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僕の心のヤバイやつ・第25話・最終回

女子の部屋の山田の布団の中に入ってしまって大ピンチ。
とりま恋バナでもするかと言う 関根の取り敢えずビールみたいな切り出しでいきなりふられる山田。好きな人居るの?

ここで山田の友人が一斉に「それを聞くか」な反応をした。ああもう事実上の公認だ。
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どんなタイプが好き?

そこに市川が居る訳だけど、こう言う時は性格とかそっち方面で答えたら変に特定されないのでそれで良いのではと思ったらやはりそんな感じの答えをした。答えたらもう別の人にふっても良いよね。

じゃあ告白された事ある?山田のふりに関根と吉田がすぐに「ある」と答えたら金生谷がじゃあ私もあるってじゃあって何だ。しかもこの中で一人嘘付いてるのが居るに対していや二人だとか何その心理戦。

でも関根から言わせれば告白なんて子供のする事。大人は先にセしてから相性を確認して付き合う。えー、そうなの?(棒 でも山田は告白された方が嬉しい!と力説。

なんて話をしてたけど怒られるから電気消すと、みんな寝る態勢に入ったから寝静まったら男子部屋に戻るかと思った市川だけど時間が経ってしまったら市川が居ない事がバレて先にそっちの騒ぎになるかも。

ただここで足立がやってくれる。覗きに来たので騒ぎになってその好きに脱出。

そして修学旅行二日目。伏見稲荷大社に来ています。ここでカップルが手を繋いで鳥居を抜けたら永遠に添い遂げられる、などと言うでっち上げを安堂がする。狙ってるな祝福を。

女子部屋での布団のインパクトが大きくてうっかり忘れていたけど、山田は市川と修学旅行したくてオーディションを蹴って来たんだよね。いや、まだ間に合うけど。それを市川は知ってしまった。今日山田に話をすると言ったが、自分はどう言う内容で話すつもりなのか考え込んでいた。

そんな時に山田と市川は他のみんなと違う方の鳥居へ。だから二人だけで話す機会が出来た訳だが、稲荷仮面で隠していた山田の顔が楽しみきれてない。だから市川、オーディションあったんだろと。それを改めて言われて山田が泣いてしまった。
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そんな山田に僕をなめるな。一人でも平気だったのが山田のおかげでみんなと話せる様になった。だから山田が居なくても大丈夫。でもそれは山田が居たらこそ。

「山田が好きだ」

そこで安堂が二人が居ないのを発見。祝福じゃあ!これどうやって安堂の追跡から逃れるかと思ったら神埼と原が生贄になったか。

そのすきに稲荷駅へ。今東京へ帰れば間に合う。帰りの新幹線で食べる物も用意してある。

そこに小林。山田が居なくなったと聞いて駅だろうと思ったんだ。オーディションを受けたいと思ったんだろと。よく分かってる。そしてオーディションの為に本もちゃんと持って来てくれた。あとはちゃんと言っておく。

山田は両親に連絡して、両親から教師へ連絡。山田の両親も気にしてたんだろう。オーディション受けないで修学旅行に行った事を。

帰りの新幹線の中で山田から「いつもの場所で待ってる」とメッセージが入った。いつもの場所?そりゃあそこですよ。市川、何を迷ってる。流石に学校には入れないと思ったか。でも待ってたよ。オーディション受けたと思われる格好でお菓子を食べて。

自分の事を気づかせてくれた市川京太郎、大好き。
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アニメ、大団円だ。

 

歳を取って単純な恋愛ものがどうにも合わなくなったかなと思っていたけど、僕ヤバは別格だった。まず山田が可愛い。羊宮妃那さんの演技が素晴らしい。いい作品を見させて貰った。

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最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。・第12話・最終回

「組織」の壊滅に大きな功労があったアイビーには大量の報奨金が出る。野ネズミを毎日三食食べても140年分って、アイビー暗算早すぎるよ。でも野ネズミ程度で140年分にしかならないの?それは少ないのでは?

贅沢な食事をして140年分位出ても良いのではないか。なにせ王族の一部すら関与していた程の大組織で、これは重大な国家の治安問題だったのだから。あの地方貴族の伯爵一人だったらこんなものかもしれないが。

ともあれ組織を壊滅させた事で祝勝会。そこでソラの事は流石にギルマスには秘密にしておけなかったと明かされ、ソラを改めてみんなに見せる事にした。こんなスライムは見た事が無いとみんな珍しがる。
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アイビーはここに至って皆にこれ迄の素性を明かした。ラトミ村で属性を判定された時にテイマーだと分かったが、同時に星がゼロだと言うのも判明。そのせいで親からも村民からも疎まれて迫害され逃げるしかなかった。そうやって苦労したものの、途中のラトメ村では自警団のオグトやヴェリヴェラによくして貰って、その紹介でこの町でも暮らせる様になった。

そうか、星無し、それだからこそ崩れスライムをテイム出来たのだろう。普通は星ありだと魔力が強すぎて崩れスライムはテイムしようとすると消えてしまう。一方でテイムしないとやはり消えてしまう。アイビーとソラはお互いがお互いを必要としていたんだな。

アイビー、よかったらここに住まないか。当分の間だって良い。そう言われてアイビーは占い師の言葉を思い出した。王都の隣の街を目指しなさい。でも途中でここはと思った所があったら、そこにとどまっても良い。見聞を広めなさいと。

みんなの言葉に喜んだアイビーは私旅に出ますと言う。え?この流れで?そりゃまあサブタイが「三人の旅へ」だったし、とどまったら話が終わっちゃうし。それに今までは逃げる旅だったけど見つける為の旅。自分のやりたい事を見つける旅。
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こうしてアイビーはまた旅に出る。上位冒険者やギルマスが全員で見送った。そこにシエルが出て来て、あのアダンダラまでも友達なのかと驚き呆れた。

最弱テイマー、序盤はあまりに救いが無くてこれは三話でやめようかなと思って見ていた。ただ、三話の終わりに少し光明がさしたのであるいはと思って四話以降も見続けたらなかなかの内容だった。終盤は大変すぎじゃない?とも思ったけど。

最後のソラが生まれてアイビーと出会う迄の映像が入ったのは良かったね。

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ダンジョン飯・第13話

ファリンが蘇生されてめでたしめでたし、では終わらない。
夜中に目が覚めた、いや目はおかしくなってるファリンがむくりと起き上がって一人外に出る。センシが部屋の外でドラゴンボンレスハムを作っていたが誰も通らなかった。つまり高い窓から出たのだ。普通の外出ならそんな所を通らないだろう。

外に出て赤龍の遺骸の所へ行くとダークエルフが居る。そんな所に居たのか、お前には陛下捜索の任務を与えただろうと。それ、多分赤龍の事を指してるよね。つまりファリンを赤龍の成れはてと認識してる。

ケン助が倒れた音でライオスの目が覚める。ファリンが居ない。これはおかしい。赤龍の所へ辿り着いたら赤龍が溶けて近づいたらケン助が震える。デルガルと言う名前を漏らすファリン。背後にはダークエルフ。ここは砂粒一つに至るまでデルガル国王陛下の物だ。

そしてライオスを見て言う。貴様には見覚えがある、絵画の中を彷徨いていた者だな。あ、このダークエルフ、あの時のダークエルフか。そしてこいつは迷宮の主にして狂乱の魔術師なのか。

ライオスに迫るダークエルフにマルシルが警告射撃。苦しむファリン。一撃でライオスをふっ飛ばした。狂乱の魔術師は魔導書を手にして詠唱を始めた。これは古代魔術。赤龍の血肉は小型のドラゴンとなってマルシル達に襲いかかる。マルシルはすぐに理解した。ただの魔法でこいつらは倒せない。だったら術を直接書き換えて解除する!
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マルシル、やはり学園きっての才女だったんだ。

飛んで来たのは全部解除したが、狂乱の魔術師は今度は地面を割ってマルシル達を下に落とす。残ったファリンに対して狂乱の魔術師は「龍」と呼びかけ新しい姿をやろうとファリンを変形させ、なすべき事をなせと命令。

マルシル達が落ちたのは小さい空間。しかも壁が迫って来る。これは潰されるパターンだ。このままだと死んだ上に誰にも発見されないから蘇生されない。そんな時に街を彷徨っていた亡霊が出現。壁に空洞が開いてそこから脱出出来た。

潰される危機は逃れたが、マルシルもライオスも動けない。そこにまたあの亡霊が出現。終わったと思ったチルチャック。でもさっきも亡霊が助けてくれたし。少し経ったら消えてしまった。

このすきに外の様子を調べようと扉を開けたらそこにオーク。チルチャックも驚いたがオーク達も驚いた。

オーク達はこいつらはどこから来たんだと言う。このオーク達、食べ物で仲間になったオークの知り合いではないのか。オークの隊長は最初はこいつら殺せと言うが、まずはセンシを認識してとどまった。センシはこのオーク達はゾン族長の一族だろうから事情を話したら分かって貰えるだろうと。

赤龍についてはオーク達、隊長のリドも困っていたからそれを倒したのには感謝する。じゃあ回復の薬を。薬自体も嫌だけど飲ませ方も。
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チルチャックが出会ったダークエルフの事を話したらどうやらそれが狂乱の魔術師だと判明。チルチャックは狼狽した。狂乱の魔術師に目をつけられたのか。一刻も早く脱出しないと。

ライオスとマルシルが気がついたらまたファリンを探そうとする。それを思いとどまらせねばならない。どうやって?センシは二人に嘘をつくのかとチルチャックに問うた。

そうだ、このままファリンを探したら間違いなく死んでダンジョンの一部になる。それはごめんだと言ってチルチャックはリドに荷物のあった場所に連れて行って欲しいと頼むが、リドは拒絶。腐った根性の匂いが移りそうだと。リド、チルチャックを情けない奴だと判断したのだ。

しかしセンシが執り成したおかげでリドはチルチャックを案内する事にした。さっきから出現していた亡霊は悪い連中ではなく、今回は案内してくれる。歩きながらリドはチルチャック達がどうやって赤龍を倒したのか聞くと、チルチャックが思っていたのは無謀を働くライオス達に腹を立てている心配してるのが分かる。狂乱の魔術師の魔術を防いだのが「まぬけな顔」のマルシルだと驚いたリドに、チルチャックはああ間抜けなんだ、だから無謀にも進もうとする。無謀にも禁断の魔術を使う。それで地上に戻れてもどうするんだ。そう、チルチャックは臆病だから二人を騙して地上に戻ろうとしてる訳ではないのだ。

それを理解したリド、嘘ではなく、素直に言ってやれと言ってくれる。
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戻ったら案の定ライオスは無理にファリンを探しに行こうとしてセンシに止められていた。二人にチルチャックはリドに言われた様に正直に語りかけた。このままだと間違いなくお前たちは死んでしまう。引き返せば狂乱の魔術師の事を教えて島主も動くかもしれない、準備を整え直す事も出来る。

ライオス達が戻って出直したらリド達も手伝うと言う。断腸の思いだがライオスは一旦戻る事にした。

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魔法少女にあこがれて・第13話・最終回

ウェミダー!(定番)
悪の組織エノルミータ、みんなで仲良いな。一緒に海水浴に来たのか。あ、ヴェナリータからの慰労旅行か。
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そして仲の良いトレスマジアも....え?撮影?どんな名目で?はるかと小夜と薫子の組み合わせだと普通の女子高生だから撮影は無いのではと思うが、一方でトレスマジアとしての撮影は魔法少女なのにそんなサービスをしてるのか。まあグッズが出てるからなあ。特別展すらやってるし。

はるかがうてな達に気がついて声をかける。キウィの凄く嫌そうな顔。

素のエノルミータと素のトレスマジア、誰が接点あったっけ、ああうてなと小夜はあったよねと思いつつ、さらにうてなとこりすははるか姉妹と会って怪獣騒動起こしたと言うのもあった。で、確かにキウィと薫子がいがみ合ってるのは記憶してるが、何が発端だったっけ。ともあれ、はるかから見たらキウィは初めてだし、ましてや真珠とネモは本当にはじめまして。

キウィと薫子がいがみ合ってるからかえって二人で遊ぶし、はるかは妹達と遊んだからこりすと遊ぶし、真珠とネモは初対面すぎて二人だけで遊ぶので自ずとうてなと小夜が二人で。

小夜、日焼け止めを塗ると先日のマッサージを思い出してしまう。あれはと聞いてみたかったがどう話しかけたらと思ったら、トレスマジアのグッズを見かけてトレスマジア好きなの?と聞いてみたらうてなのトレスマジア推しが凄い。
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トレスマジアのどの辺が好きなの?と聞いたら、先日うてなが思った事、悪と対決して決して折れない所。

ひととおり遊んだところでうてなが飲み物を海の家に買いに行ったら酔っぱらいどもがうてなの前に割り込んだ。こんな事をしたら当然キウィが黙っていない。レオパルトとなって銃を向けて海にでも帰るかと脅した。でもここで変身したらトレスマジアが来るかもしれないじゃないか。そこに居るけど。

レオパルトを察知した三人、トイレに行くと称して変身。トレスマジアが来ちゃうと思っていたうてなにトレスマジアの声が聞こえた。これはもうまずは煙幕をはるしかない。

煙幕のかげからはエノルミータ五人衆登場。他の三人もよく間に合ったな。ここからいつもの魔法少女と悪の組織の戦いの開始。

マジアベーゼ「(エノルミータ、)散開!」

三人が離れたのを見計らってさっきのキウィのタコを魔物化したけど、折角散開した筈だったのにネロアリスやレオパルト達も巻き込まれたぞ。当然目標となったマジアマゼンタもマジアサルファも。特にマジアサルファ、そう言えばタコ抜きのたこ焼きを注文してた程にタコが苦手だったっけ。

でもここでマジアアズール登場。一皮むけたマジアアズールは違うぞ。マジアアズールの二段変身来たぞ。叫び声をあげてネタバレ回避しただけの事はあった。自分の目でとうとう見られたと喜ぶマジアベーゼ。
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マジアベーゼが放った攻撃を受け流す....と思ったら自ら被った。これが変わったマジアアズール。自分は愛を受け止める事が出来る様になった。でもそれって単に攻撃を期待して痛みを快楽に変えてるとのマジアサルファの解説。でも変態と変態が戦ってるだけやー!

