジョン・マケインで、どうしてもマケイン言われたらそっちが浮かんでしまう。

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ATRI-My Dear Moments-・第1話

原因不明の海面上昇によって平地のかなりの部分が海没してしまった世界。お!銚子ポートタワー、銚子ポートタワーではないですか。ここの舞台は銚子市なのか、と思って見ていたらEDのテロップに協力銚子市って出ていた。

銚子ポートタワーの展望台は47m弱だそうなので、この海面上昇は35m程度だろうか。JAXAの海面上昇シミュレーターで35m上昇試してみたら確かに大打撃は受けるものの、人類滅亡程ではなかった。うちは武蔵野台地上だから沈まない。

斑鳩夏生はそんな銚子に住んでいる。潜水艇を持っていて、それで祖母の遺産を回収したら、どこかのおばさんのキャサリンが半分は持って行ってしまうらしい。wikipediaの解説だとキャサリンは夏生の祖母に金を貸していたらしい。

キャサリンが潜水艇の動力源になりそうな物を仕入れて来たので、夏生は潜水艇を潜らせる。首尾よく動いて嘗ての祖母の研究所みたいな場所に辿り着く。するとそこには女の子の入っているカプセルがあった。いくらなんでも生身の女の子ではあるまい。ヒューマノイドと思われる。
参考資料

これを見てびっくりした夏生が潜水艇の操船を誤って動けなくなったのを、動き出したヒューマノイドが助けてくれる。

ヒューマノイドはATRIと言う名前があるのを教えてくれた。アトリは夏生の祖母がマスターだったので、それを継承した夏生の所有となった。ただ、お金に変えなくてはならない。夏生の義足もそれに必要だったし。

そう一度は思った夏生だったが、アトリに買ってあげた靴を見て追いかけようとする。
まあ売らないとして、生活費はどうするんでしょうね。

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なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?・第1話

人間を含めた五種族大戦を勝ち抜いた人類。しかも人間以外の四種族にはとてつもない英雄が居て、それでどうして人間が勝てたのかは謎。一応伝説として預言者シドが授かった光を放つ剣によって勝ったと言うが、その映像記録も何も残っておらず、口伝だけと言う。確かにそれ程の者が出現しなければ、そこに列挙されている四種族の英雄には勝てなかったろう。

カイ・サクラ=ヴェントは、だから人類庇護庁で封印した四種族の墓所の確認を絶対怠らなかった。いや、それ基本は自動監視すべきでは。

ところがある日、ジャンヌと買い物に出た時に時空の歪みの様な事象が発生し、気がついたら人類の市街地は廃墟となり、悪魔族が跋扈していた。カイは悪魔を一体、他種族の武器を応用した物で倒したが、もっと大きな悪魔には勝てそうになかったのを途中で救出される。

それは以前の世界で同僚だったアシュラン・ハイロールとサキ・ミスコッティだったが、二人はカイの事を知らない。そしてカイが知っている世界とは違う世界らしい事を語る。この世界では人類は五種族戦争に負けたのだ。そりゃ得体の知れない預言者シドと言うのが居なければこうなっただろう。

しかしカイは気がついた。人類は五種族に負けた?では何故他種族を封印した墓所がこの世界にあるのか。その謎を解くべくカイは墓所に向かい、そしてアバンで登場した天使なのか悪魔なのか分からない少女からこの鎖を切ってくれと頼まれる。
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異世界スーサイド・スクワッド・第2話

国家の為に資源確保の橋頭堡構築を担わされて異世界にすっ飛ばされたハーレイ・クイン達だったが、何故あれだけの能力を持っていてむざむざと牢獄に閉じ込められたのか分からない。ともあれ全員牢獄にぶち込まれた。

袋を被ったキワモノのピースメイカーだが、冷静な考えが出来るタイプで、例の時限爆弾の事をちゃんと考えている。72時間ヘリから離れていると爆発してしまう。そしてたった今12時間が経過した。残りは60時間しかない。それまでにヘリに戻らねばならない。

どうやって出るのか。クレイフェイスは自由に身体を変形出来るので牢獄の格子からするっと外へ。自分だけ外に出てあとは貴重な犠牲にとか言ってると中のハーレイやデッドショットがすかさず看守を呼ぶ。そりゃ一人だけ逃げようとしたらね。
参考資料

そして看守が付けた装置でクレイフェイスの特殊能力は封じられてしまった。ああ言うのがあればまあ捕まるかもしれないが、今回初めて見た感じだから捕まった時には使われなかったのだろう。

囚人には食事が一応用意されている。食堂に集められるが、座っている場所に亜人オーガのボスみたいな連中がここは俺達の席だといいがかりをつけてくる。クレイフェイスが交渉しようとするが、どう見ても会話が成り立ってない。

そしてクレイフェイスがぶっ飛ばされた。ひ弱な人間どもと言うオーガだが、彼らは人間でもひ弱じゃないんだよ。散々暴れてオーガのボス達を倒してしまった。
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騒ぎに看守が駆けつけて来た。あの棍棒あんな能力があるのか。あの調子で捕まったのか。そして懲罰房に放り込まれる。そこにはリック・フラッグと言うアーガス、あちらの兵隊が放り込まれていた。これでちょっと情報が分かる。以前の橋頭堡確保隊だったらしい。

リックは首の爆弾の事は知っていたが、時限式になっていたのは知らなかった。しかしヘリがぺしゃんこでは装置のリセットが難しい。だからゲートに行って向こうの電波を拾うしかない。

そんな時にキング・シャーク(ナナウエ)が目覚める。腹が空いたと言うのなら外に行こうと誘うと、流石キング・シャーク、檻を破壊した。看守が駆けつけても今度はうまくやる。看守が倒れたのならとクレイフェイスは拘束していた装置の鍵を外して能力復活。そして懲罰房の全員を解放。さあ暴れろと大演説しようとしたらピースメイカーに持っていかれた。
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これで懲罰房での暴動が始まる。自由自在に暴れるスーサイド・スクワッド(SS)達。

異世界の王国はこちらにやって来たSS達をただの邪魔者と思っていたが、騎士団長セシルは彼らの持っていた武器は普通ではないと思っていたし、姫君のフィオネは彼らは戦況を変える大切な人間ではないかと思っていた。

なのでフィオネはセシルに牢獄へ行ってどうにか彼らと話が出来ないかと送り出したのだが....牢獄はとっくに陥落していた。あの、食堂では因縁をつけて来たオーク達と仲良くなっちゃって。

まあともあれ首の時限爆弾を何とかしないと、それが先決では。

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ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで・第2話

ゲス女神ヴィシスからレベルの低い奴はレベルの高い者の足を引っ張る邪魔者負け組と罵られて生き残れたらこの世界に居る事を許してやろうと廃棄遺跡に飛ばされた三森灯河。

早速魔物に襲われ、なけなしの状態異常スキルを使って魔物の動きを封じるものの、レベルが低いせいでMPがほとんど無く、枯渇状態。ステータス画面でMPがゼロって出てるんだけど、あれってゼロでも未だ何とか動けるの?自動車のFUELが赤くなって未だちょっと走れるみたいな?

