ガールズバンドクライ・第13話・最終回
冒頭は高校時代のヒナと決別した時の夢。虐められている子を見て我慢できないと言う仁菜をヒナは止めた。あんたのそのトゲトゲしい正義感は報われない。それでも仁菜は虐めに介入したのだ。その結果があれだった。
新曲の再生数が全然伸びていない。検索もされている認知度も上がっている、だがそれに合った反響が出ていない。あとで言われるが、ここで桃香がそれだけの背景があるのにそうではないと言う事は..と言いかけた所に三浦が畳み掛けた。事務所の責任。
桃香が言いかけたのは知名度が上がってるのに曲の再生数が伸びないのは曲の問題。それを三浦は桃香に言わせなかったのだ。だからその後桃香は一人で帰った。その辺をすばるも智もルパも気づいていた。例によって仁菜だけ気づいてないけど。そもそも仁菜はあれは良い曲だと信じてるのだ。
仁菜、止められていたのにエゴサをしてた。トゲトゲ、知名度が上がったけど再生されてない理由の一つがアンチの出現だった。そこまで有名じゃないのにアンチが毒を振りまいて何も知らない人まで回避させてしまっている。
そうやってスマホを見ていたらヒナからフォロワーリクエストが来ていた。一旦は拒否しようとしたけど受け入れた。そしてヒナと会った。
ヒナが仁菜に会いに来たのは話したい事があったから。勘違いしてるかもしれないけど、自分がダイダスのボーカルになったのはたまたまだ。あんたが学校来なくなってからの話だけど。
そんな事を蒸し返すのはあの時の仁菜の選択が間違いだったと認めろと言う事か。
この日来たのはもう一つ。ダイダスはもうとっくにソールドアウトしてるけど、トゲトゲはチケットが売れていない。で、三浦がダイダスの事務所に来たのだそうだ。何とかしたい、一日目と二日目に分かれた対バンだが、両日で両方が出る形式にして欲しいと頭を下げて来たのだ。
これが売れると言う事。仁菜が間違っていた、ヒナが正しかったといい加減認めたら。
当然仁菜は席を蹴った。
その仁菜にルパから連絡が入った。桃香の家にみんなで集まって三浦からの話を受けるかどうかの相談をしていた。例の両日を対バンにしてはと言う話だ。ただ単にチケットの事を考えたら受け入れるのが合理的な判断だろう。
でも仁菜はそう思わない。それはもうこの時点で負けを認めたと言う事。それは絶対に嫌だ。桃香の歌は間違っていない、それを証明する為にやってるのではないのか。
桃香、それは分からないでもないが、これは既にお金の問題でもある。どれだけ経費がかかっているか。ダメージを減らす事を考えるしかない。
原因は全部私だ、ごめん。
桃香、知名度が上がったのに売れていないのは自分のせいなのだと言う考えになってる。でもここで謝るのはみんなからそうじゃないと言う顔をされた。
それはダイダスにも頭を下げてるのか。そもそもダイダスの方からこんな提案をしてくると思うのか。ここだけは仁菜の方が情報が早い。さっきヒナから言われた。三浦が頭を下げたのだ。
でも自分は受け入れたくない。だって自分は間違ってないから!
あの時の自分を否定しないで!
相変わらず仁菜はエキセントリックなんだから。
戸手神明大神に場所を移して仁菜とヒナの過去の話をメンバーに語る。あの虐めに遭っていた子、今度は虐める側に入って、そして仁菜に震えながら言うのだ。あの子達に謝ったら自分もこんな事をしなくて済む。それを聞いたら一番トサカに来たのは智。仁菜は間違っていた。でもそれが出来る仁菜に自分は惹かれたんだ。
トゲトゲは対バンを断る事にした。そのけじめとして退所届を出した。お金はいつ払えるか分からないが、必ず返す。そしてここに至った理由を話した。
事務所をやめるのは中田にも話した。中田、十年経っても未だ生き残っていたらまたおいで。ただで仕事を引き受けてあげる。ありがとうございます、中田さん。
あ、やっとちゃんと呼ばれて中田がニヤリとした。
いつもの牛丼屋へ。ここで紅生姜に誓おう、この五人でずっとやって行くと。そして桃香にここまでやって来たこの街が好きですと言う仁菜だが、桃香、「川崎な」と川崎アピール。
そしてライブ当日。やはり人数は完全に負けていた。桃香は昨日のダイダスのライブ後のこちらのコメントを見てみたら、アンチに対してそれに立ち上がったコメントもあったのだ。分かってくれている人には届いてる。
控室の所にヒナから「バカは見る」な仁菜いじりがあって、これって実はヒナって子は仁菜に折れてほしくなかったのではとみんな思った。だってわざわざ仁菜に自分が間違っていた謝れなんて言ったら絶対反発する筈だから。
ライブが始まって仁菜からご挨拶。自分語りも入れて。その途中で気がつく。ヒナだってダイダスの桃香の歌が好きだったんだ。ちゃんと届いていたんだ。
始まりの目撃者になって下さい!
ガルクラ、とても良かった。始まった時は仁菜のトゲトゲしさにうわぁと思ったけど、あれが味だった。
令和6年夏アニメ(視聴予定)のハッシュタグ一覧表
令和6年夏アニメで第1話は少なくとも見る(かもしれない)アニメのハッシュタグの一覧表。なお、リンク先はデータサイトとしてしょぼいカレンダーの各番組ページとしている。
使い方のイメージは、アニメを見ていてふとスマホでそのアニメについてポストしたくなったり情報を見たくなったりした時に、バラバラになっていないでここにさえ来ればそれが出来ると言うページ。
各作品のX公式アカウントの推奨ハッシュタグを載せているが、公式アカがプロフィール欄で言及せずになんとなくポスト内で使ってたり、公式アカが使ってないけどRPした関連アカが使ってると言うのもある。出来ればちゃんと推奨して欲しい。最近はほとんどそうなって来てるのは良い傾向。
※東京圏以外の人がネタバレ回避の為に放送日にハッシュタグでミュートしてる方々がいます。放送日に内容に関わるポストをする時はなるべくハッシュタグを付けましょう。
声優ラジオのウラオモテ・第12話・最終回
由美子は千佳に自分に何が足りないのかをとうとう聞いた。千佳、以前から思っていたって言うけど、それを知りながら今迄言わなかったのはどうなんだろう。ライバル心が強すぎて言えないと言うのは分からないでもないが。
それによると由美子は他の声優を、大物声優を意識しすぎていると言うのだ。悪く言えば怯んでいる。千佳の言い方をすると気概が足りない。どうだ、これが私の演技だ!と言う勢いが足りない。ああ、だから声優を始めた当初は受けが良かったけど、慣れるに従って小さくまとまってしまったのか。一方でオーディションではそれがなくて光る面を見せたりする時がある。特に準備不足だとそれを考えてる余裕が無いから逆に力が出せる。
音響スタジオに行きがてら千佳は良い事を教えてくれた。あの、由美子がすっかり意気消沈してガヤに参加しそこねていた時に大野が叱った時の事だ。大野は見込みの無い新人は叱らない。無駄になるから。でも由美子が叱られたと言う事は見込みがあると認めてくれたからだ。因みに千佳は第1話の時に叱られたけどね。
音響スタジオに着いた時、杉下が言う。シラユリのオーディションは難航した。100点に近い演技をする声優は居たけど、60点程度だったあなたを選んだ。なぜだか分かりますか。自分だと100点の演技が出来る様になるから?違います。違うんかーい!
杉下、ちょっと意地悪な言い方だったけど、歌種やすみなら120点の演技が出来ると考えたから。
そこに森と大野が入って来た。当然だが、二人の抜き録りではなくて、やすみの為に来たのだ。でも、か、勘違いしないでよね、作品の為なんだから。
さあ、歌種やすみをその気にさせる要素が揃って、収録開始。
ここに居る全員に見せてやる、自分の演技を。
大野が振り向く程の演技が始まった。そしてシラユリが喋るセリフは全部今のやすみの状況。リミッターを外してやる!今度こそサクラバに届く!
やすみの熱演に夕陽が怯む場面があった。画面に合わない。思わず音響エンジニア(?)が杉下の方をチラ見する。
やすみの迫力ある演技が終わって画面がいつの間にかEDに。夕陽がうつむいて悔しそうな顔をしている。終わったんだよねとコントロールルームの杉下の方を見るやすみ。杉下、OKを出すのも忘れる程だった。
森はやすみの汗をハンカチで拭いてくれる。大野はやすみ以外のマイクも入っていたのかと杉下に確認したら、全員の入っていたと言うので、サクラバの怯えた声が入ってしまったがあれで良いのかと聞く。杉下、もう遅いんだ、神代監督は電話しながら出て行ったと言うので、それって演技に合わせて作画修正入れるって事だな。
森はさっきのハンカチをくれるし、大野はやすみの年齢を聞いて若いやつは化けるんだよなと言いながら出て行った。二人とも認めた。そして杉下も、あなたをシラユリに選んで良かったと言ってくれた。
でもふてくされてるのが千佳。由美子があれで良かったのかなとか言ってくるので千佳は怒り心頭。ファントムの最終回迄絶対見ろ、最終回迄にあんたを絶対越えてやるんだから!
ファントムの現場は無事終わって、いつものコーコーセーラジオ。外角高めさんからまたメール。結果を出せたとの事。歌種やすみもうまく出来たみたいだとか言うので、またぞろ夕陽さんがご機嫌斜め。
それを感じた朝加が新しい企画。イチャラブ大作戦。百合営業かよ!ただ、朝加がこれを出したのには理由があって以前にも増して千佳が刺々しいのを聴取者は敏感に感じ取っていたのだ。だからここでそれをやっておこうと。
と言う事で次の収録迄に相手の良い点を列挙しておいて下さい。これ、由美子も千佳も苦しんだ。由美子は薄っぺらい点しか思いつかないし、千佳に至っては由美子は胸がでかいだけと。
ラジオ収録迄時間があるからちょっと寄って行かないと千佳が連れて行ったのはところざわサクラタウンのジャパンパビリオン。以前乙女がライブやった所だっけ。にしてもところざわサクラタウンって凄い遠いよ。武蔵野線でないと行けない場所だから。
そこで夕暮夕陽から歌種やすみへのライバル宣言。
イチャラブ大作戦、めくるが尊いと漏らす程で乙女も仲が良いなあと言う程なんだけど、その中身はドス黒いオーラが充満していた。いや、そのテーブルの大きさだと脚を蹴るのは無理では。
声優ラジオのウラオモテ、なかなか良かった。やはりプロはあれだけ頑張ってるんだ。
実は私事だけど、会社で提供するシステムの為に声優さんの声を収録する為に一度だけスタジオマウスに行ってさる有名声優さんの収録に立ち会った事がある。何故私が呼ばれたかと言うと、その声優さんがやった役はもう何年か経っているのでいかな声優さんと言えども当時のイメージで声が出せるか、アニメに詳しいおまえが来てくれと召喚されたのだ。やってるうちにこうかな?と思う部分でリテイク出したけど、そのうちに私の方が疲れてもういいんじゃないみたいな気持ちになったが、これを見たら声優さんの本気度は私ごときの姿勢とは雲泥の差だったんだ。今更気付かされる。
Unnamed Memory・第12話・最終回
前回でティナーシャがオスカーの妃になってこれでもう最終回では?と言う展開だったので最終回はどうするのだろうと思っていた。
オスカーがティナーシャの部屋の片付け。一国の王が....とは思うがティナーシャは王妃だしな。血で汚れた箱の中にこれまた血がこびりついた首飾りが入っている。これはティナーシャがラナクに滅多刺しにされた時のものか。むごたらしい。そしてもう一つ、なんだろうこれと見つけた青い球が出て来た。あれっきりかと思ったらここで発動か。
ティナーシャが発動に気がついて何とかしようとしたが、あの魔法は有効だったのだろうか。
オスカーが気づいたら塔が無い。と言うか、塔があった場所なのに塔が無いなんていきなり気が付かないだろう。まずはここはどこだで始まるのではないのか。
ともかく異様に察しの良いオスカーはここは塔が出来る前の場所だと理解して、だとしたら自分は過去に飛ばされたのではないかとティナーシャが居ると思われる所を目指す。そして夜間にティナーシャの部屋へ。まだティナーシャが子供の頃。ここに着く前に街でトゥルダール歴236年だと聞いた。でもオスカーが元居た時代はトゥルダール歴で換算すると654年だ。
ティナーシャはそれを聞いて魔法には過去に戻る物は無いと言う。だから帰してくれと言われてもティナーシャは困る。でも本当に困っているオスカーを見て何とか考えるから暫くここに居ても良いと言う。それはありがたいが、知らない男をホイホイと部屋に置くのはどうかとオスカーは言う。特にここで寝て良いとか言われると思わず叱ってしまいたい。子供が好きなのかとかも。
子供だと言うから年齢を聞いてみたら13歳。ああ、ラナクに殺される年齢ではないか。
ティナーシャはオスカーが下げている剣に興味を持った。アカーシアだと言われて、そんなのファルサス王族しか持てないと試してみたら本当に魔法が打ち消される。ファルサスでオスカーは思い出す。あの球はファルサスの宝物庫で見つけた。オスカーが見かけた時は赤かったが。おや、その後ティナーシャが見つける時までに青くなったのか。
どうもそうではなくて、塔で見つけたのが青いのは別物でトゥルダールの宝物庫の球らしい。
話をしてるうちにティナーシャは気がついた。オスカーに変わった魔法がかかっている。とても複雑な物。非常に興味を持ったティナーシャはオスカーから血を貰って研究を始める。
こうするうちに日々が過ぎたのか。この日はラナクが来ると言う。ラナクはあの首飾りをティナーシャにプレゼントした。だがそれを見たオスカーはティナーシャにラナクを信用するなと言う。そりゃオスカーはこの後を知ってるからね。でもティナーシャは違う。今のティナーシャはずっと一人ぼっちだった。ラナクだけが会いに来てくれた。唯一の人なのだ。それを避けろと言われても。
ティナーシャはオスカーの為に球のある宝物庫へ入れて貰う。果たしてあの青い球はあったらしい。ティナーシャは魔法で細工をしてオスカーが入れる様にした。
これでオスカーは戻れる目処がついた。オスカーは「またな」と言って出て行く。あれは本当に「またな」になるのだろうか。オスカーと入れ替わりにラナクが入って来た。
球はあった。だが、これで帰ってしまって良いのか。
ティナーシャはラナクに連れて行かれて嘗ての歴史どおりにラナクに殺されそうになっている。そこへオスカーが来てラナクを弾き飛ばす。あ、オスカー来ちゃったよ。そりゃ確かに見殺しには出来まい。でもティナーシャを助けるとこの後の歴史は全く変わる。
それでもオスカーはティナーシャを見殺しには出来なかった。あんな酷い事を放置は出来ない。
ティナーシャはラナクの本性を知って決めた。ラナクの言う通りにはならない。だがラナクは自分を触媒にして召喚を開始した。でもラナクでは制御出来ない。魔力は暴走してまたトゥルダールは滅びる。オスカーがティナーシャを励まして魔力の暴走を止めた。
これで完全に歴史が変わってしまった。変わった歴史の未来ではオスカーがティナーシャの部屋から球を見つける事はあるまい。それどころかオスカーに言わせると変わってしまった未来ではもうその人物は居なくなる。そうなろうとオスカーはティナーシャが一番苦しんだ時に助けに来たかった。
あれ?これどうするの?
