佐々木とピーちゃん・第9話
マルクにはフレンチから都度食事の差し入れがあった。あのミュラー伯爵の剣がものを言って牢獄の中に入れる。でもその後も差し入れの場面が描かれるが、行く度にマルクがやつれてるな。
ミュラー伯爵はディートリッヒ伯爵と交渉していたが、はかばかしくない。そこに来客あり。あのハーマン商会の店長ハーマンだ。物腰は柔らかいがマルクの処刑が決まったのでもう手を引けとの事だった。
ミュラー伯爵はもう一度ディートリッヒ伯爵の所へ向かう。佐々木も同行した。ディートリッヒ伯爵に会うにあたって事前にどんな人物なのか聞いてみる。ディートリッヒ伯爵はミュラー伯爵と対立的な立場ではあるものの、内政を任せれば辣腕をふるえる人間で、それだけ強引な手法も多い。ただの悪人と言う扱いではなさそう。
面会しても相変わらずディートリッヒ伯爵はマルクを許す事はなく、処刑はもう決まっていると言う。
ここで佐々木が自分の扱っている商品として手土産のトランシーバーを贈る。ひょっとしたら興味を持たないかもと思ったけど、ディートリッヒ伯爵は興味を示す。その上で今後佐々木の商品を全部ディートリッヒ伯爵に卸すのならマルクを許しても良いと言うのだ。ここで佐々木は即答を避ける。考えさせて欲しい。良いだろうと言う事で一ヶ月の猶予が出来た。ピーちゃんから見たら佐々木のやり方はまだるっこしいとの事。
この間に佐々木は何をしていたのだろう。メアリーに荷物を運ぶのを手伝って貰ってそれをヨーゼフの所へ届ける。ヨーゼフにはさらにこのニ倍の荷物を買い取って貰えるか交渉していた。どうも現金が入用みたいだ。
そこに中央銀行のマティスがやって来た。ディートリッヒ伯爵の所へ行ったらチラと見かけた人物だ。都合よく見かけたものだ。ここで佐々木は二人の話し合いに同席させてもらう事にする。よく認められたな。
ヨーゼフにニ倍の荷物と言った物は、二人静に調達を頼んだらしい。しかしそこに行く前にお隣さんに遭遇してしまう。ピーちゃんとの会話を聞かれるけど、まあ今はリモート会議だよーとしらばっくれる事は可能だが。鳥が話すよりもずっと納得性がある。
二人静との約束は19時だったのに、もう22時。時間のズレ、大きくなって来た?