進化したマジアアズールに一人ではダメだとレオパルト達が加勢。五人の総攻撃を受けるマジアアズール。そして身悶える(心の中で)。そしてよだれを垂らしながら愛は返さねばと撃ち放つ。

エノルミータ、悪役ぶっ飛びで退散。

こんな騒動があって真珠やネモ達は疲れてしまったが、キウィと薫子は相変わらずのいがみ合いのおかげで花火遊びにみんなを巻き込んでくれた。
参考資料
ヴェナリータ、この状態も期待してるうちの一つなのか。

そして魔法少女トレスマジアと悪の組織エノルミータの戦いの日々は帰って来た。

 

魔法少女にあこがれて、面白かった。
気楽さとギャグとのバランスが良かったと思う。
今期、二期以降モノや前クールからの2クールモノを除いて完全新規の中では一番面白かった。

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悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~・第12話・最終回

魔法が復活した事により愈々バルシャイン王国と魔王軍との全面対決となる。アドルフ騎士団長率いる王国軍と学園有志の混成軍団は魔物との戦闘へ。そこにパトリックも参加するが、どうしてもユミエラが心配なパトリックは今回ばかりは守護の護符をつけてくれと渡した。これがどこで役に立つのかなと思ったが、そうか、そこか。あと、そもそも今回はレベル上げは全く目的ではないから護符は守護の護符が相応しかろう。

こうしてユミエラとアリシア達はリューに乗って魔王城へ。魔王復活のイベントが発生したのでゲームシナリオによる妨害も無く魔王城へまっすぐ向かえる。

王国軍側の魔物との戦いはパトリックが頑張っていた。流石、アドルフ並のレベルまで上がったパトリックだ。

魔王城の方ではリューは一応魔物のはしくれなので魔王に操られない様にとユミエラは王国軍の方へ返した。そして5人でとうとう魔王城へ。

ユミエラ「ところでアリシアさんてこの中で誰が好きなんですか?」
いや、何言ってるんだユミエラ。
緊張をほぐそうとしたと言うのだが。
参考資料

魔王城の中に入ってからアリシアがユミエラに今までありがとうございましたと言い出した。一緒に頑張りましょうね。これは何かのフラグになってしまいそうだけど。

魔王城と言ってもよく見かける魔物が作りました的なおどろおどろしい外見の構造では無い。確かに廃城となって不気味さを醸し出しているが、人間が作った城の様だ。ただ、記録は残っていない。単に昔ここに大きな領地が存在したと言う事だけが伝わっている。

そして魔王の居る広間へ。ユミエラが着きましたここです、って言うのを誰も疑わない。我々はユミエラがゲームをしたので知ってると言うのは承知の上だが、アリシア達は「なぜ知ってる」と思わないのだろうか。

広間では液体状の物が床にあり、魔王の姿は直接見えない。そのうちに液体が湧き上がって飛んで来る。ユミエラは近くのエドウィンは助けられたがアリシア達は液体の中に取り込まれた。そして魔王出現。ここはエドウィンとアリシアが戦うしかない。

魔王が攻撃をかけて三人が液体の中で苦しむが、それをアリシアが解放。これで全員で戦う事が可能にはなったが、アリシアをはじめとした四人の攻撃は魔王には全く効果がない。

魔王の攻撃にアリシア、ウィリアム、オズワルドの三人の守護の護符が身代わりとなって吹き飛ぶ。アリシア達のレベルが魔王と戦うには未だ不足していたのだ。

魔王は独りだけ強いユミエラに自分の仲間になれと言う。でもユミエラからしたら魔王の仲間になどなる理由は無いのでお断り。俺に逆らうのかと言う魔王はアリシアの喉を掴んでこうなるのだぞと脅迫する。エドウィンが助けようとしても彼もシャドウランスで突き抜かれ守護の護符が吹っ飛ぶ。

ユミエラと魔王の戦いとなり、お互い闇魔法での戦いとなった。ユミエラがシャドウランスを撃つと魔王はそちらへアリシアを向けてアリシアを犠牲にして防ごうとしたが、これはユミエラの狙った展開。

アリシアには光属性があるから手加減した闇魔法ならなんともない。これでアリシアが弾き飛ばされて魔王の拘束から解かれる。それを狙ってユミエラが魔王の仮面を砕く。

魔王、ユミエラの強さが格段にほかと違うので再度自分の仲間になれと言うが、当然ユミエラはお断り。魔王は実は元は人間だったのだ。この国の歴史はどう伝わっているか。伝わっている歴史は違うと言うのだ。

彼はバルシャイン王国の初代国王の忠臣だったのだ、魔王が人間だった頃は。しかしよくある「狡兎死して走狗烹らる」で戦国の乱世を制覇した初代国王は平定後は後世魔王となる忠臣の力を恐れてこの地の貴族として中央から退けさらには罪を着せて征伐してしまった。その恨みは彼を魔王に変えた。そして一度魔王軍としてバルシャイン王国と戦ったが聖女の力で封印されてしまった。なるほど、魔王城が人間の城みたいなのと、その歴史が何も残っていないのはそのせいか。そして魔王がバルシャイン王国だけ攻撃する理由もそれか。

実はゲームをプレイしたユミエラは知ってたんだけど。
初代国王は確かに悪かったが、今の国王は違う。魔王を忌むべき物としたせいで黒髪が忌避される国になっていたが、でも今の国王はユミエラの姿にも偏見を持っていない。

では人の心が移ろって裏切られたらどうするかと問う魔王にユミエラはその時は別の場所へ行くと言う。最初からそのつもりもあったし。魔王もどこかに行ってはどうかとユミエラは勧めるが魔王は恨みに凝り固まっているのでそれは出来ぬ。

これはもう戦うしかない。

レベル99のユミエラはやはり強い。魔王が生み出したブラックホールに魔王を押し込む。気の毒な人、と言う表情で。

これで魔王に勝った。ちょっとあっさりしたかなと思ったけど、ここで異変が発生する。
ユミエラはアリシアに刺される。
参考資料
ああ、守護の護符はここで役に立つのか。

守護の護符が無かったら即死だった。流石にエドウィン達がアリシアを止める。アリシアは分からぬまま身体がユミエラを刺そうとする。ゲームシナリオの強制力が働いた。魔王が倒れたら次はユミエラだと。

ユミエラはアリシアの攻撃を防いで、アリシアには魔王の呪いがかけられたのだろうと説明。エドウィン達はそれで納得するものの、相変わらずユミエラに攻撃をかけてくるのをどうしたら。あ、そうだ。

「エドウィン殿下、アリシアさんを止めて下さい」(棒
いいぞ、これで行こう(棒
参考資料

エドウィンとアリシアの愛、そしてウィリアムとオズワルドの友情が魔王の呪いを跳ね除けたのですね(棒

これで全部終わったかと思ったけど、未だ魔物が残っていた。この時点でひょっとしたら魔物達がユミエラにひざまずくオチあるかなと思ったけど、魔物達は、ふられてヤケクソになったウィリアムとオズワルドの発散の対象に、そして両思いになって盛り上がるエドウィンとアリシアの高揚感に、さらには魔王を倒す迄何の役にも立ってなかったのを取り返す為に犠牲になったのだ。

魔物を全部片付けたところでリューがパトリックを連れて来た。王国軍の方もあらかた魔物を倒したのでアドルフ騎士団長からパトリックはユミエラのところへいけと言われたのだ。

リューで全員が帰還。エレノーラは負傷した兵士の治癒に頑張っていて、最後にアドルフ騎士団長からの勝利宣言。

と言う事でユミエラはパトリックとの普通の学園生活へ。
きれいに終わったね。

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道産子ギャルはなまらめんこい・第12話・最終回

あれ?何その部屋番号の付いてるドア。
え?ホテル?なに、あれでそこまで盛り上がっちゃったの?
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と言う所で時間が遡る。美波が来週から海外留学すると聞いて思わず翼は美波を抱きしめたのだが、はい、そろそろ閉園の時間です。ヤバい、バスの時間がそろそろだから帰らなくちゃ!え?バス、もう終わってますよ。マジかよ道東のバス、終バスが早いな。

確かに時刻表を見たら平日は17:40の便があるけど土曜休日は16:20で終わりだそうだ。ただ、それも東藻琴の中心部のバス会社前の時刻でひがしもこと芝桜公園からだとそこまで徒歩1時間って出ましたが。どうやら芝桜公園とバス停の間はタクシーを使えと言うみたいで、だったらタクシーで帰ったら?なんて事ではお話の展開にならない。あ、よく見たら芝桜の季節だけは公園とバス停の間の送迎バスがあるらしい。でも当然路線バスの時刻に合わせているので平日は17:00発だけでお土曜休日は16:00発でおしまい。

慌てて二人共親に電話をかけた。翼の方は父親が出たが、この父親が妙な気を回してくれる。その友達とは未だ一緒にいたいのか?そうかそうか、じゃあ知り合いが働いているホテルあるからとってやろう。と言う事でホテルがとられてしまいました。父親、絶対男友達が一緒だと思ってる。翼に彼女とかなあハッハッハみたいに。

あの辺にホテルあるのかなと思ってサイトを見たら「道の駅ノンキーランドひがしもこと」と言うのがあるらしい。サイトの部屋の写真を見たらツインの部屋の内装と合致していた。

美波の方は母親に電話してお泊りOKを貰ったらしい。名目上は友達の家に、だけどきっと眞衣は分かってるよね。娘も育ったなあと感慨にふけっていたし。

美波、先にシャワーを浴びて来る。残された翼、美波は一体どういうつもりだろうか、いや、以前だってちょっと似た状況があった。でも妄想は膨らむ。

美波はどう思っていたのかな。やはり今日は行く所までと思ったかな。シャワーを浴びた時に気合入れていたし。でも戻ってみたら翼が寝てる。

つ、ば、さぁー!

いやこの作品だと行っちゃうとは思わなかったけど、まさか寝ちゃうとか。

翌日翼が起きてみたら美波は居ない。置き手紙(メモ)だけが残っている。やはり母と相談して帰る事にしたと。
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こうしてゴールデンウィークも終わろうとしていた。沙友理は翼がログインして来ないなと思っていたし、怜奈はお隣さんとして柏餅のおすそ分けに来たけど父親から見たら部屋で脱力してるみたいだと言う。

沙友理が後輩の二人(飛鳥と日奈)と喫茶店に居たら美波がバッグを転がして入って来た。あ、これから空港に行くのか。美波は沙友理とは留学の話はしていたけど、翼には先日二人で会う迄は話してなかったんだと明かす。そうか、二人で会ってたのかと思う沙友理。ちょっと寂しい気持ちになったかもしれない沙友理だが、でも美波は留学の相談に乗ってくれて嬉しいと思っている。だって今は確かに楽しいけど自分はそこに浸かってるだけで周りの、沙友理や翼が頑張ってるのにそのままと言う訳には行かない。自分だって成長したい。

そう言う話をしていたらもう空港に行く時間。美波を見送って沙友理は翼にメッセージを送った。今空港に向かった。見送りに行かなくて良いの?