その後の場面でティナーシャがトゥルダールの女王になる場面がある。
来年1月、白紙からやり直しか。
終末トレインどこへいく?・第12話・最終回
葉香が2000系を52席の至福に改造したみたいな列車で池袋を出て行く。それを目ざとく発見したのは玲実。葉香が無理やり乗せられているのなら助け出さなくちゃと2000系に向かうみんな。あとで確かにそのままあの線路に乗るけど、頭端式の駅からどうやって。葉香電車白いけどあれは多摩川線に居た白い新101系を思い出すなあ。
ここから黒木のゾンビが今回大活躍する。まずは2000系の発車を阻止しようとする自警団を阻止。
電車内から吾野のマコトに現状を報告。ポンタローが葉香を連れて逃げた。善治郎は追いかけるならボタンも持って行けと言う。葉香を救って世界を戻したいのならボタンも必要だと。
葉香電車の中ではポンタローが葉香様にはいつも通り心配せずに過ごして下さいと言っていたが、それを聞いた葉香はいつもって何だっけと考え込む。自分はどうしたかったのだろう。
一方で追いかける2000系の中では葉香とボタンの関係を考えて気付いた点がある。葉香がボタンを押したから7Gは葉香に力を与え、そして葉香が世界を変えた。だからボタンと葉香はセットで押さなくてはならない。
そうと分かったら便利なゾンビ達が置いてきたボタンを回収してくれる。マジ、ゾンビ便利。玲実「おお凄い」。
分岐点は撫子の弓術でポイントを倒してポチさんの示した方向へ。でもその先は線路が無くなっていたのを、またも便利ゾンビが線路の代わりになってくれる。
こうやって迫る2000系を見たポンタローは装甲車両から砲撃。倒れかける2000系をまたも便利ゾンビが立て直す。
次は池袋に来る途中で静留達と交戦したボスと渾沌が攻撃をかけて来たが、こいつらはあっさり撃沈。ポンタロー、使えない奴め!と怒るのも無理ないが、それで滅多矢鱈に砲撃をしたら砲塔同士が同士討ちしてるじゃん。お前も使えない奴だ。
こうして追いついた2000系から葉香列車に移乗。これにポンタローは銃撃で応戦。お前らは姫にとって一利無し。姫は池袋あってのもの、池袋は姫あってのもの。このセリフが後で効いてきた。
最初ポンタローは撫子や静留に簡単にいなされるが、転がった先に晶が居たので人質にした。でもそこにやって来たポチがその銃を持つ手を下げさせる。今言った姫は池袋あってのものとは本当なのか。そこでポンタローがああ、本当だと言い、カラクリを話し始めた。え?葉香の命を削って今の池袋が成り立ってるの?それを聞いたポチがそこには葉香様の意志があるのかと問う。そんなもの関係ないと言ってしまうポンタロー。
葉香を助ける為ならとポチはポンタローを釣り上げてそして落とした。あれでポンタローよく助かったな。
ポチは葉香の所へお茶を二杯持って行く。静留と話をして欲しいと。
静留が葉香と話を始めたところを影から見守る撫子達。玲実とか練アリ見せたらとか言っていたけど、撫子はギンバイカを持って来ていた。あのギンバイカ引きずるな。
口下手な静留の言葉は話し合いには向いていない。でもあの宿橋での静留の言葉はありのままその時の気持ちを伝えられた。葉香があのまま居なくなってしまうかもしれない、置いていかれるのではないか、それで静留はあんな攻撃的な言葉を出したのだ。悪かったと謝る。
葉香の無意識は静留を攻撃する。流石に撫子達が止めに入るが、静留はそれを抑えて自分で言うと言うけど、あまりの事で撫子達は静留が二年間も葉香を探していた事や困難を乗り越えて池袋まで来たんだと言っても葉香は頼んでないと突っぱねる。あ、頼んでない、これ吾野を出た時の静留の言葉だ。頼んでないのに撫子達がついて来たと言うやつ。
今のままで良いのかと言う静留。吾野から池袋に来る迄大変なことがいっぱいあった。でも楽しかった。え?楽しかったの?ともかく前に進まなかったら何も知らないままだった。
混乱した葉香が静留を縛り上げるが、ポチさんの声で我に返り、撫子から今の葉香は楽しいの?と問われると楽しくないと気づく葉香。それに応えてギンバイカが花開いた。ここで序盤で撫子が買ったギンバイカが威力を発揮するとは。
ひときわ輝くのは約束の星シリウス。
葉香がその気持になって7Gボタンを押そうとしたのに、しぶといポンタローが押させるかぁと出て来た。しかしここでスワン仙人が登場。ポンタローを潰して改めてボタンを。
世界が元に戻った....いや戻ってない?サンシャインが沢山あるぞ。世界は元に戻らぬ、変わり続けると言って去るスワン仙人。ゾンビは元ゾンビ人間になって黒木は依然として女王。静留達は吾野に帰る。
え?これが方向幕の変え方?初めて知ったよ。
方向幕司令器と言うらしい(http://maenori.omiki.com/img/photo/tokkai/3/3.html)。
7Gが停止してポチはどうもカラスになったらしい。どう言う経緯のカラスだったのだろう。そしてマコトから連絡が入って吾野にも変化が。吾野の人達が少し人間に戻った....ってマコトさん、でかくなってんじゃん。
吾野への帰路、隣を走る路線がある。もしかして西武新宿線?
いや待て待て、そのシルエットは小田急3000形SSE車じゃないか!じゃあそこは小田急線だぞ。
吾野目指して走るアポジー号。その由来を静留に聞いた葉香。あの時にふと思った静留だけどみんなには言ってなかったか。言い出した時に何故一番離れてるアポジーにしたのと言われてたっけ。でも一番離れてると言う事はこれから近づくと言う事。
終末トレイン、破茶滅茶さが楽しかった。
世界が元に戻った訳ではないので、語られなかった西武池袋線の他の駅とか小田急SSE車とかのエピソードも見てみたい。
転生貴族、鑑定スキルで成り上がる・第12話・最終回
ミレーユが挑発してリーツとその配下の兵士がリーツが背負うアルスを追いかけるが、てっきりミレーユの速さに追いつけるのはリーツだけかと思ったのに、兵士達も果敢に追いかけた。しかもミレーユが罠を仕掛けていて、兵士達がそれにハマる一方でリーツが力技で乗り越えて来るのでここでリーツだけになるかと思ったのにそれでも兵士も追いすがる。一般兵士、有能すぎない?
大音響の玉を使っても未だ追いかけて来る。これを観戦していたリシアが盛り上がりすぎ。
リーツと距離が離れてしまったロセルはあちらで何かがあったと推測。だから下手に近づかない方が良いと思っていた。そこをミレーユ側の兵士が発見。総兵力の半分程度だったので、これなら新米兵と古参兵で1対1だとロセル側の兵は優位になった気持ちになった。ところがミレーユは自分一人でリーツのお囮になっていたのでミレーユ側兵士は全員揃っていた。いくら新米兵でも2対1なら勝機があると言うのがミレーユの作戦だった。そうかなあ。あんな乱戦で2対1の有利を活かせるかな。まあそれで新米兵はやる気になったのは大きいけど。
多勢に無勢となったロセル側、シャーロットはロセルを連れて逃げて時間を稼いでいるうちにリーツがミレーユを討ち取るのを来たいして逃げた。その為に爆音の玉を使うのだが、これでミレーユにロセルの居場所が知られてしまった。
それに加えてシャーロットは自分まで音にやられてしまった。これを追いかけるミレーユ側兵士。ミレーユの作戦は自分の方にロセルをおびき寄せるもの。こうしてミレーユの前にロセルが飛び出して来る。少しの差でミレーユがロセルを討ち取る。
あれ、ロセルは横に逃げたら良かったのでは?
ともかく戦術に長けたミレーユの勝ち。新米兵達は古参兵に勝てて大喜び。古参兵は正面から戦ったら勝ったのにとこぼしていたが、リーツがそれを諌める。戦場で卑怯も何もない。ミレーユの戦術が勝ったのだ。だからリーツもロセルもミレーユに頭を下げた。
アルスはここでミレーユが空気読まない事を言いだしたらと心配したけど、ミレーユはリーツ達の健闘を称えた。そしてこんな凄い人達を集めたアルス凄いよ、一体何を求めてるんだと言う。アルス、領民が子供が平和に暮らせる様に領地を守るためだと言う。なるほど、だったらとミレーユは言う。君はこの国の皇帝になればよい。あれ、州総督を飛び越えて帝国の皇帝ですか。誰もが呆然としていた。リシアだけはさもありなんと言う顔だったけど。
模擬戦終わって打ち上げの宴。みんな盛り上がっていたけど、ロセルは自分が何も出来なかったのを悔いていた。まともに走れなかったのがダメだった。ミレーユはそう、ちゃんと体力つけておかないと軍師がやられたら軍全体がやられちゃうからねと。
アルスのところにリーツが挨拶に来た。模擬戦とは言っても敗れてしまった。レイヴンに必ずアルスを守ると約束したのに。アルスはこんな事でリーツへの信頼は揺らがないと言ってくれた。うん、このあたりのリーツのセリフがまるでキルヒアイスだな。アルス様以外に誰がこの国の皇帝となれましょうと言い出しそうで。
そして翌朝、クランから書状が届いた。招集がかかった。そう言えば州総督光景争いは全然決着がついてなかったな。
と言う事で秋に二期。間をほとんど開けないので最初から分割二期だったのだろう。
夜のクラゲは泳げない・第12話・最終回
イラストの使用にあたってまひるから雪音に条件が出る。このイベントの時にJELEEも参加させて欲しい。当然雪音はまず断る。それがサンフラワードールズにどんなメリットがあるのか。そもそもイラストの契約条件にJELEEを出すなんて無いし。
まひるは今のJELEEがバズってるから、集客があると言うが雪音からしたらそれは炎上からの再生数ではないか、客は炎上かどうかを敏感に嗅ぎ分けると言う。そうではない何かをまひるは持っているのか。
ここで一旦花音達の方に場面が切り替わるが、JELEEの所にメールが入る。それは雪音からJELEEへの出演依頼。雪音が納得したのか。何を言ったんだまひる。逡巡した表情の花音だったがこの依頼を受けたいとはっきり言う。
そしてまひるの場面へ。まひるの表情はしっかりして答える。自分は恩を受けた相手には返したいから。あれ?これで納得したの?
それでやって来た年末参道ライブ。竜ヶ崎ノクスからは視聴者におまえら予定通りにやって来いよと放送された。みー子が青いビニール傘を用意していたが、どうやらみんなで青いビニール傘を持ち込むらしい。世間の反応は雪音が言った様に炎上商法なんだろと言う声もあったが竜ヶ崎ノクスそんなものJELEEはぶっ飛ばすと言う。
周りの環境は整って来てるが、花音は大丈夫かなあ。決意は見せてるけど。そう心配したら雪音とまひるが話してる場面を見て忽ち固まってしまった。このままだとヤバいね。
でもライブは始まってしまう。先にサンフラワードールズ。お金かかってますね。
花音は行ってくると言ってエスカレーターを下りるが顔がうつむいてる。歌う理由を見いだせないまま。キウイとめいは手を握って送り出すけど花音の表情は未だ固い。そして非難する声ばかりが聞こえる。
だから司会にふられても全然話せない。アバターが花音と同じ様にうつむいてる。声が出て来ない。マイクを下げてしまった花音を前を向かせるのは誰だと思ったら、メロだったよ。ちゃんと前を見ろ。そこにはまひるのクラゲが居るではないか。約束を果たすクラゲが。この時点では、花音はまひるのクラゲが出て来るなんて思っていなかった。だって年末に向けて曲を作って行こうと言う時にまひるはサンフラワードールズの仕事を受けたと言っていたのだから、JELEEの時にまひるの絵が出るなんて思っていなかった
まひる、描いてくれたのだ。渋谷に大きな水族館を作る約束を果たす為に。これで花音の顔が上がる。客の顔も黒いノイズから人の顔に変わる。JELEEの歌が始まる。
めい、これキウイが特急で作ったの?と聞くが、今までの広告収入を注ぎ込んで特急料金でやって貰ったのだそうだ。え?30万円程度で出来るの?出来るのかも。これが凄く高そうに見えるのはプロジェクションマッピングしてるからか。
そしてノクスが依頼したみんなへの青いビニール傘。それが全部花開いていく。青で埋め尽くされるとそこはまひるの絵と一緒になって渋谷が大きい水族館になった。
歌が終わって花音に駆け寄るまひる....いや、てっきり登りのエスカレーターを下りていくと思ったんだが。
約束守れたよ。
ライブが終わったらプロジェクションマッピングでスタッフロールが出る。雪音がちゃんとご挨拶とスタッフを流すのだが、最後にJELEEの名前も出て来て、海月ヨル/光月まひるの他に竜ヶ崎ノクスと木村ちゃんと、そして最後に「早川花音」。娘の名前として出してくれた。
この日のライブ、同時接続が50,000人を突破。やけに喜ぶ花音だが、この数字は意味があったのだ。ドームを全部埋めたら50,000人。雪音が自分の夢だったドームでライブすると言うのを数字でかなえた。
月日はめぐり、卒業の季節。みー子は32歳になるし、まひるはクラスメイトから黒板アートを頼まれるし、木村ちゃんには卒業おめでとうございますとプレゼントを持って来る在校生も居るし。この子、JELEEの歌に救われたと言うのだ。歌がみんなを救うの連鎖してるね。
そして四人が集まったあの壁画の前。青いペンキを上書きしてると思ったら、新しい絵の為に下地の青か。全部塗るの大変だったけど、塗り終わったらみんなで絵を描いて行く。ずっとこうしていたいね、今日と言う日が終わらなければいいのにと言う花音に、まひるは今日が終わったらまた明日もそして明後日もすっと一緒にいれば良いんだよと言うのだ。
泳げなくなった四人が泳ぎ出せた物語。
ガールズバンドクライ・第12話
フェスをやり遂げてトゲトゲは晴れてゴールデンアーチャーと正式契約をした。
契約の日は智とルパが今迄お世話になった牛丼屋をやめる日だったので事務所には来ていなかった。あれ?仁菜はその前にやめたの?
事務所に所属する事で月に20万円の収入が得られる。20万円貰えると言う事はそれだけ稼げと言う事でもあるし、契約書はちゃんと読んでおけ。それを聞いてやけに今日は殊勝な仁菜だったが、エゴサしてダイダスの事ばかりで沈んでいたのだ。すばるによるとアイドルバンドがマニアもうなる演奏したのだそうだ、あれは。ダイダス、一皮むけたね。
その後三人で牛丼屋にやって来て二人の契約書の控えを渡す。そして、皆並みを注文(桃香はビールも)し、お疲れ様のプレゼントが渡された。あの絵は何?
その日の夜は鍋。私も白菜クタクタの方が好き。それにしてもルパも桃香も呑兵衛だな。
事務所に所属するとちゃんとしたスタジオで収録となる。勿論音響の人も専門家がついてくれるのだが、何この中田四人衆。一人目が出た時はそれらしいキャラだなと思って、二人目の時はやはり同じ体型になるのかなと思ったけど、三人目で確信犯だと分かった。ところでAPって何?
ともあれ曲作りスタート。武道館も目指すよ。
演奏してみて桃香がどうも気持ちが引っ掛かる。仁菜や智が良いんじゃないのと言うので悪くないと思うけど、桃香が納得しない。その日は時間切れ。
すばるのマンションって都内とは言ってたけど平和島だったか。
相変わらず桃香は引っ掛かりを感じて悩んでいる。一度客観的に聞いてみようと言う事で三浦も呼びに言ったらダイダスが!とか言っていた。何かと思ったら、あちらの事務所からトゲトゲとのライブをしたいと言う申し出があったそうだ。一日目がダイダス、二日目がトゲトゲ。話はこれだけではない。これをやってチケットの売上が多い方がドラマの主題歌とする。仁菜以外はああなるほどねと理解した。
今の時点での知名度が全く違うのだから、同じステージとは言っても別々の日にやったら動員力のあるダイダスが勝つに決まってる。これは出来レースだ。それを抜きにして、トゲトゲにとってこのライブはどんな意味があるか。ダイダスと一緒にやれば知名度は上がる。一方でチケットの売上はダイダスが多いに決まってるのだから、ダイダスの下のバンドと言うレッテルが貼られる。
五人で決める事になったが、多数決は仁菜とルパが賛成、桃香とすばると智が反対で受けない方に決まった。
スタジオで最近の桃香の引っ掛かりは無理に流行りを入れ様としていないか、もっと原点に立ち戻ってはと言う仁菜。一番大切なのは私達の歌になってるかどうか。
今日の収録練習が終わって仁菜はやはり受けたいと言う。どんな理由があってもトゲトゲは演奏すべきだと思う。仁菜の熱弁にみんなの心が動いた。最後に決めるのは桃香。
その帰りの戸手神明大神。神社仏閣マニアにして神頼みに来たと言う仁菜だったが、ここで言いたかったのは最近桃香が何か苛ついてる感じがする。あの曲に引っ掛かりをもつとか。桃香、怖いんだと言う。また失ってしまうんじゃないかと。でも仁菜は信じてる。ロックの神様は見てくれている。
桃香が神様にお願いしたのはダイダスとの勝負で勝てます様に。それつまりあの勝負を受けるって事だ。
曲は完成し収録も終わった。中田さんも気持ちよく収録出来たと言ってくれる。これをネットで公開して再生数が伸びて事前の知名度が上がったらもう少しはダイダスとの勝負も違って来るのではないか。
公開された日の朝6時、仁菜は祈りながら再生数が伸びてるのを期待した。ロックの神様、一万とか。だが再生数は103。ナニコレ。
まあね、ネットの世界は出来が良かっただけじゃないんだよね。そもそもどれだけ広められるかが再生数だのイイネだのの土台となる。だってやって来た人間が100人しか居ないのにイイネが10000付くわけがないでしょう。
ただ、これで終わる訳には行かない、トゲトゲ。
ゆるキャン△ SEASON3・第12話・最終回
千明が先にキャンプ場に入って、イヌ子が一度来たものの帰ってしまって夜中に一人キャンプ。誰も居ないキャンプ場なのに何か音がするから明らかに動物だろうと思って中に籠もろうとしたものの、トイレに行きたい。
とうとう我慢出来ずに外を見てみたら猫でした。熊疑惑もあったけど、やわなトイレじゃ熊に侵入されるって言うけど、テントの方がもっと侵入されるんじゃ。
トイレから戻ったらリンからメッセージが入って、このまま眠れないとか無いのか。リンの所から何かシェルターみたいなのが見えたので気になって調べたら花鳥山からリニアの軌道が見えるのか。
翌朝、みんなが到着。野クル関係者勢揃いだ。流石最終回。今日の料理はジンギスカン。先生が肉を用意して来た。ラム肉と、ラム肉が苦手な人の為に豚肉も。ラム肉がくせがあるからと言う事なのだが、家でよくジンギスカンをやる犬山家はラム肉にくせなんてあったっけと言う。この場では小さい頃からやってるから気にしてないのではと言う事にするが、まさかこれが後のフリだったとは。
みんなが美味しいねと食べ始めた時に犬山姉妹の反応がおかしい。てっきりジンギスカンは日頃からやってるからこの味は違うとか言い出して、おばあちゃんに電話してタレを届けさせるなんて話かと思ったら、うちのジンギスカンと全然味が違って、豚肉の方を食べたらうちのジンギスカンと同じ味だった。これどう言う事?
