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怪異と乙女と神隠し・第1話

冒頭の少女のお出かけは今回直接関係無かった様に見えたが何だろう。
それを置いておいて、場所は本屋さんみどり書店。色々でかい緒川菫子とちっこい坊主の化野蓮が店番をしている。

あるひ「逆万引」で何か古い本を店に置かれた。緒川は実は小説家だったので店長が何かの参考にしたらと緒川に渡す。

緒川の回想によると15歳の時に文芸賞を取って小説家デビューしたものの、その後は売れず歳を重ねて本屋の店員で何とか食いつなぐ日々だった。緒川は自分でも思っていた。若い頃は面白いプロットがとめどなく浮かんだのに今はちっとも面白い物が書けない。

そしてあの本を開いてみる。分からない文字の合間に日本語もある。そこにあった万葉集の歌を詠んだら異変が起きた。コンビニに出かけてそこで身体に変調が起きて身体が縮んでしまった。そして翌日から緒川は一週間欠勤する。

店長が心配して化野に様子を見に行かせる。部屋には緒川は居ない。化野は残された本を見てこれが原因か?と狙いを定める。

果たして緒川は外で思うに任せて小説のプロットのメモをしていた。ただ、身体には無理がかかっているみたいで耳などから血が出ている。

化野が言うにはこれは若返ったのではなく、元の身体が圧縮されただけだと言う。でもだとしたら若い頃にはとめどなく浮かんだプロットがまた浮かんでると言うのは自己暗示ではないのか。臓器たる脳も若返った訳じゃないので。それはともかくこのままだと圧迫されて死ぬよ、だからあの歌、あれは返歌だったので元の贈った歌を詠めば戻れる。

化野の解説によるとこの現象はあの歌を
1.0時頃に読む
2.その時に月の明かりに照らされている
3.読み手は28歳以上(何この年齢の区切り)
4.読み手が生娘
4.読み手が生娘
4.読み手が生娘
大事な事なので三度言いました。
参考資料

しかし緒川は逃げ出した。28歳の自分は何者にもなれぬままだ。溢れる才能があった若い時に戻りたい。それは分かるが死んじゃうよ。何とか化野に止められる。化野はそんな事をしなくとも緒川の書く小説を読みたいと言うのだ。

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