魔物が一体や二体なら何とかなるかもしれないが、次から次へと湧いて出て来る。同じ個体に同じ攻撃も効かず、ポイズンで相手が倒れるのを待つしか無いが、これではそのうちにMPが完全に尽きて死ぬしか無い。

そう思っていたら、動けなくなった魔物の一体が死ぬとレベルが上昇する。これでMPが回復してまた魔物への攻撃に使える様になった。するとまた魔物が死ぬ→またレベルが上がる、これを繰り返しているうちに灯河のMPの貯金が相当溜まって来た。やっと先が見えて来た。今や押し寄せる魔物は自分の糧となる相手にしか見えない。そう思っていたが、流石に一方的にやられるだけになった魔物は引き上げて行った。
参考資料

先ずは生き残れた灯河は、この先の生存の為の物色を始める。先ずは飲食の問題だが、思い切って食べてみた魔物の眼球は酸が多くて食べられたものではなかった。うーん、この作品は相手を食べる事で力を獲得する系じゃないのか。だが、何のはずみかあの魔法の袋にコーラとジャーキーみたいなのが出現した。これで食べつなぐ灯河。

遺跡には部屋がいくつもあって、魔力を注ぐと扉が開く仕組みだった。ただ、中に入ってもこの遺跡で死んだ人間の白骨化した遺体があるだけだった。それでもその亡くなった人達が持っていた荷物には役に立ちそうな物がある。灯河は亡骸に手を合わせて使えるかもしれない物を貰う。遺跡で亡くなった人達が部屋に居るのは魔物から何とか逃れて力尽きたからではなかろうか。

魔力を大量に注がないと開かない扉の先にはいかにも大魔導師みたいな亡骸があった。そこに本人のメモと思われる物がある。自分は嘗て大賢者アングリンと呼ばれし者、だが、それよりも暗黒の勇者アングリンの方が通りが良いかもしれない。暗黒の勇者、あの魔力測定の場で安智弘が言われていたのと同じだ。

このアングリンもヴィシスによってこの廃棄遺跡に飛ばされた。大いなる恨みがある。だからもしこの遺跡から抜け出そうとする者には自分が確保した物を譲りたい。それは譲ってヴィシスに目に物を言わせて欲しいと言う意味でもあろう。

アングリンの持ち物の中にはいかにも使えそうな禁術大全、そして禁呪の呪文書があった。これは遺跡を抜け出すのとヴィシスと戦う時に使えるかもしれない。灯河はありがたくアングリンから受領する事にした。マントと服をせめてもの交換品として。

禁呪大全には大事な事が書かれていた。と言うか、あの分厚い本からよくもまあこの直後に必要になるページを開けたものだ。ともかくそこには「魂喰いに気をつけろ」と書かれている。これで灯河はこの遺跡最強の相手には慎重に戦わねばならないと言う事を肝に銘じる。

そうして歩いて行くと出口らしき場所に何かをはめ込む穴を見つけ、そしてその近くに居た魔物にはその穴に嵌りそうな魔石がついていた。これぞおそらく魂喰い。影からパラライズを撃とうとしたが、その瞬間に攻撃を受けた。一体どうしたら。
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魂喰いは迫って来た。だが撃って来ない。魂喰いが口から吐き出した物が人間の形になる。それが迫って来る。それにたじろぐ灯河をニヤニヤしながら眺めているのだ。この状態こそが「魂喰い」。灯河はパラライズ迄は出来ても毒性付与迄は出来ない。俺は人間として人間相手に殺しは出来ないと叫ぶ。うーん、いやあ、ここまで形が違ったら人間に思えないと思うのですが。

ところがこれが灯河の戦術。灯河が苦しんでいるのをすっかり楽しむ魂喰い。その瞬間を狙ってパラライズを放った。これで魂喰いは動けなくなる。魂喰いはすっかり勝ったと思っていたのだ。これはこれまでずっと無害な人間になろうと演技して来た灯河の見せかけに魂喰いは騙された。しかも灯河は最弱レベルだから益々魂喰いは侮った。そこへポイズンを打ち込んで魂喰いは滅びる。

魂喰いが滅びると奴に倒された廃棄者の魂が復活した。よくぞやってくれた。我々が残した物を使って遺跡を出てあのヴィシスを倒してくれ。
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ヴィシスに廃棄された人達の思いを背負って愈々灯河は外の世界へ歩みだす。

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【推しの子】(第2期)・第13話

今回、第13話を見たけどつい最近あった原作者と脚本家の事件の事は忘れて見た方が良いのではなかろうか。勿論こちらの方が時間的にも先だから事件とは無関係だし、その上であの事件の先入観を拭い去って見たいものだ。

前回の最後に衝撃的な一言を放ったアビ子先生。

そこに至る迄の事情は誰かが悪いと言う訳でもないのだ。プロデューサーの雷田澄彰は何とか取り持とうとするし、GOAには今回は何とか飲んで欲しいと深々と頭を下げる。そのGOAもそうなのだ。自分は原作を活かさねばならないとちゃんと本は読んである。プロデューサー達とも話をした上で脚本を仕上げている。ところがそれはアビ子の気に入らない内容だった。そのクレームが伝言ゲームとなってなかなかGOAにちゃんと伝わっていない。その結果がこの顔合わせの時のアビ子の爆発となってしまった。GOAがいかに原作者を尊重して作品に仕上げようとしていたのかは作中で描かれる。寝る時間も削って何とかしようとしていた。
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アビ子は、吉祥寺頼子が心配したとおりの激情家だった。自分の作品が自分の思っているとおりになっていない、特にキャラが自分が思い描いていたキャラになっていないのはどうにも我慢出来なかった。舞台の都合で筋が少し変わるのは仕方ないかもしれない。特に連載中の作品となれば、舞台の限られた時間で行われる物語はその限られた範囲でちゃんとフィナーレを迎えられなければならない。それは分かる様だ。だが、キャラが、自分が生んだキャラが別物にされるのは全く許容出来ない。利用許諾を断っても構わない。契約違反金なら自分が払う。

世の中、それで済まないのは雷田が一番よく分かってる。そして出版社の編集も同じだ。だからアビ子が、自分の本を読んだ上でこんな脚本しか書いて来ない脚本家は降りろ、自分が脚本を書くと言って聞かない。

これを外から聞いているのがGOAで、実に気の毒な様子。
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さて、拗れてしまった東京ブレイドの2.5次元舞台、どうやって解きほぐして行くのか。誰がどんなきっかけを出すのか。物語の性格上アクアが何かしそうだけど、今のアクアの立ち位置はただ単に舞台に参加しているだけで、その目的もどうにか金田一からアイの情報を掴みだそうと言う姿勢なので、今この時点で何かをする様には見えない。

でもひょっとして今回あかねがアクアを舞台見物に誘う事になにかのきっかけが出来るかも。因みに私は舞台芸術は高く評価していて、と言っても私の専門分野はオペラでそれこそその場でオーケストラの生演奏を伴わない映像は全く足元にも及ばない、みたいな印象を持っている。

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恋は双子で割り切れない・第1話

ああ、最近盛んに「ねえ純君キスして」って宣伝していた作品がこれか。

幼い頃、白崎純が引っ越した先の隣には神宮寺家の双子の女の子が居た。そして双子の姉の琉実のモノローグで始まる。純を好きになったけど、純と趣味が合うのは妹の那織の方だった。二人とも琉実の知らない本の話をして盛り上がっている。人体のふしぎみたいな本でも盛り上がっている。これ、成人向けだったらこの先これで突っ走るパターンじゃないか。あれ?神宮寺家の双子、結局どっちなんだ。二卵性双生児なのか一卵性双生児なのか。あ、二卵性双生児って言ってた。

でも那織に焦った琉実が行動に出る。コンビニの買い物に誘って、その帰りに公園で自分と付き合ってみないかと切り出したのだ。琉実が純を好きなのはこれは本当だった。でもその切り出した理由がもう中学校三年だから彼氏と彼女の関係とかやってみたいと、お試しみたいな理由をあげて付き合ってと言うのだ。
参考資料

純はどこまで見抜いたのだろうか。いや全然見抜いてなかったのだろうか。それはともかく琉実からそう言われたら断る選択は無かったみたいだ。

これで二人のお付き合いが始まる。ちゅーもする程に迄はお付き合いした。
しかし中学三年生の終わりの時に、またコンビニ帰りに琉実は純に言う。お付き合いはここまでにしよう。別に純の事が嫌いになった訳じゃないけど。ここで戸惑う純なので多分琉実の本心迄は分かってなかったのだろう。

そしてBパート。あ、そう来たか。那織のモノローグで来たか。那織の視点で純と、そして琉実の事を見ている。琉実が純と付き合ってしまった。同じ趣味であぐらをかいていた自分は琉実に純を取られてしまった。なのに琉実は中学三年生が終わる時に純と別れたと言うのだ。

琉実だけは全部の事情は知っている。でも純と那織はどうしてこうなったと思ってるだろう。

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異世界失格・第1話

事前知識ゼロで見始めたが、◯川上水が轟轟と流れている横を男女がいかにも飛び込みそうな雰囲気で歩いていて女性の方が「先生」と言った時点で、太宰治かよ!と気付き、そして作品タイトルの異世界失格は人間失格から来てるんかーい!と気付いた。

ところが事態は作品名に相応しい方向へ進む。玉川上水のすぐ横に居るのに何故かトラックが猛スピードで突っ込んで来て、入水自殺の前にトラックにやられてしまった。

そして気付いた先は異世界。女神かなと思った女性は異世界での案内人にして神官のアネット。ようこそ冒険者よ、さああなたは魔物を倒してこの世界を救うのです!などと太宰治(センセー)に声をかける。こんな自殺願望の塊みたいな相手に冒険者よ世界を救えなどと言っても聞く耳を持たないのは当然でその場でまた自殺を図った。

アネットの説明によるとこの世界救済システム(転移サービス)は前世で不幸な人間を探知し、当選者送迎トラックがこの世界に導いて勇者にさせると言うのだ。あれ?送迎車?じゃあ戻れるの?