とうとう知ってしまったね。って、おばあちゃん犬山家のジンギスカンは豚肉だったんだな。ただこれは分からないではない。おばあちゃんの世代は私の歳に近い筈で、その頃って豚肉は普通に手に入ったけどラム肉は簡単には手に入らなかった。だからうちも、子供の頃は札幌に住んでいたけど豚肉とベルのタレでジンギスカン、と言う事にしてた。
大勢で桜の季節にキャンプに来ると時間を持て余すなんて事なくあっと言う間に夜。周りに何も無いから真っ暗。でも全員がランタン持ってるから灯りには困らない。私も自宅で夜に歩く為にランタン持ってるよ。
自分たちが撮った桜写真の見せ合いするけど、何故かなでしこの桜は枝に何も無い桜の木。でもなでしこ、毎回同じ場所で写真を撮っていて、定点観測写真やってたんだな。そう言えばいつも通学路で写真撮ってたっけ。
翌朝、リンは早々と起きてココアを飲んでいた。リンのキャンプはいつも早いよね。なでしこが起きて来て、リン、次は自分がなでしこを誘おうと思ったが、なでしこから切り出された。群馬の鉄道博物館とか。車両の写真見てレトロだぁとか言ってたよね。
そのままEDに入ったけどキャストに本編で登場していないメンバがあったからCパートあるなとは思った。
Cパートでは4月になって新学期とともに新入生もやって来る。新入生に各部活が盛んに勧誘をしていたが、野クルも新入生を入れて部活に昇格したい。部活になったら部費が出るしもっと広い部屋に移れる。今の部屋も捨てがたいが。
そして新キャラらしき二人が登場。
これは四期やるしかないですね。
声優ラジオのウラオモテ・第11話
杉下からこの回はファントムの重要な回で歌種やすみの魂の演技に期待していると台本を渡された由美子=やすみ。そしてその回の前の収録が終わった後、森から歌種やすみは主役をやった事があるのかと聞かれる。それは無い。ではサブキャラでもある回のメインをやった事があるかと聞かれる。お当番回。デビュー作で一回だけ。森からは次の回は白百合がメインになる回で、やすみの出来如何でファントム全体の完成度が影響されると言われた。
それを聞いていた杉下が森もプレッシャーをかけるなあと言うけど、最初に言ったのはあんただ。とは言え、作品全体に責任を持つ音響監督だから言わない訳には行くまい。
それはそれとして、やすみはこれで大きな重圧を背負う。背負ったままで、大きなきっかけも掴めずに一週間後の収録の日となってしまった。途中、高校生ラジオにラジオネーム外角高めからうまく行かない時の乗り越え方はどうしてるかと来ても、上の空だったやすみはそれに答えられない状態で。
そして当日の収録は当然の様にリテイクの繰り返し。予定の時間になってしまって、杉下がこの回はやすみの抜き撮りでは済ませたくないと言う頼みに、藤本や星空はいいよ付き合ってやると言ってくれたが、今の状態のやすみではやはりダメだった。とうとう時間切れになってやすみだけの翌日の抜き撮りになってしまう。
帰り際、大野がプロの声優なら出来ませんでした、一生懸命やったけどダメでしたは許されないのは分かってるな、これでダメだったらどうなるのかも分かってるなと、念押しされる。多分大野はやすみに奮起して欲しかったのだろう。脅しではなく。
残されたやすみは今迄の声優生活を振り返る。中学生の時に母と祖母に自分は声優をやりたいと、養成スクールへの入学希望を語る。そりゃ母は由美子の人生が中学生の今にそちらにもう向きを決めてしまうのに戸惑ったが、祖母は笑ってやりなさいと言ってくれた。この時点で祖母は未だ働いてたんだな。お金も出してあげるとか気安く言うし。母も戸惑ったけど応援してくれた。
こうして養成スクールに入って、新人向けのプラスチックガールズのオーディションに受かって、次はトラベルインターズにも受かって、マネージャーとして加賀崎もついてくれて、由美子がイケイケだった時代。ところが祖母が亡くなり高校生になってからオーディションも受からなくなり、行き詰まっていた時にオファーがあったのが高校生ラジオで、そして同じクラスの千佳が夕暮夕陽だと知る。
同じクラスで当然同い年の千佳に由美子は初めて負けたくないと言う感情を持ったものの、でも思い知らされもした。こんなにも自分と千佳の間には差があるのだと。自分はもうここまでなのだろうか。思えば有名声優と共演も出来て良い思い出になったのかなと考える。うん、歳を取るとね、そこに落ち着くんだよ。自分の過去を振り返って、まあいい人生だったんじゃないかと自分を納得させる。でも由美子は未だ高校生なのだ。ここで終わってなるかと食いしばる。
その結果が待ってくれていた千佳との帰り道で、めくるや乙女に言われた事にとうとう踏み出す。千佳=夕陽に頭を下げて、自分の隣で自分と同年齢で自分を見て来たのは千佳だけだ。だから先が見えなくなっている自分を助けて欲しい。
そう頭を下げられた千佳。開口一番に私には出来ないとか言い出したけど、それは由美子にアドバイスなんて出来ないと言う意味ではなく、自分が由美子の立場だったら相手に頭を下げて聞くなんて事は出来ないと言う意味。由美子はそれだけ演技に真剣に向き合っている。分かった、誰よりもあなたに詳しい自分が出来る事を由美子に伝える。
やはり千佳に聞くのが打破するきっかけか。
Unnamed Memory・第11話
レオノーラによるヤルダちょっかい出し問題はティナーシャの居るファルサスが乗り出す事にした。トラヴィスも迷惑を被ったし。
と言う事でファルサス国王一行がヤルダ西部(ファルサスから見たらヤルダは東隣の国なので)にやって来る。そこには砂嵐に囲まれた居城カボス砦があった。多分ここに行方不明になったヤルダの王女が居るだろう。と言う事でティナーシャが確認したらやはり居る。オスカー達は許可を貰ってカボス砦に入った。
中にはネフェリィ王女とその従者の三人が居た。砂嵐で足止めされていた模様。そこへファルサスが介入して救助に来た。とは言ってもなぜファルサスが出て来てくれたのか疑問なネフェリィだった。それはティナーシャから説明。今のファルサスの王子に取り入ってるのが魔女でそれでヤルダの内部で分裂が起きている。魔女を征伐する為に魔女である自分が来たし、そのバックアップでファルサス国王が来た。でも考えてみたら国王直々と言うのもどうなんだ。ティナーシャの契約者はオスカーだからと考えるべきか。
さて、どうやってレオノーラをおびき寄せるか。ティナーシャによると自分がネフェリィと接触したのを知って、それで外の砂嵐を消し飛ばしたらきっとやって来るだろう。
レオノーラと戦う為に他の要素は抑えておかねばならない。
なのでさっきヤルダ王宮に行って来て、魔法士を片付けてレオノーラに焚きつけられた内紛の主要人物は国境にすっ飛ばし軍には下剤を盛って動けない様にして来ました。
いきなり全部片付けたな、ティナーシャ。
ついでに魔法薬を飲まされて臥せっていた王は治療して来たし、レオノーラに担がれたサバス王子とも話をして、悔いていたサバスに納得して貰った。だからあとはレオノーラを片付けるだけ。
レオノーラの戦力を偵察して来た。オスカーには相手のウナイと言う人外の相手をして欲しいと言われた。それじゃ戦いの前に、あの時やっておかなかったと後悔しないようにとオスカーはティナーシャを押し倒す。
翌朝、砂嵐は消し飛ばした。ティナーシャが眠そうで、昨晩はお楽しみでしたね。
ティナーシャは目を覚ますのも兼ねて入浴へ。そこにネフェリィが入って来て、ティナーシャの首にキスマークがあるのを発見。やはりお楽しみでしたね。
これで今回ネフェリィが不確定要素になるかなと思ったけど、それは無かった。
ここでレオノーラ到来。戦いが始まった。戦闘に入る前にティナーシャは髪を結っていたリボンの片方をオスカーの腕に結ぶ。もう片方は自分の腕に。何かあったらこれを引いてくれればその感触が伝わる。それは即ちオスカーが危機に陥った時の為の通信手段か。
ティナーシャ、この戦いに勝ったら結婚しよう。
それ、普通は死亡フラグなのだが、ティナーシャがいいでしょうと受け入れるのでフラグをへし折ったかな。
さあ、戦争の時間だ(ターニャ・デグレチャフではない)
戦場に向かったらレオノーラ登場。ティナーシャはレオノーラと、オスカーはウナイと戦闘に入った。おや、レオノーラ結構やりますね。一方のウナイ、腕をあっさり切り落とされても別の腕が生えて来る。こっちもやるね。
本当の魔女と言う物をお見せしましょう。そう言ってレオノーラが現出させたのはあの琥珀に封じ込められた城。オスカーを避難させようとしたが、妨害される。レオノーラやるじゃん。
レオノーラ、これでティナーシャを倒したと思ったのだろうか。琥珀城でのうのうとしていたが、ティナーシャは腕を負傷したらしいがやって来た。ティナーシャ、レオノーラを殺すみたいな雰囲気の時にあの腕に巻いたリボンが落下した。これは或る意味ではオスカーがやられてしまったな状況だけど、多分オスカーはもっと違う。
オスカーの所にティナーシャとレオノーラが降下。二人揃ったところでレオノーラを倒すのはオスカーだったか。流石アカーシアの持ち主。
レオノーラの消滅は琥珀城と眷属の消滅。
レオノーラの討滅はトラヴィスとの約束を果たした事にもなり、ファルサスが安泰になって晴れてオスカーとティナーシャの結婚の儀。おや、沈黙の魔女のラヴィニアが見物に来てるじゃないか。オスカーの子孫が残せない呪いは解読されて解かれたから別に沈黙の魔女は討伐された訳ではなかったな。でももう忘れちゃったのは、何故沈黙の魔女はあんな呪いをかけたんだっけ?
正式にティナーシャはオスカーの妃になって、これでもう良い最終回だったのでは。
Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ・第11話
諜報部隊のウリミナスがゴザルに着いて行ったので魔王軍はちゃんとした偵察が出来なくて人間側の罠にはまって対戦する以前にやられてしまっていた。力で押せと言うユイガードだったが、他の幹部の士気はだだ下がりだった。これでは益々魔王軍は駄目になってしまう。
魔王軍の為に士気を上げなくては→分かる
士気を上げる為に懇親会をやる→分からない
一方フェンリースは福引で温泉旅行を引き当てていた。温泉旅行は3名から15名で行って下さい。つまり二人だけでは駄目です。
これで今回の話、と言うか前編なので最終回の後編を合わせて全員(魔王軍含む)で温泉旅行の展開だなと言うのは分かった。
果たして行った先の「きのさきおんせん」では七つの効能のある温泉があり、その中に子宝の湯があると聞いてフェンリースの目の色が変わる。到着した温泉旅館で中居さんにこっそりと子宝の湯はどこにあるかと聞いたら、中居さんも心得たもので密かにフェンリースに案内を渡した。
とは言っても子宝の湯は家族風呂ではなくて一般の湯だったので男女別。これは湯から上がってから頑張らないといけませんな。
ところが頑張る前に事件は起きた。
先ずは金髪勇者までこの温泉に来てしまったのが間違いの元。魔王軍の所を脱出した時に行き掛けの駄賃として何かを奪って来たが、これがまずかった。
魔王軍の方は血の気の多い幹部が余興の筈だったのがそのまま喧嘩になって魔力封じのペンダントをかなぐり捨ててしまったので魔王軍幹部の魔力がほとばしる。それを金髪勇者のアイテムが吸って、近くに居た金髪勇者に影響して暴走してしまった。
ツーヤ、ここでも健気だな。
暴走した魔力に取り込まれた金髪勇者が温泉旅館を壊そうとしたのでフリオが防御。それを知ったバリロッサ達もフリオの助力をせねばと向かった。
自分達も助力をと思ったゴザルだったが、それをユイガードが発見。ちょうどよい、魔王の座を奪った時は勝手にゴウルが玉座を放棄したが、改めて対決しようと言い出した。
折角の城崎温泉なのに魔王同士の戦いで破壊しちゃいかんぞ。
きっとフェンリースが怒髪天を衝くと思う。
夏のアニメ新番組
令和6年7月の番組改変に合わせた録画計画メモ
曜日 | 時刻 | 局 | 番組名 | 開始 |
---|---|---|---|---|
月 | 23:00 | BS11 | 真夜中ぱんチ | 7/8 |
25:30 | テレ東 | 狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF | 継続 | |
26:00 | テレ東 | 新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。 | 7/1 | |
火 | 23:00 | 東京MX | 僕の妻は感情がない | 7/2 |
23:00 | BS11 | かつて魔法少女と悪は敵対していた。 | 7/9 | |
24:30 | BS11 | 異世界失格 | 7/9 | |
25:59 | 日テレ | 多数欠 | 7/2 | |
水 | 22:00 | 東京MX | 魔王軍最強の魔術師は人間だった | 7/3 |
23:00 | 東京MX | 推しの子 第2期 | 7/3 | |
23:30 | 東京MX | 時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん | 7/3 | |
25:00 | 東京MX | 恋は双子で割り切れない | 7/10 | |
25:25 | フジ | 下の階には澪がいる | 7/3 | |
25:30 | BS11 | キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 season Ⅱ | 7/10 | |
木 | 23:30 | BS11 | 義妹生活 | 7/3 |
24:00 | BS11 | 俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~ | 7/4 | |
24:26 | TBS | 女神のカフェテラス 第2期 | 7/4 | |
24:30 | BS11 | デリコズ・ナーサリー | 8/7 | |
24:30 | 東京MX | 疑似ハーレム | 7/4 | |
24:55 | フジ | 先輩はおとこのこ | 7/4 | |
24:59 | TBS | ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで | 7/4 | |
金 | 22:30 | 東京MX | 2.5次元の誘惑(リリサ) | 7/5 |
23:00 | 日テレ | 転生したらスライムだった件 第3期 | 継続 | |
24:30 | BS11 | 異世界スーサイド・スクワッド | 7/5 | |
25:53 | TBS | ダンジョンの中のひと | 7/5 | |
26:23 | TBS | この世界は不完全すぎる | 7/5 | |
土 | 10:00 | テレ東 | オーイ!とんぼ | 不明 |
22:00 | 東京MX | モブから始まる探索英雄譚 | 7/6 | |
22:40 | 東京MX | なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか? | 7/13 | |
23:00 | テレ東 | 天穂のサクナヒメ | 7/6 | |
23:30 | BS11 | 逃げ上手の若君 | 7/6 | |
23:45 | Eテレ | 烏は主を選ばない | 継続 | |
