魔法少女にあこがれて・第11話
ロードエノルメが作った魔物は攻撃しても消えない。これは作り出したロードエノルメ本人を倒さないと消えない。だからこの場はレオパルト達に任せてマジアベーゼが単身でナハトベースのロードエノルメの所へ向かった。
ロードエノルメの魔物に加えてシスタギガントが出現。シスタギガントを自分の方におびき寄せたレオパルト、今まで星無しだと思っていたのに服を暴いたらその中には星が三つ。今までと攻撃の威力が桁違い。シスタギガント、何故レオパルトが今まで星を隠していたのかと思ったが、攻撃中にレオパルトがおかしくなったのを見てさては魔力制御が出来ないから星無しにしていたんだなと指摘。その調子で行くとあなた死にますよ。
しかしレオパルト、これで死ぬ訳があるか。だってこれに勝ったらベーゼちゃんとホテルデートが待っているのだから。
デートだけ?(をい
ともかくそれを想像しただけで力が漲るレオパルト。あれ?ひょっとして別れ際にマジアベーゼが軽くホテルを了解したのがまさかこんな形で効果を現す?
しかし無理がたたったのか、レオパルトの攻撃が当たらなくなって来た。悲しいですと言うシスタギガント、レオパルトを殴り倒してこれで終わりだと足を踏み込んだ途端、地面が崩れる。地下に嵌ったシスタギガント動けなくなった。これだけ暴れたら地面が維持出来る筈が無いだろ、今日の私は考えなしじゃないんだよ、ってこれも前回言っていた伏線の回収か。
動けなくなったシスタギガント、私の負けですぅと言うけどレオパルトはそんな嘘泣きもうやめろと銃を向けた。そしてカウントダウン。とうとうシスタギガントマジ泣き。レオパルトの方も弾切れ。勝ったけどね。
一方でナハトベースでのマジアベーゼとロードエノルメの戦い、ロードエノルメが押していた。拘束されてしまったマジアベーゼ。
ロードエノルメの魔物と戦っていたロコムジカとルベルブルーメは、ネロアリスのおかげでその魔物をドールハウスに抑えていたが、ネロアリスが時間切れ。おねむの時間となってしまい、変身が解けるとドールハウスも消滅して魔物が飛び出す。ロコムジカとルベルブルーメは襲われて変身が解けてしまったが、ここでとうとう魔法少女トレスマジア参上。三人は変身が解けてるからトレスマジアにバレてない。
ルベルブルーメ達は今までのトレスマジアの記憶しかないのでそれであの魔物に勝てるのかと思って陰から見ていたが、修行を終えたマジアアズールは違うぞ。一気に魔物を消滅させてしまう。あれ?これってマジアベーゼ達にも勝てるのでは。
拘束されたマジアベーゼにロードエノルメは自分の世界征服の野望の演説を聞かせていたが、それを聞かされていたマジアベーゼ、この人一体何言ってるの、全然テンション上がらないと脱力してる。
なんだ世界征服って、子供じゃあるまいし。あ、子供?それに気がついてマジアベーゼのテンションが上がった。凄いぞ星が6個とかじゃない。幾つあるか分からない。テンション上がったマジアベーゼは違うぞ、ロードエノルメの魔物など一撃で消し飛ばす。
あれ?ロードエノルメが子供になってるぞ。そしてマジアベーゼはお仕置きの時間だよと言い出した。でもそこに駆けつけたロコムジカやルベルブルーメが見たロードエノルメの姿は小さくない。一体誰と話してるんだ。
ヴェナリータ「いいところに気がついたね」
ヴェナリータの解説によるとマジアベーゼはフィルターを通してロードエノルメを子供として認識してる。悪い子にはお仕置きをしなくてはいけない。そこから生まれる圧倒的な力。貶められると思ったら強く出られるベーゼちゃん。
お仕置きと言えばお尻ペンペン。ロードエノルメを剥いてお尻をペンペンしてさあ反省しろ反省しろ。ロードエノルメはロコムジカとルベルブルーメに自分を助けろ、今なら過去の過ちは許してやると言うが、ロコムジカとルベルブルーメはあれに巻き込まれるのは嫌だ。
こんなベーゼちゃんに。
ロードエノルメも陥落。勝ったと喜ぶレオパルトはチュッチュして抱きつく。
その場から逃げたロードエノルメにヴェナリータが少しはいい思いをしたかいと。君には大量の魔力を貸しただけ、本来の力が出て来るマジアベーゼ達とは違うんだ。使い捨てにしては十分な働きだったよ、これで彼女達も成長したと。
あー、やはり底なしの腹黒だったかヴェナリータ。
で、シスタギガントも加担してたのか。
形の上ではエノルミータに反逆したロードエノルメを倒したので頑張ったキウィとうてなにはご褒美をあげよう。キウィの希望はナハトベースにホテル。よし作ろう。作れるんかい。
そしてうてなにはエノルミータの総帥の地位を。
「え?」