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声優ラジオのウラオモテ・第2話

学校帰りに買い食いしますか?
やすみ「肉屋に寄ってコロッケ買って食べる」
夕陽「え?肉屋でコロッケ?肉屋にコロッケは無いでしょう。揚げ物だから」

世間一般では肉屋でコロッケを売ってると言うのが比較的普通かもしれないけど、それってどれだけ普通なのだろう。私は普段の買い物はスーパーでしかしなくて個人商店には行かないから肉屋に行った事が無い。だから本当なら夕陽の様に知らなかったかもしれない。だが、アニメを見てると非常に頻繁に肉屋でコロッケを買い食いしてる場面が出るのだ。それで知った。一番近い過去だと「青のオーケストラ」だろうか。

だが、夕陽は他のスタッフも肉屋のコロッケを知ってるのを見てやすみにマウントを取られたと感じた。まーたやすみに怒ってる。
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この肉屋コロッケの話題は佐藤家でも話題になって由美子母が面白がっていた。その親子会話の中で母は由美子に声優業に専念しなさいと言うのだ。その解説の中で人は簡単に死ぬと言うのが出て来て遺影も描かれたので、祖母と父は何かで亡くなったのか。祖母は老齢だったのかもしれないけど。

千佳は真面目でラジオ中に由美子が今度一緒にコロッケ食べに行こうと言うのをちゃんとやろうと由美子に肉屋に連れて行って貰う。声優業は表向きが嘘だらけかもしれないけど、それをちゃんと本当にして行くのだと。

そうやって食べたコロッケが美味しい。だから晩御飯に買って帰ろうと言うのだが、千佳のその晩御飯はお米とコロッケだけを想定していた。うん、私も夕食はそんなもんだよ。でもやはり世間一般ではそれだけの夕食にはしないのだ。千佳は母子家庭で自分で用意すると言っていた。この二人、どちらも今母子家庭なんだな。千佳の場合は離婚だそうだ。

由美子に仕事が入りました。秋放送予定のアニメ「紫色の空の下」の三女役。準主役。OPも三姉妹でユニットを組んで収録する。主人公長女は桜並木乙女。人気声優だそうで由美子も「乙女姉さんと仕事出来るんだ」と喜ぶ。そして次女は夕陽。これで由美子は思った。ひょっとして自分の演技が選ばれたのではなくて、乙女と夕陽との関係で選ばれたのではないか。

それは確かにあるかもしれない。でも仕事は仕事。その意気込みに加賀崎は加える。この仕事で由美子は一番得をする立場だ。ユニットで目立てばなお良し。一方でこれで芽が出ないと先が苦しい。何しろ四年目からギャラが上がる。使われにくくなる。
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そして日曜日に収録に来ました。やすみとしては最近セリフが多くなかったのか端の席についてしまった。夕陽に真ん中に呼ばれた。そこに乙女が入って来たが、おや?目の下にくまが。

収録をして由美子は千佳が熱演してるなと思った。だから自分の事がどうだったとあまり思っていなかったのかもしれない。終わってから千佳に演技良かったねと言われてもそれが乙女の事だと思ってしまった。その自覚の無さにまた千佳は怒るのか。でも仕方ないじゃん。

そして三人ユニットのリリースイベントの日。千佳が浮かない顔をしてる。あんなアイドルじみた事を声優がするのは本務じゃない。でも由美子はその言い方には怒る。ああ言う活動も含めてファンが支えてくれている。乙女だってそうだ。それに対して「あんな」と言う言い方は無いだろう。そう言われて千佳は失言だったと気がついた。

リハーサルが終わってステージから下りようとした時。あ、乙女の疲れた様子がここで出るか。そして乙女は階段を踏み外して怪我をしてしまった。これは今日のステージは無理だよと周囲から言われる。乙女はそれでもやろうとするのだが....

結局乙女はトークコーナーだけの登場となった。つまり歌って踊るのはやすみと夕陽だけ。二人共分かっていた。このイベントに来てるのはほとんどが乙女が登場するから。だから来客を自分達が少しでも満足させなくてはならない。その意気込みで二人はステージに出た。

結局歌の場面ではやすみと夕陽だけなんだが、そうなの?声優アイドルの歌って、怪我をしたらもう歌うのもやらないの?乙女が真ん中で立って歌ってもいいんじゃないかと思った。東海林太郎の様に直立不動で(をい。

二人は頑張ったけど、でもやはり来場者は満足はしなかった。うん、これは理解出来る。クラシックしか行かない私でも分かる。だって、指揮者がムラヴィンスキーとかバーンスタインの筈だったのに病気が理由で代打指揮者になったら失望感は否めない。そんな事があった。

とにかく応えきれなかった。
そう思った二人はこの先乙女を超える程になるのだと誓った。
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