夜のクラゲは泳げない・第7話
まひるとめいが進路指導があると聞いて少し焦る花音。何だか置いて行かれている気持ち。そしてキウイがしっかり将来の方向を見据えているのを聞いて益々焦った。自分は先々どうするのか。
兎も角、キウイは大学受験資格を取って中学校教師を目指す、そしてその為にはバイクの免許を取る、その免許の方に花音は飛びついた。みんなに置いてきぼりにされたくない気持ちで。ところで花音のフォロワー10万人計画って今どうなってるんだっけ。その辺色々忘れちゃった。
めいは音大の附属高校なのでそのまま音大へ進む予定だが、それもそうとして今は普通にピアノを弾ける気持ちになっている。だからそちらの道を進もうと思っている。めいと話してるまひるはどうするのだろう。絵は描ける様になった。でも相変わらず普通の大学進学か絵を描く進学かは迷っている。
勢いでキウイと同じ合宿免許に行った花音だが、講義を全部寝てたとか駄目だろ。そして学科のみならず一本橋もうまく行かない。それを見ていたキウイに話しかける女性ありけり。
キウイの胸に興味を持ったけど、それ以外にキウイ自身にも興味を持ったらしい、小春と言う女性。
合宿免許で、泊まりはどうなってるのかと思ったらキウイと花音が二段ベッドの部屋だった。なので夜に花音が聞いてみる。何故キウイは中学校教師になりたいのか。それは自分が中学生の時に教師に言われた事から始まった。あの時の教師は自分のやってる事に対して「こう言うのは小学校で卒業だろう」みたいな事を言ったのだ。中学生だったキウイはそれに言い返せなかったが、今なら言える。普通って何だ。やりたい事をやらせろ。そんな当時の自分を何とかしたいのが中学校教師への動機だった。
翌朝キウイが制服を着てた。その後に何かヘルメットみたいなの被ったなと見えたが、あれは学校に書類を取りに行く為のウィッグか。それでも他の生徒にバレてたな。そんな事もあったが、これで晴れて大学受験資格を取りに行ける、学校に関わらずに済む、それはキウイにはある程度の開放感をもたらした。
相変わらず何カップか聞かれるキウイ。だったら自分達のを言えと言ったら花音がCと言うのは良いとして小春が元Bで今F。元?聞いてみると小春は色々自分をいじっている。顔の整形もしてそして胸を大きくした。100万円かけて。凄いな、そう言う方向で本気で金をかけてるんだ。何で生きてる人なのだろう。
でも風呂に入ってる時に背中を見たら入れ墨か何かの跡が。そんな小春の言う一本橋の渡り方が意味深。行きたい先をちゃんと見つめる。それは怖い事だけど。
その乗り方を習って花音が一本橋に挑む。とうとうクリアしたら教官までが泣いて喜んでる。と思ったら学科で落ちました。まあ寝てたらね。
最後の日、キウイは小春に「竜ヶ崎ノクス」やってると明かして、連絡先交換をした。でも一緒にバイクで会おうと言うのには乗り気じゃない。リアルよりオンラインを選ぶ。小春はこの一回限りのキャラではなさそう。
まひるは進路希望でイラスト関係の方を志望に書いた。そしてその頃には花音もとうとう免許が取れて、そして早速レンタルバイク。まひるを迎えに行って海の見える所へ向かった。
その場でまひるはもっと凄い絵を描いて贈りたい相手が居る。恩を返したい相手が居る。それ花音か。今回、先を迷った花音だったけど、キウイとまひるのおかげでちょっとは将来のやりたい事が固まって来たか。
キャストで警察官が出てたので、さてはと思ったらCパートで二人乗りで切符切られていた。そう言えば最初の一年は二人乗り出来ないんだったか。これって「スーパーカブ」で知ったな。