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声優ラジオのウラオモテ・第8話

由美子と千佳がジャージ姿でどこかにやって来た。仕事場の近くに住んでるのね。とこの辺りから誰の家か分かって来た。朝加かい。そして由美子が合鍵でマンションのドアを開けると千佳が何故合鍵持ってるのかと恐れる。

朝加は午前中は絶対寝てる。だったら打ち合わせは昼からで良かったのではと千佳が言うけど朝来たのは理由があった。あー、うん、そんな部屋は想像出来た。
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放送作家は収入あるんだなと千佳が言ってたが、都心でこれだけの面積だと相応のお値段とは思う。1KLのワンルームじゃないよね。廊下の横にも部屋ありそうな長さの廊下だしペニンシュラキッチンだし。都心の場所次第だけど賃貸でも20万は越えてるのでは。

と言う事で掃除して洗濯して食事を作って朝加の目が覚めるのを待った。お昼は由美子が作ったカレー。今週は終末トレインでも葉香が昼にカレーを食べていた。

お昼を食べながらの会話では千佳は引っ越しをしたらしい。近場なので学校は由美子と一緒のまま。そしてあの「賭け」で世間はピーピング合戦の方に熱が行って二人そっちのけで抗争したからある意味安全になった。

朝加のマンションからの帰りがけ、由美子は明日のオーディション頑張るぞと言うので千佳はひょっとして「炎の魔道士ユッケ」かと尋ねる。あ、同じ役のアリシアのオーディションなんだね。ただ、キャラが同じなのに、声質の違う二人がオーディション受けるのか。これは由美子が無理筋かなとは思った。

音響監督杉下と言うキャラ登場。この人の現場はこだわりが強いのだそうだ。その杉下からアリシアでなくサーコ(敵役)と言う役をやってみてくれと言われた。アリシアのつもりで準備して来たのに。でも出来るんだ、流石に。

そして一週間後、加賀崎が夜に由美子を呼び出した。と言うのもオーディションを受けて欲しいと言うオファーがあったのだ。そりゃ仕事がなかなか入らない由美子のマネージャーなら夜でも呼び出すだろう。

オファーがあったのは「幻影機兵ファントムのシラユリ・メイ」の役。主人公のサクラバの敵役として中盤で立ち塞がる重要な役なのだが、どうにも配役が決まらなくて紛糾してるのだそうだ。

これで、例の神代アニメで、そして普段ならベテランが大抵やるのだが何故オファーが来たのか。ここまでの流れだとあの杉下音響監督が言ったんだろうなと思ったら、案の定そうだった。

で、そのオーディションは何時?明日のあさじゅう。あさじゅうって何?朝の10時?
準備時間が無さ過ぎるので加賀崎は記念受験して来いと言う。ポロっと由美子が言っていたけど、専門単語があるとそれがどんなイントネーションなのかも練習して行かないと行けない、とは確かにそうだ。

オーディションの場面は無かったけど、どうやら受かったらしい。でもどうも千佳の様子がおかしい。高校生ラジオでも怒ってる風があって、話しかけられない。「あの事を言いたい」と言う事は未だ言えてないのだ。

その後、無理やり千佳が一人お昼を食べてる教室に由美子が入って行く。え?それどこ?そんな教室あるの?空き教室なのか、これが少子化ってやつか!
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千佳の機嫌が悪いのは自分の現場に由美子が突如として割り込んで来たからだった。これってライバル心のなせるわざなのだろうか。

そして収録本番。ベテラン声優が沢山居る中に入る由美子。あ、ヤバい。これは駄目になりそうなフラグだ。

そしてやはり駄目だった。由美子だけ居残りでリテイクして杉下からはギリギリの線でOKを貰ったものの、次の収録迄にはそれを直して来いと言われた。それは自分でもそうなのだろうと思った指摘。でも思っても出来ない。

すっかり落ち込んだ由美子の前に千佳が居た。こんな時に慰められたらと思った由美子が強がったのを千佳が怒った。

雨の中、由美子は慟哭する。なんで出来ない。努力が足りない、理解が足りない、実力が足りない。
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え?努力足りなかったの?

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