翼は空港にとも思ったけど足が動かない。動けない。でもそこでカバンから落ちたのはあの美波のヘアピンだった。ハート型の。何に押されるかと思ったら、これはちゃんと返してあげなくちゃと言うのが一押しになった。でも女満別空港に行くったら自力じゃ無理だろと思ったら父親に頭を下げて頼む。父親はこれからリモート会議の予定だから無理と一旦は言うが、翼の「今すぐ会いたい人がいるんだ!どうしても!」の真剣な願いに父は応えた。
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空港では搭乗時刻となったので眞衣は一度トイレへ。美波は先に入っててと残した。あのヘアピンだけじゃ無理だったかなと思った美波だけど遠くから翼が叫ぶ声。駆けつけて翼が美波を止める。
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留学しちゃう前に会っておきたかった話しておきたかった。美波のおかげで人生で一番楽しい時間が過ごせた、北見が好きになった。次に帰って来るのがいつになるか分からないけどまた桜を見ようね。

え?留学は二週間ですが?
そっちのオチで来たかー!いや可能性としてはあった訳だけど、ここまで美波が深刻な様子を見せたから短くても一年じゃないかと思っていたよ。まあ確かに北海道から出た事の無い子が海外だからなあ。

二週間後、美波は元気に帰って来た。翼はこの日の為にセイコーマートの唐揚げを買っておいたのだが、ホームルーム中に二人であーんとかやったらひやかされるのではと思ったのに先生がホームルーム始まってるのに何食べてるんですかで済ませちゃったよ。

 

道産子ギャル、面白かった。北見の知らない魅力も伝えてくれた。
ただニュースによるとあのスキー場は今季で閉鎖になっちゃったそうで残念。

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ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する・第12話・最終回

ミシェルが見つかったと言う事でリーシェはそちらへ急行。そこはミシェルが兵士に対して「ここに宣言する」と言った場所だった。何を宣言するのか。それはこのあと分かった。

ミシェルは自身が発明した火薬は世界を大きく変革する力がある筈でそれをアルノルトに使って欲しかった。しかしリーシェは今このままアルノルトに火薬を渡しては戦争で人々を殺すのにか使わない。そしてそれでコヨルを征服する。だからアルノルトに会わせない様にしていたが、それを強行突破する為にミシェルはガルクハイン帝国の帝都で爆弾テロをやってみせようとした。

そこにテオドールが駆け込んで来てリーシェにOKの様なサインを送る。間に合ったかと思ったリーシェはミシェルへの説得に向かった。ミシェルの考えを変えるにはどうしたら良いのか。以前のループでは火薬は他に使い道は無いのかと問うた。問うのではない、自分がそれの別の使い道を示さねばミシェルの考えなど変わらない。

懐中時計は18時を指そうとしていた。恐らくその時刻に爆破テロが発動する筈だった。しかし発動したのは花火だった。ミシェルも驚いたしカイルも驚いた。なんだあの色のついた炎は。
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ああ、リーシェは金属粉を集めていたが、これに使うのか。炎色反応はリーシェも知っていたが、勿論ミシェルも知っていた。だが、それがこう使える、それは自分の発明した火薬と組み合わせる事によってこう使えるなどとは考えが及ばなかった。

火薬もミシェルも誰かを不幸にする為に存在しているのではない。それはこうやって示す。

もう夕暮れになっていた帝都に花火が打ち上がる。兵士もテオドールもそして侍女達も街の人々もこれまでに見た事のない光景が目の前に現出されていた。その下ではテオドール提供の優秀な人達が疲れ果てた様に花火の打ち上げを行っていた。頑張ったんだな。それにしてもよく出来たな。

花火の打ち上げの為の筒などはリーシェが作っておいた。そんなに時間あったのか。そして肝心のミシェルが爆弾テロを起こす為に仕掛けた場所は三度目の人生の時に計画書を見ていたので大体の場所が分かっていた。だからテオドール配下の者が発見出来た。問題はその後の火薬の処理だ。よくもまあ初めて見る火薬を花火に整形出来たものだ。
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優秀な臣下にテオドールは自慢げだったが、ここでローヴァインがやって来る。何しろ皇帝陛下の帝都でのテロ予告をした犯人なのだ、ミシェルは。それが起きなかったからと言って無罪ですとは言えない。拘束して取り調べをしない訳には行かない。

テオドールが言っても赦せない。
だがここで皇太子アルノルト登場。

先ほどの空に上った炎はコヨルの新技術を披露する為にやったものだ。それは私が把握していた行為だと言われると、怪しいテロ宣言ではなくなって来る。ただそれでもローヴァインは問い返さない訳にはいかな。コヨルの新技術をなぜここで披露するのか。

アルノルトは答える。我が国は今後コヨルと技術提携をする事にした。コヨルと同盟を結び、ガルクハインはコヨルに軍事支援を行いコヨルはガルクハインに技術支援を行う。それだけの技術があると言うのを帝都で示したのだ。そう言われてはローヴァインも納得するしかない。

でもあのアルノルトとカイルの物々しい兵士に囲まれた会談が同盟締結会談だったの?なぜ兵士が集まる必要があったのか。

カイルは聞いてなかったから、同盟の為の演出とは言ってもあんな騒動を起こすとは何事かとカイルはミシェルを叱る。でもミシェルは本当はもっと違う、爆弾テロをするつもりだったと言いかけたのをリーシェが止める。ここは叱られておいて下さい。そう言われてミシェルはもう考えが随分変わっていた。

アルノルトとしては温情ではない、これは利用しただけだ、リーシェに知られず始末しても良いのだと言うが、でもアルノルトが大事にしていた懐中時計の発明者はミシェルだと言われ、改めてミシェルの力を認めるアルノルト。アルノルトがミシェルの才能を知ったらきっと興味を持つ筈だとリーシェは思っていたのだ。

カイルは使命を果たし帰途へ。一緒にミシェルも帰る訳だが、ミシェルはやはりリーシェは弟子にしたかった。

さて、宝石商に頼んであった指輪が出来て届いていた。一緒にアルノルトと見たいと持って来たリーシェだが、アルノルトは見せる必要はないと言う。自分はリーシェに贈ればそれで良いのだ。でもリーシェはそれを受け入れない。自分の国では婚姻する花嫁は左手の薬指にはめる。アルノルトが付けてくれ。手袋ごしである必要はない、今すぐに。

まるで初めての行為の様に指輪をはめて貰い(初めてな訳だけど)、指に光る宝石はアルノルトの瞳と同じ色。自分の目が嫌いだと言っていたアルノルトも気分が良い。
参考資料

アルノルトにも変化が起きている。今度のループでは悲劇を回避したいリーシェは一歩進めた気になった。もっと変えるのはこの先の話。

 

ループ7回目でリーシェはやっとアルノルトを変えつつあると言う話だったね。

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舞台探訪・終末トレインどこへいく?・PVで登場した吾野宿

4月に始まるアニメ「終末トレインどこへいく?」の舞台が吾野だと言う噂を聞いてPVなどを見てみたらまさに吾野(吾野宿)。ヤマノススメ以来飯能の山には足繁く通っている私は吾野は何度も何度も行っているので見ただけで大体の場所は分かり、これはもう本放送前に行くしかないと言う事で行って来ました。

先ずはPV1から。
これは吾野駅の飯能方から下りる階段です。
参考資料
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こちらは反対に西武秩父方です。
参考資料
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これは吾野駅から吾野宿方面へ下りて高麗川を国道299号へ渡る「吾野駅前橋」です。
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次にPV2から。
ここは似てる場所があるのですが、住宅が違う。
わざと違えてるかも。
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PV3から。
ここは吾野宿から奥武蔵想像学園(東吾野小学校と西川小学校と吾野小学校の3校が近年統合されてた学校)へ向かう、高麗川を渡る橋です。この橋も近年これに架け替えられました。だから背景取材したのはそんなに昔では無い様です。
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これは吾野駅です。
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そして「ショートPV 知らない世界?編」から。
これは旧299号を吾野駅からしばし歩いた先です。
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ここは吾野駅から西武秩父方の一つ目の踏切、即ち吾野1号踏切です。
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吾野がアニメの舞台背景になったのは知ってる範囲では唯一「ステラのまほう」だけなのですが、今度は本格的に吾野が舞台になっていそうで楽しみで仕方ありません。

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薬屋のひとりごと・第24話・最終回

猫猫とのシャンチー勝負で強い酒のせいで負けた羅漢。ぶっ倒れた羅漢は緑青館に運ばれた。猫猫との約束では負けたら緑青館の妓女を一人身請けすると言うものだったから。それにしても目が覚めて猫猫からの薬を貰って頭が楽になって思い出してみればよく分からん男が猫猫の肩に何度も手を乗せたのは実にケシカラン。あいつは一体誰だ(分かってない)。
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猫猫から贈られたのは薬だけではない。青い薔薇も一本。薔薇は枯れても美しい。

前回ひょっとしてそれで羅漢は自力で気がつくかと思ったが、やはり遣り手婆から「あの子は死んだ」と断定されてはそこ迄気が付かなかった。

猫猫からは遣り手婆に話が行っていた。羅漢が妓女を一人身請けすると。うちの子は安くないよ、一人好きな子を選びなと言われる。羅漢も流石に銀十万は無理だが銀の二万や三万は積むよと言って妓女選びへ。

でも全員白い碁石にしか見えない。困ったものだ。だったらこれまで良くしてくれた梅梅に報いるべきかと梅梅の方へ向かうが、梅梅は選ぶ時はちゃんと選んで欲しいと扉の方へ行き、戸を開けた。

梅梅、猫猫から言われずとも分かっていたのだろうか。そちらはあの鳳仙が居る部屋に向かう扉だ。遣り手婆は焦る。勝手に開けるんじゃない。しかしそちらから聞こえて来た歌声を聴いてやっと羅漢は気づく。枯れても美しい薔薇、それが何を意味しているのかを。
転げまろぶ様に羅漢はそちらへ走る。そこには碁石ではない、人の顔をした妓女が、美しい妓女が居る。いや、梅毒のせいで本当はもう鼻も損壊していたかもしれない妓女だが、羅漢の目にはあの時の美しい鳳仙の姿に見える。これはただ単に目が眩んだのではなく、人の顔を認識できない羅漢なればこそ本当にそう認識したのだろう。彼女になら十万だろうと二十万だろうと払う。
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猫猫は壬氏の所へ戻る途中だった。しかし馬閃が急に呟いた「腹黒親娘め」何かと思ってそちらを見るとあの楼蘭妃と子昌だ。まあ何かあるのは分かるがむやみにこの辺で悪態をつかれても困る。巻き添えを食ったらどうするんだ。

壬氏の所へ戻った猫猫は心配してくれていた水蓮がこんなに痩せちゃってと食事を出して来て、それを食べながら壬氏に尋ねられる。羅漢を恨んでいないのか。そう、猫猫はどう思って今回の事をしたのだろう。

猫猫は嫌いではあったが憎んではいない。むしろ羅漢は鳳仙にはめられた方ではないか。子供を身籠ってもおろす方法はある。それをしなかったと言う事は受け入れたと言う事だ。何より月のものの周期は女の方が良く知っている。だからそれに合わせて手紙を書けば良い。

ただ羅漢が来られなかったのは誤算だったろう。だから指まで用意した。どちらかと言うと猫猫から見たら恨みがましいのは鳳仙ではなかろうか。
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ここで猫猫は壬氏に明かす。羅漢が壬氏と話をしたのはいつも執務室にいた時だけだろうと。あれは図々しいと言うよりそこに行かないと壬氏が分からないのだ。人の顔の識別が出来ないのだから。

ともあれ、猫猫はどこまで知っていたのだろうと思っていたが、羅門から聞いたり、或いは遣り手婆がどんなに秘密にしようとしても漏れる話であらまし知ってたんだな。それで鳳仙の最期は羅漢に任せようとしたのか。もう長くないだろうから。

猫猫の所には梅梅から比礼(ひれ)が送られて来た。花街では妓女が身請けされる時に規模に応じて華やかに送り出す宴が行われるらしい。その舞をしてやれと言うものだ。猫猫がいるのはどこかと思ったら城壁の上だった。

こんな時代でも夜に明るいのかと思ったら、それは鳳仙身請けの宴の灯りらしい。羅漢、どうやって金を用意したか知らないが七日七晩もやるとの事。

猫猫の舞の所に壬氏がやって来た。驚いた猫猫が城壁から落ちそうになったのを壬氏が受け止める。ただ例の脚の傷がまた開いたので猫猫が自分で縫おうとするのでそれを止めて猫猫を抱きかかえて城壁から飛び降りる。どこにそんな力があるんだ。

そのまま猫猫を抱きかかえて帰る途中、猫猫からのお願いがある。いや絶対何か壬氏がコケる内容だと思ったが、ああ、大黄か。

玉葉妃の所に戻った猫猫に、また壬氏がやって来る。頼みたい事があるのだが。いいでしょう、今度は何ですか?
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と言う事で来年のニ期を待て!
薬屋のひとりごと、謎解き物として楽しかった。
ニ期は愈々壬氏暗殺未遂事件に話が及ぶかな。

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佐々木とピーちゃん・第12話・最終回

星崎からの電話で対策局にヘリで駆け付けたら魔法少女に襲撃された対策局のビルは爆弾テロと言う名目で物々しく包囲されていた。そして迂闊に近寄ったらビル内部からの攻撃があって危うい所。ピーちゃんを連れて来ていないのであれが当たっていたらおしまいだったな。

ピーちゃんを連れて来なかったのは対策局にピーちゃんの事がバレたくなかったから。今までだって対策局は魔法少女と戦っていたのでまあ何とかなるのではと言う考えだったのだろう。

でも今回魔法少女マジカルピンクは他の魔法少女マジカルイエローと一緒に来ていてイエローの防御魔法は硬い。通常兵器が全く歯が立たない。

一区画隣に着陸した佐々木、さてどうしたものかとビルの中に入って様子を伺った。どうも通常の異能だとあの防御フィールドの中には干渉出来ないみたいだが、ひょっとしたらと佐々木は自分の魔法を試してみる事にした。いや、それうまく行くかどうか分からないうちに阿久津と連絡を取る?

