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Unnamed Memory・第7話

クスクルの侵攻を受けて他の大国に援軍要請をしたタァイーリ王国。例のファルサス国王の誕生祝の時にその侵攻への対処で来られなかったと言うタァイーリ王国の王子ルストは軍を再編成して自分が出るかと思っていたが、そこにティナーシャ出現。
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あとニ週間で全てが終わるのでクスクルに進軍するなとティナーシャは言う。おや?来るなって要求だね。比較的穏便な要求だがルストは魔法士風情がと怒鳴る。以前話が出たがタァイーリ王国では魔法士が抑圧されている。ただ、今回理由が出た。この国はイリテイルディア信仰の国で、その信仰の唯一神の世界を魔法士の力が乱す、と考えられていた。そう言う信仰になっちゃってるのならどうしてそうなったのかだけは分かる。

しかしだからと言って選民思想で統治して良いのか。それをティナーシャは言う。言われて少しは躊躇うのだからルストには未だ救いがあるかもしれない。

クスクルではラナクが大陸全土を覆う術式の構成をやっていた。そしてこれはアイティの魔力があれば大丈夫だと。しかしそう話すラナクに汗が出ていて体調がおかしそうだ。その後ティナーシャはレナートから王ラナクの様子がおかしいと聞かれて、男は長い期間魔力を使えないと答える。その会話を密かに聞いているあごひげの男ありけり。

援軍を呼んでおいて足止めされているオスカーはルストに不満。その部屋にチェチーリアが押しかける。毎晩だそうだ。チェチーリアは以前オスカーが連れていた魔法士が青き月の魔女なんだろうと言う。と言うのも、兄王子ルストの所にその青き月の魔女が毎晩通って来ると言うのだ。他の男の所に毎晩通うと言う風に言われてはオスカーも黙って居られない。チェチーリアに案内されてルストの所へズカズカと入って行った。

丁度そこにティナーシャ出現。ルストごときとは違ってオスカーはアカーシアの持ち主で魔女を殺せる。だからティナーシャの周囲は急いでティナーシャを避難させた。

次の日だろうかはたまた数日後か。期限を迎えてしまったと言うのだから何日か経ったかもしれない。援軍で来た軍勢が集結させられる。そこにルクレツィアが登場。オスカーの依頼で調査に行っていたのだ。オスカーが睨んだとおり、青き月の魔女が住民を消し去ったと言う町は認識阻害で人が居ない様に見せているだけだと言うのだ。そしてルクレツィアはあの子は自分を守ろうとしないので、何かあったらオスカーが盾になれと言う。
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住民が殺されたのではない、と言うのは他のガンドナ国の将軍とセザル国の将軍にも伝える。青き月の魔女への憎悪を抑えておきたかったのだろう。

そこへ出現したのはクスクルの魔法士長バルダロス。こいつが三カ国の軍を一気にクスクルの儀式の場へ転送した。これはかなりの力では。そこは嘗て滅んだトゥルダールの大聖堂。ティナーシャがラナクに殺されかけて暴走した場所ではないか。

そこに出現したラナクがティナーシャも呼び出してティナーシャの魔力を使って術式の発動を開始。例の魔法湖の名前を呼んで魔法の構成を開始。この大魔法によって大陸全土を監視し天候も操れる様になる筈だった。第一の魔法湖憐憫は夜明けへ、第二の魔法湖嫉妬は朝へ、第三の魔法湖否定は昼へ、第四の魔法湖憧憬は黄昏へ、第五の魔法湖憎悪は真夜中へ。

しかし魔法が完成したかと思ったらティナーシャがラナクを避けて一人で魔法を続ける。ずっとラナクを探していた。それはあの魔法湖の定義名を知ってるのはラナクだけだ。それが今分かった。あとは自分がやる。ああ、まんまと騙しましたね。これで400年前に魔法湖に縛られた民の魂を開放出来る。

怒り狂ったラナクがこいつを殺せと周囲の魔法士に命令。パミラとレナートだけはティナーシャを守る。あごひげの男にして魔法士長のバルダロスはあの立ち聞きでいつかティナーシャ達が裏切るのだろうと見ていた。だからここで攻撃をかけてくるが、盾になりなさいと言われていたオスカーがティナーシャを守る。10分だけ時間を下さい。

ラナクは他の魔法士に魔族を召喚させ、三大国の軍との乱戦が始まる。その中であのルストが斬ろうとした子供の魔法士からお前のせいで妹がと憎悪を向けられて、ここでティナーシャに通われて考えが揺らいでいた心が動いた。

ティナーシャの魔法が完成に近づく。トゥルダールの精霊十二体の召喚。
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これで一気に戦局が決まった。

ラナクが逃げたみたいだが、オスカーが見逃さなかった。逆光だから別人?とも思ったが声はオスカーだ。オスカーの問いにラナクはあいつアイティはただの道具だと言い放ったので、うーん、だとすると前回「最初はラナクはアイティを妹の様に可愛がった」→「いきなり腹をかっさばいた」の変化が何かに取り憑かれたからかと思ったけど、本質でそうなっちゃったの?そんなラナクをオスカーが成敗。

クスクルが敗れて、ガンドナとセザルの将軍は敗戦国の青き月の魔女をオスカーに処分してほしかったみたいだが、あとでオスカーがティナーシャに話したのによるとこいつは俺の婚約者だで押し通した模様。ルスト王子は改心してクスクルを魔法士の自治領に改編。

あれ?
これでいい最終回だったでは?

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