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転生貴族、鑑定スキルで成り上がる・第5話

第1話でレイヴンが亡くなったと思われる場面から始まったが、とうとうレイヴンが病に倒れた。だが、隣州との戦いにレイヴンが出陣しない訳には行かない。当のミーシアン総督の跡目争いが再燃して分裂状態になったのに付け込んで隣のサイツ州が攻撃を仕掛けて来るので。

なかなか困った事態だねと思ったら、今回の話はここから急転直下。レイヴンからお前はもっと考えておかねばならない事があるだろうと言われ、何だろうそれはと思ったら、アルスに許嫁が居て来訪する事になっていると言うのだ。いや、聞いてねーしと言うアルス。

これまでは転生前の現世日本での大人な知識で子供らしからぬ行動で難なく切り抜けて来たアルスだったが、転生前には彼女も居なかったDTなので女性との付き合い方の知識は無い。

それでも容赦なく許嫁は到着してしまった。どうも使用人もレイヴンから何も聞いてなかったらしくアタフタと準備をしていた中への到着。彼女はカナレ郡トルベキスタの領主の娘のリシア・プレイド。第一印象はとても良い。このままだとアルスは一目惚れした筈だが、鑑定眼がそれを許さなかった。リシアは政治力と野心がずば抜けて高い。一見とても良い人当たりだけどその裏で何を考えているのか分からない。ひょっとしたら簡単にローベント家を乗っ取られてしまうのでは?
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でもその後のリシアの行動はとても良く出来ていて、例えば彼女の執事がリーツを見かけてマルカ人めとか口にだしたのをたしなめる。

その後もリシアは良い子なのだ。でもアルスはどうしても信用しきれない。雨の中に到着したので、天気が良かったらランベルクの街を見せましょうと言ったけど、ちゃんと晴れた。リシアは雲の様子を見て通り雨と言う見立てをしていた。

ランベルクの街に出たら街の人達がみんなアルスに声をかけたり、リシアが許嫁と聞いたら喜んだり。街中で起きていたトラブルに遭遇してもリシアがうまくまとめてくれる。

その時にリシアはお願いをしていた。うまくまとめたらお願いをひとつ聞いて欲しい。それはその後二人になった時に切り出された。その時、リシアが手にしていた円筒形の物が気になったんだよね。あとからその小道具の意味が分かるけど。
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リシアのお願いはアルスがどんな人が好きかを教えて欲しいと言うものだ。焦るアルス。ここで適当な答えをしてもきっとリシアには見抜かれてしまう。だから本当の事を答えた。隠し事の無い本音で話せる人が好きだ。

その晩、リシアの夜這い。アルスが本音で話せる人が好きと言われたけど、この場でちゃんと話したくて来た。リシア曰く、アルスは自分をどう思っているのか。実はリシアは他人の顔色で相手がどう思っているのか見抜く力があった。なのでいつも期待される良い子の雰囲気を作れば相手はコロッと懐柔される。

ところがアルスだけは違った。アルスの期待に応えられる子をしたのに逆にアルスは警戒心を強くする。アルスは何を警戒してるのか知りたい。

これにアルスは隠していた鑑定スキルを明かして応えた。リシアには他の人と全く違う政治力と野心の高さがある。女が持つ野心なんて素晴らしい男性にみそめられる、それ以外は無い。いや、あるだろ、毒婦みたいなの。

リシア、ローベント家に来る前は相手が小さい領主なので初めて会うアルスがしょうもない相手なら破談にしようと思っていた。だが、今日街中の人達などと接してアルスが領民から愛されているのを知った。この人ならローベント家を繁栄させられる。私もランベルクの人達と同じ様にあなたを好きになりました。
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帰りがてらリシアは考えた。最初は友好のそぶりを見せるだけにしておこうと思ったのにアルスは違った。それはあの領民の様子もそうだし、そしてあの円筒形の物がそうだった。道が悪くて靴が辛いのではないか。そう思ってアルスは靴擦れした時の為の薬を買って来てくれた。あれ、最初に見た時は懐中時計かと思ったんだけど、薬だったか。そんなアルスの持ってる世界に入りたい。そうリシアは思った。

アルス、人材集めとは別の形で強力な人材・許嫁が出来たよ。
でも花の種を与えたって事はまたも「あれから三年後」みたいに時間が一気に流れるのだろうか。最後のモノローグでミーシアンの後継者争いが一時沈静化したと言っていたけど、次回辺りで騒乱が起きそう。何しろ最後に「こんな穏やかな日々がずっと続くといいな」ってフラグ立てていたから。

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