阿久津は佐々木が監視カメラに向かってサインを送っているのを見て星崎に連絡した。そちらで攻撃を強くして魔法少女の注意を惹けと。それを聞いて星崎は自分の異能を使って防御フィールドに攻撃。でも歯が立たない。が、ここで佐々木が魔法を使う事を考えた。自分が何とかあの防御フィールドを解かせるからその後二人静が魔法少女を行動不能にして欲しい。でも殺さずに退散させる程度に。なかなか難しい注文。

佐々木は魔法を使う。最初は水玉が現れた程度かと思われたが、そこから水が溢れ出した。水を通さないから(あれ?待てよ水も通さない程の物理的な通過が出来ないのなら空気も通ってないのでは。だったら長時間そこに入っていたら酸欠になるのでは。魔法少女、酸素呼吸しなくても大丈夫なのか?いやいやその後水で溺れそうになるな)水は防御フィールドの中に溜まっていく。このままでは溺れてしまう。うん、やはり酸素呼吸は必要だよね魔法少女。
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だから防御フィールドの一部に穴を開けて水を排出しようとした。ところがそこを星崎が凍らせて塞ぐ。え?そんな事が出来るならそこを通して水を凍らせて魔法少女を身動き出来なくするとか、氷の刃をそこから作って魔法少女を貫くとか出来るのでは?

ともかく塞がれたからまた穴を開ける。でもそこも塞がれる。そんな事をしてるうちに開けた穴から二人静が手を突っ込んでマジカルピンクの生命力を吸い取る。死なない程度に。

ピンクが倒れたのでやむなくイエローは防御フィールドを解除した。イエローの攻撃では威力があまりないか、ピンクを抱えて退散した。

でも魔法少女を排除した二人静に対して対策局の隊員は銃を向ける。一般隊員は二人静は未だ敵の認識だけど星崎もそうなんだったっけ?

ここは阿久津が登場して隊員達を制御。阿久津は二人静の力を認めたし今回の活躍もそうだし、そして多分前回の漆黒の堕天使からの連絡もあったろうから今回で正式に対策局の局員に内定した。入局教育は佐々木君にお願いするね。晴れて公務員になれて喜ぶ二人静。
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その後は佐々木と阿久津の二人だけの話。阿久津からは今後の二人静の教育の話だけどでも二人の腹のさぐりあい。特にここに来るまでに何かあったよねと阿久津に言われ、いや知ってるくせにと思ったが、組織に襲われたから遅くなったと答える佐々木。ともあれ報告書の提出で済んだ。

コンビニで買い物してアパートに戻ったら例によってお隣さんが玄関の前に居た。お隣さんからは佐々木の部屋で話し声が聞こえると言われてしまい、これはまずいなと思ったけど表向きは「男の」友達が来てうるさくしちゃったねと言う事にしておく。お隣さん、人の出入りに注意してる筈だから疑問は持ったろうがここはこれまで。

部屋に戻ってから買って来たシャリアピンな肉でしゃぶしゃぶではなくすき焼きを作る。両者の間で材料も調味料も結構違うと思うけどよくぞ変更出来た。ピーちゃんとすき焼きを堪能してここまでの事を回想した。

でもピーちゃんと話をしていたら隣から壁ドン。でもあの子は壁ドンする様な子じゃないと思うのだが。じゃあテレビをつけて音をごまかそうとしたらニュースをやっていて、リザードマンが出現したのをやっている。当然阿久津から電話。

隣では「悪魔」が出現してお隣さんに「天使の使徒?」と戦えと言う。
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え?これで終わり?少なくとも今クールではお隣さんは何の存在意義も無かった。
なんだかなー。現時点で公式X見たけど続編とか第二クールとか何も触れてないし。
佐々木とピーちゃん、始まった時はもうちょっとバケると期待したんだけど。

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ダンジョン飯・第12話

ファリンは骨になっていた。センシのみならず私もそう思う。私は無理だと思った。チルチャック曰く前例が無い訳ではないとの事。まだ望みはある。

望みがあるのなら、ライオスは骨を拾い出した。ワーグの骨も混じっているから全部。そして骨を蘇生所に持って行く。それをマルシルは止めた。それはダメだ。狂乱の魔術師による呪いは確かにダンジョンで死んだ場合身体が残っていればそれに霊魂が縛られて蘇生出来るが、残っていなければ霊魂は離れてしまう。では残っていな状態とは?そう、肉体の状態が不完全になればなる程呪縛が離れる。ここで蘇生所に持って帰るのはそれを話してしまう事になりかねない。蘇生が失敗する大きな理由の一つはそれだ。

だから蘇生はここで行わねばならない。蘇生術師をこの場に連れて来る。そして蘇生には損傷の倍以上のカロリー(供物)が必要。その二つをここに持って来る?

だから蘇生術は自分がやるとマルシルは言う。そして供物はここに大量にある。赤龍の死体だ。

マルシルが蘇生魔法を出来るなんて聞いてないとチルチャックが言うと、マルシルはそれに答えた。怖がらせるかもしれから言ってなかったが、自分は本当の専門は現代では禁忌とされた古代魔術だ。ああ、ファリンの魔法は天性の才能だろうけど、じゃあ学園一の才能と言われたマルシルがなぜ普通の魔法使い程度なのかと思ったら、研究の主力をそちらに注いでいたのか。

センシは黒魔術かやめておけと言うが、ライオスはファリンが生き返るならやってくれと頼んだ。

魔法陣は書いた。ファリンの身体をなるべく完全に元に近づける必要がある。ワーグと混じってしまった骨を綺麗に選別して組み立てるのはこれは大変だろう。ライオスはワーグの骨を修復すると言い出した。チルチャック達は驚くが、でも理由はあるよね。ワーグの骨を組み立てられると言う事は残ったのはファリンの骨なのだから。

かと言って解剖学的知識が無いと難しい。例えば私では全く無理。幸いマルシルはよく知っている。そしてライオスは魔物を倒した経験からワーグはある程度分かる。これで何とか完成した。

ワーグも生き返らないか?それは無い。呪いは人間にだけかかる。

マルシルの黒魔術が始まった。
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おお、肉体が戻りだしたぞ。
ひととおり終わってマルシルは倒れた。魔力を使い果たしたか。

赤い肉体にライオスが近づいたらファリンが蘇った。気道に入った血を吐き出したらライオスを認識出来て「おにいさん」とも言える程になった。

気がついたマルシル、ファリンに抱きついた。良かった生き返った。
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マルシル、あの学園の時以来のファリンとの親友だからね。

生き返ったらファリンのお腹が空いていた。さあダンジョン飯だ。
ファリンとマルシルは血だらけになった身体をまずは洗おう。マルシルが魔力切れだからとファリンが魔力を送ろうとしたが、そんなに魔力があるのがちょっと気になる。

それは置いておいてファリンは自分を助ける為にみんなが犠牲になっていないか気になった。特にマルシルにあんな魔法陣を書かせたのは大丈夫なのか。

風呂の外のチルチャックはマルシルが黒魔術を使ったのが気になっていた。ライオスは迷宮での黒魔術の研究をしたいからと言うのまでは聞いていた。そうか、金に困ってる風でもないエルフがなぜ迷宮探査などしてるのかと思ったらそうだったのか。まさかダークエルフじゃないだろうなと。

背後から誰がダークエルフだって?と怒った顔のマルシル出現。
でもこの世界、ダークエルフは危険な存在なの?

そう言えばこの場にセンシが居ない。龍の方に料理をしに行った。それはヤバい。だってファリンを探す時に燃料袋をさばいたではないか。あんな場所で火を使ったらどうなるか。走って止めに行ったが、一瞬間に合わなかった。龍の燃料が大爆発。あれ?でもセンシが無事?まさか流石のドワーフ?

と思ったら違う。爆発した跡がみんなが居る場所だけ避けている。ファリンが咄嗟に魔法で防御したのだ。無詠唱で。ほら、なんだかちょっとおかしぞ。
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ともあれ龍の身体には着火した。これを利用しよう。センシ、抜け目ない。火が着いた龍の身体をかまどにしたぞ。こうしてドラゴンテールスープ、タマネギのピザパン、ローストレッドドラゴンの料理完成。チルチャックが龍の尻尾を料理する時にもったいないと言っていたが価値がそんなにある物なのか。

これを食べる。普段ならライオスがすぐさま食べるのだが、憚ったのはなぜかと思ったら、ファリンは未だ魔物料理と言うのを知らなかったのだ。普通はマルシルみたいに「食べられるかー!」な反応かもしれないが、ファリンはパクリと言って美味しいと喜んだ。じゃああとはみんなで、龍を味わう。

魔物を食べながら来たのを話してると、あの動く鎧の話にも及ぶ。したがってあのケン助も明かす事に。便利だし他の武器が無かったから今まで使って来たが、あくまでも魔物。最終的には処分するしかない。

マルシルも、そしてライオスも、ファリンとの再会を改めて喜んだ。
今回が最終回ならこれでめでたしめでたし、なんだが、このアニメは2クール。

そしてやはり何かあった。
チルチャックに心配されたまさにダークエルフみたいなのがマルシルが書いた黒魔術の魔法陣を見つける。

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魔法少女にあこがれて・第12話

ロードエノルメとの戦いで街が壊れてしまってトレスマジアが街の修復をしてる。ヴァーツが民間にやらせるのは忍びないと言うが、いやトレスマジアに何の責任も無いだろ。どちらかと言うとエノルミータの内紛なのだからそちらが....いや、悪の組織がそんな補償する訳ないか。

その頃、ナハトベースでは新生エノルミータの会議が行われていた。変な役職名が付いてるが、キウィが付けたのか。そして総帥のうてながすっかり脱力していた。いやもう、どうしたら良いのか、総帥なんかにされてと。でも根本的な理由はロードエノルメとの戦いで彼女を幼女に認識変換したのが脳に負荷がかかりすぎたのだそうだ。しかもロードエノルメが倒した魔法少女達は帰って来ないのも辛い。そう言えば最近トレスマジア見てないのも辛い。しかもマジアアズールがあれで折れちゃっていたらどうしよう、ってそこ気にしてるのか!
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でも真珠とネモはマジアアズールを見てるのだ。あのロードエノルメの魔物との戦いの時、一撃で魔物を消し去ったのを。さらにマジアアズールは今まで見た事のない姿に変身したんだと真珠が言いかけたらうてなが叫ぶ。てっきりそれは凄いとか言い出すのかと思ったら、
「ネタバレはやめろ!」

ワロタ

このうてなにヴェナリータがトレスマジアは今街の修復してるよと教えたので、早速見に行こうとはしゃいで出て行く。一体なんの時間だったのかと思う真珠。ごもっとも。

うてなは修復工事現場をそっと覗いてみた。なんだかちっこいのが修復工事している。自分達が壊したとちっこいのを手伝おうとしたら、そこをマジアアズールが発見。マジアアズール、変身していないうてなをただの同級生と認識している。

直接推しと会えたうてなが鼻血。握手も出来て、脱皮出来たらこの手を保存したい。

マジアアズールに言わせると悪の組織と戦って街や人々を守るのは自分達の役割だから修復してると言うけど、そこまで責任を持つ事では。ともかく、こんな事がまた起きてはいけない。だからもうエノルミータの好きにはさせない。

良かった!マジアアズールは折れていない。魔法少女は折れない!うてな喜びすぎる。
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街は修復された。これもあなたのおかげよと言うマジアアズール、うてなを見知っていないフリをしてうてなさんって言うんだよねと。推しに認知されて感激のうてな。でもマジアアズールが疲れているのを見てマッサージしてあげましょうと。あれ?危なくないか?その素の姿で暴走したら。

で、暴走しちゃいました。これAVマッサージ?
でも普通の人間の状態のうてなにされるがままって事はマジアアズールは相変わらずこの方向からの責めには弱い。

でもうてな、最後の最後になる直前で我を取り戻した。危なかった、変身アイテム持ってなくて良かった。

しかしこれでマジアベーゼ総帥の気持ちは決まった。今後の活動方針。
先日トレスマジアの一名から重大な言葉を聞いた。エノルミータの好きにはさせないと言われた。だったらエノルミータとしてどうするか。全力と魔法少女と戦い良いところで撤退して悪役を極める。それ、以前からのマジアベーゼのやりたかった事。

キウィとかはそれで良いんだけど、アイドルになる為の世界征服を目指していた真珠としては困る。まあ以前とは違ってサクラ無しで歌を歌えるんだけどね。

うてなとキウィと、そしてこりすはおもちゃ屋に来ていた。先日のロードエノルメとの戦いでぬいぐるみをかなり損傷したその代わりを買いに来ていた。そこにはるかと、三人の小さい子。はるかの妹、三つ子だそうだ。

はるかの子供か!と思ったキウィ、こりすの為のおもちゃを見繕って戻って来た。でもその怪獣と変身ロッド。最初はジト目だったこりすだけどはるかの妹達と遊んでいるうちにこれがどうやら気に入った。気に入ってしまって変身して怪獣を巨大化させてしまった。
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怪獣出現。マジアベーゼは折角直した街を壊さないでと誘導するが、この反応を感知したトレスマジア参上。やたー、トレスマジア来たよと喜ぶマジアベーゼ。そしてマジアマゼンタに変身ロッドを向けるネロアリス。これでマジアマゼンタが巨大ヒーローになった。当然下から見える。

この様子を見たマジアベーゼ、このままではネロアリスが危ない。いや、マジアマゼンタを巨大化したのネロアリスなんだけど。ともかくネロアリスを助けよう。何するのかと思ったらマジアマゼンタの服の中に潜り込んで攻撃。マジアアズールもマジアマゼンタを助けねばとマジアサルファを連れてマジアマゼンタの服の中へ。そんな所で暴れたらマジアマゼンタが!