24:00 | BS11 | ATRI-My Dear Moments- | 7/13 | |
24:30 | BS11 | 負けヒロインが多すぎる! | 7/13 | |
25:30 | BS11 | エルフさんは痩せられない。 | 7/6 | |
25:30 | テレ朝 | 小市民シリーズ | 7/6 | |
日 | 23:15 | フジ | 「鬼滅の刃」柱稽古編 | 継続 |
23:30 | 東京MX | しかのこのこのここしたんたん | 7/7 | |
23:45 | テレ東 | 菜なれ花なれ | 7/7 | |
24:30 | 東京MX | VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた | 7/7 | |
24:30 | BS日テレ | ばいばい、アース | 7/14 | |
25:50 | テレ東 | 異世界ゆるり紀行 ~子育てしながら冒険者します~ | 7/7 |
例によって本数が多いので多分途中で脱落する作品がかなりあるとは思う。
オーイ!とんぼが7月以降も続くかどうか不明ながら、これも入れると土曜日は1日で10本とかもう笑えない。そんな中、小市民シリーズがどこか氷菓を思わせるから絵を選んだ....って、原作者一緒で米澤穂信さんじゃん!直感が当たった。
キャプチャ絵は見事なタイドアーチ橋だなと思って取ったが、どうやら長良川にかかる忠節橋らしい。
転生貴族、鑑定スキルで成り上がる・第11話
とんでもない化け物が来たと驚くアルス。鑑定結果で名前が分かったので、あなたはミレーヌ・グランジオンですねと呼びかけたらリーツの方が反応した。あの悪名高いミレーヌ・グランジオン!以前の州総督に仕えていたが追放されたと言う。さらには弟がバサマークの参謀になっている。スパイになるかもしれない。だからリーツはこんな奴を臣下にしては駄目だと言う。ロセルも同じ気持ちだったみたいだ。
あれれー歓迎されてない?と言うミレーユ。アルスはしかしミレーユを臣下にする事にした。リーツとロセルはびっくり。
悪名の高さからリーツが反対するのは分かる。一方でこれだけの人材を逃す事は出来ないとアルスは思った訳だが、使える使えないは別にして、ともかく鑑定眼によって途方もない能力だと言うのが分かったら、万が一敵側に採用されて万が一活用された場合の被害を考えたら最低でも飼い殺しにするのが領主としての考えになる筈だ。そこまでは思ってないみたいだけど。
ところがリーツとロセルの反対を押し切って臣下にしたものの、ミレーユは働かずに飲んだくれていて、果てはロセルには身体を鍛えろとランニングをさせるのでリーツもロセルもアルスの所に何とかしてくれと駆け込んで来た。
ローベント家の他の兵士も同意見でだらしなくて飲んだくれてるミレーユには反感を持っていた。
さてどうしたものか。だったらミレーユの実力を見せて貰おう。と言う事で、ローベント家の兵士を二つに分けて、模擬戦を行い、リーツ側が勝ったらミレーユは出て行くと言う事にした。
しかし兵達はミレーユ側につくのが嫌で全員リーツ側になってしまう。これでは模擬戦にならないので、新米兵士がミレーユ側に押し付けられた。
ルールは先の尖っていない木刀で戦い、斬りつけられた方は退場。全滅するか、大将をやられた方が負け。よくあるサバゲーのルールみたいだ。
リーツとロセルが反ミレーユになったのは分かるが、シャーロットまでもがミレーユと戦ってみたいとリーツ側になってしまったので、主戦力無し。
こうして模擬戦開始。
リーツ側の作戦は兵力を二つに分けてリーツ率いる部隊が先行。大将ロセルが居る部隊が後ろからだが、距離は開けないのでロセル側に敵が来たら直ちに取って返して挟み撃ちにしてしまおうと言う物。そもそも基礎戦力がずっと上なので伏兵に気をつけていれば良い。
そうやって進行していたら、ミレーユ側の魔法士が自分もミレーユが負けるのを望んでいるから寝返りたいと出て来た。罠だなと言うリーツに杖を差し出してこれで信用して欲しいと言うので、それではと引き入れたものの、すぐさまひっとらえろと言って隠していた別の杖を発見。
こうして先に進むとミレーユ側兵士が居るのを発見。アルスも居る。これめがけて攻め込んだが木杭に鎧を着せた偽物。おのれミレーユとリーツが追いかけるとミレーユはアルスを抱えて逃亡。あ、これってリーツだけを引き離す罠なのでは。
夜のクラゲは泳げない・第11話
めいの渾身の心の叫びで花音はやっぱり歌うとなったJELEE。しかし今のJELEEにまひるは居ない。花音はまひるが前に進もうとしてるのだからそれを待っていようと言うが、花音は花音であれでじゃあ歌える様になったのか。
その前に進もうとしてるまひるだけど、ああ、やはり駄目ですか。サンフラワードールズの為にと依頼されて、そしてあの花音の事件があってがむしゃらに描いていたけど、あの姿勢は「もっと上手く描かなくちゃ」だったからなあ。雪音からは「あなたは自分の絵が好きじゃないのね」と言われてしまった。
事務所からの帰りはセンターのメロと一緒の車になった。メロ、光月「先生」に見ろバカをどう思っているか聞いた。この二人の関係、メロからはまひるの事を詳しくは知らないのだっけ。花音と一緒にJELEEやってる程度しか。でないとわざわざ聞かないだろう。
まひるからは最低だと言われたが、でもそれは自分を棚に上げた評価だとも言う。顔を隠して人を非難するのは最低だけど、一方で見ろバカはクソデカな愚痴だと思う。まひるは昔は誰にも何も言えなくて愚痴をこぼしていただけだが、ある人と出会った事でそれが変わった。出会わなかったらあのまま愚痴をこぼすだけだったろう。そんな出会いがあったおかげでどうにかなった自分が勝手に見ろバカを批判は出来ない。
花音、やはり歌えていなかった。花音も分かってるし、めいもそう思った。今の花音の歌は誰に向けての歌なのか。めいは昔は言われるがままにしていたけど、ののたんに出会ってそれが変わった。このハロウィンのライブの後に書いた歌詞を一旦全部書き換えないか。今歌いたい事に全部書き換えないか。
まひるはもう一度雪音に絵を納品したが、やはり駄目だ。そして時間切れ。だからこちらで修正したとおりに直して描いてほしい。それ、もうまひるの絵ではない。
帰り道、まひるは殊更声に出して「良かった良かったこれで間に合うよ」なんて言ってるけど、良いわけないじゃないかと即座に否定した。それじゃあのクラゲの絵を描いて壁画に採用されて友達に見せた時に変だと言われて自分の絵を引っ込めたのと同じではないか。
キウイから花音が歌おうとしてる、前に進もうとしてると聞いてまひるは原点に戻ろうとする。あの時のオリジナルのクラゲの絵はあるだろうか。キウイは大宮の倉庫にあるのではと言う。先ず、どうしてキウイの方がオリジナルの絵を持ってるのだろう。まひるが隠そうとしたのをキウイが引き取ったんだっけ?
そしてキウイには大宮に倉庫がある。トランクルームか。後で出て来るがトランクルームの中でもそれなりの大きさのヤツだ。結構するぞ。昔借りたらしくて場所が大宮で、一緒に行こうと思ったまひるだがすぐに訂正する。連絡しておいてくれたら一人で行く。だってキウイが大宮のあそこに行ったら昔の人間と出くわすかもしれない。でもキウイは自分も行くと決めた。まひるはキウイが身バレして何か言われてないか心配だったが、キウイはもし会っても言い返してやると言う。実は色々もう来てるんだけど。
と言う事で二人でトランクルームへ。絵はちゃんとあった。同時にキウイの小学校三年生の時の絵が出て来るが、いやいや、いくら何でもそれは無理では。模写かな。
トランクルームから外に出て、学生の声が聞こえたらキウイが敏感に反応したのを見てまひるはメッセージ来てないって本当?と疑った。だってこれだけ敏感になってるから。それを言われてキウイが見せたらやはり来てた。その中の名前はまひるの所に来てたのと一緒なのでキウイとまひるが一緒だった時のヤツか。でもまひるはキウイが今でも自分のヒーローだと宣言する。
それでゲーセンに行った訳だが、やはり会っちゃった。名前が出ていた濱内と真弓。まひるはトイレに行ったキウイにこっそりメッセージ送ったけど、真弓と濱内達に責められているまひるを見たキウイが黙って居られなくなって出て行く。今度は連中はキウイを責める。
おまえらには自分の気持ちが分かるか。自分を好きになれる様に新しく作ったのにおまえらに文句は言わせない。これがまひるが認めるヒーローのキウイだ。
花音も改めて訴えたい歌詞を完成させ(めいが完成!と言うからちゃんと出来てるのだろう)、キウイがVtuberとして自分をはっきりさせ、こうなったらあとはまひるだ。そのまひるが完成品の絵を雪音の所へ持って行く。
オーダーと違うし口のきき方がなってないと雪音が切り出したが、これはOKなサインだ。でも別にあの言い方悪くなかったのでは。ともかく、雪音もこれがまひるの絵だと認めた。
ここでまひるから一つの条件。年末の参道のイベントにJELEEも出して欲しい。
お、正面からの対決か。
ガールズバンドクライ・第11話
アバンでもうステージなのかと思ったら、ああそうか、そう言う構成か。
曲が出来て大詰めの練習。演奏してはそこはこうしようと確かめ合っている。フェスのポスターも貼られていて、トゲトゲは一日目の二番目。
でもここで桃香からお知らせ。二日目にやる筈だったバンドが出られなくなってトゲトゲに二日目での出演依頼が来たのだそうだ。二日目の方がオールナイトでメインらしい。風が吹いて来てるのかな。
練習が終わって仁菜だけがバイトに向かった。智とルパと一緒の牛丼屋のバイトじゃなくて別のバイトも入れた。もう一人でやって行くと家族と決めたから、バイトを増やしたのだ。元気に向かう仁菜だったが、それを見送るすばるは「自分だけすっきりしやがって」と。すばるは未だお祖母様に言ってない。あれ?今回まさかすばるの回?いや最終回近いしなあ。
すばるの事は智も気にしていた。ルパがそう言う所好きですと言うけど、天童人形持ってる智だから気にはするだろう。
そして当日、控えテントにミネがやって来てくれた。いい顔になったねと。そしてあの初回で演奏場所を奪われた人キョーコも。ミネの知り合いだったのか。しかも今や仁菜の声が好きだ、一緒に写真撮ろうと言う程に。
さらに外を三浦が不審な格好で歩いてるのを見つけたけど、この人誰だっけ。後で桃香がああやって顔を隠してる方が信用出来るって言うけど。
すばるがちょっと他のステージを聞いて来ると言って一人だけで行ってしまったので、ちゃんと戻って来るか心配だったが、そこは大丈夫だった。後から考えるとあれはお祖母様を迎えに行ったのかもね。最終回が近いから今迄の登場人物が揃うとは思っていたから。
ダイダスのステージが先にあって、見に行く。ダイダスはメインステージで演る。智は肩車しないとダイダスのステージが見えない程に人が集まっていた。そして智も認める程に上手くなってる。彼女達も今迄で良いのかと思っていたのだろう。企画先行のバンドだと言われて。あの高校の時の仁菜のいじめの時に、自分の味方をしてくれなくて思う所があったセンターの子も、その気になっていて、小指立てて来たぞ。ダイダスもトゲトゲを意識して来たんだな。勿論仁菜も対抗の小指を立てるが。
あ!思い出したぞ。今のダイダスは駄目だと言ってた、あのゴールデンアーチャーのスカウトの人が三浦だ。こっそり聴きに来てるから桃香は信用出来るって言ったのか。
そしてとうとうトゲトゲのステージ。上がる時に智が思わず反対側に行くのは芸が細かい。最初に仁菜がギターを奪って、私はギターが下手!で始まる。流石に今回は仁菜のギターは間に合わなかったな。そして鬱屈した世間への思いを吐露する為にこの曲を歌うのだと言って始まった。
孔明の罠が無くとも、どんどん人が集まって来たし三浦は喜んでるし隣では天童が微笑んでるし。やはりすばるはお祖母様を招いて案内したんだな。
演奏は成功。と思うけど、さてこの先はどうなるのか。
ダンジョン飯・第24話
チェンジリングで身体が入れ替わってしまったライオス一行。慣れぬ身体は色々不便だ。しかもチルチャックが疑問を呈する。ライオスはドワーフになった。ライオスがトールマンだった時の年齢は26。今のドワーフの外見から推定されるドワーフ年齢は60。ドワーフの寿命はトールマンの2.5倍。だから26を2.5倍程したら65程度で外見の60と合致している。つまり中身と外見はある程度比例している。さて余命はどうなのだろう。それも比例した経過を辿るのか。だとしたらマルシルのハーフエルフから見たら「あっと言う間にしわくちゃのおばあさん」になってしまうのかもしれない。ともかくここから言える事はこのままで良い訳ではないと言う事だ。
あのキノコがチェンジリングで都合の良い結果だけをもたらすなら高値で取引されていてもおかしくない。なのに見た事が無い。だから副作用があるのではないか。
チェンジリングの使い方は本当にうまい事は出来ないのだろうか。それをライオスはファリンの事と重ねて考えていた。今の当面の目標に沿って狂乱の魔術師を倒しファリンの意識を元に戻し、地上に連れ帰ったとしよう。しかしあの身体のファリンは人々から恐れられ、さらには魔力の薄い人里では大型の魔物は生きていけない。そうなるとファリンが元に戻っても生きていけない。だからチェンジリングで下半身を別の物と交換出来ないだろうか。
そんな話をしてるとマルシルが何か音を感知する。石がぶつかる様な。気がついた。あのガーゴイルが追って来てる。扉をちゃんと閉めなかったのか。
そしてガーゴイルはもう来てしまった。ライオスが殴られるものの、ドワーフの身体が頑丈で良かった。みな逃亡しだすが、マルシルがポカスカやられてるのは何かと思ったら、あのハーフフットの身体は小さくて逃げる人達にぶつかってしまうのだ。だからチルチャックはいつもさっさと隠れていた。マルシルはその用意が出来ていなくて酷い状態に。
と言う事でチルチャックがこっちへ来いと手を引っ張ったそこへガーゴイルがライオスから奪ったケン助を投げる。あれ?何その紫色の煙。そしてその後には変化したケン助が。
チェンジリングは変わった対象が輪を作っても効力があるのか。それに気づいたマルシルは全員で手を繋いで輪になろうと言う。でもちっとも輪になれず、そこを攻撃して来たガーゴイルだったが、冒頭でマルシルが嵌った排水溝に嵌って動けなくなっていた。動けないのなら輪で囲める。果たして変化したマルシル達の輪に入ったガーゴイルは変化した。
それにしてもOPのみんなで手つなぎはここに繋がるのか。
下に降りてこないもう一匹のガーゴイルはおびき寄せておいてマルシルが軽いから上に投げ上げて垂直の輪にしてくぐらせたら小便小僧に変化した。都合よく水が(水だよ!)が出るのでそれを使って身体についた胞子を洗い流せば元に戻る。
ライオスによるとあのキノコはこうやって個体を他の群れから疎外させて生きていけない様にして死なせて、そしてそこにまたチェンジリングキノコが生えると言う生活環を送っていた。
胞子を洗い流してもすぐに戻らないのでその間に食事。イヅツミが食べ飽きたと言うのでダンプリングをあの真実の口みたいになった所に入れたら形が変わった。でもこれは大丈夫なのかと思ったが、胃に入ったら胃酸で消化されるので大丈夫との事。そうなの?
