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ダンジョン飯・第19話

シュローの配下だったアセビが突如マルシルを襲撃した。ライオス達には武器を捨てて這いつくばれと言う。

アセビは何が目的なのかと言うと、マルシルが黒魔術使いだとあのファリンの一件で知って自分にかかっている黒魔術を解けと言うのだ。

何かと思ったら、一つは首の周りに漢字の様な文字が書かれている。もう一つは猫耳と尻尾がある。チルチャックはこのパターンは見た事がある。黒魔術で人と獣の魂を混ぜて作るのだそうだ。黒魔術で魂を混ぜて作る。それはファリンに通じるのではないか。

ファリンが見ても首の魔術の内容が分からない。アセビによると一定時間術者が触れないと発動するものらしい。あのマイヅルがかけた様だ。何が起きるか分からないが、発動したらファリン達も巻き添えを食うのではないか。一緒に死にたくはないだろう。

ファリンが見ている間、アセビは腹が空いたらしくチルチャックに何か食べ物をよこせと言う。でもセンシが持ってるのはみんな原材料だからね。その中に兵糧丸があったのでアセビがむさぼり食うと、センシが敏感に反応。長い事食べてないのか。そんなに一気呵成に食べたら喉に詰まらせるぞと言うと、豈図らんやアセビは詰まらせた。

流石にアセビはセンシの提案を受け入れる。魔物を食べさせるなよと言ったが、魔物だらけの食材からそれ以外で何がと思ったが、ドライアドの近くにあったキノコがある。ただ、何だか脚みたいなのが生えて来てるけど気にしない。

こうして出来たのが「墓地でとった茸とオークからもらったチーズリゾネット」。

そんなものと思ったアセビだが、匂いで釣られて食べだした。だがそれを見たライオスが驚く。この子、食事のマナーが悪い!東方はみんなこうなのか?いや、シュローはそうじゃなかったろ。

ただこの先で問題が起きた。アセビはキノコを掬って捨てた。キノコが嫌いだから。嫌いって気持ちは分かるが、捨てないだろ。横に寄せるだろう。これでセンシの顔色が変わる。お前は今何をした。スプーンを正しく持ち、今捨てた物を拾え。

何をとマルシルを振り切ってセンシに向かおうとしたアセビだが、これはまずかった。解除中にその邪魔をしたので魔術が発動してしまう。出現したのは山姥。これが包丁を持って斬り掛かって来る。だがこれを構わずセンシはスプーンを正しく持て。
参考資料

襲い来る山姥が持ってるのは筋引きと言う包丁。だがあんな持ち方では全くだめだ。と言ってあの鍋で防いだら簡単に折れる。いや、うん、確かその鍋はアダマント製ではなかったか。それってどんな持ち方してもただの鋼では太刀打ち出来んだろ。

センシが鍋で山姥をおさえてる間にライオスが切れた山姥の脚を加熱して燃やして全身も燃やした。紙で出来たからな。

これでやっとアセビは納得して大人しくなる。そして事情は話してくれる。自分にかかった黒魔術を解ける者をずっと探していた。そこで会ったのがマルシル。だってマルシルは人間と魔物を合成したあのファリンを生み出したではないか。

でもマルシルには出来ない。一度混じってしまった魂は分離する事が出来ない。じゃあライオス達は何故先に進んでるのか。だってもう魂の分離が出来ないのだろう。ライオスとしては妹をあの状態のままにしておけない、あのままだと人間を襲うかもしれないし、逆に殺されるかもしれない。それに今戻ると黒魔術の使用で捕まるかもしれない。

解けないと聞いてガッカリしたアセビだが、ライオスはそのアセビの手を取る。アセビの存在はファリンが普通に生きていける可能性を示している。

と言う事で、アセビも一緒に狂乱の魔術師の所へ行こうぜ。

 

ライオスがどう見ても夢を見てる。父親から叱責を受け、昔の仲間からけなされる。そしてシュローからも。

話は少し戻る。最近のマルシルが凄く疲れた顔をしてる。疲れてるから寝ろと言って寝かせたが酷くうなされる。これはナイトメアにやられているな。このままだとマルシルは衰弱して死んでしまう。無理に起こそうとしても駄目。以前シュローがナイトメアに取り憑かれた時はファリンがシュローの夢の中に入って助けた。だから同じ事をしよう。取り憑かれている相手を枕にして寝てみる。

と言う事で、ライオスのあの変な夢はそれによるもの。早速ナイトメアに影響を受けて自分の心の弱い部分を突かれた。ただ、これが夢だと自覚出来れば簡単に潰せる。次はマルシルの夢の中へ。自分の下にマルシルが居るのだからと犬になって(ライオスのイメージでは白銀の狼)穴を掘った。そうやるのかよ。

マルシルの夢の中に入ったら本だらけの空間。そこには幼いマルシル。マルシルは何かに怯えている。ファリンは言っていた、人の心の傷をナイトメアが突いて来る。ならば自分がそいつを退治してやればヨシ!

と思ったのだが、相手が凄い化け物だった。やむなく二人で逃げるが化け物に触られた部分からライオスがどんどん老化して行く。

あの虫にも見えるワーム。火には弱い筈だ。だからマルシル、君が魔術で退治しろ。でもマルシルはそこに心の傷を負ってるのだ。自分の魔術でファリンがああなってしまった。ああ、その抱えてる人形はファリンか。

ライオスは何とかマルシルに自信を取り戻させて魔術を使わせようと説得した。みろこの本の数、これが君が今まで取り込んだものだ。自分の夢の中は真っ白だったぞ。そう言えばライオスの夢の中は異様に白かったな。それはそれで何か意味があるのでは。

でも未だマルシルは動けない。自分の魔術は不完全だ。あの狂乱の魔術師が持っていた本があれば。ならばそれを望めとライオスが叫んで、とうとうマルシルはあの本を取り出した。それで魔術の詠唱を....と思ったら投げつけてワームを倒したよ。
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ともかくこれで無事に戻って来られました。
マルシルの枕を分解したら中からハマグリみたいなナイトメア(別名「蜃」)が出て来た。あとは分かるな。夢魔の酒蒸し。

完成したナイトメアハマグリの蒸し焼きから湯気が立ち上る。そこにマルシルが見た夢が出現。古来、蜃(竜の仲間)=蛤が蜃気楼を吐き出すと言う言い伝えもあった。それがここで表現されたか。

マルシルの中では犬と一緒に宝物を探して走った楽しい夢と言う事になっていた。
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