最後にはマジアマゼンタのぱんつが破れていい加減にせーよ力でマジアベーゼ達をふっ飛ばした。うん、悪役らしい退場。

こんな日々がうてなの望んだ日々。

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悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~・第11話

アリシアをはじめエドウィン王子達三人も順調にレベルが上がってる。魔王討伐の準備は出来つつあった。

しかしユミエラの身辺で異常が起き始めた。まずは王室の魔道具開発部の者だと言う男が来て、新しい魔道具のテストに協力して欲しいと言われる。学園長の許可も取ってあると言って教室へ連れて行く。この辺の様子で学園長が立ち会わないのは変だなと思って見ていた。

魔道具をつけてユミエラが魔力を出そうとしても出せない。成程、魔道具としては優秀だった。それを見た男は今だと言って暗殺者を呼ぶが、ユミエラは魔力がレベル99なだけではなく腕力もレベル99で、魔道具を物理的に破壊してしまう。
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今更冗談ですなどとは聞かない。学園長から君を襲うとは命知らずと言われたが、ただ、学園に易易と入って来られるので、誰か手引した者が居るのだろうから気をつけなさいとも言われる。

夜に寝ていると剣を突き刺そうとする暗殺者も出現。剣が曲がるけど。

そんな訳で迷惑な話だとパトリックに話していたら、そこを矢で狙った者も居た。自分だけならまだしもパトリックに何かあったらどうするのかと怒るユミエラ。

ユミエラは簡単に暗殺者を退けているが、それで良いのかと言うパトリック。常に襲われる気持ちはどうなのか。自分が側で守りたいとパトリックが言うのだが、そう言われてユミエラは気がついた。これは魔物とやるかやられるかで戦っている時の高揚感。

学園に居ると他の生徒に危険が及ぶかもしれないとユミエラは街へ出かけた。すると一人の子供が仲間に入れないで遠くから子供達が遊んでいるのを眺めている場面に出くわす。どうも髪の毛の色が濃いとこの国ではやはりああやって疎外されるのだ。ユミエラはその子に声をかけ、自分はこんなに黒い髪の毛だけど話相手の友達も出来た。もっと前に自分から声をかけたらそうなれたかもしれないと教えた。

ここにもユミエラに対する刺客が来た。今度はならず者を雇ったみたいだが、こんな連中はチョチョイのチョイである。締め上げるのを見せるのは子供の教育に悪いので、そのまま連れ去る。残った子供達は黒髪のねーちゃんカッコいいと言う気持ちになってあの子もみんなの中に入れたみたいだ。

結局あの連中は何も知らずに金だけ受け取って襲って来ただけ。そんな話をお茶の時にリタに話していたが、お茶を飲んだら何だか味がおかしい。リタを問い詰めたら実は妹が人質になっていて毒を入れる様に命令されていたのだ。一滴飲むと死ぬ毒を。それを毎日数滴。ユミエラ、毒耐性もあるのか。
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リタに命令していたのはユミエラの両親。なればその妹を助けに行きましょうと、リューに乗ってドルクネス家の屋敷へ。先ずはリタの妹サラの安全を確保した。妹が助かったのなら自分はどうなってもと言うリタだが、ユミエラにそんな気は無いって。

そして両親の所へ行く。ユミエラの両親はユミエラの姿さえ忘れていた。娘が勝手に国王派について、しかも反国王派が目論んでいる他国への侵略計画の為の軍隊を上回る軍事力増強をしている(それ魔王討伐軍なんだけど)。おかげで自分達は反国王派の中で肩身が狭くなってしまった。だからユミエラを殺そうとしたのだ。

なんと言う両親だろうか。親として失格以前に人間として失格だ。こいつらをどうするかと思ったユミエラ、父に今すぐ爵位を譲れと言う。抵抗する二人にそれでは今すぐブラックホールに飲み込まれるかそれとも軟禁を選ぶかどちらかにしろと迫る。これには両親も従うしかなかった。

爵位を譲り受けて、国王からはこの先は茨の道だぞと言われるが、領地で出来る事からして行くつもりだ。あの濃い髪の毛の子が疎外されている場面で、自分が活躍する事で髪の毛の色に関する偏見を、先ずは領地から無くして行こうと決めたのだ。ああ、あの話は爵位を奪う行動に繋がったのか。

国王は魔王の復活に関する触れを出し、この時の為に準備していた討伐軍で魔王を倒すと宣言する。

パトリックは自分もユミエラと一緒に行きたいと言う。でもパトリックは軍を指揮する側で頑張って貰いたいユミエラ。それにしてもレベル60迄上げたとかどうしてそこまで頑張ったのかと聞くと、例のユミエラが自分より強い男が好みだと言うのを聞いてレベル上げに励んだのだと明かす。この辺から雲で月が陰って暗くなったので、何か不吉な展開かなと思ったが、そうじゃない。パトリックの告白に応える繋がる展開だった。
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自分より強い男と言うのはただの逃げ口上だったのにと思ったユミエラ。その頃にはもう真っ暗になったが、そこでおもむろにジャンケンを求める。ただ真っ暗になったからパトリックはどちらが勝ったのか見えないと言うと、ユミエラはあなたの勝ちよと言う。ユミエラが勝ってるのに。ジャンケンはあなたが強い。自分より強い人が好き。とうとうユミエラさん、パトリックの恋心を正面から受け止めたか。

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道産子ギャルはなまらめんこい・第11話

美波からゴールデンウィークに一日空けておいてねと言われた翼。今日がその日で待ち合わせは北見駅前。おや、列車に乗ってどこかに行くんですかね。一日がかりで。

美波は母に車で送って貰って、その美波を今日はなまらめんこい、頑張っておいでみたいな感じで送り出す。母も美波のある覚悟を分かってる模様。
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到着迄はどこか教えないと言う美波と先ずは列車に乗って行く。進行方向左手に川みたいなのが見えているのでこれは網走方面だ。三時間かかると言っていたがどこだろう。そして私も行った事のある網走駅で下車。40年以上前と変わっていないので安心したと言うか。

網走で一旦腹ごしらえ。鯛焼きカフェあずきへ。ここが選ばれた理由は分からないけど、網走市街地だから駅からちょっと離れてる。網走駅は所謂繁華街から離れてるんだよね。だから自転車で。

今日の美波はグイグイ来る。鯛焼き食べながら耳を赤くする翼。別のお土産の店に行ったのかなと最初は思ったけどどうやらカフェにお土産コーナーがあるらしく美波はそこで髪留めを翼のオススメのハート型のを買ったが、その時に翼がミサンガをじっと見ていたからなるほどプレゼントするのだろうと思った。

さて網走から次はどっちへと思ったらバスに乗って大空町へ。あれ?女満別方面って戻るのでは?と思って見ていると何だかピンク色の一帯の場所に来た。

ひがしもこと芝桜公園だそうだ。こう言うのがあるのは知らなかった。網走に行ったのは昭和50年代前半で、このひがしもこと芝桜公園の歴史を見たら昭和52年から中鉢末吉さんと言う人が独りでコツコツ始めたのがきっかけだそうだ(https://shibazakura.net/guide/history/#)。

美波はエモいエモいと盛んに写真に撮っている。以前翼が北海道の桜を見てみたいと言った頃に、幼い頃一度来たここを思い出して翼に見せたかったのだそうだ。あまりの事に言葉を失っている翼を見て、あれ?ひょっとしてはずした?とか思った美波だけど、嬉しくて言葉に詰まっていたんだ。

それじゃ一緒に写真に写ろうと言う事で近くに来た老夫婦に撮って貰った。背景は神社で、お参りして行こうと言うけど、ご利益は子宝?それは意識してしまう翼。美波から何十年後もまた来ようねと言われるとそれをどう理解して良いものやら。
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公園ではライブ演奏がオーイシマサヨシがライブしてるぞ。そんなこんなをしてると夕暮れが近づいて来た。ソフトを食べて、もうそろそろ帰るかと言うタイミングで翼はあのカフェで買ったミサンガをプレゼントする。

見つめ合う二人の横を親子連れが通る。あれが親子なら自分たちは傍から見たらどう見えるんだろう。そんな問いを美波にされたら翼は返答に困る。即答で恋人?とかなら別の意味でごまかせたかもしれいけど、ちょっと詰まって頭がグルグルした結果「仲の良い友達」って答えてしまった。

でも答えてしまって翼は気づく。美波にこんな顔させちゃって。
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翼、即座に分かっている。自分は逃げたんだ。肝心なところで逃げてしまった。さっきまで近くに居た美波が遠くに行ってしまいそうだ。言い直そうとした、その時に美波が言う。

来週から居なくなる。海外留学すると言うのだ。言っていたね、美容系の仕事したい、その為には留学だってしたい、あの時は随分大きい事を言ったなと思ったけど本当に決心したんだ。

美波は翼を見ていたから自分の決心がついたと言う、自分も頑張らなくちゃ変わらなくちゃと。

そう言われてついに翼は美波を抱きしめる。
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どうすんのよ、この後。
最終回はあれから数年後とか?

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ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する・第11話

リーシェがコヨルが滅ぶ未来を防ぐ為に何とかしようと考えている。火薬をアルノルトに渡すと戦争に使われてしまう。ミシェルの目的は火薬が世界にどれほどの影響を与えるかを知る事。え?そっち?前回の印象では火薬で世界を破壊してみるのが目的かと思っていた。世界への影響の方が重点なら別の使い道があるよ。丁度コヨルは地下資源が枯渇しかけていると言っていたじゃないか。それには使えば良いんだよ。火薬のもたらす変革と、コヨルが救われる未来と両立するじゃないか。
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ともかくそんな事を考えながらリーシェはドイツ語でメモを取っていた。
ふと外を見ると沢山のホタル。川辺でもなく、こんな高いバルコニー迄飛んで来るので現世日本のホタルとはかなり生態が違うのだろう。

などとホタルを愛でていたらアルノルトもバルコニーに出て来た。アルノルトはホタルの光が戦の松明に見えたのだ。そしてリーシェに駆除して欲しいのなら駆除すると言い出した。

ホタルがアルノルトの方に多く飛ぶのでそれを羨ましがったらだったらこっちへ来いと言われ、リーシェはバルコニーからバルコニーに飛び移る。相変わらずおもしれー女だ。

アルノルトの目を輝かせるホタルの光。リーシェはそれを綺麗な瞳だと言うが、アルノルトはこれは父皇帝と同じだ、忌まわしい目だと言う。えぐり出したい程だと言うアルノルトと父皇帝の間の確執は何なのだ。過去のループでは悉くアルノルトは父皇帝を殺してるみたいだが。

その目はホタルの光を戦場の松明に見せるし、リーシェが好む皇都の景色も好きではない。そう言う目だと言う。でもその見方は親から受け継いだ物ではないとリーシェは言う。ならばこれから別の見方を学べば良いと言うのだ。しかしそんなリーシェにそんな事は起きないだろうとアルノルトは言う。リーシェもそうだ。自分の障害になるならお前も切り捨てる。コヨルの件で何か画策してる様だが邪魔になると知ったら斬る。

でもリーシェはそうしたいのならそうして貰って構わない。だが、自分は何度だってまたアルノルトの前に現れる(ループしてるからね)。妃になれないのなら侍女として騎士見習いとして薬師として。
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なんて奴だとアルノルトは思ったろう。