一晩寝たら身体が元に戻りました。
下に下がって行ったらどうみても斜行エレベーターみたいなのがあった。中に入って大丈夫?と思ったが、全員が乗ったら動き出した。説明書をセンシが読んだが、別に問題は無さそう。
斜行エレベーターに乗って、茶がはいる迄センシはライオス兄妹のこれまでを聞いてみた。ライオスは脱走兵だったが、ファリンの所を訪ねてみたらファリンも来てしまった。魔法学校にいたら良い生活が出来たかもしれないのに。ファリンは下手に魔法が使えたせいで村で疎外され魔法学校でマルシルと出会う迄ずっと一人だった。そんなファリンが可哀想で連れ歩く事にした。ファリン、そんな生活だったのかとマルシルが涙。
早くファリンと一緒に暮らせる様になりたい。ファリンは戻れるだろうか。センシの見立てではファリンは下半身の竜を切り離せるのではないか。以前竜の肉で作ったハムは元の竜の本体に戻ってしまった。竜の意思がそうさせるのかもしれない。一方で調理して食べてしまった肉はもう戻らない。だったらファリンの下半身の肉を食べてしまえば竜の意思は失われるのではないか。
かなりえぐい提案では。ライオスも心配したけどライオスの心配はあの大量の肉をこの面子では食べきれないと言う方。まあそれももっともな話で、じゃあ誰かに協力を仰ごう。ライオスはそれなりに顔がきく様になったではないか。オーク達、黄金城の住人、ナマリやシュロー達。それでも少ない。一個中隊程欲しい。
ともあれ道筋は見えた。有翼の獅子を仲間にして狂乱の魔術師を倒してファリンを迎え入れる。そして竜の部分の肉をみんなで食べる。
でも一個中隊が向かっていた。いや、未だ一個中隊ではないけど迷宮の変化を調査に来た西方エルフが迷宮に来ていた。迷宮に問題があったら部隊を引き連れて制圧するとか言ってたよね。
と言う事で二期に続く。
声優ラジオのウラオモテ・第10話
ファントムの収録は何とか進む様になったけれども、由美子は未だしっくり来ていないみたいだ。この程度ではと言う感覚がある模様。だから収録した後で他の声優さん達にこれで良かったのか聞いている。千佳には聞いてないけど。
乙女とめくるとやすみと夕陽の声優イベントが行われている。そう言う体操服姿イベントはどうなんだ。個人としてはああ言う声を出すイベントは苦手。
ジャージ姿なのには一応理由があって四人で競って優勝者には「重々宴のお食事券10万円プレゼント」があるのだ。重々宴って初めて聞いた。オリジナルの名前は何だろう。
ちょっと時間が遡って、由美子がめくるを発見して馴れ馴れしくご挨拶。めくる、一応普段の仕事では例によって声優とは距離を置く事にしてるんだな。その言い争いを千佳が目撃してどう言う状況なのかと。
そのタイミングで由美子と千佳から今日は本気で行きますと宣言。なるほど、理由は分からないがイベントが盛り上がるのならとめくるも本気出す事にした。言わなければ良かったのに。
最初の対決。ドキドキ★愛の告白シチュエーションのセリフをあてる。高校生ラジオチームは千佳=夕陽がアサインされたのはミス選定だったが、いや、これって声の収録だと思えば出来る筈では。衆人環視と言うのが駄目だったか。まあこの責任の擦り付け合いがかえって良かったのでは。
次の画伯対決って、またぞろ夕陽がおかしい。完全にボケキャラになってる。
ソースダービーのルールが全然分からない。ナニコレ。
ドッジボールはまたも夕陽がボケキャラに。
そして結果発表。優勝者は乙女です。そうなると思った。
えー、じゃない。
実は、由美子と千佳がお食事券が欲しかった理由はめくるにお礼したかったのだ。あの賭けの時に助けてくれたお礼。でもめくるをそのまま誘っても駄目だろうしお食事券を手に入れて乙女と一緒に打ち上げと言う名目にしたらめくるは乙女が好きと言うのもあるから来てくれると思ったのだ。
でもめくるはそれを聞いてだったら乙女が勝って良かった、茶番に付き合わずにすんだと言ってのける。
そこに乙女が入って来て、今日の記念写真。撮ったのはSNSにあげとくねと乙女が上げたのだが、そこのメッセージ。
「もらったお食事券は4人の打ち上げに」
結局そうなったじゃん。
と言う事で重々宴に来ました。予約したのはめくるか。藤井と言う苗字。
めくるは悩んだ末に乙女の隣に座る場所にした。でも近かった。この状況で乾杯だけど、めくると乙女はビールか。高校生ラジオの二人はリンゴジュース。
めくる、飲みすぎたみたいでトイレでおかしくなってた。酔っ払いは面倒だな。てっきり由美子にうぇっとなるか心配だった。
時間も経って、千佳が明日の仕事があるからと先に帰った。トイレの場面で由美子は乙女とめくるに話があるんだけどと言っていた状況に図らずしもなった。千佳抜きで二人に話と言うのはやはり声優のお仕事の話。
今のファントムの収録は一応OKが出ているけど、もっと上の演技がしたい。自分に何が足りないのか先輩声優の二人に教えて欲しいと。それを聞いた乙女が言うには準備不足。由美子としてはファントムの準備はしたつもりで前回はそれのせいで演技だけになっていた。でも乙女が言うのは普段の準備。仕事が無い時にどんな役でも受けられる様にする準備が足りなかったのではと言うのだ。
めくるからはデビュー作の時の方が心に響いたと言うのだ。心に響いたは難しい表現だな。さらにめくるは現場に夕陽が居るのだから、同じ現場に居て経験も近い夕陽に聞いた方がよいと言う。
あー、でも違うんだ。やすみとしてはライバルみたいな夕陽には聞けないんだ。その辺は乙女が分かっている。乙女も昔そうだったと言う。めくるはそう言う意識した相手が居ないから分からない。乙女からはめくるの言い分も分かる、本当に困った時は同じ現場、同じ世代の夕陽に聞いた方が良いと言われた。
それがやって来た模様。
次の収録の帰りに杉下に言われた。
次の回、ファントムにとって本当に大事な回で、あなたの魂の演技を信じてる。
巨大なプレッシャー、来ちゃったぞ。
Unnamed Memory・第10話
前回の最後で子供が出来る様な事をしたんだろうと書いたけど、それはまあその通りだったものの、やはり今回のサブタイはこの夜の子供とはちょっと違うみたい。でもじゃあサブタイの子供たちとは?
やることやっておいて、式はいつにする?いや、結婚はちょっと。ティナーシャ、オスカーの情人で良いと言うのだ。ここまで来て結婚を躊躇うのは?最初は王族だったから王族になるのに抵抗と言う訳でもあるまい。
新年の祝祭は東の神殿で行う。そこを目指して国王の行列が向かう事になる。なので警護はかなりちゃんとしなければならない。
そこにリトラが来て塔に来訪者があると言う。閉じてるのに何だと思ったら10歳未満の子供が5人。 サイエが北の地では冬に氷が降ると言うのでそんなのは嘘だ、だったら魔女に聞いてみようと言う事になってやって来た。ファルサス、かなり温かいんだな。雪とか雹を知らないのか。それはそうとして、この塔は街からは離れているので、子供だけでノコノコやって来て良い場所ではない。ティナーシャは子供達を叱って魔法で元に戻す。多分これがこの子達が初めて会った魔女。
オスカーは改めて何故結婚をしたがらないのか聞いてみた。理由としては実はオスカーは相当な魔力量を持っている。封印してるからあまり認識されないが。だからオスカーとティナーシャの子供は二人の素質を引き継いでかなりの魔力量を持った子供になる。男なら強力な魔法士に、そして女なら魔女に。ティナーシャは子供が生まれながらの魔女になるのを避けているのだ。
騎馬で東の神殿へ。そう言えば東って前回だったか東部国境付近の視察に行って、東の隣国ヤルダがどうのと言ってなかったか。
そして帰路。夜の移動は危険そうなのだが、夜に王の行列が進む。それを見ている人物が居た。オスカーも気付いたがティナーシャはそれより早く気づいたので魔法を使ったものの、逃げられた。でも見ていたのは謎の人物だけではなく、サイエも居た。他の子も。
子供達を乗せて帰り道となったが、雨が降って来たのでティナーシャは気温を下げて雪に。サイエが見たい物が見られたよ。
あそこで王の行列を見ていたのはレオノーラの配下らしい。前回、レオノーラの配下がオスカーを毒殺しようとしたけど、こいつの目的は何なのか。そして今回テロによってレオノーラが呼ばれぬ魔女と知る。
オスカーにガンドナの建国記念祝典の招待が来た。ヤルダが引き合いに出されたのでランドナも東の国らしい。ティナーシャも婚約者、と言う設定で一緒に行く。
ガンドナでの夜会でティナーシャは声をかけられた。テロでトラヴィス:上位魔族と出るが、魔族とは不穏だな。トラヴィスは魔族ながらガンドナの公爵となっている。ガンドナでは正体が知られているのだろうか。そして気に入った女も居ると言うが、それがオーレリアで、ガンドナの王族。やはり正体知ってるのだろうな。魔女を嫌う国があるのに、魔族は大丈夫なのか。
トラヴィスがティナーシャにオスカーとの子供が出来たら面白いなと切り出したので、ティナーシャは子供が出来るのを躊躇っているみたいに言うと、たちまちオーレリアの顔が曇った。オーレリアはそう言う子供の事を心配している風で、能力を授かって生まれるのを避けられるよりも、それを分かち合うのが良いと強調する。やけにこだわる。オーレリアが去ってからトラヴィスが説明した。オーレリア自身が望まれぬ異能を持って生まれたからだと。
風呂に入りながらオスカーからの情報。ヤルダの王女がガンドナに到着する前に行方不明になった。ヤルダの王室で分裂が起きてるらしい。オスカーはトラヴィスが只者ではないと察していたが、その時のティナーシャの解説で「昼間言ったガンドナの魔族討伐があの男だ」と言う。そんな話してたか?で、討伐を受けた男が何故かオーレリアの後見人。
夜になって魔物の急襲。衛兵は待機していただろうから軍服で戦ってるし、オスカーもちゃんと服を着て出て来たのにティナーシャは裸シーツ。
声が聞こえた方向に飛んで追いかけたが、こいつは前回オスカーに毒針を刺したアデライーヤ?別の二人が飛んで来たのも居て、そちらの一人がアデライーヤを抱えて逃亡。追いかけてたのはトラヴィスだった。トラヴィスも不審者を追いかけていたのだ。オーレリアを殺そうとしたらしい。
この騒動、ガンドナの宰相が犠牲になった模様。黒幕はレオノーラと知る。ティナーシャによるとレオノーラは以前トラヴィスに酷い仕打ちを受けた。ティナーシャはレオノーラと戦った時に悪口を言ったのが悪かったのかも。そんな私怨で来たのか。しかもレオノーラはヤルダの王子に取り入ってる。
レオノーラの私怨でヤルダが巻き込まれて争い事になるとか、面倒な奴だな。
終末トレインどこへいく?・第11話
葉香が池袋に居ると確信した静留は2000系を思い切り走らせる。西部池袋駅は頭端式だから危ないと言う晶の注意も聞かず。でも全速で走ったらJRを跨ぐカーブがキツイからそこで脱線するぞ。案の定2000系は池袋駅で車止めに突っ込んだ。
自警団が忽ちのうちに集まって来た。それを振り払ってポチさんが進む方向へ走った。
葉香はいつもの様にポチの世話による朝食を摂っていた。今回もゴーヤが出て、葉香はゴーヤに反応する。葉香がゴーヤに何か引っ掛かるものがあるのは分かる。しかしポチが毎回ゴーヤを出すのは何故だろう。本当は吾野の何かが変化したものではないのか、ポチは。
池袋の変化も分からない。池袋での変化は人間の姿に影響が無いのかなと思っていたら、一般人はいけふくろうになっていた。自警団は人間のまま。この違いはどこから出てるのか。
ポチがゴーヤの産地を言おうとした時に警報音が鳴ったので、ポチは外を見てみたらポチさんと静留達が駆けて来る。静留は葉香と言う子を知らないかとポチに尋ね、ポチさんは中に居る葉香に反応した。だから葉香と静留は対面するのだが、葉香は静留の事もポチさんの事も分からない。ショックを受けるポチさん(笑)。
葉香が動揺すると世界が歪む。自分を取り戻そうとしたかの様に葉香は自分の事を語るが、将来の夢はと言う所で詰まった。あの、静留と口論になった所だ。
自警団もポンタローも追いかけて来たので、ここは一旦離脱しようと静留は玲実に引っ張られて2000系に戻る。2000系を全力で再発進させて、池袋から離れたなと思ったら椎名町迄戻っていた。
車内では何故葉香が自分達を知らないそぶりをしたのかと考えていた。あれは怒ってる?怒ってるのではと言われてドキリとする静留。
車内でゴーヤがプルプルと震えていた。これ、モールス信号になってる?善治郎とマコトからの連絡だった。ゴーヤを切れとの事だったので、切ってみたら糸電話みたいになったぞ。
これで会話がスムーズに出来る。7Gの影響を止めるには7Gのスイッチをもう一度押して止めれば良い。善治郎とマコトはどこかにそれがある筈だから探せ。晶の予想では、ボタンはかなり大きいだろうと言う。
2000系の外から窓をドンドン叩く者ありけり。ゾンビだ。最終盤は今迄に登場した人達の力を借りるのでは?と今回見る前に思ったら、やはりそう来た。保谷の環境もゾンビにとって悪くなったから渡りゾンビとして椎名町迄移動して来たのだ。黒木は事情を聞いてゾンビ達も元に戻りたいだろうから7Gを止める手伝いをしようと言う。
実は既に一度池袋に行っていて(よくもまあ異端分子とされなかったな)その時にゾンビ達はターレに牽かれてる荷物に強く反応した。あれがスイッチだと気づいたのだろう。荷物は西武百貨店に運ばれた。
ポンタローの事を話してる時にまるで自分の事を言われているみたいな気持ちになって落ち込んだ静留。そして葉香には絶交レベルで怒られていて、もう無理かもと泣き言を漏らす静留。だが撫子はそれを許さない。何があっても静留を葉香に会わせる。
と言う事で、西武百貨店を目指す。2000系はどこに置いたのだろう。当然池袋迄乗り付けたら目立つだろう。ゾンビ達が向かったのは西武百貨店9階の屋上ガーデン。怪人開発部の黒井津さん以来の登場。そして今月でもうここは閉鎖されてしまう。あの池袋西武百貨店の改造計画によって。
円形のウォーターテーブルの真ん中にスイッチは置かれていて、ゾンビが群がった。そこに自警団がやって来たが、ゾンビの力と静留と撫子と玲実の攻撃で自警団は押される。そのすきに晶と黒木がウォーターテーブルの真ん中にあるスイッチを引き上げてボタンを押した。
7Gは止まった様に見えたのに世界が戻らない。これでは駄目だ。
そして西武本社ダイヤゲート池袋からは高架がせり出し、その上を葉香とポンタローが乗った電車が進む。また2000系か。
でもあのボックスシートでテーブルを囲んだ内装だと52席の至福の4000系の方が相応しかったのでは?
転生貴族、鑑定スキルで成り上がる・第10話
バサマーク側の策謀でペレーナ郡があちら側に付きそうになり、場合によってはクラン陣営での同士討ちになりかねなかったのをアルスが解決。その話を聞いたクランが是非アルスを連れて来いとルメイルに命じた。
と言う事で一行はミーシアン州でも有数の貿易都市センプラーに向かった。繁栄している を見てアルスはいつかランベルクもこんな風に繁栄させたいと思う。
ルメイルに引率されてセンプラー城に入ったが、他の貴族達からは何だあの子供はと見られていた。そしてルメイルから他の貴族に紹介。
そんな所へクランが出て来た。クランから皆に挨拶。早速アルスが鑑定眼でクランを見てみたら凄まじいまでの能力値だった。これほどの人物なのにそれに対抗する弟のバサマークはどうなのだ。こんな人物が二人と居るのだろうか。あるいは裏から操られているのではなかろうか。そんな可能性も考えたが、今回はあまりそんな風には見えなかった。
ともかく、クランの演説はバサマークが挑んで来たからにはこれを迎え撃って自分こそが州総督になるとの宣言だった。しかもそれだけではない。大陸を治める筈のサマフォース帝国がすっかり衰退してしまい帝国内は乱れに乱れている。この状況を放置する訳には行かない。自分が州総督になったらこのミーシアン州は帝国から独立をして統治を安定させるとも宣言する。そこまで言って良いのか。ともあれこれで居並ぶ貴族達の意気は上がったので良かったのだろう。
その宣言の後、今回は最近大きな功績があった者を紹介したいと言ってアルスを壇上に呼び寄せた。この者こそバサマークの策略を破って寝返ろうとしたペレーナ郡を引き戻した。しかも戦い無しに。これは大きいよね。孫子も戦って勝つよりも戦わずして勝つのが上策と言っている。
大々的に紹介されたアルスは他の貴族達からの挨拶を受けてすっかり疲れてしまった。だからバルコニーに出て夜風にあたって来た。そこにクラン。アルスと二人だけで話がしたかったのだと。クランからは優秀な部下を集めているそうだなと。そしてズバリの質問。俺の部下達はどうだったかと。アルスは鑑定していた。そして大層な人物が居なかったと思っていた。それを包み隠さずクランに伝える。
クランもそれは感じていた様だ。正直に言われて納得する。でもルメイルとマサ郡の郡長はそれなりの人物ではなかったの?ともあれクランは危惧していた。兵力も財力も自分の方がバサマークより上だが、バサマーク側には人材が揃っていると聞く。人を率いる人材が。これでは勝てないかもしれない。だからアルスに期待している。活躍して欲しい。そして勝った暁にはアルスをカナレ郡長にしたい。え?ルメイルは?クランはルメイルも評価してるのでもっと大きな郡の郡長にしたいと思っている。
そして最後に、自分にも有能な人材を探して欲しいとアルスに託した。
さてバサマークのアルカンテス城。家臣達からペレーナ郡の抱き込みはうまく行かなかったが、既に魔法石は大量に確保してある。戦いは勝てるだろうと報告される。しかしバサマーク、だろうでは駄目だ。100%勝てるようにせよとの命令。あれ?バサマークは結構優秀なのでは?誰かに操られているとかではなさそうな。そして最後に言う。あのミレーユはどうした。家臣たちはあんな飲んだくれ、役に立たないと言うがバサマークはミレーユの能力にご執心だった。
あ、これ、「クラン:優秀な家臣が欲しいから見つけろ」「バサマーク:飲んだくれでもミレーユは有能」な組み合わせなので、Bパートはミレーユ登場してアルスに発掘されるのでは?
