終末トレインどこへいく?・第3話
冒頭、思わず先週の録画を見たのかと思った。先週よりちょっと進んでる。
それにしても今回はドタバタだった。基本はドタバタかもしれない。
東吾野に到着した静留達。頭にキノコが生えた人達に迎えられた。いや、集団でニコニコしながら出迎えてくれる人達って高確率と言うか100%に近い確率で胡散臭くて何かを企んでいる。
でも静留達はまだ高校生だし人を疑う気持ちが薄い。その中で晶だけが何かを感じていた。撫子と玲実は感じの良い人ばかりだねと言ってるし。
マツタが以前池袋に居たと言うので葉香との写真を見せるが、見た事は無いと言う。その確率の方が高かろう。でもこの写真は葉香に髪を切ってもらった前髪記念の写真だった。
そうこうするうちに、本日寝泊まりさせてくれる家に到着。ポチさんが引き止めるみたいなのがやはり気になる。そして別れ際にマツタがミストサウナは必須とか言うのが早速怪しい。サウナには晶だけが入らなかった。
一人部屋に残っていた晶の居るところにマツタが食事を持って来た。全部キノコ料理。外から部屋を眺めてる人がいるし、晶はどんどん不安になる。ところが静留達はどんどん前のめりになっていた。
夜中に晶はトイレに行きたくなった。一人で行けないのか、玲実を起こそうとしたけど起きない。やむなく一人でトイレへ。でもトイレだけ離れているのだ。その途中で明かりがついてる家があったのでポチさんと一緒に行ったら「我々の仲間にしてやろう」とか相談していた。後退りしたところでポチさんを踏んだから気づかれて追われる。ただ、静留達が来てくれたのでその場は穏便に済ませたけど....
翌日、霧が立ち込める中、ポチさんに呼ばれて2000系の方に行ってみたらゴーヤが茂っていた。この状況を見てマツタがやけに怒っている。
静留と晶がゴーヤを刈り取る方に、撫子と玲実が買い出しへ。二人が行ってしまったので晶が焦る。コンビニに買い出しと言うので追いかけたら、あれ?こんな店が東吾野にあったっけ?でも兎に角物資が貰えた。
見返り無しで貰えると聞いて、撫子や玲実は東吾野の人達は良い人ばかりだと言う。マツタに言わせると7G事件以前はここの人達も不安や心配事もあったが、事件以後は変わった。今は短くとも充実した人生を送れば良い、そう考えたら何も腹が立たなくなったと。
この時点になったら玲実と撫子がおかしくなりだした。池袋に行かなくてももう東吾野で良くない?2000系の所に行ったら静留はゴーヤの刈り取りもおざなりに、もう池袋に行かなくてもいい、葉香に会わなくても良いみたいな状況。これはヤバい。
そうこうするうちに連絡の時刻。そうだ善治郎に相談だ。例のモールス信号でキノコヤバいを連絡したけど善治郎からの変身はキノコ談義で、あっと言う間にボボボに戻っちゃった。役に立ちそうで役に立たん。
そんな事をしていたらキノコ人間達が迫って来た。ゴーヤで防げるかと思ったけど、ありゃ、全然効かない。2000系内に逃げ込んだ晶だが、中では静留達も頭にキノコを生やしていた。これ、どうやって元に戻す?晶が頭のキノコを引っ張っても抜けない。と言うか無理に抜いて良いのか?静留を元に戻そうとあの葉香との前髪記念の写真を見せる。葉香との思い出が浮かぶ静留。
静留、自分でキノコを抜いて正気に戻った。二人で玲実と撫子のキノコを抜いて三人は元に戻った。ゴーヤを持って飛び出す静留。
マツタに向かってキノコを抜こうとしたが、マツタ豹変。キノコになって一二年でお気楽に死ぬ方が良いと言うのだ。
一二年だとその姿迄成長出来ないのでは?東吾野、すぐに全滅しちゃうぞ。
静留は池袋に行くと言うとマツタは勝手にしろと言うが、別れ際に晶は貰ったお礼だけはして、こうして2000系は発車する。
でも晶のお尻に....