ミシェルの方にはテオドールの手下がつけていた。ああ、テオドールの手下なら顔は知られていまい。でもあれだけしつこいとすぐバレるぞ。

カイルはもう一度アルノルトとの面会の約束を取り付けていた。リーシェはコヨルの金属粉を頼んでいた様だがどうするつもりか。

その面会の場にリーシェも居る。アルノルトは同じ話なら聞くつもりはないと威嚇して来る。リーシェはアルノルトに今日の自分は何が違うと思うかと聞く。リーシェはアルノルトが見た事の無い宝飾品を身に着けていた。これがコヨルの技術。でもこれだけじゃね。

次にリーシェは懐中時計を取り出した。それは以前アルノルトがリーシェに貸した懐中時計..ではない。これはコヨルの宝飾職人が複製した物。この世界、時計を作るのはかなり大変らしい。それをコヨルの職人は作れる。時計があったら世界が変わるのではないか。そしてその技術があったらもっと違う物に応用出来るのではないか。リーシェは馬の要らない馬車、風の要らない船。いや動力はどうすんの。でもそれが出来るなら戦争には役に立つ。

確かにコヨルの職人の技術は凄いだろう。でもそれは単にガルクハインがコヨルを併呑すれば良いだけではないか。そう思ったが、アルノルトも同じだった。そしてこんなリーシェの入れ知恵を頼りにノコノコやって来たのか、王族としてそれはどうなのだとアルノルトは言う。
参考資料

そう罵倒されてもカイルは引かない。自分が愚かだったのはただ単にガルクハインに頼って守って欲しいと思った点であって、手を携える姿勢だった。

交渉がこのままではまとまらないかもしれない時にテオドールが入って来る。他国の王族との話し合いの席に入って来るのはいささか乱暴だが、テオドールのしたかった事はリーシェに緊急事態を知らせたかったのだ。それを察してリーシェはテオドールと部屋の外に出る。

残されたアルノルトとカイル。アルノルトは部屋に近衛兵を入れて、どうするつもりか。

それは置いてテオドールとリーシェはミシェルが見つかったと言う報告を受けてそちらへ。

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薬屋のひとりごと・第23話

猫猫が羅漢に対して勝負に出た。もう逃げない。
勝負とはシャンチー(象棋)で所謂将棋。羅漢は既に前回も描かれたが人を駒として動かすのには長けている。それで軍師となった。だから本当なら猫猫がシャンチーで羅漢に勝てる筈が無い。なのに勝負を挑むのだ。

ルールは5回やって3勝した方の勝ち。買ったほうの要求を負けた方はのむ。羅漢は可愛い娘の要求なので喜んで乗った。それに勝負はシャンチーだし。羅漢が勝った場合の要求は猫猫がうちの子として戻って来いと言うもの。色をなす壬氏だが高順が止める。

猫猫はそれを受け入れて、猫猫が勝った場合の要求は緑青館から妓女を一人身請けして欲しいと言うものだ。羅漢には意味が分からなかったが良いだろうと飲んだ。

もう二つルールがある。このカップに飲み物(壬氏の感想では匂いからしてキツめの蒸留酒かと思った)を均等に入れてある。さらにそこに薬を入れる。この薬は三杯迄飲むと猛毒になると言う。一敗したら一杯飲む。そしてもう一つ、どんな理由であろうと試合を放棄したら勝数と無関係にその場で負け。
参考資料

壬氏はこれにはどんな駆け引きの意味があるのだろうかと思った。負けたら死ぬかもしれない、そんな脅しに羅漢は動揺する様な男ではない。私は薬と聞いて、毒薬にかなりの耐性がある猫猫には三杯では効かないが羅漢には効くのではと思った。結果的にはこの予想の範囲内ではあった。ただ「猛毒」の印象とはちょっと違ったが。

試合は予想に違わず羅漢が圧倒的に強くて忽ち猫猫がニ敗。だからあの薬入りの飲み物をニ杯飲む。そして三回目。ここで羅漢が手を抜いて猫猫が勝った。羅漢は嬉しそうに飲み物を飲む。

これで全体の勝ち負けは明らかになる筈だった。羅漢が飲んで酷い味がしたらそれは薬が入っている証拠。ならば次に羅漢が勝っても猫猫には結果的に最悪でも薬入りの飲み物はニ杯しか行かない。だから遠慮なく勝ちに行ける。もし何ともなかったら次も負けてみせれば良い。そして飲んで薬入りだったら最後の勝負も遠慮なく勝ちに行けば良い。あれ?でもニ回とも普通の味だったら?それで最後の勝負に勝ちに行ったら猫猫が猛毒を飲む事になるよ。まあ高い確率に賭けたのかもしれない。

しかしこの一杯で羅漢に異変が起きるのだ。頭がクラクラして倒れてしまった。高順と壬氏が慌てるが、猫猫は大丈夫、ただ酒に酔っただけだと言う。確かにその様に見えた。猫猫の種明かしによると羅漢は下戸で酒に弱いのだそうだ。ここで壬氏が思い出した。壬氏の所に来て羅漢がいつも飲んでいたのは果汁ばかりだった。え?そうだったの?てっきり酒かと思っていたよ。

猫猫が入れた薬は「百薬の長」の薬で、強い酒だったのだ。

酔い潰れている羅漢の頭に浮かぶ過去の話。羅漢は幼い頃から人間の顔が識別出来なかった。だから誰が誰なのかが分からない。父親は子供に諦めて愛人の家に通う様になる。放置された羅漢は碁とシャンチーにだけのめり込んだ。だがあの羅門、羅漢の叔父だけは違う。羅漢が人間を認知出来ないのならシャンチーなどの駒だと思ってあとは着てる物や体格で識別しろと言う。

それで大人になったら人を駒として使える軍師として認められる。偶々行った妓楼で、やはり碁やシャンチーが無敗の妓女鳳仙と対戦する。その鳳仙のしていた爪色が鮮やかな色だった。試合は鳳仙の勝ち。これには驚いたし面白かった羅漢。この時初めて人間の顔が、その鳳仙だけが見えた。
参考資料

こうして羅漢は妓楼に何年も通う。そして碁とシャンチーを繰り返す。一方鳳仙の方はその技量から高い妓女になって行く。こうなると売り惜しみがされ、これがその筋の好事家が求める物となる。こうして身請け料は極端に高くなり、羅漢が払える物ではなくなった。

鳳仙の方も羅漢が次にいつ来られるか聞く様になる。そしてある日、鳳仙は賭けをしようと言う。勝った方が欲しい物を言う。負けた方はそれを与える。そしてその夜、二人は添い遂げる。ああ、この時か、猫猫を身ごもったのは。

妓女の価値を下げるにはどうするのか。それは子を孕ませる事だ。そう猫猫が言った時はてっきり羅漢が高い妓女の価値を下げる為に無理矢理犯したのかと思ったのだが、全然違った。そう言う事だったのか。

その頃、例の事件で羅門が後宮の医官から追放される。羅漢の父(恐らく一族の長)は怒り狂う。一族の面汚しめ。これが羅漢にまで及ぶ。羅漢が羅門と親しかった。下手に今官に居ると類が及ぶかもしれない。暫く遊学していろ。

この時羅漢は遊学はせいぜい半年だろうと思っていた。それは鳳仙と会える間隔程度。しかし三年もかかった。

あ、これ、落語にある話と同じだ。題名忘れたけど、若旦那が遊郭に通って花魁と恋仲になるものの、父親に怒られて真っ当な人間になるまでは家から出せぬと言われ、でも若旦那は花魁と添い遂げたかったからしっかり謹慎して父親に認められようとした。その間、花魁からの手紙が若旦那に送られたがそれは全部途中で封じられた。若旦那は来ず手紙の返事も来ない花魁はとうとう恋患って最後には死んでしまう。そうとは知らず謹慎が解けた若旦那が遊郭に行ったものの、遣り手婆からは若旦那が殺したも同然と言われてしまうのだ。予想通り同じ事が羅漢に起きた。

羅漢が家に帰ってみると手紙が沢山届いている。そして何か土塊の様なものが二本。あ、これは指だ。羅漢は気がついた、身請け話が破談になった、そして送られて来た二本。鳳仙はあの時に妊娠し、だから身請け話は破談になる。そして普通の妓女として客を取る事になってそして病気を移される。

慌てて駆け付けた緑青館で遣り手婆から箒で散々殴られる。今更何をしに来たのか。鳳仙ならもう居ない!(居るんだけどね。でもこれで羅漢は緑青館にはもう鳳仙が居ないと思ってしまう)
参考資料

酔い潰れた羅漢は緑青館に連れて来られていた。鳳仙の禿をしていた梅梅が看病してくれていた。梅梅がくれた薬は酷く苦かったが猫猫が作ってくれた薬だと知ると喜ぶ。本質的に親ばかなんだよ。

そしてもう一つ猫猫が置いて行った物がある。青い枯れた薔薇。何だこれは。梅梅が呟く。枯れたとしても形が保たれるんですね。羅漢にこの意味が通じただろうか。猫猫との勝負に負けた羅漢は緑青館で身請けする妓女を選ぶ。でも勝負をすると決めた時に鳳仙が緑青館に居るとは全く知らない羅漢。あれ?待てよ。猫猫はこの経緯をどこまで知ってるんだ。全部知ってるのか?それとも部分だけ?鳳仙の事は緑青館で聞いたかもしれない。一方で羅漢の事情は緑青館に居るだけでは知らない。だから一方的に恨んでいるのかもしれない。

どうやら今シリーズはこれで話が区切るのか。
壬氏暗殺未遂事件の犯人の方は持ち越しか。

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佐々木とピーちゃん・第11話

二人静から助けを求める電話があって駆け付けてみるとそこは激しい銃撃の跡。何だこれはと思っていたら、佐々木に銃弾が飛んで来た。ピーちゃんのおかげでこれは防げて、そしてその後になだれ込んで来た連中の激しい銃撃も全て難なく弾き返す。

そうしておいて二人静の居場所を探って入ってみたら確かにそこに居た。二人静は「組織」から抜けて対策局に入った訳だが、やはり抜けた人間には報復があったか。佐々木とピーちゃんが来たら脱出は簡単だが、二人静はこれは良い機会だとも言う。

阿久津から本当に組織を抜けた証拠として組織の或る者を始末して見せろと言われていた。そいつが出て来たら殺れる機会だ。

だがやって来たのは目的のヤツではない。二人静が彼を見て即座に逃げようと言う。あいつはまずい。想像した物を具現化すると言う能力を持っている組織のトップだ。

そしてその具現化能力で二人静を具現化する。これは大変厄介だ。コピーは何度でも出来そうに見える。
参考資料

と言う事でピーちゃんの転送魔法で倉庫へ脱出したが、そこにもあの「†漆黒の堕天使†」が追って来る。移動能力のある人間を具現化させて自分を運ばせたのだ。でも移動する能力は分かったが、ここがどうやって分かったのか。佐々木は嫌な予感がした。

漆黒の堕天使は自然現象は具現化出来ない。その筈だったのにまるでファイアボールみたいな攻撃をかけて来る。ピーちゃんが対峙してくれたのでこれは難なく消せるが、佐々木と二人静にはこのカラクリが分かった。漆黒の堕天使がしている指輪、あれはゲームの中で使われているさっきの攻撃が出来る指輪なのだ。こうなったら何でもアリだな。

しかし次の攻撃も防ぐ。一方でピーちゃんの攻撃を防ぐ指輪も出せる。こうなったら本気出しちゃうよと漆黒の堕天使が具現化したのは触れた物の存在を消す剣。これも二人静がゲームをやって知っていた。だから佐々木はそれをピーちゃんに忠告出来る。これで事前に知っていたのは良かったな。

そのおかげで不意に後ろから現れた者によって剣で刺されたピーちゃんだったが、能力返しの術で相手の存在の方が消えた。
参考資料

これを見て漆黒の堕天使は諦めた。やめたやめた。しかし立ち去ろうとした漆黒の堕天使に佐々木が交渉を開始する。

戻ったらあなたの方から二人静が確かに組織から抜けたと言うのを今回この場所を教えた相手に伝えてくれないか。この時の漆黒の堕天使の返事で彼と阿久津が昵懇の仲と言う訳でもないのが分かる。

