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転生貴族、鑑定スキルで成り上がる・第7話

おまえは未だ戦場で戦える状態ではないと一人置いてきぼりにされたアルス。戦いは一ヶ月にも及んだらしい。セイツ州の軍はカナレ郡の兵の1.5倍の戦力だったが、ローベント家の軍がよく戦って相手の砦も陥落させて戦いを終結させる。だがそこで緊張の糸が切れた様にレイヴンは倒れる。

レイヴンの意識は戻っていないらしい。アルスはレイヴンの容態が回復したら教えて欲しいとまた剣術の練習へ向かった。

そこにリシアがやって来た。良いタイミングで来たなと思ったけど、戦いが終わったから来たと解釈した方が良いだろうか。リシアはずっと気になっていた。この戦いが始まった頃からアルスの手紙の内容が変わってしまった。だから戦いが終わるのを待って駆けつけたのだ。
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アルスの手紙が変わった理由をリーツはシャーロットとロセルに促されて明かす。あの戦場に行けなかった時、そして父が病気を押して戦いに行ってしまった事を気に病んでいた事を。アルスに会おうとしたリシアだが、アルスが今もなお懸命に剣術を稽古しているのを見て今はやめた。

そんな時にレイヴンの意識が戻ったとの連絡があり、レイヴンは先ずはリーツ、シャーロット、ロセルを呼べと言う。そして三人にアルスを託す。領主としてではなく、アルスの父親として頼む。そう言って頭を下げた。
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三人はアルスの為ならとレイヴンの頼みを守ると誓った。
リーツは外でリシアが聞いていると気付いていて、このあと二人を引き合わせる。

リシア、はじめましてって、以前来た時にはレイヴンが居なかったんだっけ?それとは別にレイヴンは実はもっと前にリシアを見ていたのだ。その時にこの子ならとブレイド家にアルスとの婚約の申し込みをした。そして今日のリシアを見て彼女がアルスを愛してくれている事を確認する。

次にアルスが部屋に呼ばれた。これが最後の話になるのか。レイヴンからアルスへの昔語り。レイヴンは昔はミーシアン州のとある農村の青年だった。そこの領主の圧政に耐えかねて村から街に出て行く。その日はミーシアン総督が街に来ていた日。その時に総督を見かける。総督の立派さに胸が高まった。
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え?ちょっと待って。この人って前回の冒頭で得体の知れない奴に暗殺されたあの爺さんみたいな人の若かりし頃?

ともかくそれを見てレイヴンは総督みたいな立派な人間になりたいと思って兵士になる。その後の鍛錬で郡長ルメイルに取り立てられて今の領主となった。

レイヴンは言う。アルスは自分が体調を悪くした事に責任を感じているみたいだが、それは違う。これが私の生き方なのだと。なるほど、これを言われたらアルスは自分のせいだなどとは言えないね。

こうしてレイヴンは後事を託す。

その後はアルスと、そして家族を呼んで夜通しの語り合い。最後の晩。

翌朝レイヴンは息を引き取る。第1話冒頭につながった。すごい火葬。その前でアルスはリーツ達のみならず領民に誓う。父からランベルクを託された。父がやって来た様に皆を守る事を誓う。だから力を貸して欲しい。

領民から沸き起こる叫び。全員がアルスに跪く。

さて、最後の場面で生天目仁美さんの声のミレーユ・グランジオンと言うキャラ登場。

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