アネット、聞く耳を持たないセンセーに自分のステータスを見せたら自惚れて勇者としての働きをするだろうと思ったが、ステータス表が無惨な状態。HPなど1しかない。今すぐにでも死にそう。そして何一つスキルもない。ただ「もうどく(カルモチン)」ってのが見えたな。あれって持参してるカルモチンの事かと思ったのだが。

センセーは勝手に外に出て行く。アネットが引き止めても出て行く。その姿を見てアネットは黄昏れた。世界を救う冒険者を導く神官と思っていたのに、来る勇者はろくな奴が居なくて、それを鼓舞する為の「サシスセソ」を必死に唱えるだけの女になっていた。だけどあの人だけは違う。
参考資料

外に出たセンセー、すぐにでも野垂れ死ぬかと思ったら先ずはデスツリーに襲われてる猫耳少女と出会ってしまった。当然猫耳少女はセンセーに助けを求めるものの、センセーが何か出来る訳が無い。そのうちにデスツリーはセンセーも吊り下げる。ここからが死にたがりのセンセーの本領発揮。デスツリーに猛毒が伝わって自滅。

助けて貰った猫耳少女(名前を言おうとしても聞いてもらえずタマにされた)はセンセーが気に入ったが、アネットがしゃしゃり出て来てそれを許さない。アネットさん、すっかりセンセーに惚れたか。そしてセンセーは腕の赤い紐に気づいて、心中しようとしたさっちゃんもこの世界に来てる筈で、さっちゃんを見つけて死に遂げようと思う。

この三人の旅、この先どうなるんだよ。

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かつて魔法少女と悪は敵対していた。・第1話

レジ打ちをしていた少女が怪獣出現で魔法少女として出動。一撃で倒してしまう。
そしてそれを指揮した悪の参謀ミラの所へ迫り、好きにはさせないと宣言。

ところがこの魔法少女深森白夜をミラは一目惚れしてしまうのだ。おお、なんと情ない悪の参謀。

こんな状態でミラは今後白夜とどう戦えるのかと思ったら、白夜の不遇な生活がミラをただの庇護者にしてしまう。説明では白夜の両親がどうなったのか分からないが、学校を出て自立生活を初めてコンビニバイトと施設での労働をし、それだけでも大変だったのに施設が地上げ屋にやられそうになった時に、猫の様な奴が(どう見てもキュゥべえみたいな悪者)ほらほら施設の為に金が欲しいんだろ、魔法少女になって働けやと札束ビンタして魔法少女まで引き受けてしまった。しかも猫の御使いは地上げ屋とグル。ただ、そんな経緯で魔法少女になったミラではあったが、誰かの為に役に立ちたいと言う気持ちで魔法少女を続けている。
参考資料

ただでさえ一目惚れなのに、そんな事情迄知ってしまってもうミラの気持ちはどうしようもなくなってしまった。完全に「イケナイ教」の関係に。

しかしこのままイケナイ教関係で話が進むのだろうか。悪の組織にはもっと沢山癖のある連中が、特に気になったのは東山奈央さんの声の幹部がジワジワ攻略するなんてダリーとか言っていたのが気になる。

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真夜中ぱんチ・第1話

あれ?これもP.A.WORKSの作品だ。なれなれと同時で制作体制大丈夫だったんだろうか。あまり無理して欲しくないけど、二本体制でたまたま周期が一緒だから大丈夫と言うのなら良いけど。

はりきりシスターズのチャンネルで配信をしていたまさ吉こと真咲だったが、それまでの溜まっていた事もあったろうが、何が直接原因だったかは知らないが、同じグループのきっちょむこと橘花とオトミンこと乙美に配信の真っ最中に暴力を振るってはりシスから追放される。視聴者も暴力女のまさ吉に揃ってブーイングだった。

このままで居られるかと真咲は自分で新たにチャンネルを立ち上げたものの、暴力女として全く受け入れられない。もう誰も自分を求めていないのか。

しかしその頃、何が偶然か分からないが20年の眠りについていたヴァンパイアりぶが真咲が自分を食べてと言う、とっても美味しそうな夢を見ていた。うっかり太陽光に当たって灰になりそうになって起きたら、督促状の山が溜まっていた。晩杯荘を守る為と苺子が株に手を出してしまって借金が膨れ上がったのだ。うん、まあ株で溶かしたとして、そもそもヴァンパイの資産は何だったのだろう。祖先が残した金塊とかあったのだろうか。

ところが株に手を出した理由として見せてくれたスマホにあの真咲の顔が写っている。20年間寝ていてスマホのスもしらないりぷがあの美味しそうな真咲を見つけて食いつく。

とは言えこの二人がどうやって出会うか。りぷの晩杯荘がどこかの山がちの海岸線に立っていたので東京ではなさそう。ただ、居酒屋で飲んでフラッと歩いた先に廃病院あったんだよねえ。あ、P.A.だから関西?

出会う理由は真咲が新しいチャンネルで何か視聴者を獲得しようと廃病院潜入動画を撮りに行ったからだった。思えばはりシスで初めてバズったのが廃病院潜入だなとか思い出すけど、勝手に入ったらダメじゃんと思ったら一応ちゃんと許可を取ったとか。でも今回は取ってないのでは。

その廃病院にりぷが居た。輸血用の血を全部飲んじゃった(配給とか言っていたけど)ので回収に来たけど廃病院なので当然もう無かった。そこに真咲が突入したのだ。真咲の血の匂いに気づいたりぷがそちらに行くと夢にまで見た真咲が居る。

激しい追いかけっこの末、もういいやと落下して行く真咲をりぷが拾い上げる。流石ヴァンパイア。本物のヴァンパイアだと理解した真咲、この子となら登録者100万人を目指せる。100万人になったら自分を食べていいよと約束して、ここで真咲とりぷのチャンネルを始める。
参考資料

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菜なれ花なれ・第1話

大きな流れでは追いかけっこしてるみたいな感覚だったが、情報は盛りだくさんだったと思う。

感覚的に主人公は美空かなた。多分アバンでチアやって誰かが落下してる場面を見た子。今は普通の高校生をしてるみたいだが、でも走るのが早かったりする。

そのかなたが見舞いに行ってるお寺の子?が海音寺恵深(CV:伊藤美来さん)で、てっきりアバンで墜落した子かなと思ったがどうも違うみたい。病気が分かってとか言っていた。だから病院でリハビリしていた子は別で、その子が落下した子なのだろうか。

猫みたいに屋根の上や塀の上を走り回る子が小父内涼葉。かなたが面白がって追いかけた子。それを見てかなたを追いかけてチューした子が杏那・アヴェイロ。ここはブラジルじゃないよと言われていたけど金髪碧眼なんだよね。EDのスタッフの所で彼女をやってる武田羅梨沙多胡(たけだ らりさ たご)さんの母がポルトガル語指導って書いてあった。
参考資料

小父内涼葉と同じ学校でお嬢様の場所にあるのが沼田の妖精こと谷崎詩音。

作品的にメインキャラでチアリーディングチームを組むのだろうと思ったけど、見てる感じではかなたと詩音と杏那は三人とも別々の学校に見える。と言うか杏那は配信で一攫千金狙ってると言う、チアがどうのと言う感じじゃないし。詩音がいい人なんだねと言われた時に見せたかなたの表情も気になる。色々みんな思う物があると言う雰囲気だった。

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異世界ゆるり紀行 ~子育てしながら冒険者します~・第1話

神様の手違いで死んじゃって異世界に転生。神様はお詫びとして転生者にはそれなりの能力を付与して送り出す。もう何本同じ設定を見たのか分からない。

そうやって転生したタクミ・カヤノは森の中で双子を発見する。最初はタクミにちょっと距離を取っていた双子だったが、お腹が空いていそうなので桃を出してやったら美味しそうに食べて少しは懐いてくれる。服も替えてやって、そしてステータスを見たら名前が無かったので、アレンとエレナと名付けた。

