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ダンジョン飯・第13話

ファリンが蘇生されてめでたしめでたし、では終わらない。
夜中に目が覚めた、いや目はおかしくなってるファリンがむくりと起き上がって一人外に出る。センシが部屋の外でドラゴンボンレスハムを作っていたが誰も通らなかった。つまり高い窓から出たのだ。普通の外出ならそんな所を通らないだろう。

外に出て赤龍の遺骸の所へ行くとダークエルフが居る。そんな所に居たのか、お前には陛下捜索の任務を与えただろうと。それ、多分赤龍の事を指してるよね。つまりファリンを赤龍の成れはてと認識してる。

ケン助が倒れた音でライオスの目が覚める。ファリンが居ない。これはおかしい。赤龍の所へ辿り着いたら赤龍が溶けて近づいたらケン助が震える。デルガルと言う名前を漏らすファリン。背後にはダークエルフ。ここは砂粒一つに至るまでデルガル国王陛下の物だ。

そしてライオスを見て言う。貴様には見覚えがある、絵画の中を彷徨いていた者だな。あ、このダークエルフ、あの時のダークエルフか。そしてこいつは迷宮の主にして狂乱の魔術師なのか。

ライオスに迫るダークエルフにマルシルが警告射撃。苦しむファリン。一撃でライオスをふっ飛ばした。狂乱の魔術師は魔導書を手にして詠唱を始めた。これは古代魔術。赤龍の血肉は小型のドラゴンとなってマルシル達に襲いかかる。マルシルはすぐに理解した。ただの魔法でこいつらは倒せない。だったら術を直接書き換えて解除する!
参考資料
マルシル、やはり学園きっての才女だったんだ。

飛んで来たのは全部解除したが、狂乱の魔術師は今度は地面を割ってマルシル達を下に落とす。残ったファリンに対して狂乱の魔術師は「龍」と呼びかけ新しい姿をやろうとファリンを変形させ、なすべき事をなせと命令。

マルシル達が落ちたのは小さい空間。しかも壁が迫って来る。これは潰されるパターンだ。このままだと死んだ上に誰にも発見されないから蘇生されない。そんな時に街を彷徨っていた亡霊が出現。壁に空洞が開いてそこから脱出出来た。

潰される危機は逃れたが、マルシルもライオスも動けない。そこにまたあの亡霊が出現。終わったと思ったチルチャック。でもさっきも亡霊が助けてくれたし。少し経ったら消えてしまった。

このすきに外の様子を調べようと扉を開けたらそこにオーク。チルチャックも驚いたがオーク達も驚いた。

オーク達はこいつらはどこから来たんだと言う。このオーク達、食べ物で仲間になったオークの知り合いではないのか。オークの隊長は最初はこいつら殺せと言うが、まずはセンシを認識してとどまった。センシはこのオーク達はゾン族長の一族だろうから事情を話したら分かって貰えるだろうと。

赤龍についてはオーク達、隊長のリドも困っていたからそれを倒したのには感謝する。じゃあ回復の薬を。薬自体も嫌だけど飲ませ方も。
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チルチャックが出会ったダークエルフの事を話したらどうやらそれが狂乱の魔術師だと判明。チルチャックは狼狽した。狂乱の魔術師に目をつけられたのか。一刻も早く脱出しないと。

ライオスとマルシルが気がついたらまたファリンを探そうとする。それを思いとどまらせねばならない。どうやって?センシは二人に嘘をつくのかとチルチャックに問うた。

そうだ、このままファリンを探したら間違いなく死んでダンジョンの一部になる。それはごめんだと言ってチルチャックはリドに荷物のあった場所に連れて行って欲しいと頼むが、リドは拒絶。腐った根性の匂いが移りそうだと。リド、チルチャックを情けない奴だと判断したのだ。

しかしセンシが執り成したおかげでリドはチルチャックを案内する事にした。さっきから出現していた亡霊は悪い連中ではなく、今回は案内してくれる。歩きながらリドはチルチャック達がどうやって赤龍を倒したのか聞くと、チルチャックが思っていたのは無謀を働くライオス達に腹を立てている心配してるのが分かる。狂乱の魔術師の魔術を防いだのが「まぬけな顔」のマルシルだと驚いたリドに、チルチャックはああ間抜けなんだ、だから無謀にも進もうとする。無謀にも禁断の魔術を使う。それで地上に戻れてもどうするんだ。そう、チルチャックは臆病だから二人を騙して地上に戻ろうとしてる訳ではないのだ。

それを理解したリド、嘘ではなく、素直に言ってやれと言ってくれる。
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戻ったら案の定ライオスは無理にファリンを探しに行こうとしてセンシに止められていた。二人にチルチャックはリドに言われた様に正直に語りかけた。このままだと間違いなくお前たちは死んでしまう。引き返せば狂乱の魔術師の事を教えて島主も動くかもしれない、準備を整え直す事も出来る。

ライオス達が戻って出直したらリド達も手伝うと言う。断腸の思いだがライオスは一旦戻る事にした。

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