クランに頼まれたのでなお一層優秀な人材を探したい。どこをあたったら良いのだろう。と言う事でシャドーに頼んでみる事にした。まあシャドーなら見つけやすそう。その帰りに酔っ払いのフードを被った人とアルスがぶつかる。あ、これがミレーユだな。
その飲んだくれの人物、シャドーの店に行った。まあ酒場だから。でも未だ準備中だと言うファムに対して自分を雇ってくれ坊っちゃんと言うのだ。あ、見破ってるね。そこに が出て来たら、彼はミレーユを知っている。この飲んだくれなど雇えぬと言うがファムはこれを雇うと言う。でも雇ってみたけどまともに仕事が出来ない。
ファム、食事をしながらファムは素性を聞いてみた。そこでも坊っちゃんと言うのだ、ミレーユは。そして語った過去によると、出来の悪い弟と一緒にとあるおじいちゃんに仕えていたが、最近死んだと聞いている。そのおじいちゃんはアマドル・サレマキアと言う。それはミーシアン州の殺された前総督ではないのか。
そのミレーユにここよりももっと良い働き口があるけどどう?と持ちかけた。
そしてアルスの所へ連れて行く。あ!昨日の人だ!
アルスがミレーユの鑑定をしてみたら、これは化け物ではないか。
夜のクラゲは泳げない・第10話
まひるにあんな顔をさせてしまった花音。キウイとめいに当分JELEEの活動が出来ないと言って帰ってしまう。花音が立ち直るまで居場所を守らねばとめいとキウイは花音のバイトしてる店で代わりに入った。しかし以前からだったけどあんなに店員が私語していて良いのか。
と思ったら流石に店長がおかんむり。それでも二人には出来る事をやらせた。めいにはティッシュ配り、キウイは配達。そう言えば合宿免許回があったね。免許がまず役に立ったのは花音だったがキウイも今回役に立つ。しかもこの二つの役割がそのままこの先の話の展開に繋がる。
花音に言われた事がショックだったろうけれど、でもまひるはしっかり絵を描いていた。
めいのティッシュ配り、意外な形で話が進んで行く。誰も受け取ってくれなかったのに一人受け取った子が居て、だからめいはまじまじとその子を見た訳だが、見覚えのある顔立ちだった。彼女はサンフラワードールズのセンターのメロではないのか。だから思わずめいはメロちゃんって声をかけて、そして条件反射的にメロが反応してしまう。
めいはメロに聞きたい事があると言って執拗に追いかけるのだ。
一方でキウイが配達に行った先はミー子。
飛ぶ鳥を落とす勢いのYtuberとなっていた。ミー子にはちゃんと事情を話したが、来週の配信は絶対やれと言う。ゲストを呼べば良い。それはおまえか。
めいがメロを追いかけた果てにカラオケボックスへ。最初はただのファンだと思っていたメロだが、めいがJELEEの一員だと聞いて少しは話をする気にはなったらしい。でもここでもめいは歌はNGで。
メロに言わせると自分は雪音の養分なのだと言う。雪音が自分の夢を実現する為の養分でそれをかなえる為に歌う。そして花音=ののかも雪音の養分の為に歌っていたのだと言う。確かにそうだったね。めいが否定してもフォロワー10万人を目指したのはまた雪音に見て貰いたいからなんだろと。
そんな事をして帰りがすっかり遅くなった二人、バイトをやめさせられてしまった。
二人が心配してる中、学校で噂されるのが嫌で花音は勝手に早退。あのクラゲの絵の前で歌ってる子が居る(Xで指摘されていたけど、この二人以前電車内でも描かれていたらしい)。二人はJELEEに戻って来て欲しい様子だった。ネットで言われている噂なんて気にしない。
キウイから連絡を受けたまひるは今自分は何も言えない。何か言っても嘘になる。今は自分が選んだこの仕事を仕上げるんだと言う。凄いな、あれだけの事があって描けるんだ。創作は心理的に嫌な事が起きるとそれに妨げられるものなのだが。
めいは花音の所に確認に行く。メロに言われたあの事を。花音はその通りだったと言って、そして嘗ては自分は母に利用されていたが、今度は自分が同じ様にまひるを利用していたんだと気がついた。
どうにもならないの?それをどうにかする糸口がYtuberのミー子だった。例のコラボ配信の方式でJELEEからのお知らせ。ノクスから言うのが苦しい感じでJELEEは解散になるかもしれない。以前約束した曲は送れないかもしれない。これがJELEEとして送る最後の曲になるだろうとキウイとめいで仕上げた曲の部分だけを流しだす。
でもめいが我慢出来なくなった。あれだけ歌はNGと言っていたのに。とんでもない調子はずれで歌い出した。ミー子がキウイを送り出す。
行け、キウイ。キウイはバイクで花音の所へ急行する。これを聞け!めいが好きなののたん戻って来い。
みんな、ごめん、もう一回歌いたい。
これで次の曲に行ける....と思ったら今度はキウイ?
でも残り話数が2話しかないよ。
ガールズバンドクライ・第10話
仁菜、またグッズを作ったのか。だからその金はどこから出るんだ。段ボールが何箱も積まれてる量なんて全然安くないぞ。そしてトゲトゲタオルとか嫌な名前だ。チェキだけは好評。と言うかルパがモテモテ。
そこに事務所のスカウトが来る。そうだよね、今どきは名刺を出しただけじゃ信用出来ないから会社のサイトで名前を見て、出来れば写真が載っていてほしいね。
開口一番ゴールデンアーチャーの三浦は私がダイダスが好きだと言う。いや、勿論桃香が居たダイダスの事を言ってるのだが、言い方を考えろ。三浦の熱弁は仁菜の熱弁と同じだった。そうですよねと言われたら仁菜も思わず頷く。ただ、桃香が反対したダイダスは今売れている。あれは事実だ。だから桃香とここに居る四人の曲が本当に受け入れられるのか、まずはフェスを見て欲しいと言う事にした。
と言う事でそのフェスに出す曲が重要になったが、歌詞は仁菜が任される。仁菜はいつも感情の吐露をした曲にしてるから。ただし今回は今ひとつ悩んでいた。今回の話はこの歌詞の産みの苦しみの話になるのかと思ったら、牛丼屋に母親がやって来る。あの牛丼屋を知られている。未成年のバイトって保護者の同意が要るんだっけ?
ここはルパがそつなくこなしたものの、アパートに戻ると父親が待ち構えている。これはヤバいと落ち着く場所へ避難。そりゃそうか、通帳を送り返して一人でやって行きますだけで親が受け入れる訳がなかった。ちゃんとした親だからこそ両親揃って東京まで(川崎だけど)来るのだろう。
すばるはちゃんと話せと言う。でも仁菜はすばるだって分かるでしょう、価値観が違いすぎて話にならないのを。それでもすばるは一度話せと言う。その晩は泊まって翌日アパートに戻ると鍵が交換されている。これは早いな。勝手に鍵を交換されて牛丼屋に行って愚痴る仁菜に、ルパが切符を差し出した。熊本迄の新幹線切符。そうかー、今って新幹線で熊本に行けるんだった。私が一度だけ行った時は飛行機だったけど。それにしても熊本迄は安くないのによくも出したなと思ったら、きっとあの時に仁菜母がお金を出したんだろう。
そんな切符だからルパはそれを渡しながら言う。行ける時に行って来なさいと。ルパの両親がどうなったのか智から聞いたんでしょう?ああそうか、ルパが両親を亡くした時ってそう言う時だったのか。流石にこれは仁菜の心に訴える。
だから次に桃香の所へ行った時は会いに行かなくちゃと言う方向を向いていたのではないか。桃香から仁菜が怒っているのはいじめた相手や学校の態度よりも味方になる筈だった父親に対してではないかと言われる。完全に突かれたかな。
だから仁菜は家に帰る。帰って家族会議。父親だけ別の部屋でしかも大量にタバコを吸っている。今現在の仁菜の状況は話したけど、仁菜の身体にはトゲが出て来るばかりだった。
翌日、父と学校へ行くと学校からの謝罪文を出される。でも仁菜はこれで済ませる学校には納得しない。
部屋に戻った仁菜に姉の涼音が来てくれる。仁菜がどう苦しんでそして桃香の歌でどう救われたのかを聞いたら涼音が涙する。そして辛子蓮根カレーを持って来る。家訓では夕食は家族揃ってではなかったの?あれ以来父が変化した。教育評論を書いてる体裁をかなぐり捨てて色々な人にどうしたら良いのか聞きに行った。そして母親はあの通りルパに新幹線代を託した。みんな仁菜を心配してるんだ。
そして川崎に帰る日、家族が見送りに出て、父は行っておいでと送り出す。
行ってきます。
新幹線の中で仁菜はあれだけ詰まっていた歌詞を完成させられた。また同じ清掃のおばさんに起こされて乗り換え。
川崎に戻ったらみんなが待っていてくれた。これでフェスに向けた曲は万全だ。
ダンジョン飯・第23話
いつも通りにOP始まったなと思ったのにいきなりキャストが出て来て、あれ、今回はED無しなんだな、そんなに特別な回になるのかと思ったけど、そこまでではなかった。でも放送予定を見て今驚く。次回最終回!
前回は何だったかなと思い出すとグリフィンが出現してセンシが異様に怯え、結局グリフィンは倒したが、そこでチルチャックが妻も子も居ると言う自分の事を語ってセンシに過去のセンシの事を促して始まったセンシの過去の話だった。
未だ若かくて子供だった(36)センシ、ドワーフの仲間と地下に潜ってこの迷宮を発見した。それは本物の黄金に輝く宮殿で、他の大人ドワーフはまるで取り憑かれたかの様にその黄金宮の中へ入った。
そして事件が起きる。一人トタンが「でかい鳥」の化け物に襲われて殺される。ここはただの遺跡ではない、迷宮だ。今でこそ迷宮と分かって潜っているが迷宮と知らずに遺跡だと思って入ると準備不足。しかも今の迷宮は死んでも生き返る呪いがかけられているが、その時はそんな事も知らない。恐ろしくて急いで戻ろうとしたが、出口が分からなくなっていた。この迷宮、動くからね。
事態を恐れた迷宮の中だったものの、喉が渇くと水が得られるし疲れると休める場所も見つかる。果ては女まで見た者も居た。ただ問題は食料が尽きる。
このままでは餓死する。そこでリーダーのギリンが各々の役割を決めた。魔物も何かを食べている筈だ。それを探そう。若くて未だ戦えないセンシはこれまでの地図を書けと言われた。危険な場所に出るなと言う意味だった。
しかしまた鳥の魔物に襲われて一人が死ぬ。一応食料は確保出来たが。そしてまた一人、また一人、鳥の魔物に襲われて死ぬ。とうとう連れていた馬もしめる事になった。
ただし残った頭の平らなブリガンがギリンに文句を言う。あんな役立たずに何故多くの食料を分けるのか。ギリンは子供に食料をあてがって育てるのが大人の役目だと言い争った。
そしてそれはとうとうセンシの見えない前での喧嘩となって、ギリンだけが戻って来る。グリフィンが出現した、ブリガンはグリフィンにやられた、グリフィンは自分が倒した、その肉だ。そう言ったギリンの兜の正面には鈍器で殴られた様な凹みが出来ていた。この兜、今センシが被ってるやつだよね。
本当にグリフィンの肉なのか?ギリンがその肉を調理したが、水ぐらいしか無い調理によるその肉の味が忘れられない。
そしてギリンも外に出たあとで戻って来なくなった。
怖くなって外に出られなかったセンシだが、地図を書いておけと言われたのを検討した結果、法則性を見つけ出して食料が尽きて、意を決して外に出たらあの兜だけが残っていた。ギリンもやられたんだ。
その後、センシはオークに捕まったがそれは逆に幸運だった。古代ドワーフ語を教えた見返りに食べられるキノコと食べられないキノコの見分け方などを教えて貰う。迷宮での生き方を教わり、そして地上に出られた。
しかしあまりの出来事に故郷には帰る事が出来ず迷宮の周りで生活をしてそしてライオス達と出会う。今でも思うのはあの肉は本当にグリフィンの肉だったのか。
ライオス「よし、グリフィンの肉を食べてみよう」
イヅツミからも、あいつ何なのと言われる程にみんなから呆れられたが、センシは同意した。ここで白黒をつけよう。
グリフィンは上半身が鳥、下半身が獅子なので上半身と下半身の肉を別々に煮てみよう。こうして二つの肉料理が出来た。料理をしながらライオスが考えた。グリフィンの攻撃は嘴と前脚の鈎爪による。だからブリガンはその二つの攻撃で死んだのではあるまい....って、ブリガンがどうなったかの描写あったっけ?ギリンの兜に大きな穴が出来たのはあったが、それと同じ攻撃を受けたと言う前提か?
ではグリフィンだったと言うのが見間違いではないか。翼のある他の魔物なのでは。自分達も最初はグリフィンをファリンと見間違えた。
ライオスは近くに生えているキノコを見て付け合せに?と思ったが、センシでもそのキノコは知らない。
出来たグリフィン料理を食べたセンシだが、あの時食べた味とは全く違う。それは即ちブリガンの?
だがライオスも食べてここで気がつく。あの時センシが食べたのは確かにグリフィンではない。だが人肉でもない。あれは多分ヒポグリフだ。ヒポグリフは上半身が鳥なのはグリフィンと同じだが下半身は馬だ。これであの鈍器で殴られた跡の説明がつく。馬の蹄で蹴られたのだ。
なるほど。これでセンシの気持ちも整理がつく。でもライオスは続ける。じゃあヒポグリフの肉を食べてみよう。オイコラ。居ない筈のグリフィンが何故居るのか。それはあのキノコのせいだ。チェンジリングのせいだ。このキノコの生えている輪に足を踏み入れると少し変わってしまう。ヒポグリフがチェンジリングでグリフィンになっていたのだ。だったらグリフィンの肉をそこに置けばヒポグリフの肉になる筈。
しかしこれはセンシの食べた物が何かを決定づける事になる。センシは食べてスプーンを取り落として泣く。これだ、これを食べたのだ。あの時食べたのはヒポグリフだったのだ。
さあ、迷宮の先へ進もう。
オイコラ。
変わっちゃったよ。ただ、瞬時に変わらなかったのが運が悪かった。その後みんなは熱を出して寝込む。食中毒と思われる現象で。そして目覚めた時に変わっていた。
ライオスはドワーフに、マルシルがハーフフットに、センシがハーフエルフに、チルチャックがトールマンに、イヅツミがコボルトに。他の四人が順送りだったのにイヅツミだけが違ったな。
またチェンジリングで戻ろうと思ったが迷宮の形が変わってしまった。ところが戻れずに奥に続く扉の前に出てしまった。仕方ない、この身体で先に進もうか。不便も無かったし。
扉はケン助が反応して開けた。だがガーゴイルが出現する。マルシルが魔法を撃って一体倒すものの、マルシルが変わったハーフフットの身体では一撃だけで魔力酔い。このままではやられると扉の中に逃げ込む。思った以上に入れ替わった身体が不便。
落ち着く為に食事の準備。てっきり餃子が出来るのかと思ったら肉まん?いや水餃子だった。
これ、次回で終わるの?
