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Unnamed Memory・第2話

第1話は設定が出来上がるまでのお話。そしてこの第2話から本格的にそれに基づいて物語が始まる、そう言う作りだろう。

ファルサス王国王太子オスカーは塔の試練を達成してそのご褒美を最初は青き月の魔女ティナーシャに「俺と結婚して子供を産め」だったが、流石にそれは受け入れられず妥協点として一年間一緒に暮らす事にした。

と言う事でティナーシャを王宮に連れて帰る。名目上は塔から連れて来た見習い魔法士を連れて帰ったと言う事にした。オスカーはティナーシャの契約者としてティナーシャからの攻撃無効化魔法をかけて貰った。物理も魔法も外部からの攻撃を無効化出来るチートな魔法だった。
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見習い魔法士扱いなのでラザルと一緒に仕事をしていた。そのラザルに王家にはもっと王族が居るのではないのかと聞いたら、15年程前に子供が忽然と消える事件があって、オスカーと同年齢の王族が全員居なくなってしまったのだ。だから現時点で王室を継承出来るのがオスカーしか居ない。

そう言う話をしながら王城の廊下を歩いていたら魔法士の二人が照明を点灯してる所だったが、片方のシルヴィアが点灯しようとした時にそれが落下。それをあっさり無詠唱でティナーシャは軟着陸させてしまう。

そしてさらにキャラ紹介。アルス将軍とメレディナが中庭で剣の勝負をしていた。ラザル曰くアルス将軍は強い。王国の中でも相当強い。でもオスカー殿下はもっと強い。うわー、って何だその反応。

うわー、なティナーシャ、久しぶりに剣の修行がしたいとアルスに挑む。全然強いじゃん。その剣技はどうやって。

リトラが姿を出してマスターのティナーシャにご報告。それを聞いたティナーシャが戦いに出る姿でオスカーに出かけて来ると言いに来た。でもオスカーはすぐに察する。どこに行くつもりだ。ちゃんと話せ。そう言われてドルーザの魔法湖に行くと言う。「まほうこ」って音で聞いた時は「魔法庫」かと思ったら湖の方だった。ラザル曰く魔法湖には70年前に封印された魔獣が居ると。そこで高い魔術の波を感知した。

俺も行く。オスカーはそう言い出したがティナーシャは拒否。しかしオスカーはいつもそうだがティナーシャを押し切る説得力を持っている。あそこはファルサス王国の管理する場所だ。ティナーシャは王太子を一人連れ出す訳にはいかないと言うのに対して、臣下はちゃんと連れて行くと言う。

と言う事で今回紹介された面子を含めた遠征部隊が転送装置で魔法湖へ。これは嘗てティナーシャが経験したのと同じ様な場面で、それを思い出す。
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転送装置は魔法湖に近いイヌレード砦に設置されていて、そこに出現。

ここはドルーザとの国境地帯で、70年前にドルーザがファルサスに侵攻した場所。ファルサスの方が軍事力があったのにドルーザが侵攻したのは魔獣を使ってファルサス軍を叩こうとしたからだ。だが、統御が不完全だった為に魔獣はファルサス軍のみならずドルーザ軍までも蹂躙する。ああ、よくある話。仕方なく青き月の魔女が魔獣を封印。ただ、魔獣の瘴気で一帯は死の領域になってしまっている。

青き月の魔女、ティナーシャは周囲に人間が居たので封印がやっとだった。居なければ片付けたみたいだが。

そんな話をしながら歩いて行くとティナーシャが気配を察知する。70年前にドルーザ軍に居た魔法士が魔獣を操ろうとして失敗したが、その弟子が生き延びていたのだ。そいつが70年ぶり、青き月の魔女、と言うので、あっさりその場のみんな、アルスやメレディナやシルヴィアにバレました。

ドルーザの魔法士、立ち去り際に攻撃をかけてオスカー達に攻撃をかける。オスカーは守護の力もあってメレディナに向かった攻撃を手で受け止めて無効化。それでも負傷を受けた者は居る。それをティナーシャは応急処置で治す。

怖い者を見る目のオスカーの臣下達。でもシルヴィアはちょっと違ったみたいだ。オスカーは態勢を立て直して出直すかと言うが、ティナーシャは一人あいつを追うと言うのだ。自分が来たと知られた以上、魔獣復活の魔法を急ぐだろうから。だがオスカー達は帰れ、足手まとい。うん、以前の封印の時は周囲に人間が居たから封印するしか出来なかったと言っていた。

引き止めるオスカーに契約者のあなたより先には死なないと言って封印された場所へ。

さっきの魔法士は急いで封印を解除しろと命じていた。まだ統御出来ていないと言うのに対して、魔女に発見されてしまった、どうなろうと解除が先だと叫ぶ。

そんな連中にはティナーシャの誅殺が。残った一人はそのままに魔獣の封印を解除。解除しないと殺せないからなと。もうそいつが残っていても関係ない。一方で使い魔の竜は危ないから下がっていろと命じた。

ここからティナーシャと魔獣の激しい戦い。魔獣、ふさふさの防御が厚いし例によって強敵は回復が早い。ティナーシャはそれを束縛して強力な魔法を詠唱するが、寸前に魔獣の拘束が解けて噛まれてしまった。重傷じゃないか。

竜が寝ているティナーシャを乗せて帰って来た。すぐに魔法士を呼んで回復魔法を。ただ、シルヴィア達が処置する前にティナーシャは自力で傷の手当をした。魔力を使って寝ているが。なのでシルヴィアは面会しても大丈夫だとオスカーに告げた。

シルヴィアが大丈夫って言ったから部屋に入ったのに、ティナーシャは服を着てない状態で起き上がっている。うん、オスカーは悪くない。ただ、オスカーが言うには育ったではないかと。ティナーシャは回復の為に成長を進めたのだそうだ。ありゃ、止めていたのにね。もうちょっと少女体型のままだったら良かったのに。
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ただ、オスカーは王国の為に戦ってくれてありがとうと頭を下げる。
途中登場の「ヴァルト」と呼ばれていた梶裕貴さんのキャラは未だ紹介されていなくて、あまり検索するとネタバレになりそう。

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