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Unnamed Memory・第1話

沈黙の魔女によって王とその息子に「子孫を残せない呪い」がかけられてしまった。その呪いを解く為に王太子のオスカーは塔の試練を達成すれば願いを叶えてくれると言う青い塔の青き月の魔女ティナーシャの所へ向かう。

塔には数々の試練が待ち受けていて、従者のラザルは危険だからやめましょうよと引き止めるものの、オスカーは聞く耳を持たず、また、確かにオスカーはよく出来た男なので試練を次々と突破して行く。途中で床が崩れる地点ではやむなくラザルを後に先に進んだ。

やがて試練を突破してオスカーはティナーシャのもとに到着した。よく来ましたねとお茶で迎えるティナーシャに事情を説明したら、その呪いを調べてみましょうと言う事になった。

調べた結果、これは解呪出来ない。呪いと言うよりもこれは祝福の魔法であり、そのせいでオスカーの子を宿した母体は、祝福によって強力な魔力をかけられた胎児に身体が耐えられないだろうと言う。なるほど、祝福を使って子孫が残せないとは沈黙の魔女も考えたものだ。

解呪は出来ないが、胎児の魔力に耐えられる母体を持つ女性ならば子を産む事も可能だろうとティナーシャは探してやる事にしたが、そう簡単に見つかるものでもあるまいし、そもそも居ないかもしれない。

ここでオスカーははたと気がついた。青き月の魔女、あなたはその力には耐えられるのか。それは確かに自分程の魔女ともなると大丈夫だと言うので、オスカーは言う。

だったらあんたが俺の嫁になって子供を産んでくれ。
「はぁ?」
参考資料
そりゃティナーシャでなくとも驚くわ。

ただ、試練を乗り越えた対価だと言われると困る。困るけど出来ない。
そこでオスカーは妥協案を出した。一年間自分の傍で暮らしてくれと。
と言う事で青き月の魔女ティナーシャは王太子オスカーと一年間暮らす事になった。
どんな話になんねん。

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