この二人が蹴りで魔物を簡単に倒せる程に強い。素性が分からないまま街に連れて行って、街の教会で風神シルフィリールを問い質したら、どうやら別の神の曰く付きの子らしい。なのでタクミは二人を自分が育てる事にする。一般人の親からはぐれたのとは違うみたいだから。

街で身分を固める為に冒険者ギルドに登録して、最初のクエストの薬草集めを果たす。鑑定スキルがある場合はまあいいかなと思うけど、形が似てるだけで植物が同定出来ると思うなよ。
参考資料

どこの物語のギルドにも文句をつけてくるならず者が居るもので、今回も悪そうな奴が双子に怒鳴って来たが、その双子にのされてしまった。

うん、双子が可愛いってのだけは認めるけど、他は全部よくある要素だな。

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VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた・第1話

第1話で完全にタイトルを回収しちゃっていた。
面白かったけどこの先はどうするんだろう。

VTuberの心音淡雪、タイトルどおりにある日の配信のあとに音声を切り忘れてそのままぶっちゃけた生活を流してしまった。

酒はグビグビ飲むし、酔っ払って他のVTuberかわいい激しxとか口走る。これを一晩続けてそして伝説になったのだ。

翌朝、淡雪が所属する事務所ライブオンのマネージャー鈴木から電話が入って事の真相を知る。ただ、鈴木はいつか淡雪はこう言うぶっちゃけをするだろうとは思っていた。事務所スタッフもそれは予想していた。どうやら採用面接の時に何かしでかしたらしいのだ。淡雪は覚えてないみたいだが。

翌日我に返った淡雪は近くの練馬区某所のスーパーに買い出しに出かけて近くの公園のブランコで黄昏れる。あと一週間これで暮らすのかと思う程にお金に余裕がある訳ではない。そして同期のVTuberから見たら視聴者が半分程度しかないと言うのも理解していた。
参考資料

だから鈴木からぶっちゃけ路線OKを貰った事で、淡雪は次からはその方向性の配信を始める。クレーム入れる視聴者も居たけどそれ以上に面白がって聞いてくれる人が沢山いる。だから淡雪は今後もストゼロを飲みながら配信をする。

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魔導具師ダリヤはうつむかない・第1話

また過労死で異世界に転生した話らしい。但し今回は転生した先の子は現代日本で生きていた記憶が現時点ではほぼ無い模様で、その世界の魔道具師カルロ・ロセッティの娘のダリヤ・ロセッティとして生きていた。

物語が始まった時点では未だ5歳とかその辺りの子供ではあったが、父が作った妖精の魔道具に心を奪われ自分も将来は父と同じ様な魔道具師になりたいと思っている。

ここでちょっとだけ前世の現代日本の記憶の片鱗が出ている。ダリヤの魔道具のスケッチには自動車や飛行機が描かれていて、カルロは何だこれはと思っていた。

そしてその一端が現れるのは、ダリアがイルマに何か欲しい物が無い?と聞いた時にイルマが、自分は髪が長いからこれをすぐに乾かせる物が欲しいなあと聞いて、ドライヤーを作ろうとした時だった。ただ、この世界はドライヤーは無いけど、会話の中で「冷蔵庫」が出て来るんだよね。コンロはまあかまどを発展させたみたいな物だから分からないでもないが、冷蔵庫って。

ダリヤは火と風の魔石を組み合わせたものの、出力調整が全く出来ていないので火事になりかける。カルロが気づいてすぐさま消したから大丈夫だったが、これをきっかけに二人は徹夜でドライヤーを作ってしまった。
参考資料

やがてダリヤが育っちゃった。父カルロがいきなり兄弟子が出現しても困るだろうなとか言っていたが、どうにもカルロはこの先長くないのではなかろうか。

放送前に制作を発注した制作会社の下請けから北朝鮮に仕事が行ったらしいのが発覚して驚いた制作委員会は北朝鮮が関与したと思われる場所を全て作り直したと言うハプニングがあった。制作委員会としては全くの被害者で、真摯に向き合って作り直して放送日程に間に合わせたのは評価したい。

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しかのこのこのここしたんたん・第1話

最初タイトルを文字で見た時にどこで区切ってどう読めば良いのか分からなかった。
しかのこ(鹿乃子)+のこのこ(鹿乃子の名前が「のこ」)+こしたんたん(虎視たん)、か。

虎子は都立日野南高校では完璧な優等生お嬢様生徒会長だった。と言う事になっていた。ところが中学時代にたまたま興味を持ってヤンキーをやっていたのだ。でもそれは今の学校では誰も知らない。完璧。

なのにある日登校途中に鹿の角で電線にぶら下がっている子を発見してから話がおかしくなる。完全にカオスギャグな子で、この子が虎子の過去がヤンキーの匂いがすると言い張るのだ。
参考資料

慌てて逃げた虎子だったが、悪い予感どおりにそのこ鹿乃子のこがクラスに転校して来る。ただ、ただの変な子だったらのこが何を主張しようと虎子はしらばっくれればよいのだが、何がどうなっているのか分からないがのこが鹿の角で教室の入口を破壊して被害者も出てるのにクラスのみんなは何も動じない。これでは否定しても通らないかもしれない。

と言う事で以降虎子はのこに振り回され、挙句の果てに倉庫の掃除を手伝ったらシカ部の部長にされてしまった。先生のノリもおかしいな。

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小市民シリーズ・第1話

期待どおりと言うか、期待以上と言うか、面白かった。「氷菓」の時もそうだったけど米澤穂信さんは名前買い出来る人だと思う。

今回の主人公ペアは小鳩常悟朗と小佐内ゆき。何が理由かは分からないがことさら「小市民」でいようとしている。特にうっかり小鳩が何かに突っ込みそうになると小佐内はもうやっちゃ駄目と言ったのにみたいな反応をした。
参考資料

ところが小市民で済ましてくれないヤツが居る。あの誰に対しても偉そうな堂島健吾。「悪い人」とはちょっと違うと思うが、どうしてあそこまで強圧的に人に命令するのか。

今回は吉口のポシェットが体育の授業の間に無くなったので探せと言うのだ。堂島が仕切ってるらしいが小鳩を含めた男子三人は何故動員されたのか。小鳩に関しては堂島が心の中では一番信頼してそうだが、残りの二人は?たまたま目の前に居たから動員されたか。この堂島の性格ならありそうだ。

吉口が他の女子から特段どうこう思われている節が無く(入学したばかりだし)、そうなると単純に窃盗の可能性は出て来る。但し中に貴重品は無い。

堂島が動員した二人のうち、一人はとっとと逃げてしまった。もう一人は自分の居る場所をはぐらかしてばかりだ。その行動はちょっと謎だ。そしてその一人が謎行動を他にもする。こうなって来ると怪しいのはそいつで小鳩の推理どおりにポシェットは出現し、中を見てみたら手紙が入っていた。何だよラブレターかよ。迷いがこんな事を引き起こしたんだ。

これで晴れて春期限定いちごタルトが買いに行けるねとその後はずっとそれが気がかりだったが、無事に「最後の二つ」が帰る。

だが、その後に事件が起きる。自転車がパクられたと言う不良連中の会話があって、これはやべーと思ったら最悪の事態になった。

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エルフさんは痩せられない。・第1話

タイトルから期待した内容が来た。整体院にやって来たのが所謂「エルフだ!」な絵留札さん。

エルフの世界は食べ物が材料も味も淡白でうっかりやって来てしまった現代人間社会でポテトフライを食べたら病みつきになってすっかり太ってしまった。太った外見がどうと言うより、異世界と現代社会を結ぶゲートが来た時と帰る時とで質量が大きく変わっていたら通れないのだ。これでは異世界に帰れない。

と言う事で整体院の直江友厚の熱心な指導によって無事に元の身体に戻れて、異世界にも戻れました。
参考資料

どうせすぐまた現代社会に戻って来るだろうなとは思っていたけど。
そして他にチラと描かれるダークエルフみたいな子も同じ悩みで来るのだろうか。

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逃げ上手の若君・第1話

OPで北条家の家紋の三ツ鱗が出たので「え?北条家?」と思ったら本当に北条家だった。しかも1333年とか言い出したので、それ鎌倉幕府が滅ぶ年ではないか。その年に主人公の北条時行が「何からでも逃げ隠れするのが誰よりも上手い」若君として登場する。

