終末トレインどこへいく?・第9話
前回渾沌から池袋に居る魔女王葉香姫なる言葉を聞いて、一体葉香は池袋でどうしてるのか。
それがあっさり描かれる。
あれ?今回西武線無しで池袋の葉香だけ?
普通の和室で目覚めた葉香。おはようございます、今日も良い天気ですと言われるけど、外は普通じゃない。もうこの普通じゃない状態に慣れたのか。ごっついポチが執事の役割をしていた。
そして普通の和室で朝食。あれ?見返さないと分からないけど吾野の葉香の家みたいになってる?窓の外は絵が貼られた景色だけど。
学校に行ったら教室はあるが、自習だし、外は奇妙な景色となっていた。
昼はポイズン・ポンタローと会食。メニューは辛さ10倍カレーと吾野産ゴーヤの酢の物。吾野と聞いてポンタローが反応した。葉香に吾野を認識させてはまずいとばかりに。ポンタロー、口八丁で葉香を言いくるめている。7G事件は葉香があのボタンを押した事で始まった。まさか葉香がトリガーになるとはと思ったポンタロー達だが、このまましらばっくれて行く事にした。この世界の支配者葉香姫を操って。
ポンタローによると部下に渋谷新宿を調査に行かせたが無かった。世界は池袋と池袋線だけになってしまった。池袋は葉香様のおかげで栄えていると言う。
しかしこの池袋の繁栄を心良く思っていない反乱分子も居る。そうポンタローが説明したところにその反乱分子が出現した。この魔女王葉香、世界を元に戻せと。おまえの作った池袋はまがい物だと叫ぶと、ポンタローが煽る。そして葉香姫は反乱分子を茶碗蒸しにしてしまった。あ、食べられてる。
Bパートは西武2000系に戻った。吾野の頃の思い出を語っていたが、まあ図書室の本を借りたままと言うのは良いとして、静留が食べかけの弁当箱をそのままにしたのは腐敗すると言うかカビると言うか。しかも布団の上とか中とか、でもレッサーパンダ母が洗ってくれるだろう。
峡谷みたいな区間を走っていたら、流れ落ちる水に翻弄されるスワン仙人が居た。このままでは滝から落ちてしまいそうで、ロープを用意して吾野弓術の達人撫子が弓を放って助けた。それで助かるの?
スワン仙人、吾野を越えて西吾野を目指したのに何故か池袋方面からやって来た。世界はどうなってるんだ。あの地図を出せ。あの地図、植木鉢の下敷きになっていました。この地図は現状の世界を現す唯一の物。そして解説してくれた。視聴者間では既にあの絵は各駅で遭遇する相手の絵だと理解していたが、ここで初めて静留達は理解した。そしてスワン仙人は今はここだと練馬高野台を指す。
スワン仙人、探究心にかられて高麗川を遡ったと言うが、練馬高野台を流れているのは石神井川であって、とっくに水系が違ってるぞ。探究心に燃えたスワン仙人によると池袋だけが膨張している。そして膨張の果てに消える。そんな事、どうして分かるんだ。なのに池袋にはそれを止めようとする人間を阻止する力がありそうだと言う。
吾野では相変わらず善治郎がボーボー言ってるけど、頭に何かちっこい人間が居るなと思ったらあの稲荷山公園のマコトだ。吾野に辿り着いたんだ。よく来られたな。線路が破壊されたのに。そしてボーボー言ってるのを解読している。
7G暴走止めないと池袋すら消える。ポンタローのさらなる企みを阻止せねばならない。
スワン仙人が予想した事で、スワン仙人の探究心はどうやってこれを知ったのだろう。
そのスワン仙人はどうやったかスワンボートを回収してまた旅立とうとしていた。そして新しい地図をくれた。玲実達からは代わりに食料を提供。スワン仙人は不吉な予言をして立ち去った。
スワン仙人がボートに乗って旅立とうとしていた時、周囲からはゲコゲコと蛙の鳴き声。これがあの地図の練馬高野台の蛙なのだろうが、何故蛙?
渾沌も、スワン仙人も、葉香が池袋の魔女王だと言った。でも葉香がそんな魔女王なんて者になるだろうか。ひょっとして悪い連中に操られているのでは?その辺、核心には近づいたと思う。そしてポンタローには大泉学園の渾沌から葉香の吾野時代の友達が池袋に向かっていると連絡が入って、近づくのを全力で阻止しようとしていた。