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転生貴族、鑑定スキルで成り上がる・第4話

シャーロットが来て三年。ランベルク軍は魔法軍が強化されて隣国との国境の小競り合いでは連戦連勝していた。え?あれから三年?アルス君がちっとも育ってない気がするんだけど。

今日は耳寄り情報が入って来た。物語の見た目では、前回シャーロットを家臣にして、もう次の人材が見つかったのかと言う感覚だが、何しろ三年も経っているんだよね。何故三年なんて結構長い年月が経った事にしたのか。ともあれ、だから、久々の新しい人材の情報だった。

森にやって来た猟師一家の三人兄弟の中で上の二人の狩猟の才能が高いらしい。と言う事で早速行ってみる事にする。ただ、兄弟の描写の場面で、一人うずくまっている子が居たから本命はそちらで、だとしたら上の二人の兄の処遇はどうなるんだと、この時点では心配だった。
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森に行くと目の前で一撃でイノシシを仕留める兄弟出現。これが噂の二人かとアルスが鑑定してみたら確かに兵士としての才能は高い。なので家に行って父親と話をしてみる事になる。話してみたら、父も兄弟二人も将来は兵士として身を立てるのが望みだったので、喜んでくれた。働き盛りの二人を連れて行かれたら困るとかにはならずに済んで良かったね。

そんな時、パンをそっと盗む子が居た。末っ子のロセルで、父親によるとこの子は兄に似ず何も出来ない出来損ないだと言う。だがその子を鑑定したアルスが驚いた。なんだこの軍才、黒田官兵衛かよ。アルスはこの子も迎え入れたいと言うが、父親は何の役にも立たないと言うしロセルも嫌だと断った。

しかしアルスはロセルが本が好きだと言うので、交換条件無しでローベント家の図書室の本を見せてあげると家に連れて行く。

そこでロセルは大量の本を貪るように読んで疲れて寝てしまった。
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ロセルは自分が生まれた後に母が亡くなって、なのに自分は何の役にも立たない、だから兄にも父にも嫌われていると思い込んでいた。

ロセルには軍才があると言うのを示そうと言う事でシシの罠を作らせた。すると罠の中にシシが面白い程にかかっている。兄二人は感心して父親を引っ張って来た。この罠では次の世代を担う子シシの事迄考えてあった。罠に父は驚いた。そして三人にアルスの所へ行く準備をしておけと言って去る。

その夜、屋上で父と兄二人が話しをしてるのを聞くロセル。父は、自分はロセルの才能を見抜けなかった残念なヤツだと言い、そして今回その才能が分かったら家に未練無く立ち去るには自分が嫌われなくてはいけないと言う。聞こえちゃってるよ、それ。
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翌朝出発する時、ロセルは父に感謝を伝えるが、そんなロセルを支えてくれるのが二人の兄で、ああ当初は本命じゃないから邪魔者になるのかなと心配した二人だったけど、この二人居てこそロセルはアルスの所へ行けるんだ。

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