登場時は未だ親の高時が執権だが、出陣した足利高氏(この時点では)が謀反を起こした。ただ、鎌倉に攻め込んだのは高氏の軍ではなく新田義貞ではなかったか。だからあの鎌倉の惨状を引き起こしたのは新田軍と言う事になる。

高氏の謀反が起きる前、時行の前にはどこからどう見ても怪しげな神官諏訪頼重が出現。自分には予知をする神力があってあなた様の逃げる場所などお見通しと言うが、じゃあ将来どうなるのかと問われると言葉を濁す。そりゃそうだろう。

そして倒幕の狼煙があがり、鎌倉の北条氏は悉く討たれる。これを見た時行も悲観して自分も自害すると言い出したが、頼重が一旦はそれを止めたものの、言葉では理解出来まいと崖の上から突き落とした。ならば死になさい。
参考資料

ところがここからが逃げ上手の若君の本領発揮だった。新田軍の武将を悉くかわして頼重の所へ戻り、こうなった責任は取れよなと一緒に諏訪へ落ち延びた。

まあ歴史は変えないと思うので先の展開は分かってるのだが、キャラがどう描かれるかが楽しいかも。高氏のすぐ近くに居て凄い顔つきの悪いやつがきっと高師直に違いない(笑

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天穂のサクナヒメ・第1話

大空直美さんがちっこい身体のキャラで「じゃろ」とか言うと、どうしてもジャヒー様とかワンルーム魔王を連想してしまう。まあそんなにキャラ的には違いがない(苦笑

神々が住む「頂の世」に住まう豊穣神サクナヒメ。しかしグータラな生活を送っていた。但し父母が残した米穀によって毎年の神々の長カムヒツキへの献上品には困らず、毎年「お役目」を賜る地位にあった。神々の米って、一度作ったら劣化しないのか。流石神米。しかも後の方で迷い込んで来た人間達が米俵から米を直接食べている。白い米がどうのこうのと言っていたのでまさか米俵の中は精米済みの米か?

ところが迷い込んで来た人間達に対する騒動でカムヒツキ様の怒りを買う。サクナヒメの父母が開拓して米を作ったヒノエ島に人間達と渡り、そこで調査をする役割をせよと。タマ爺の話を聞くとそこで父母が行方不明になっているみたいな事なので、その捜索も兼ねられるだろう。

天の都を離れるのを嫌がっていたサクナヒメだったが、親友と言われる発明神ココロワヒメの説得を受けて旅立つ事にした。船に乗ってからもあがいたけど。
参考資料

さて、騒動の発端となった人間達だが、へっぽこ侍と子供二人と外国人とほとんど幼児みたいなのは何故天の浮橋にやって来たのだろう。なんだか妙な取り合わせにも見える。特に外国人。

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モブから始まる探索英雄譚・第1話

普通にダンジョン探索物かなと思ったら殺虫剤が出て来てさてはゲーム内のダンジョンなのかなと思ったら現実世界にそのまま繋がっていた。

主人公高木海斗はもうずーっとダンジョンの最初の階層でスライムだけを相手にしていて、記念すべき1000体目は黄金のスライムで、これを倒したらレベルがぐっと上がると思ったのに全然上がらない。ただ、ドロップアイテムが金色のカードで、ヴァルキリーのシルフィーと書かれてあった。
参考資料

これはきっとレアカード。売ったら10億円ではとも言われてるが(この時代の貨幣価値が分からん。現代と同じでも良いのだろうか。だとしたら10億に対する憧れが小さすぎるのでは)海斗はそれよりも召喚の方を選ぶ。

でも出て来たのはちっこいヴァルキリーのシルフィー。それでも海斗よりはずっと戦闘力があるし、モンスターが近くに居たらすぐ分かる。おかげで記録的なスライムの退治も出来た。

ダンジョンが現代社会に出現して十余年と言われていたが、あんなダンジョンが国家による独占利用にならずに勝手に市民が入れる状態にしてる理由がさっぱり分からない。本当の社会だったら絶対そんな事を許可する訳がない。ここに根本的に引っ掛かる。

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この世界は不完全すぎる・第1話

どこかの異世界で平和に暮らしていた筈のニコラだったのに、突如ドラゴンが出現。え?あれがドラゴン?

村人が逃げる中、足がすくんで動けなかったニコラの足を掴んでここでじっとしていたら安全だと言う人物が居た。言われたとおりにそこはドラゴンが何故か通らない場所だった。思えばこれが大きなヒントだったんだ。

その人物、ハガと言う、いかにも日本人名らしい男はこの世の中の事を調べていると言うのだ。なんだかメモが日本語だなと思ったけど、これは視聴者に見える様にする演出と言うのが欠片程度にはあるかもと見過ごしていた。

ところがある日、避けようの無いもっと巨大なドラゴンが村に向かって来る。ハガはニコラに村人をみんな避難させろと送り出して、自分はそんなに強い能力がある訳でもないのをドラゴンと戦った。やがて、ハガが疲労して来た頃、村人がみなハガを助けるのだ。こうして村人は救われた....筈だったのに。
参考資料

ここ迄特にどうと言うものでもないファンタジーな話だったが、どんでん返しと言うかネタが明かされると言うか、ハガはバーチャルゲームのデバッガーだったのだ。ゲーム内を彷徨ってバグを見つけて糺して行けばやがて元に戻れるのではと続けていた。しかし今回も駄目だった。

そう嘆いていたハガの前に、ゲームシナリオとして消えた筈のニコラが出現する。

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ダンジョンの中のひと・第1話

番宣の絵が可愛い系だったので、ポーション頼みで~みたいな路線かなと思ったら内容と言うかキャラはハードだった。

父(CV:大塚芳忠さん)が滅茶苦茶鍛えたせいで多分この辺では圧倒的な強さになってるのではないか(その証拠にダンジョンの8階層目まで楽勝で来てしまった)と思われるクレイ。

そして流石に前人未到の9階層の魔物は強かったのだが、その魔物がダンジョンの壁を壊してしまった所から話が変わる。魔物、いきなり殺意が消えて言葉を喋って、あ、いけねとか言っちゃうし。

壁の向こう側には至って普通の居住空間。そして当然そこには住人が居てクレイはその住人らしき人物が出現する前に途方もない圧を感じたのに、出現したのは少女。ただ、魔物が言う様にどうもこの少女ベルがダンジョンの支配者と言うか管理人なのだそうだ。
参考資料

ベル曰く、クレイにこの管理の仕事のお手伝いをして貰えないかと。クレイは簡単に断っても良かったが、父がダンジョンに潜ってずっと行方不明で、父の事をこの管理人に聞いても良いが、何かあったとした場合にそれを言葉だけで聞いて納得できる自信が無かった。

だから父ならこのダンジョンの最下層に多分辿り着いただろう、そしてこのボスに遭遇しただろう。ならばこのボスと戦う事で父がどうなったのかを身体で理解しようとしたのだ。

で、戦ったらベルの圧勝です。
ああこれなら父が負けたとしても不思議ではない。
そして約束しちゃったのでこれからクレイはダンジョンの管理業務へ。

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異世界スーサイド・スクワッド・第1話

北米向け市場を狙ったアメコミ風アクションな異世界モノかな。
一癖も二癖もある犯罪者を使って出現した異世界に橋頭堡を作ろうとしている。異世界に橋頭堡を作りたいのは資源確保が目的だそうだ。

ただ、そのガイドと言うか、管理をする人間になる筈だったアダムが到着早々に死んでしまって現地での交渉人が消えてしまった。

そんな訳で五人、と言うか五人目が人間に見えないんだけど、五人は現地組織と何とかやって行かねばならない。

見た所、現地では人間と魔族が戦っていたので、先ずは近寄って来た魔族を五人の特殊能力で片付ける。それはまあ良かったのだが、現地の人間との意思疎通が出来ない。チラと聞こえたのはオークの方が会話できそうな言葉話してなかったか?