さらには今後仲良くなれる関係になれないかと。自分の能力を口外しなかったら今後はあなた方には向かわないし、二人静のバックグラウンドは分かってるだろうと。

今回の件で二人静は本当に佐々木に助けられたから今後は協力を惜しまぬと言う。あの呪いによる強制ではなく、対等の関係が築けたね。
参考資料

さて今度は星崎が大変みたいですよ。
チラと出て放置されていた魔法少女も絡んでいて。

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春のアニメ新番組

令和6年4月の番組改変に合わせた録画計画メモ
参考資料

曜日時刻番組名開始
22:30東京MX神は遊戯に飢えている。4/1
23:00東京MX月が導く異世界道中 第二幕継続
24:00テレ東転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます4/1
24:30BS11Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ4/8
25:00BS11終末トレインどこへいく?4/1
25:30テレ東狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF4/1
26:00テレ東出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした4/1
23:30東京MXリンカイ!4/9
24:30BS11Unnamed Memory4/9
22:00東京MX声優ラジオのウラオモテ4/10
25:30BS11デート・ア・ライブV4/10
24:00東京MX怪異と乙女と神隠し4/10
24:00テレ東バーテンダー 神のグラス 4/3
25:00BS11この素晴らしい世界に祝福を!34/10
23:30BS11ダンジョン飯継続
23:56TBS花野井くんと恋の病4/4
24:00BS11ゆるキャン△ SEASON34/4
24:30BS11Re:Monster4/4
24:30東京MX魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?4/4
25:28TBS変人のサラダボウル4/4
21:54BS11にじよん あにめーしょん24/5
22:30東京MXアストロノオト4/5
23:00日テレ転生したらスライムだった件 第3期4/5
23:30BS11魔法科高校の劣等生 第3シーズン4/5
24:00BS11魔王学院の不適合者 Ⅱ ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ 2ndクール4/12
24:30BS11ガールズバンドクライ4/5
25:23テレ東アイドルマスター シャイニーカラーズ4/5
25:53TBSHIGHSPEED Etoile4/5
10:00テレ東オーイ!とんぼ4/6
22:00東京MXワンルーム、日当たり普通、天使つき。4/6
23:45Eテレ烏は主を選ばない4/6
25:00BS11夜のクラゲは泳げない4/6
25:30BS11THE NEW GATE4/13
25:30テレ朝ささやくように恋を唄う4/13
26:00テレ朝となりの妖怪さん4/6
17:00Eテレ響け!ユーフォニアム34/7
22:00東京MX死神坊ちゃんと黒メイド 第3期4/7
23:15フジ「鬼滅の刃」柱稽古編5/12
23:30TBS転生貴族、鑑定スキルで成り上がる4/7
23:45テレ東ブルーアーカイブ The Animation4/7
24:00BS11無職転生II ~異世界行ったら本気だす~ 第2クール4/7
25:05BS11じいさんばあさん若返る4/7

今期はゆるキャン△があります。声を聞かないと誰?と言う感じのキャラも居ますが。

それにしても本数多い。金曜深夜に8本とか何なの?そんなの半分以上切るに決まってるでしょ。消化しきれないんだから。個人的には一晩の適正本数は3本か多くて4本なのでここにリストアップした作品の半分は切る事になります。

絞った方が作品をじっくり楽しめる。

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ダンジョン飯・第11話

赤龍を倒す方法は決まった。崩壊させた建物の下敷きにさせて動けなくなった所を弱点の逆鱗を突く。その作戦に従ってマルシルは建物に呪文を刻み、崩壊の準備は出来た。でもマルシルのその独り言「これでいいんだよね」「絶対成功せせる」それはフラグなのでこれはそのままの作戦はダメか。
参考資料

流石におびき寄せて崩落、だけでは問題あると見て赤龍の注意を引いてブレスを吐き出させ疲れたところに建物を崩壊させる作戦だった。赤龍のブレスに対してはあの無敵のアダマントの鍋で防げば良い。確かにアダマントの鍋は赤龍のブレスにびくともしない。が、熱くはなる。焼けただれてライオスは鍋を取り落としてしまった。

ブレスを吐かせてアダマントの鍋で防御、これを繰り返してブレスのエネルギーを枯らすと言う作戦はここで崩壊。ライオス達はブレスを受けない様に街中をあちらこちらへ逃げるしかなくなった。

あれ?話が違う。動きが予定と違う。どうすんの?と悩むマルシル。そのうちに赤龍が崩壊させる建物に迫って来た。もう良いんだよねとマルシルは建物を爆破させて赤龍を下敷きにした。

やった!な筈なかった。
あんな巨大な赤龍が建物ごときで身動き出来なくなるとは思っていなかったよ。
参考資料

ライオス達は死んだふりをしていて、赤龍の逆鱗が目の前に来るのを待っていたがケン助が勝手に逃げた。所詮は魔物。そのつぶやきを聞いたチルチャック、何の話だと問い詰めるけど、事態はそんな状況ではない。

赤龍の下に入って脚やブレスの攻撃から逃れたが、そこからどうする。センシが斧で叩いたが斧が壊れるだけ。仕方ないこれを使えと包丁を出した。あらゆる魔物を切り裂けるミスリルの包丁。足に刺したら確かに鱗を貫通する。でもそんな程度の切り込みじゃどうにもならない。

暴れる赤龍を見てマルシルはどうしたらと迷っていた。

死力を尽くさねばやられるだけだとセンシが飛び出す。そしてあのケン助を取ろうとしたが赤龍に踏まれてしまった。次にチルチャック。チルチャックはミスリルの包丁で赤龍の左目を潰した。そしてチルチャックとセンシでケン助を拾い上げてライオスに投げた。だがそのまま瓦礫にやられて気絶。

ライオスはケン助とアダマント鍋を手に赤龍の逆鱗を突く為に一旦離脱した。そして運良くマルシルと遭遇。ライオスはマルシルにアダマント鍋の下で爆発を起こさせて自分を飛ばして欲しいと頼んだ。それで飛んで赤龍の頭に取り付く。あれ?マルシルの魔法は自分で飛ぶしか出来ない?いや、飛べないのか。少し浮かせる事が出来る程度か。

だが頭にとりついても逆鱗は喉の所にある。そこからどうやって逆鱗を貫くのか。それにはライオスは作戦があると言うのだ。ここではどうやるのか分からなかったな。

ともあれライオスの依頼どおりにマルシルはアダマント鍋の下で爆発を起こさせ、ライオスは赤龍の頭に取り付いた。大した事じゃない、ファリンの痛みに比べれば。ああそうか足を一本犠牲にして赤龍に噛ませ、それでぶら下がるから逆鱗を突けるのか。

見事にライオスは逆鱗を突いて赤龍を倒した。

でもBパート、ライオスの走馬灯が流れているぞ。幼い頃からライオスは冒険者の意気込みがあったし、そしてファリンはそれ以上に魔法の才能があった。霊の姿は見られるしそれを叩きつけられる。

ファリンは魔法を勉強したら色々な事が出来るぞ。外国に旅して困ってる人を助けられる。それを聞いたファリンはお兄ちゃんと一緒に行きたいと言った。でもそのあとライオスはファリンからもう一緒には行けないと言う姿を見た。ギリギリで三途の川を渡らなかったか。一方でファリンは彼岸の人に。

マルシルによってチルチャックとセンシの治癒をする。でも大怪我を短時間でやると痛みの副作用がある。そしてライオスの脚を見つけて治癒魔法を使ったら脚がくっついた。副作用あるけど。

赤龍は倒れた。ではミスリル包丁で腹を切り裂いて中身を確認しよう。身体がでかいから消化器迄は掘り進むしかない。まるで炭鉱の様に。そのうちに胃袋に辿り着いて引き出して裂いてみたが空っぽ。腸を裂いても空っぽ。

確かこのダンジョンは身体が残っていれば霊魂が離れられない魔術をかけられているので蘇生すると言っていたが、身体が何もなくなっていたらそれは叶わない。ライオスはブレスの燃料になる臓器の方を裂いた。中からドロっとした物が出て来る。消化された食べられた生き物の残骸。

中から髪の毛らしきもの、そして骨、さらにはファリンの杖が出て来た。
参考資料
そしてとうとうファリンの頭蓋骨。
うーん、やはり消化されるよね、何日もかかったら。

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魔法少女にあこがれて・第11話

ロードエノルメが作った魔物は攻撃しても消えない。これは作り出したロードエノルメ本人を倒さないと消えない。だからこの場はレオパルト達に任せてマジアベーゼが単身でナハトベースのロードエノルメの所へ向かった。

ロードエノルメの魔物に加えてシスタギガントが出現。シスタギガントを自分の方におびき寄せたレオパルト、今まで星無しだと思っていたのに服を暴いたらその中には星が三つ。今までと攻撃の威力が桁違い。シスタギガント、何故レオパルトが今まで星を隠していたのかと思ったが、攻撃中にレオパルトがおかしくなったのを見てさては魔力制御が出来ないから星無しにしていたんだなと指摘。その調子で行くとあなた死にますよ。

しかしレオパルト、これで死ぬ訳があるか。だってこれに勝ったらベーゼちゃんとホテルデートが待っているのだから。
参考資料
デートだけ?(をい
ともかくそれを想像しただけで力が漲るレオパルト。あれ?ひょっとして別れ際にマジアベーゼが軽くホテルを了解したのがまさかこんな形で効果を現す?

しかし無理がたたったのか、レオパルトの攻撃が当たらなくなって来た。悲しいですと言うシスタギガント、レオパルトを殴り倒してこれで終わりだと足を踏み込んだ途端、地面が崩れる。地下に嵌ったシスタギガント動けなくなった。これだけ暴れたら地面が維持出来る筈が無いだろ、今日の私は考えなしじゃないんだよ、ってこれも前回言っていた伏線の回収か。

動けなくなったシスタギガント、私の負けですぅと言うけどレオパルトはそんな嘘泣きもうやめろと銃を向けた。そしてカウントダウン。とうとうシスタギガントマジ泣き。レオパルトの方も弾切れ。勝ったけどね。

一方でナハトベースでのマジアベーゼとロードエノルメの戦い、ロードエノルメが押していた。拘束されてしまったマジアベーゼ。

ロードエノルメの魔物と戦っていたロコムジカとルベルブルーメは、ネロアリスのおかげでその魔物をドールハウスに抑えていたが、ネロアリスが時間切れ。おねむの時間となってしまい、変身が解けるとドールハウスも消滅して魔物が飛び出す。ロコムジカとルベルブルーメは襲われて変身が解けてしまったが、ここでとうとう魔法少女トレスマジア参上。三人は変身が解けてるからトレスマジアにバレてない。

ルベルブルーメ達は今までのトレスマジアの記憶しかないのでそれであの魔物に勝てるのかと思って陰から見ていたが、修行を終えたマジアアズールは違うぞ。一気に魔物を消滅させてしまう。あれ?これってマジアベーゼ達にも勝てるのでは。

拘束されたマジアベーゼにロードエノルメは自分の世界征服の野望の演説を聞かせていたが、それを聞かされていたマジアベーゼ、この人一体何言ってるの、全然テンション上がらないと脱力してる。
参考資料

なんだ世界征服って、子供じゃあるまいし。あ、子供?それに気がついてマジアベーゼのテンションが上がった。凄いぞ星が6個とかじゃない。幾つあるか分からない。テンション上がったマジアベーゼは違うぞ、ロードエノルメの魔物など一撃で消し飛ばす。

あれ?ロードエノルメが子供になってるぞ。そしてマジアベーゼはお仕置きの時間だよと言い出した。でもそこに駆けつけたロコムジカやルベルブルーメが見たロードエノルメの姿は小さくない。一体誰と話してるんだ。

ヴェナリータ「いいところに気がついたね」

ヴェナリータの解説によるとマジアベーゼはフィルターを通してロードエノルメを子供として認識してる。悪い子にはお仕置きをしなくてはいけない。そこから生まれる圧倒的な力。貶められると思ったら強く出られるベーゼちゃん。

お仕置きと言えばお尻ペンペン。ロードエノルメを剥いてお尻をペンペンしてさあ反省しろ反省しろ。ロードエノルメはロコムジカとルベルブルーメに自分を助けろ、今なら過去の過ちは許してやると言うが、ロコムジカとルベルブルーメはあれに巻き込まれるのは嫌だ。
こんなベーゼちゃんに。
参考資料

ロードエノルメも陥落。勝ったと喜ぶレオパルトはチュッチュして抱きつく。
その場から逃げたロードエノルメにヴェナリータが少しはいい思いをしたかいと。君には大量の魔力を貸しただけ、本来の力が出て来るマジアベーゼ達とは違うんだ。使い捨てにしては十分な働きだったよ、これで彼女達も成長したと。

あー、やはり底なしの腹黒だったかヴェナリータ。
参考資料
で、シスタギガントも加担してたのか。

形の上ではエノルミータに反逆したロードエノルメを倒したので頑張ったキウィとうてなにはご褒美をあげよう。キウィの希望はナハトベースにホテル。よし作ろう。作れるんかい。

そしてうてなにはエノルミータの総帥の地位を。
「え?」

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悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~・第10話

アリシアが行方不明になって学園が大騒ぎになった。だがユミエラは思い当たる先がある。だからリューに乗って探しに行くと果たしてアリシアが居る。降下してアリシアに話かけると光を失って虚ろになっていた目が蘇る。蘇って眼の前に黒い存在が二つ。当然アリシアは悲鳴をあげるが、ユミエラと分かって自分がどうしてここに来たのか分からないと言う。

