佐々木とピーちゃん・第12話・最終回
星崎からの電話で対策局にヘリで駆け付けたら魔法少女に襲撃された対策局のビルは爆弾テロと言う名目で物々しく包囲されていた。そして迂闊に近寄ったらビル内部からの攻撃があって危うい所。ピーちゃんを連れて来ていないのであれが当たっていたらおしまいだったな。
ピーちゃんを連れて来なかったのは対策局にピーちゃんの事がバレたくなかったから。今までだって対策局は魔法少女と戦っていたのでまあ何とかなるのではと言う考えだったのだろう。
でも今回魔法少女マジカルピンクは他の魔法少女マジカルイエローと一緒に来ていてイエローの防御魔法は硬い。通常兵器が全く歯が立たない。
一区画隣に着陸した佐々木、さてどうしたものかとビルの中に入って様子を伺った。どうも通常の異能だとあの防御フィールドの中には干渉出来ないみたいだが、ひょっとしたらと佐々木は自分の魔法を試してみる事にした。いや、それうまく行くかどうか分からないうちに阿久津と連絡を取る?
阿久津は佐々木が監視カメラに向かってサインを送っているのを見て星崎に連絡した。そちらで攻撃を強くして魔法少女の注意を惹けと。それを聞いて星崎は自分の異能を使って防御フィールドに攻撃。でも歯が立たない。が、ここで佐々木が魔法を使う事を考えた。自分が何とかあの防御フィールドを解かせるからその後二人静が魔法少女を行動不能にして欲しい。でも殺さずに退散させる程度に。なかなか難しい注文。
佐々木は魔法を使う。最初は水玉が現れた程度かと思われたが、そこから水が溢れ出した。水を通さないから(あれ?待てよ水も通さない程の物理的な通過が出来ないのなら空気も通ってないのでは。だったら長時間そこに入っていたら酸欠になるのでは。魔法少女、酸素呼吸しなくても大丈夫なのか?いやいやその後水で溺れそうになるな)水は防御フィールドの中に溜まっていく。このままでは溺れてしまう。うん、やはり酸素呼吸は必要だよね魔法少女。
だから防御フィールドの一部に穴を開けて水を排出しようとした。ところがそこを星崎が凍らせて塞ぐ。え?そんな事が出来るならそこを通して水を凍らせて魔法少女を身動き出来なくするとか、氷の刃をそこから作って魔法少女を貫くとか出来るのでは?
ともかく塞がれたからまた穴を開ける。でもそこも塞がれる。そんな事をしてるうちに開けた穴から二人静が手を突っ込んでマジカルピンクの生命力を吸い取る。死なない程度に。
ピンクが倒れたのでやむなくイエローは防御フィールドを解除した。イエローの攻撃では威力があまりないか、ピンクを抱えて退散した。
でも魔法少女を排除した二人静に対して対策局の隊員は銃を向ける。一般隊員は二人静は未だ敵の認識だけど星崎もそうなんだったっけ?
ここは阿久津が登場して隊員達を制御。阿久津は二人静の力を認めたし今回の活躍もそうだし、そして多分前回の漆黒の堕天使からの連絡もあったろうから今回で正式に対策局の局員に内定した。入局教育は佐々木君にお願いするね。晴れて公務員になれて喜ぶ二人静。
その後は佐々木と阿久津の二人だけの話。阿久津からは今後の二人静の教育の話だけどでも二人の腹のさぐりあい。特にここに来るまでに何かあったよねと阿久津に言われ、いや知ってるくせにと思ったが、組織に襲われたから遅くなったと答える佐々木。ともあれ報告書の提出で済んだ。
コンビニで買い物してアパートに戻ったら例によってお隣さんが玄関の前に居た。お隣さんからは佐々木の部屋で話し声が聞こえると言われてしまい、これはまずいなと思ったけど表向きは「男の」友達が来てうるさくしちゃったねと言う事にしておく。お隣さん、人の出入りに注意してる筈だから疑問は持ったろうがここはこれまで。
部屋に戻ってから買って来たシャリアピンな肉でしゃぶしゃぶではなくすき焼きを作る。両者の間で材料も調味料も結構違うと思うけどよくぞ変更出来た。ピーちゃんとすき焼きを堪能してここまでの事を回想した。
でもピーちゃんと話をしていたら隣から壁ドン。でもあの子は壁ドンする様な子じゃないと思うのだが。じゃあテレビをつけて音をごまかそうとしたらニュースをやっていて、リザードマンが出現したのをやっている。当然阿久津から電話。
隣では「悪魔」が出現してお隣さんに「天使の使徒?」と戦えと言う。
え?これで終わり?少なくとも今クールではお隣さんは何の存在意義も無かった。
なんだかなー。現時点で公式X見たけど続編とか第二クールとか何も触れてないし。
佐々木とピーちゃん、始まった時はもうちょっとバケると期待したんだけど。