そして何故か問答無用で牢に入れられてしまう五人。
おまえらならこんな事にならないのでは?
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2.5次元の誘惑・第1話

アニメ二次元ヲタクにとって1200%都合の良い設定が来た。
漫研の部長奥村政宗は、子供の頃に母が男と逃げたとか、クラスの女子からキモがられたとかですっかり三次元の女には興味が無いと宣言する状態になっていた。自分が愛するのは二次元の女の子だけだと。

しかし、そう言うところにこそやって来るのだ。美少女で同じ様にアニメが好きで趣味が合っていてそして自分が一番好きなキャラのコスプレをする子天乃リリサが入部希望として。これが1200%でなくてなんであろう。

当然政宗は最初は三次元の女子なんてと拒絶反応を示していたが、リリサのアニメ愛、就中リリエルへの愛は自分と全く負けていない。これでは仕方ない、認めるしか無い。

さらに進んでリリサはつい最近コスプレに目覚めて、自分もROMを出したいと思う様になっていた。ただ、当然ながら誰かが撮影しなくてはならない。こんな駆け出しでいきなり見ず知らずの人間にコスプレ写真を撮って欲しいなどとは頼めない。だから部長の政宗に撮って欲しいと言うのだ。そんな訳で部室でコスプレに着替えて撮影会。
参考資料

リリサはリリエルを愛しているの言うのは本物なので、作る仕草も政宗を打ちのめす。そして最後にはラッキースケベが待っていたりして、お互い本当は意識しない相手の筈だったのがちょっと意識をする様になる。

リリサ、熱でもあるのかなとか、未だ全然自覚無いけど。

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ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで・第1話

でたな、勝手にバスごと召喚して、勇者達よ世界を救う為に戦えって奴。
で、まるごと召喚すると中身の質がバラバラで、その場合は主人公のレベルは大抵は最低ランクで、現地で侮られて、覚えてろよな展開になる。

主人公の三森灯河は、どうやら幼少期の家庭内暴力のせいでモブで生きようとしていたみたいだが、今回の旅行でたまたまあまりの行為に声をあげてしまった。たまたまクラスの最上位の桐原拓斗が面倒な事をするなと小山田翔吾を止めたからその場だけは収まった。

異世界に召喚されてお約束のとおりに女神が召喚した人間のレベル判定をする。例のクラスの最上位の桐原はこちらでもS級だった。あの傍若無人な小山田もちゃっかりA級。三森に助けられた十河はS級。

さあ、こうなると主人公は最低を叩き出すなと思ったらやはり最低のE級。これを見た瞬間に女神は三森に冷淡になる。冷淡ならまだしも、これまでの経験から最低ランクのE級はSやAの足を引っ張るのが常なので、邪魔だから廃棄遺跡に飛ばす、運良く生きていられたらまあ自由に暮らすのを許そうと。
参考資料

これを宣言した時、クラスの全員は三森にとっとと行けと言い出した。特に安智弘など嘗ては三森から慰められていたのに手のひらを返してさっさと入ってしまえと言うのだ。唯一、バスの中で助けられた十河だけはこれはあんまりだと止めようとしたが、女神は腹パンチで十河を気絶させた。ひでーな、女神。

こうして十河以外の全てに憎悪を抱いて廃棄遺跡に飛ばされた三森だったが、女神からは状態異常スキルなど普通は成功せぬわとか言われていたものの、廃棄遺跡の魔物に対しては百発百中で効いている。但し問題はMPがもう尽きかけている。これでどうやって生き延びるのか。生き延びるだろうけど、でないと話にならない。

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先輩はおとこのこ・第1話

タイトルからして「男の娘」かなあと思っていたが、やはり男の娘だった。
それを知らずに蒼井咲から女子の先輩として花岡まことは告白される。まことは実は僕は男子なんだよと明かすが、ここからこの作品の咲の本領発揮である。

これを聞いて何て素晴らしいと、男の娘サイコーですと鼻血を吹き出してしまう。そして今後もよろしくと咲が言ってもお断りしちゃう。ハンカチは貸してあげるけど。

それでも咲は強い。自分が先輩の初恋の人になってあげます!

と言う事で咲はあれこれとアタックして来る。まことは逃げるのだが。逃げ回っていたが、まことが体育の時間に咲が美術の時間で一緒に外になったので迫って来る。まことは咲が自分と一緒に居たら周りから避けられるだろうと避けていた。と言うのも二三年はまことは女装だと知ってるから。

それを聞いて咲、ショック!
女装の秘密を知ってるのは自分だけじゃなかったのか!
そっちかよ。
参考資料

ところがまことと仲良くしてる女子が出現して何だあいつはと思うをのこありけり。その名は大我竜二。竜二、たまに遊びや罰ゲームでまことに告白する奴が居る。そんな胡散臭い奴と同じではないか。まあ咲は最初まことを女の子だと思ってでも男の娘と知ってそれでなお好きになったと言う経緯があるあらそっちではないのは分かって貰えそうだが、でも問い詰められた時に咲は何か妙な反応をした。だから竜二はこの後も警戒を解かない。

だったのに、うっかり落とした生徒手帳にまことの女装写真をしっかり持っていたのが咲にバレてちょっと弱い立場になってしまった。この時点では竜二は男の娘まことが好きなのかなと思ったけど、きっかけは幼稚園の時に自分を助けて泣いてくれたまことが好きになったのだ。だからちょっと違う。

ただ、竜二のまことを気遣うやり方は勉強になって、咲は竜二を師匠と呼ぶのだ。
あ?これって江ノ島アニメですか?

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疑似ハーレム・第1話

疑似ハーレムってそう言う事だったのか。
タイトルだけ見て想像した内容は何か悪い事でもして擬似的なハーレム状態を作るのかと思ったら、単なるイチャラブじゃん。

演劇の才能のある七倉凛が高校に入学して演劇部を探していたら、たまたまそこの部員でノリの良い北浜瑛二と出くわし、おれが部員一人しかいない部の部長だが、部室まで案内してやるぜと言われて連れて行かれたら、ちゃんと部員も多い演劇部で、部長はもっとごっつい中山元邦と言う先輩が居た。

最初に出会った経緯もあるし瑛二のノリの良い性格もあって、凛は演劇の才能として様々な女の子キャラクターを演じてやるのだ。
参考資料

あれ?Aパートでもう話が終わっちゃったよ。
このあとひたすらイチャラブを見せられる作品なの?

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俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~・第1話

どうやら隔離空間で育てられたノール。父は先に亡くなり、母も病弱で生活をノールが支えていたが、その母も亡くなってしまった。

ノールは父からやりたい事をやれと言われいたのを思い出してその隔離空間だった家を出て街で冒険者になろうとする。

未だ子供なのでギルドのマスターは育成学校で自分に合ったスキルを獲得して来いと送り出した。あれって無償教育なのかな。

ところがノールはどの部門に行っても本当に能力が伸びずまさかの全能力で水準以下の結果となってしまった。流石にこれではギルドマスターも冒険者登録はさせてやれない。これで冒険者になっても死ぬだけだ。

やむなくノールはあの家に帰ってパリイ(防御技だそうだ。今日の今日迄知らなかった)をずっとずっとずっと、十数年もひたすら鍛える。そして一念岩をも通すだろうか、パリイに関しては一回薙ぎ払うだけで1000本の剣を打ち払う程にはなっていた。身体も鍛えられた。

そこでまたギルドに行ってみたら、ギルドマスターはあの少年がここまで育ったのかと驚く一方で相変わらず能力が無いのは冒険者の最低ランクのEランクに登録は出来ないと言う。しかし気の毒なノールにギルドマスターは抜け道をやってくれる。Eの下にFランクと言うのがある。これは一般的なクエストは受けられない。しかし街の雑用みたいな依頼なら受けられる。ただ、普通はギルドの紹介料を差っ引かれるとやって行けないから誰もFランクになろうとしない。

それでもノールは自分の力で誰かの役に立ちたいと言う願いからFランクになって街の雑用を全部こなして行った。体力があって他の誰よりもずっと捗る。

そんな時に工事現場で女性の悲鳴が聞こえてそちらの洞窟の様な場所へ走って行ってみると、女性が拘束され、そして眼の前には「でかい牛!」
参考資料

これ、あとから分かるのだがノールはずっと自分の家に居たから本物の牛を知らず、本で書かれた姿でしか牛を知らない。確かに普通の牛も大きいがそれを想像していたノールは眼の前に現れたミノタウロスみたいなのは想像を越えた牛だと思った。