いや無理だろう。つまり二期あるのだろう。
声優ラジオのウラオモテ・第9話
ファントムの収録で全く駄目だった由美子。前回の最後を見た時、ここからどうやって立ち直るんだと思った。
しかし由美子は自分でまず立ち上がる。そう、立ち上がらないと話にならない。その日のうちに由美子は加賀崎の所へ行って、自分の演技を見せ杉下から言われた内容を伝えて意見を求める。最初は加賀崎はそれで駄目なのかと驚いて考え込む。加賀崎は音響のプロではない。だから演技を逐一どうこうとは指摘出来ない。状況から判断する。
ファントムのオーディションを受けた時の演技を杉下は求めている。あのオーディション、翌日にもう受けなくてはならなかったのでその後の由美子が読み込んだ時の演技とは違う。由美子としてはオーディションの時の演技を昇華したつもりだったけど。
加賀崎の予想では、オーディション後に由美子がキャラクターの性格などを読み込んだものの、その影響でそのキャラを「演じよう」としたのが杉下の望む方向ではなかったのだ。
キャラが自分の側に居るタイプの声優と、キャラが憑依するタイプの声優があると言うけど、え?違いがよく分からん。憑依はまあ何となく分かるが。なりきるタイプだよね、もうそのキャラそのものに。
じゃあどうしたら。演じようとするな、下ろせ。
そして加賀崎は言葉を続けたが、途中でやめた。演技で気に掛ける事があったら....あ、千佳に相談しろと言いたかったんだな。
加賀崎は付け加えた。年明けの収録まで猛練習したいのだろうが、それは駄目だ。視野が狭くなったら視野の狭い演技しか出来ない。適当に羽根を伸ばせ。
と言う事で、年末(多分会話の内容からクリスマス)に若菜からカラオケに行かないかと誘われ、最初は練習とか思っていたけど加賀崎の言葉を思い出して行く事にする。それを聞いたクラスメイト達が由美子が仕事でなくて行けるなんて珍しいとどんどん集まって来る。
男子も来て良いよ。
この場面、あのクラスの声優オタクな木村が耳をそばだたせるし、千佳は何か紙袋をどうこうしようとしていた。
若菜はさらに千佳も行かないかなと言う。一緒に行って欲しい。由美子、若菜のお願いに弱い。そこで千佳の所に行って今日このあと何かあるのか聞いて、何も無いと言う答えを一緒に行くと言う方向に引っ張って連れて行く事にした。
カラオケ店、あんな大きな部屋もあるんだな。カラオケでは他の人が歌っても食べ物を盛んに食べて聞いてないのが基本(おなじ晩のとと神より)。若菜は千佳があまり楽しそうでないのを気にしていたが、由美子から言わせるとあれでも機嫌が良いのだそうだ。あれで。でもここで一押し。何と由美子は夕暮夕陽の歌を入れた。そしてそれを歌う。
これは千佳が反応しない訳には行かない。千佳、意地っ張りだからなあ。
睨んでる睨んでる。
そして逆襲の歌種やすみの曲を千佳が歌う。これでみんなが盛り上がって、二人の曲を歌って貰う事にした。
これ、木村はもう思い残す事はないだろ。
カラオケ終わってから千佳は由美子を誘った。千佳、由美子があの日の収録でうまく行かず落ち込んでいるのを見て、神代監督(父)に相談出来る様にしようかと言い出したが、由美子さん、しっかり既に神代監督の所へは行っていた。折角切り出したのにそう言われると立場ない千佳が怒った。そう言うところだ!
そして紙袋を取り出す。中身は神代アニメの別の作品。ファントムに近い作品。参考になるからじっくり見てみろ。直接演技の仕方どうこう言うより、参考資料なのが良かった。
そしてどうやら年明けの収録の日。
千佳が入って来ても気づかない程に台本に集中してる由美子。千佳に失望されたままではいられないと言う気合。
果たして収録はうまく行った。他のベテラン声優からずいぶん変わった良くなったと言われ、杉下もいい演技になったと言われる。「ただ」が続く。この「ただ」は、あそこが悪いと言う「ただ」ではなく、歌種やすみならもっとずっと上に行ける筈だからもっと頑張れと言う意味だった。
Unnamed Memory・第9話
タァイーリ王国で崇められていた唯一神イルティリディアを珠に吸い込んでそれを飲み込み、オスカーのアカーシアで貫き滅ぼしたティナーシャ。それを聞いて飽きれるルクレツィア。でもこれで諸々を片付けて何もかもが終わったティナーシャはどうするのか。
契約期間は未だ残ってるんでしょう?と言うルクレツィアがニヤリ。
オスカーとの契約期間は終わってはいない。だがやらねばならない事はもう終わった筈。では残った期間をオスカーとどうするのか。
重臣達は色々あったが全部無事に済ませられた一年だったと慨嘆する。あとは国王陛下(今はもうオスカー)が妃さえ決めれば王国も安泰。あ、まあ、王子が生まれてこそ安泰。そして妃と言えばティナーシャが妃になってくれればと思うのだ。しかしそこで反対する者はやはり居る。彼女は魔女だ。魔女が王妃と言うのは受け入れるのは難しいとノーマンは言う。
そこにティナーシャとパミラが通りがかった。聞かれちゃった。臆せずにノーマンは言う。オスカーがいつまでもティナーシャに執着してるとこの国は王妃が迎えられない。立ち去る時はちゃんとそれなりの処置をして立ち去って欲しい。ズバリと言いました。
でもそれにはティナーシャの隣に居たパミラが怒った。思わず何かしそうになるのをティナーシャが止めて、それは承知していると言う。オスカーから自分の記憶を消して去る。
パミラは確認した。さっきの事は本当か。オスカーの記憶を消したらあなたの事を知らない事になってしまう。ティナーシャはそれで構わない。でもそれをしなくともオスカーは自分がなすべき事をするだろう。それよりも何もかも為した自分が未だ生きてるのはどうなのか。それを聞いたパミラがティナーシャに怒る。勝手に死ぬ様な事を言うな。その前に人の中で生きて人として生を全うしてくれと。
この時に見上げた星空が綺麗だったので珠の中にそれを写してオスカーにプレゼントする。
オスカー、自分と結婚して魔女をやめろ。一緒に歳をとろう。これ、このままいい感じになりそうだったのに、ラザルやってくれるな。緊急の知らせだと言ってドアを激しく叩く。そりゃオスカーも不機嫌になる。
でもその後に起きる事はラザルの用事とは違う。つまりラザルの呼び出しはそこまで重要ではなく、そうなると尚更オスカーの邪魔をしたのは万死に値する。それは置いておいて。
城の結界が何故か破られて魔物が襲来して来た。緊急事態にティナーシャも出撃するが、王城の兵士も出撃する。勿論オスカーもだ。
兵士達は三人一組で魔物と交戦する。不意を突かれない様に。これは正しい。だから後でオスカーが一人で戦っているのは不用意すぎる。もう国王だぞ。いくら無敵でも。急な襲撃でノーマンがこれは一体何事かと文官なのにノコノコと出て来るので襲撃を受けかける。それはティナーシャが撃退。城の中にいろと。
兵やティナーシャの活躍で魔物は撃退されて言ったが、ほら見ろ、オスカーが一人で居たら侍女らしき女がいかにも怪しげに一人うずくまっていたから、思わず手を差し伸べると何かされた。その女の名前はアデライーヤ、レオノーラ配下。って誰?
ティナーシャはオスカーが倒れているのを発見。指先に針が刺さっている。ティナーシャの焦りようは普通ではない。
オスカーは猛毒級のアルカキアが塗られた針を刺されたのだ。ティナーシャがオスカーの時間の進みを止めて死にそうなのを阻止する。ルクレツィアが言う、暗黒時代から誰一人として生還者が居ない猛毒でもう無理だと。しかしティナーシャはそれを何とかしようとする。だからルクレツィアを呼んだ。オスカーの時間を止め、その間に血清を作る。自分の身体を使って。それは即ちティナーシャに毒を入れると言う事だ。
ティナーシャが苦しんだ挙げ句に死ぬかもしれない。だからルクレツィアは嫌だと言うがティナーシャはやる、そのだけの価値がオスカーにあるとティナーシャは言い切るのだ。仕方ない。手伝おう。ルクレツィアは手伝う事にした。
血清の代わりにティナーシャは死ぬかもしれない。その時の処理はルクレツィアに頼んだ。さらにはオスカーからティナーシャの記憶を消してとも言われるが、ルクレツィアはそれだけはお断りだ。ティナーシャの事は彼には一生背負ってもらわねば。
血清はちゃんと出来たらしい。オスカーは目覚める。ラザル達が見守っていたのを見てオスカーは誰かが居ない様に思えると言う。あ、記憶消したの?でもあの珠は残ってる。それを見つめる所をノーマンが出くわす。あのティナーシャが妃になるのを反対したノーマンだが、わざわざここで妃の話を切り出す。それでオスカーはティナーシャを思い出した。
塔に来たオスカー。ルクレツィアが何故来たのかと問い詰める。記憶を操作した筈なのに。
寝具をめくろうとしたオスカーをルクレツィアは止めるが、これは自分のせいでついた傷なのだろうと言うとルクレツィアもそれ以上は止めない。
完治したティナーシャがオスカーを尋ねると、自分の事をどう思ってるかとの問いに単に「大事」と答えたらオスカーに笑われた。何故笑われたんだとルクレツィアのみならずアルス達の前で不満を漏らしたが、そりゃアルスも飽きれる。分からないのか。
レナートが黙っていられない。オスカーに対して契約者以上に男性として愛情を持ってるのではないか。え?!と驚くティナーシャ。
そして恐る恐る聞く。
「私ってオスカーの事を好きだと思う人....」
やっとティナーシャ、自覚したよ。そしてオスカーの部屋へ。
オスカーもティナーシャが自覚してなかった事にあきれたが、でもそれが良い。
あ、次回が「白紙の子供たち」って、二人のこの夜の子供?(多分違う
終末トレインどこへいく?・第10話
改めてスワン仙人が描いたマップが全部合ってると認識する。でも絵が分かりにくい。行ってからじゃないと「その絵か!」と言うのが分からない。椎名町の絵が草餅に見える。今回「ああそうか」って分かるけど、行ってみないと分からない。
「あと二駅で池袋だよ」
前回スワン仙人が練馬高野台の駅名は出さなかったものの「今はココ」と指した場所が練馬高野台で、あと二駅と言うと富士見台・中村橋・練馬・桜台・江古田・東長崎が一気に飛ばされた。
静留が運転していたが、前方に何かあって急停車。これ、2000系だとどうなんだろう。先日乗った30000系(だったかな)が踏切への侵入者の信号を受けて止まる時に自動音声で「急停車します」ってアナウンスされた。
眼の前に居たのは謎の動物っぽい生物。多分人間が7Gで変わったっぽい三人だが、ひょっとしたら敵かもしれない。でも静留達は下車して様子を見に行くのだ。
しかし真ん中に居る動物がしてる腹巻きを見て静留が気がついた。
「お父さん?」
二年前に「様子を見て来る」と言って四人(!)で出かけたままのお父さん。今は三人だけど。
静留父キュルン(クズリ)によるとスワン仙人から池袋が大変だと聞いて見に行こうとしたら椎名町で喧嘩をふっかけられてこの有り様。負けたのかと言われたが、相手は一人倒してその戦利品が緑色のベレー帽だった。草餅じゃなかったのだ。
そしてここで今回の相手が分かる。椎名町でベレー帽と言ったらトキワ荘の住民ではないか。静留父がこの戦利品要るかと言うと、静留はそんなものと思ったのに晶が食いつく。ベレー帽こそランポ、ゲバラ、これこそ反抗と退廃の証(サブタイ回収)。これ、貰っておいて良かったよね。しかも晶で。
葉香を迎えに行く所だと聞くと、椎名町で見かけたのは葉香ではないかと言う。それっぽかったが髪がやたらと長かった。静留に言わせると葉香が自分で髪を切れるから違うと否定するが。
故障したトロッコは撫子が修理してくれた。静留父の身体だと直せなかったのだ。そしてトロッコと静留父達を残して池袋へ向かう。静留父は吾野に帰る方向となったが、でも線路壊れて水没したのは大丈夫だろうか。うん、どうなったんだろう、何せマコトは吾野に行けたんだよね。
そのタイミングで善治郎とモールス信号で今日の通信。このままだと世界が滅ぶ。その前に世界を元に戻せ。池袋で7Gの暴走を止めて世界を戻せ。ボボボ。
ラクロスのスティックがささってる場所を抜けバオバブの木みたいなのが生えてる所を抜け椎名町に近づいた。
椎名町でまた面倒事が起きない様にと通過しようとしたけど、伶美は急停止。だって、椎名町の先が崖になっていて消滅してるのだ。池袋行けないじゃん。
仕方なく椎名町で下車して様子を伺う。無人のサンロードを歩いていたが、あれ?やけに風景が古くない?飛んで来た古新聞に葉香女王が写ってる。周りに居るの誰だ。これが7Gを止めたくない連中だろうか。
そこに緑色ベレー帽を被った三人登場。
あとで名前が分かるけど男二人が藤子不二雄っぽい。
背の高い方がペンを出して劇画ビーム発射。これを浴びた撫子が劇画っぽい?顔になってしまった。小さい方も同じ劇画ビームだろうか。伶美も似た感じに変わった。ウーマンの方は照射された静留が小動物に。あ、吾野柔術で倒すとか言ってたの駄目じゃん。残ったのは晶だけだが、ビームはホーミングして晶の方へ。
でもフォービズムキュービズムバリアで防いでドM攻撃で小さい方を倒してムンク攻撃。まさかあなた達もベレー帽の力を?言われて晶が知ってた様に見せる。
トキワ荘三人組は漫画家である我々に素人の貧相な想像力が勝てる訳が無いと言うが、何しろ晶はいつもジメジメと本を読んでいた晶の想像力(玲実談)は強い。トキワ荘三人組はやってる事が王道じゃないと怒る。
あのベレー帽、晶じゃなくても使える。玲実はBL物に出来るし撫子はギャグ物に出来るし静留は熱血物に出来るし。熱血物になったら気合で勝負だ、こんな物に頼らねえとベレー帽投げ捨ててしまった。それを静留達が拾って被る。これで勝負あったな。
ここでトキワ荘三人組の回想。いや、まんまトキワ荘だな、おまえら。
ところが彼ら(当時は四人)の漫画は売れなかった。王道であるべきなのに編集がこれでは古臭いと言う。
静留が新聞の切り抜きを見せると、本当に女王の知り合いだったのかと恐れおののく。女王は7Gの世界の生みの親。そしてベレー帽のサブスクで力もくれた。ポンタロー様は静留達がこの世界を脅かす異分子だと言っていた。だから排除しようとしたのだ。ポンタロー?そう言えば善治郎が言っていた男だ。
この悪徳宰相ポンタローに葉香が操られてるのか。
三人組はベレー帽のサブスクを解除。するとベレー帽が消滅して静留達も元に戻ったばかりか、椎名町で途切れていた世界も元に戻った。あれ、トキワ荘三人組で作った世界だったのか?椎名町に近づいた時に空が曇ったと言っていたのが晴れて町並みもファミマがある現代風に戻った。池袋方面だけ異様だけど。
よく見たら今回でもう第10話。全12話らしいのでそりゃ池袋に迫るし、富士見台とか全部すっ飛ばされちゃう。
転生貴族、鑑定スキルで成り上がる・第9話
五日後にファムの所へ行ったら上々の首尾を持っていた。それはペレーナ郡の郡長の所で手に入れたと言うバサマーク側の盟約の書類。そこで見つけたのはマサ郡の署名。マサ郡の郡長はクランを評価してクラン側に参加している筈なのに実はバサマーク側に寝返っていた?