女性を護衛していた兵士は悉くがミノタウロスにやられてしまい、残ったノールだけが鍛え上げたパリイでミノタウロスの攻撃を防ぐ。苦戦の末にパリイしたミノタウロスの斧がミノタウロス自身の首を刎ねて倒す事が出来た。

ノールは思った。
街の牛一頭がこれだけ強いとは自分は未だ未だだ。
最後にギャグ来るかよ。

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義妹生活・第1話

両親が結婚して二人は義兄妹になりました。
これだけだとこの世に数多存在するこの設定では「うひょー、同級生の美人の女の子が妹になっちゃったよ、どーしよー」的展開とか、最初はギスギスしても恋仲迄行っちゃうとか、そんなのが多いが、どうもそうではないみたいだ。

浅村悠太はある朝父から再婚するからよろしく今晩その相手と会ってくれと言われた。うん、リアルさを求めて良いのならこんな再婚の仕方は絶対ダメだから。再婚と言うのは特に子供から見たら赤の他人と同居生活が始まると言う事を意味していて、それが今晩その人と会ってくれな、で済ませられる筈がないではないか。しかも相手には子供が居るからその子の写真を送っておくとか言っておいて、写真以外の何の情報も出していない。

私ならブチギレですね

ところが悠太は父が一人になった過程に何か分かってる所があるのか異常に物わかりがよく、父さんの為ならと全部飲み込む。

但し会ってみて驚いた向こうの連れ子綾瀬沙季が同い年で、どう接したら良いのか悩まなくてはならない。だが沙季は沙季で無理に仲の良い義兄妹になるつもりは無いと言って来る。じゃあ契約関係みたいなので良いのだ。それはそれで気持ちは楽だろう。
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荷物を整理するのを手伝った時に沙季の制服を見たら同じ学校。義兄妹にして同級生。沙季は沙季でまた何かありそうで、顔色を伺う友達関係が嫌で一人を除いて全部切ったと言う。

と言うくらーいお話がスタートしたけど、悠太のバイト先の読売先輩とか、まだCMにだけ登場していないやけに明るい子がどうも沙季の唯一の友達?みたいな感じでそっちは救いがありそう。

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【推しの子】(第2期)・第12話

一年経って流石にいきなり見始めると忘れている部分もあるが、見ているうちに色々思い出す。まずルビー達の新生B小町の方は置いておいて、アクサのアイの真相に迫るアプローチの方で話が進む。そこには繋がりのありそうな劇団ララライの代表金田一敏朗が居るのだ。アクアのメインターゲットは、今回この芝居2.5次元舞台の東京ブレイドで金田一に近づいて情報を得る事で役者そのものではない。

とは言ってもこれだけ役者が揃うとまたぞろ色々ある。有馬かなは周囲に合わせる感じでの演技だったが、ララライの看板役者姫川大輝と一緒に演技する事になって格段に変わる。今迄その程度の相手に合わせてばかり居たのが今度は本気で演技が出来る。
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一方で問題だったのはアクアの「彼女」に収まった黒川あかねだ。作品を分析してその役者になりきるのは、嘗てアクアにアイになりきったのを見せた程の力があるものの、あかねは原作と今回の舞台の脚本の乖離に悩んでいた。だから自分が考える演技に修正が入ったりする。アクアから今のままだと完全にかなに引き離されているなと言われる程に。
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ところがその理由を聞いたアクアが金田一と脚本家GOAの所に行って、あかねが疑問に思ってる事があるですけどー、とか言い出した。

あ、これってつい最近問題になった原作・脚本問題の内容になるの?一期はリアリティショー問題と言い、つくづくこの作品は世間で大問題となったネタが被るな。勿論原作はもっと前だからそれを狙った訳ではないのは重々承知してる。

ひょっとしてダメな脚本家?と思ったがGOAの説明は理に適っている。原作を圧縮して限られた時間に役者を動かなさねばならない。その結果としてあかねが演じる鞘姫は単純に対立構造を生み出すキャラクターにシフトしている。ここであかねは一旦納得はした。

ところがこの日、原作者が舞台稽古の見学に来たのだ。いかにもオドオドな感じの原作者で、今日あまの原作者吉祥寺頼子の後ろに隠れる様な原作者鮫島アビ子、何か先生から言いたい事がありますかと聞かれて答えた。

脚本全部書き直せ
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すげー展開来たな。
これだから推しの子は目が離せない。

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下の階には澪がいる・第1話

始まった時に「ああ、フジのオサレ枠?」と思ったけど、OPの制作を見たらどうもBilibiliが出資して韓国で制作した作品に見える。最初は中国人スタッフばかり見えたから、中国でここまで自由主義国の生活の作品が作れるのかなと思ったけど、中身は韓国か。なら西側みたいな生活の社会も描かれよう。ただ、作中はみんな簡体字だったね。あのせいで中国アニメかと思った。

内容はオサレ大学生生活な話で、あ、うん、私はそう言う人種じゃないのであまり馴染めない。それでも舞台が東京だったりしたらそれを少しは楽しみにしたかもしれない。

主人公杉浦陽(LINEの画面では全然違う名前)の居るシェアハウスの一階が女子向けらしいが、如月澪はその一階を全部借り切ってるのだそうだ。それを聞いた杉浦が「金持ち」って言うけど、そこは「ブルジョア」って言ってみろと思ったりした。どうせ日本語吹き替えは中国では流さないでしょ?
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同日に「推しの子」「ロシデレ」の動画工房の力作が二つもあると、同じタイミングで見ちゃうと10年以上前の作風に見えてしまう。ちょっと同じ日の作品は相手が悪すぎた。

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時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん・第1話

この作品の存在自体はCMでやっていたので随分前から知っていた。なるほど、ロシア語かとか思っていた。問題はその二年後、プーチンが19世紀国家の思想でウクライナへの侵略戦争を仕掛けた事で「ロシア」自体の印象がとても悪くなる。ロシア語にも文化にも何も罪は無いがプーチンのせいで全て悪印象となった。

念の為に言っておくと、ソ連のイデオロギーは問題外として、でも高校生の時からロシア語もロシア音楽も親しんで来たので、私は元々は印象は良かったのだ。

さて本作、主人公の久世政近君、色々聞いてみるとかなりスペックは高そうなのにゲーム廃人にしてアニヲタなのが悪いのか、冴えないキャラの立場になってる。

そして隣の席のアリサ・ミハイロヴナ・九条、これがタイトルのアーリャでアリサは他の人間には鉄仮面みたいな様子なのに何故か政近にだけはツンな顔をしつつ、タイトルどおりにロシア語でデレるのだ。

政近は過去回想で幼少期にどこかのロシア人少女と出会って初恋の様になったのが発端でロシア語が分かる様になっていた。これだけで?と思ったらちゃんとその後も彼女とうまく話せる様にとロシア語は勉強したと言う。だからまさにタイトルどおりにアリサがロシア語でデレると分かるものの、それを今更言ったらアリサが立ち直れないと思って分からないフリをしている。

ところがヒロインはアリサだけではない。アリサの姉のマリヤ・ミハイロヴナ・九条もこの学校に来ていた。さらにはアリサとマリヤと一緒に生徒会に居る周防有希もそうだった。この有希、政近と幼馴染だと言うけどそれ以上な雰囲気もあって、二人を見るアリサがヤキモチをやくのだ。

ロシア語、高校の時に少しだけかじった程度だから耳からだけで聞き取るのは難しい。まあ文字で出て来ても単語をそんなに知らないのでやはり分からない気もする。ただ、今回の最後にアリサが
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「не(not) понимаешь(understand)」
と言ったのは分かった。

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魔王軍最強の魔術師は人間だった・第1話

カラクリは比較的に単純でたまたま魔王軍の大魔術師ロンベルクにアイクは赤ん坊の時に拾われて育てられ、その育成が大魔術師様の凄さゆえに人間だったアイクが魔王軍で大魔術師になっていた。まだ物語開始時点では「どうやら凄腕の魔術師が居るらしい」程度の認知ではあるが。

ともあれ魔王軍が攻略に手こずっていたアーセナムを、アイクは任されて僅か一週間で陥落させてしまう。これを任せたのはセフィーロで、セフィーロだけはアイクの事情を知っている。(初回で一人アイクの本体に気づくのが出るけど)

アイクは自分は本来人間であると言う自覚があるし、ロンベルクの教えもあって征服した人間の街は、他の魔族ならば皆殺しの略奪し放題なのを撫民政策によって税も暮らしも従前どおりにする。何か言われてもこの方が魔族にとって合理的である、税収も上がり物資も手に入るからと言うのだ。

アイクの活躍が魔王様ダイロクテンの耳に達して謁見となった。どんな恐ろしい姿かと思ったら、魔王様としてよくあるもう一つのパターンのメスガ(ry。しかし力の圧は本物でアイクは震える。何とか人間だとバレない様にしたと思ったアイクだが、あれ、バレてない?
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魔王様からはイヴァリアス領主を任されたが、セフィーロが考えなしにあちこち破壊してしまったので防衛の為の城壁がボロボロ。だが次の攻撃に備えて早く直さねばならない。そこでアイクが指示したのは人間と魔族の共同作業だった。細かい点は人間にやらせ力仕事を魔族にやらせる。

アイクが団長の不死旅団の参謀ジロン、アイクの叡智の何たることか、この先ずっと着いて行かねばと思った。まあせこい配役の考えそうなパターンだけど、実際の社会もそうだからね。

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僕の妻は感情がない・第1話

タイトルと公式サイトのイメージどおりのスタートだった。会社が忙しい一人暮らしの小杉タクマ君、家事に割く時間が無いので家電を中古で買った。炊事だけの単機能をこなす家電ロボットのミーナ。これしか出来ません。ちょっと気になったが掃除洗濯もダメ?

驚いたのはタクマがwikipediaで「社畜」みたいな説明になってるけど先輩達が全員帰ってタクマが会社を出たのは20時前。決して早くはないけど社畜と言うのは気の毒ではあるまいか。

料理作ってくれるだけでも浮かれているタクマ、ビールを飲みながら一番好きなのはミーナちゃん、お嫁さんになってくれないかなー、とか口走った時にミーナに妙な反応があった。
参考資料

そして出来たオムライスにLOVEタクマ。
そんな特別な事をする機能なんてあるのかと分厚い説明書を見ても特に何も書いてない。

それ以来一段とタクマは意識しだした。

それにしたって、あらぬ事を口走ってしまってビールに逃げる。人間、そんなに飲めるのか。そのせいでミーナは接種した量と同量の水を飲めと水指を差し出す。大腸カメラの時に2Lの洗浄液飲まされるけど、私はあれも全部飲めないんだよ。

それでも飲もうとするタクマ、もっと飲みたいと言うタクマの要求に冷蔵庫に残った最後の二本を取り出して、でも台所で潰して流しちゃったよ。

その後のタクマの「ミーナは自分の何か」との問にお嫁さんと答えてくれる。それはあの時にお嫁さんになってーと言ったのが登録されている。あそこからミーナの反応が変わったよね。

酔いつぶれたタクマが一緒に寝ようと迫るので已む無くミーナは添い寝してくれた。くれたけど、凝視はちょっと怖い。だから目が怖いと言っちゃった。

でもそのせいらしい。翌朝ミーナは目を半開きで行動しだす。それに気づいたタクマ、目を近くで見るとドキドキしちゃうからと訂正してミーナの目はいつもの様に開く。

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新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。・第一話

あまり「最強」とか「無敵」って言っちゃう作品は好きではないのだが、本作はとある男性主人公が最強パーティに入ったせいで自分が自覚してないレベル迄強くなっていた、と言う所から始まっている。

その主人公はリック・グラディアートル。30歳までギルド職員をやっていたがある日突如としてギルドを退職して冒険者を目指した。人は誰だっていつでも夢を追いかけて良いと言うナレーションがあったが、夢だけで冒険者を目指したのだろうか。

どんな経緯で拾われたのか知らないがよりにもよって化け物じみた最強パーティ「オリハルコン・フィスト」でSランクの四人に血を吐く程に鍛えられた。

そして2年、晴れて冒険者としてのEランク登録試験に臨むのだ。ギルドに行ってみれば嘗ての同僚が窓口をやっていた。その子に嘗てのAランク冒険者(でも今は飲んだくれ)が絡むのでリックは優しく止めたつもりだったが、その飲んだくれは一撃で沈没。飲み過ぎで倒れたなと言う事になったがよく見ると鋼鉄の胸当てに手の跡が残っている。なるほど、リックの力の一旦が見られた。

その後の試験でまずは魔力測定があったが、リックは最低限の魔力しか観測されない。だがグリーンスライムサンドバッグは一撃で破砕し、防御魔法試験では第五階邸魔法の攻撃を第一階邸魔法(それしか使えない)で防ぐ。神童としてこの試験でデビューする筈だったフリード・ディルムット(公爵家次男11歳)の目論見を潰してしまった。

そのせいでフリードの恨みを買ってフリードがあることないこと吹き込んだ姉のアンジェリカ・ディルムットの決闘申し込みをされてうっかり受けてしまう。
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神速のアンジェリカの筈なのにリックから見たらもの凄くノロマにしか見えない。ただ、ドジっ子アンジェリカが躓いて不規則な動きをするとそれは予測不能な動きになってこれは大変。最後のアンジェリカの攻撃もころんだせいで一回位殴っておかなくてはと言う一撃はアンジェリカを(幸いなことに)外した。しかしその一撃は大地を穿つ。

あんなもの直撃を食らっていたら間違いなく死んでいたとアンジェリカは遁走。

自覚していないで勘違いしてると言うのは好感度が高いが、それがいつまで続けられるか。自覚しちゃったらただの「俺つえー」物語になっちゃうから。

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無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~(第2クール)・第24話・最終回

パウロが死んだ時、ああこれがヒトガミが言っていた後悔する事になると言う事かと思ったけど、今日のルーデウス、家が近づいた時に血相を変えて走って行く。パウロが死んだのは悲しみではあるが後悔ではないなどと言って。え?マジ?

屋敷に駆け込んだら誰も居ない。シルフィやノルンやアイシャはどうした。するとアイシャが出て来た。アイシャによるとシルフィもノルンも無事なのだ。それは良かった。これで本当に「後悔する事になる」はパウロの事で良いのだろうか。今回ずっと気になった。

家族を集めて改めて報告をする。そう、そこにはパウロが居ない。パウロは死んだのだ。ノルンが何故ルーデウスが行ったのにと叫ぶが、それはすぐに引っ込めた。だってルーデウスは左腕を無くしているのだ。それだけ大変な事だった。
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ゼニスの記憶が失われている。症状からみて脳と言う臓器そのものに損傷は無いと思うので、ヒーリングの魔法でシナプスの接続を適宜調整する事で記憶は戻らないのかな。

家族の再開を果たした事でエリナリーゼ達は街の宿へ帰って行く。エリナリーゼが帰り際にパウロがああならない様に立ち回るのが自分の役目だったと言うのに対して、ルーデウスが誰も責めませんよと言ったら、なら自分も責めては駄目だと言うのは良い返しだった。

ロキシーはその場に残る。それは何か意味するものがあるのだろうとシルフィは気付いたと思う。

家族だけになってロキシーを紹介する。二人目の妻として迎え入れようと思う。パウロが死んでどうにもならなくなった時に助けてくれたのがロキシーだったのだ。それではノルンは納得出来まい。これは一体どう言う事なのか。ノルンは直情的に責めるけど、アイシャは二人目の妻とか何だとか言われると立場が無い。だって母リーリャはパウロの二人目の妻なのだから。

これはルーデウスが何を言ってもノルンは聞かないだろう。ノルンに責められてロキシーは去ろうとする。このままロキシーを悲しい思いのまま行かせる訳には行かない。だからそれを止めるのはシルフィだ。

シルフィ、時間の問題だと思っていたルディが別の女の人を連れて来るのは、と言う。
ノルン、うわーって顔してるな。
参考資料

シルフィは以前からロキシーの事は聞いていた。尊敬する魔術師はロキシーだけだと。これで同じルーデウスを愛する一人になってくれたら同じになれる。それにしても、母は強しと言うか。

それから一ヶ月。無事赤ちゃんが生まれました。女の子です。髪の毛はルーデウスと同じ。ルーデウスは感慨深いだろう、他のだれにもまして、だってルーデウスの前世はひきニートで親戚からも疎まれていたのだから。

原作はこれの後も続いてるかもしれないが、でも家族全員が揃って大きい区切り....
あ、いや、この子が未だ。
参考資料

と言う訳で無職転生三期へ。

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