マサ郡は州内でも巨大な郡で、どちら側につくかで大きく帰趨が変わる。そのマサ郡が密かにバサマーク側になっていたとしたら、ペレーナに攻め込んでもマサ郡の軍に攻められて我々は包囲され大損害をうけかねない。リーツはこれは本物なのかとファムに確認したが、ファムは本物かどうかの保証はしない、ペレーナ郡長の所から持って来たと言う事だけは確かだと言う。
重大な情報なので急ぎルメイルの所へ持ち帰った。ルメイルは驚き、メナスに対してこれを他に見せる様にと命じた。メナスはそれを受け取ったが気付いた点がある。マサ郡の署名と印に違和感がある。そこで以前マサ郡から貰った書状と見比べてみた。あ、確かに少し違う。メナスの鑑定眼は鋭い。アルスの鑑定スキルではそう言う特殊能力は測る事が出来なかった。
ペレーナはマサがバサマーク側についたと思ったので、こちらの調略に乗らなかった。とは言ってもマサ郡がバサマーク側に居ないと言うのはいづれバレる事だ。では何故こんな偽造をしたのか。それは恐らく時間稼ぎ。
その時間稼ぎとは何か。爆発の魔力石だろう。あれはミーシアン州ではペレーナでしか産出しない。そしてそれが手に入ったら戦闘での攻撃力が増して有利に戦える。時間稼ぎをして魔力石をペレーナから輸入していたのだろう。
その状況を理解してロセルが戦略を分析した。そうであるならばペレーナは攻められない。騙されたが本来はクラン側の郡だ。だからこちらがペレーナを攻めたら単にクラン側での内輪揉めになる。
だからペレーナには真実を話して理解して貰わねばならない。とは言っても現在ペレーナは聞く耳を持たない状態だった。
と言う事で一計を案じる。アルスはペレーナ城に向かう。手紙でペレーナ郡で手に入れた盟約状がこちらにある、ついてはこうなったらランベルクもバサマーク側に入れて貰えいないかと言う建前でペレーナ郡長に会う。
ペレーナ郡長、なるほど、ランベルクも寝返るかと喜んだ。ただ、アルスはその前に確認したい事があると言う。その盟約状は本物なのか。ペレーナ郡長が言うにはバサマークから直接貰ったと言う。なるほど、盟約状としては本物だった。でもマサ郡がバサマーク側に参加するのは理解出来ない。それを信じて良いのかと。
ペレーナ郡長、さてはバサマーク側に参加したいと言うのは口実で自分に会いに来たのだなと言って周囲の兵にアルスの拘束を命令する。でも多分フードを被っていた一人はリーツ。案の定リーツ。その辺の兵では全く太刀打ち出来ない。
問題はもう一人のフードの人物。マサ郡長だった。マサ郡長に盟約状のマサ郡の印と署名が偽物であると一筆書いて貰いに行ったが、自分の署名を偽造されて敵方の一員にされたマサ郡長が激怒。こうなったら自分も行くと言って一緒に来たのだ。そして直接ペレーナ郡長に宣言する。これは偽物。その上でペレーナ郡長に問う。これでもバサマーク側につくのか。
騙されたと知ったペレーナ郡長、改めてクラン側になりたいが、一度裏切った自分が赦されるだろうか。その判断をマサ郡長は今回の事を暴いたアルスに任せようと言うのだ。
驚いたアルスだが、そもそもペレーナ郡長は騙された側。一度の過ちで切り捨てたくはない。今回はこれで平和裏に収まるのならペレーナ郡長も参加してくれと言う。今回の件でマサ郡長もペレーナ郡長もアルスを認めただろう。
そしてそれはクランの耳にも達した。なのでクランがアルスに会いたいと言って来たのだ。しかも今すぐにと。
舞台探訪・はいどう!・第5話の高尾山インターチェンジ
高尾山(多分)遠足の「ついでに」高尾山ICの所にある廃道に行ってみようと言うのが第5話です。あ、うん、「ついで」で高尾山口駅から中学生が歩くにしてはかなりの距離なんだけど。
旧国道20号に行った後、どこかに抜けようと思って一旦下山してから南高尾山稜に登りなして中沢峠から高尾山ICめがけて下山しました。作中では反対に高尾山口駅から行きます。
高尾山口駅から1km程国道20号を歩くと高尾山IC付近に到着します。
目印のホテル。未だ中学生が入ってよい所じゃないホテル。
先へ行けなかったのでフェンスの向こう側に回る道を模索して進みます。
背後に回る道、凄いアップダウンがありました。
作中で「高低差あるんだ」と雪那が言ったとおり。
反対側に回りましたが、こちらに来る迄も普通に綺麗な舗装道路。
これが大正時代の道?
コレジャナイ、と戻ろうとした時に下に古い橋らしき物を発見します。
これぞ大正時代の旧道にして廃道。
いやいや、植物に覆われてほとんど全く見えませんがな。
ある、と分かってないと識別不能。
やはり廃道巡りは植物が繁茂してる季節には向いてない。
作中ではこのあと美柑が柵を越えて下りて行きますが、植物の繁茂具合がそれを全く許しません。作品でも「※マネしないでください」とある様に、植物が枯れている季節でも斜面がかなり急なので滑落の危険性があります。そしてここにフェンスこそ無いですが入るのが憚られる場所と言うのもあって私は入りませんでした。
それにしてもヤマノススメのここなちゃん並みに、女子中学生、元気だなあ。
舞台探訪・はいどう!・第2話の旧国道20号
コミックキューンに連載中の桑佳あささんの「はいどう!」と言う漫画があります。
つい先日たまたまコミックキューンを見たら廃道めぐりをする女子中学生の漫画と言う、廃道好き(マニアとまでは行かないけど)の私にハマる作品で、すぐにKindleでコミック第1巻を読みました。
ヤマノススメ以来登山をやってる私は、登山道の廃道は結構興味を持っていてこれまでもいくつか行ってみた事があります。
そんな訳で昨日は第2話で登場した旧国道20号、大垂水峠から相模湖に向かう廃道に聖地巡礼として行ってみました。
相模湖駅で下車して湖28に乗車して赤馬で下車します。
ここは未だ廃道に着く前。
林檎姉の運転する車で向かってる場所。狭いとか言うけどちゃんと幅ありました。
その先の特定は難しくて、辛うじて分かったのはこの渡渉部分。
実はここは旧国道20号では無いと思います。GPSで国土地理院の地図を見たら国土地理院の地図が間違ってなければここに下りずに先へ進む道があって、実際道はあったものの、その先で事実上崩壊していて、さらに奥に行くにはここを渡って作業道へ入らなくてはなりません。
上記の地点を渡らずに進むと道路崩壊。
明らかに作業道と分かる、キャタピラタイプの車でないと登れない急登を登ると、一旦崩壊した旧国道20号に復帰出来ます。
作中では渡渉後に出現するこの通行止看板ですが、実際には旧国道20号に入って間もなく出現します。
ずり落ちた状態で。でも背後の木はそのまま。
石垣は所々にありました。古い道は結構石垣で法面を固めています。
該当する場所は分からないですが、似たような場所。
そしてこの話のハイライト。
道が開けた場所があって雪那が「広い道...」と振り向く場面。
この場面に惚れてここに来たと言っても全く過言ではないです。
と言っても該当箇所は定かでは無く、行ける範囲で開けた場所をここかなと言う感じにしました。
さて、思い立ったからと6月1日に探訪した訳ですが、本来は山中の廃道巡りにこの季節は全く合わないです。と言うのは既に新緑の季節を過ぎて山中は植物が繁茂してる状態で、冬だったら枯れて道や先が見えるだろう地点が全く見えなくなります。
道が崩れているかもしれないとか、穴が開いてるかもしれないとか、冬と比較したらずっと危険性が高くなります。
また、途中で本来の道は崩壊していて途中で作業道の方に渡渉した、と書いてる様に山歩きでバリルートを何度も歩いた経験があって山中の道がどうなっているのかを嗅ぎ分ける感性が無いと道迷いの危険性が高くなります。
即ち遭難の可能性がある訳で、元も子もない話になってしまいますが、
女子中学生二人だけで行って良い場所ではないです
あくまでも物語上の設定と言う事で。
夜のクラゲは泳げない・第9話
そうか、前回はまひるが早川雪音から絵を描いて欲しいと連絡を貰ったところまでだったか。
そしてどうやらそれをキウイに相談したらしい。キウイは子供の頃からの友達なので先ずはキウイだろう。キウイはこれを逃したらもう二度と来ない機会だろうと言う。それ程に大きな機会、ではある。これが問題となる二つの条件を持っていなければ。
一つ目は発注者が花音の、嫌っている母親と言う点。
二つ目は期限が年末と言う点。
花音と年末迄に次の曲を作り上げようと言ったばかりではないか。だからまひるは花音に言おうかどうしようか迷う。ただ、言わない訳には行くまい。キウイは花音は分かってくれるよとは言うが。
JELEEのフォロワーがめでたく10万を超えた。目標を達成しちゃったけど、次はどうするの?花音がすぐには思いつかなかったが、先ずは年末の新曲を目指そう。そう、年末の新曲を目指すと言うのはJELEE、就中花音の既定路線なのだ。
そしてその時に花音からまひるはどうしたいと聞かれて、自分は絵がもっとうまくなりたいと答えたが、まひるとしては自分の絵がもっとうまくなってもっと見て欲しいと思っているのだ。これもまたまひるの未来の絵。
その二つが今回衝突する。
次にまひるはめいの所へ行って、雪音とはどんな人なのかを教えて貰おうと思った。こんな巨大な話を持って来る人はどんな人なのか。めい、快く引き受けて軽くお話しましょうと言ったのに、終わる頃にはとっぷりと日が暮れていた。
ただ、そこまで言ってこれは表向きの情報。でも雪音には別の面もあるらしいと言うのだ。アバンで花音が誇らしげに母の事を作文にしていた様に、雪音は事務所から独立して自分でプロデュース事務所を立ち上げた。そしてサンフラワードールズを売りに出した訳だ。一方で競合グループのスキャンダルを流して追い落とす。醜聞を流したサイトは「現実見ろバカ」通称見ろバカ。
花音に送った新しい絵も花音はとても気に入っていた。その会話の中でまひるは話してみる。雪音から仕事の依頼が来てる事を。それを聞いた瞬間に花音の声が変わってやめた方が良いと言うが。詳細を聞きに行く前に話しておこうと言うまひるに「会うんだ」と呟く花音。
そして雪音の所に行ってどう言う話なのかを具体的に聞く事になる。それは高校生のまひるが想像できる範囲を遥かに超えていた。宮下公園にプロジェクションマッピングして大々的に売り出す。世界に売り出す。こんな話、キウイが言っていた訳ではないが人生ではもう二度と来ない話と思ってもおかしくない。
雪音の言葉はまひるの心を鷲掴みにする。
雪音は確かに自分の夢を叶える為にサンフラワードールズを育てた。そして娘の花音に歌の才能があると知ったらサンフラワードールズのセンターを花音と置き換える。当然それまでセンターを歌っていたメロはショックだった。さらには花音が雪音の娘と知ったらやっかみが起きるのは当然の結果だった。花音はそれを気にしたが、雪音は全く気にしない。あなたは私の為に歌ってくれれば良い。
母にそう言われて花音は気を取り直したが、一年後にサマフェスにサンフラワードールズがねじ込まれた件で花音の気持ちは破綻する。急遽空いた枠は、虹色少女の喫煙動画が見ろバカに載って虹色少女がサマフェスに出られなくなった物だった。虹色少女が涙を流しながら謝罪会見してるのを見て、この子達が出られなくなって自分達が入ると言うのはどうなのだろうと思った。そんな話をした相手、誰かと思ったら父親か。
歌詞に詰まって、そんな話を父親とした後に花音はまひるのクラゲと出会う。このクラゲが花音にインスピレーションを湧き立てた。そんなまひるだったのに。
そしてメロが置き忘れたスマホを発見する。通知欄にあなたの「現実見ろバカ」にコメントがありましたと出ている。見ろバカを作ったのはメロなのか。あの子達を、そのファンを悲しませたのはメロなのか。そしてあの暴力事件が起きた。
そこは不特定多数の芸能関係者が居る場所だったから今度は忽ちサンフラワードールズの暴力スキャンダルがネットに流れる。虹色少女と同じ様に、サンフラワードールズがスキャンダルにまみれた。それは雪音の夢を邪魔する行為だった。
JELEEの進捗会議。まひるはここであの大きな申し出の事を花音に話す。自分はこの依頼をしたい。JELEEのMVはその後にしたい。花音の心がざわついた。約束したのに!
ここで冒頭に書いた二つの衝突。
まひるの夢と花音の夢が衝突して、じゃあキウイとめいはこれを収めるとしたら先ずはまひるに仕事やらせて次にJELEEをと言うけど、違うのだ。花音の夢は確かに今すぐではないかもしれない。でも問題は相手があの雪音と言う点だ。だから二人が後でもと言った時に花音は叫ぶ。
「そう言う問題じゃない!」
ただ、これはまひるは勿論、キウイもめいも知らない事なんだよ。
「結局あの人の為に描くんだ」「私が居なかったら今でも(まひるは)絵を描けなかったんじゃいのか」「まひるは、ヨルは泳げないクラゲなんでしょ!」
対立する相手に行ってしまった人には激しい言葉が出る。これは本当にそう。
でも言われたまひるはショックだよ。
「そんな風に思ってたんだ」
こんな悲しい顔があるだろうか。
ガールズバンドクライ・第9話
桃香も本腰を入れてトゲナシトゲアリの活動を始め、フェスを目指していたが、今やってる曲にピンと来ない様だ。仁菜はそうは思ってないみたいで、桃香に言わせればありきたり。ルパが智に聞いたらいいんじゃないと言う。でもその時に智にフラッシュバックしたのは、多分以前のバンドがバラバラになった時の場面。「センセーの自己満には付き合ってらんないやめる」この「センセー」は悪意があるよね。
河原町団地の部屋に戻って、ルパがあれで良かったのかと聞いても智は良いと言う。この時からヘビが何も食べないと言って見てるけど、ああ今回ヘビが餌の卵を飲み込める迄行くのが智が踏み出す時なんだなとは思った。
そこにチャイムを鳴らす者ありけり。誰だろうと思ったら仁菜で、声を聞いた瞬間に門前払いを食らわしたのに、新聞受けから冷気を吸うとかキモい事をするので仕方なく部屋にあげる。仁菜の部屋のエアコンが壊れて暖房しか出来なくなって、修理が出来るのは一週間後なのだそうだ。外で何とか乗り切ろうとしたものの、駄目。と言う事でやって来た。
智は少しだけ涼ませようとしたが、そこで仁菜がやらかす。いかにも押すなよ絶対押すなよと言う雰囲気を醸し出していたパワフルボタンを押してしまってエアコンを壊した。
必然的に次に行くのはすばるの家だ。ここでちょっと思ったが、普段の付き合いだと先にすばるの家に行くのではと思ったものの、展開上は智とルパを巻き込んですばるの家に行った方が面白い。そしてよく考えてみたらすばるの家は都内とか言っていた。仁菜の所から智とルパの所と、すばるの家とでは距離が全然違うのだろう。
そして四人になったところで夜勤の桃香は品プリ付近だったので誘う。このタイミング、深夜1時だからもう終電出ちゃった。結果的にお泊り。トランプでもしよう、って用意してあるのか。四人でやるトランプったらツーテンジャックに決まってるだろ。智が抜けちゃったけど。結局何やったんだ。仁菜が当然のごとく負けたけど。
桃香はビール持参でさっそく冷蔵庫に入れようとするが、すばるからしたらそんな物をお祖母様に見られたらどうするんだと止める。この押し問答の時に桃香はヘビが居る事に気づく。桃香はヘビに弱い。うん、そうだよね、普通は爬虫類は苦手だよね。
トイレに籠もった桃香を引き出そうとするが、そんな事をしたらトイレのドアが壊れるとすばるが言うものの、これだけのマンションならそう簡単には壊れまい....あ、ルパの破壊力!
仁菜は音楽の厚みを増したくて、自分もギターが弾ける様になりたかった。時間があるなら智にギターの演奏を聞いて欲しかった。音楽について一番よく分かっていそうな智に自分のギターがどうなのかを聞きたかったから。
最初は言葉を濁す智だったが、とうとう言う。お遊びで話にならないと。以前のバンドの時にそれを言ってルパ以外は離れて行った。そんな事があって言えなくなっていた智。皆、最初は口ではプロを目指すと言う。でもプロになるならお遊びの段階に留まっていたら駄目だと智は言うが、それは今迄のメンバには届かなかった。だからバラバラになる。
でも仁菜は違った。そう言われてもめげない。自分の力不足にがっかりしたけど。
だから仁菜はすばるの所へ行った。すばるは智と同意見だった。お遊びレベルだと。でも仁菜は嫌になった訳じゃない。そこへ智がヘビを引き取りに来た。ステージで弾きたいと言う仁菜にやってもいいんじゃないと言う。どうして嘘つくの?
去った智とのバンドの話をルパが話してくれた。以前の事を。結局智は一人でやって行こうとしたものの、未成年だから賃貸契約の保証人として成人が必要で、それで一緒に住む様になった。そして一緒に音楽も続けた。プロになりそうな機会もあったが、智が本気をぶつけるとみんな壊れてしまった。だから臆病になったのだ。ただ、新川崎(仮)の音楽は聴いていて気持ちをぶつける音楽だと思って声をかけたのだ。それでも未だ完全には本心をぶつけられない。
戻った智とヘビ。ヘビ、卵をのんだぞ。
ヘビは先に進んだぞ。
そして仁菜がギターを練習する見晴らし公園。仁菜は今は上手くないけど、でも本気でギターを演奏出来る様にと言う気持ちはそこにある。
下手くそー!
絶対うまくなってやるー!
もう智は言える。桃香に言える。この曲、今のままだとつまらない。