実はアリシアがこうなるのは今回が初めてではない。アリシアは時折自分の意志に基づかない行動にかられる。最初は光属性があると知られて王立学園への入学を求められた時。平民の自分がそんな所にとそう言う気持ちだった筈なのにいつの間にかサインをして学園に入ってしまった。次は武術大会の時。ユミエラからアドバイスを貰って実践で勝手に身体が動いた。学年末のパーティーの時にエドウィンを誘ってパーティーから抜け出した時も。あれ、そうか、ウィリアムとオズワルドが居なくなったって騒いでたからな。

なるほどとユミエラは思う。ヒカユウのゲームシナリオの通りにアリシアは導かれているんだ。だから今回もレベル上げの為に行動した。でもそんな事をアリシアに話しても理解は出来まい。
「大丈夫、あなたみたいに若い頃は心身のバランスが不安定だけどいずれ安定しますよ」
これにはアリシアも納得のヒロインスマイル。
参考資料

理解したアリシアはさあ帰ろうと思うものの、ユミエラは折角ここまで来たのだから闇属性ダンジョンでレベル上げして帰りましょうとアリシアをダンジョンに連れて行く。ダンジョンの入口では兵士がいくら学園の生徒でも許可なく入れられないと立ち塞がるもののリューのガブリで簡単に通してくれた。と言うか兵士が逃げ出した。どうしたんだろう急用かな。
参考資料

と言う事で闇属性ダンジョンへ。守護の護符は差し上げます。最初は弱い魔物なのでアリシアが悲鳴を上げながら闇雲に光属性魔法を撃つとどんどん消えて行く。無双状態だから楽しめますよ。いや、楽しんでない。

ダンジョンを進むと強い魔物が現れます。それがダンジョンの醍醐味です。地下50階まで頑張りましょう。やがて闇属性以外の魔物が出現。レベルの上がったアリシアは他の魔法も使える様になって行った。

しかしアリシア、落とし穴に嵌って巨大な魔物登場。でもそれも倒せたぞ。ただ同時に怪我をしたのでユミエラの不気味な治癒魔法で治す。

そして最後の敵の地下50階へ。ボスキャラが現れた。流石にボスキャラは強い。アリシア、ふっ飛ばされるので仕方ないユミエラがユミエラパーンチで倒した。アリシアは守護の護符のおかげで助かった。

ボスキャラが倒されて宝箱を開けてみたら中には守護の護符が5個あった。これは全部アリシアにあげます。なのでまたこのダンジョン攻略を最初からやれますね(ニコリ

こうして何度かダンジョン攻略に挑む。アリシアのレベルはどんどん上がった。これはやはりヒロイン属性のなせる技だろう。ある時は闇属性の剣が出て来る(毎回護符じゃないんだな)。これは闇属性なのでユミエラが貰っておく。次に風属性の槍が出て来た。これはパトリックへのお土産。

そしてとうとうアリシアはボスキャラを倒す。そして光属性の剣が出て来る。これはユミエラの闇属性に反応してしまう。アリシアの物だ。

ボスキャラを倒したので今日はこれでもう帰りましょう。と思ったけど時間があったから魔王の様子を見に行きましょうと魔王の居場所に向かったものの、嵐が起きたり霧が出たりしてどうしても辿り着けない。これはゲームシナリオが未だ行くなと言う事なのだろうと引き換えして学園へ。

学園ではみんながアリシアの帰還を喜んだ。ユミエラが見つけて来てくれた事にも感謝する。
参考資料

ダンジョン攻略でアリシアのレベルは格段に上がった。それを見た三人(もう三馬鹿扱いはしない)は自分達も頑張らねばとレベル上げに頑張る。この様子ならアリシアもレベル上げの楽しさが分かっただろうからまたダンジョンに連れて行こうと思うユミエラであった。

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道産子ギャルはなまらめんこい・第10話

4月になって北見にも春が近づいて来た。翼も真冬装備からちょっとコートを軽くして登校。すると真冬から変わらぬ姿の美波が待っていた。翼が登校して来るのを待っていたのだ。今日はいつになくグイグイ来る。翼と一緒にいる時間が長く欲しいと言うのだ。その理由として二年生になってクラス替えしたら別々のクラスになるかもしれない。特に噂があって、成績の良い生徒と成績の良くない生徒を別のクラスにするとかだとしたら美波は翼と別のクラスになって、そうなると各々そちらでグループが出来てしまう。こんな事を言われた時になんて言えばよいの?と言うのが思いつかなかったけど翼君はちゃんと応える。きっと大丈夫だよなどと言う気休めではなく、そうなっても美波に会いに行くからと。なるほど。
参考資料

さて、クラス替え発表。探してみたらみんな順当に同じクラスだった。つい先日の「僕ヤバ」もそのまま一緒だったな。

新しいクラスになってさっそくクラスの委員長の選出となる。立候補または推薦はいますかと先生が聞いたら早速松尾が手を挙げて翼を推薦した。勉強出来るしみんなの声を聞いてくれる。そうまで言われてしまい美波も沙友理も推したから、他に推薦や立候補もないのでそれではと翼は委員長を引き受ける事にした。

では副委員長は誰か立候補しますか?と先生が聞いたら美波が手を挙げた。その時に沙友理も手を挙げ様とした風が見えたが最初は髪を触っていたのかなとも思ったけど、美波のやる気を見て手を下げた様だ。

翼と沙友理が一緒にオンラインゲームをしてる。通話をしながら。ゲームをしながら話してるけど、そこで沙友理が今回の学級委員の件で翼がなって美波が副委員長になったのを見てみんな成長してるのに自分だけ変わってないと思っているのを吐露する。でも翼はそんな事はない、独りで居るばかりではなくなったし、美波のバレンタインデーの時も本気で怒ったし沙友理は変わってるよと言ってくれる。

ところでゲーム内で沙友理がやりこんでるから豪邸に住んでるけど翼は始めたばかりでとても寂しい家。それじゃたいせつ山で木材を切り出して建築しようと言う事になった。沙友理の金の斧は一撃で木材作っちゃう。こうして家の上に家を重ねて大きな翼の家の完成。藤本壮介の東京アパートメント(https://www.homes.co.jp/cont/press/rent/rent_00598/)かよ。
参考資料

放課後に翼と美波で二人でプリント整理をしていたら夕暮れになって来た。美波、この時間になったら誰も居なくて世界に自分と翼の二人しか居ないみたいなのが良いと言う。またグイグイ来る。焦る翼君。でも先生が来たのでここで終了。だいぶ暗くなった道を下校して行く。

この時に美波がゴールデンウィークに一日あけておいて欲しいと翼に頼む。ちょっと先の事だけど一日わざわざあけておいてとは。別れ際に妙に静かになった美波の後ろ姿を見た翼はぼんやりとした不安が湧いてくる。
参考資料

あれ?これって前回の最後の美波のずっと翼と一緒に居たいと言うセリフから繋がって今回はなるべく翼と一緒の時間を持ちたいと言う流れから、でもゴールデンウィークには一日開けておいてなんて約束を取り付けるのは、まさかゴールデンウィーク後に美波は転校しちゃう?

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ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する・第10話

宝石などの地下資源が底をつき始め国家としての先行きが危ういコヨル王国。以前から周辺国に狙われているが、カイル王子はこれまでの情報からガルクハイン帝国のアルノルト皇太子は民には苛政を強いないと言う見立てからガルクハインとの同盟を申し出たが、アルノルトはこれを一蹴。潰れそうな国と同盟など結ばず征服するのが自分のやり方だと。

これを嘆いたのを聞いたミシェルは、ほう自分の作った薬を活かせる人物ではないか、アルノルト皇太子はと思った。この時点では未だ「薬」が「毒薬」だと思っていた。そして以前のループでリーシェは毒薬の使い方を巡ってミシェルとは対立したままだった。

夜会でローヴァインにバレるかと思っていたけど、独りで鍛錬をしてる時もリーシェとは気づかれていない。ローヴァインには。ところが訓練生の場にアルノルトが来てしまう。アルノルトにバレない筈が無い。あとは見逃してくれるかどうかだが、見逃してくれませんでした。
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お前は一体ここで何をしている。リーシェがしらばっくれても全然ダメで、リーシェが明かした候補生になった理由はアルノルトが編み出した訓練方法を体得したいからだと言う。え?それだけ?もっと何かあるのでは?

さらにカイルとの会話を聞いたと言うのも明かすが、アルノルトの考えはあの国はいずれ滅ぶ。どこの国がとどめを刺すかの話で、それを自分がやると言う考えだ。何を言ってもコヨルを攻めるつもりらしい。

だがリーシェはなんとかしてカイルを助けたかった。1ループ目で商人をしてる時にカイルに出会ったが、王族でありながら商人を尊重してくれた。薬師のループ(2ループ目?)でもそうだった。そしてミシェルの弟子になっていた時も、錬金術師の資金をなんとしてでも捻出すると言ってくれて完成した時には凄く感謝してくれた。こんな素晴らしい王子はなんとしてでも助けたい。

カイルにもリーシェはアルノルトから断れたのを聞いたと明かすリーシェ。そして自分と同盟をして欲しいと言うのだ。

次はミシェルとの対談。リーシェが錬金術と言う科学に興味を非常に持ってるのを認めるミシェル。でも当然リーシェはアルノルトの婚約者だと弟子になるのを断ると確かにアルノルトは魅力的だ、それは自分も認めると言う。

そしてとうとうあの「薬」の事を語る。薬は薬でも「火薬」なのだ。毒薬じゃなかったのか。でも日本語ではどちらも「薬」と言う文字が入るが西洋文化的にはどうみなされていたんだ。やはり薬品の一種か。

ともあれミシェルはアルノルトなら火薬を存分に活かして使ってくれる。だからミシェルはアルノルトに会わせてくれと言う。リーシェは口を濁すが、ミシェルはリーシェの気持ちを見抜いていた。会わせたくないのだろう?そして「火薬」とは何なのかも分かっているのではないか、だってそれは何かと聞いて来なかった。

3ループ目の時、ミシェルの弟子のループの時、リーシェは火薬が人を大量に殺すものであると認識してミシェルに公表を止めようとしたらしい。そこがそのループでのミシェルとの対立点。そしてそのループではとうとう分かりあえなかった。

このループが行き詰まったのに突破する鍵をくれたのはテオドール。このブラコンを利用しよう。アルノルトを驚かせるのに協力して欲しい。優秀な臣下を貸して欲しい。
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自分の生み出した世界を変える「火薬」がそのまま世界で活かされるのを求めるミシェルの固執は生まれてからの自分に求められた人生の反映だったんだな。親からあんな事を言われて。でもこのループで既に父親を含めた錬金術師は戦争で死んでしまったのか。
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でもリーシェは人が多く死ぬからと火薬を封印しようとする。私としてはミシェルの言い方は悪いが、人が生み出した物は人がどう使うかを考えるべきであって、それは封印するべきではないと思う。そもそもそこで封印してもいつかどこかで生まれて世界に出て来るのだから。

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薬屋のひとりごと・第22話

青い薔薇(そうび)。最初、音で聞いた時は「青い装備」に聞こえて軍服か何かかと思った。OPで青い薔薇が枯れて茶色くなる場面があったが、とうとうここに来て青い薔薇の登場となった。

この話を壬氏に持ち込んだのは羅漢。以前宮中で見かけたと言うのだが、何故ここまで壬氏は羅漢の話に耳を傾けるのか。以前面倒な男だからと言っていたが限度があるだろう。もっとも今回に限ってはこれで意趣返し出来る訳だが。

そしてこう言う困った事の相談は猫猫に持ち込まれる。確かに他に相談出来る相手は居ない。そもそも今の季節だと薔薇は未だ咲かない。と言う話だが少し前の話では梅が咲いた頃だったっけ。未だ冬から春に移ってない。

欲しいのは来月の園遊会。猫猫はこの無理難題はあいつからねじ込まれたなと思った猫猫は逃げずにあいつを凹ませてやろうと壬氏のこの件を引き受ける事にする。その為の準備として先ずは梨花妃の所に話を通して貰う。

何かと言うと、以前梨花妃の快癒の為に作ったサウナを利用するのだ。その御礼として梨花妃にはアレな本を進呈。
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サウナを改造して、ああ成程温室を作るのか。薔薇に季節を勘違いさせてもう開花時期だと思わせる。はて温度だけで良いのか。日照時間は変えないのか。しかし薔薇の鉢を運ぼうとして足の痛みを感じたせいで無理はさせないと小蘭が手伝いに呼ばれた。

小蘭が来てくれたと言っても猫猫が頑張らなくてはならない部分はある。蒸気を発生させるのはこの季節に温度を上げると乾燥するからだろうか。あ、温める意味があるのか。そんな様子を梨花妃の侍女達が遠巻きにして見ていたから何か手伝う流れかなと思ったけど、そんな事はなくてこの後も眺めていただけ。

壬氏から送り込まれた手伝いの宦官が新芽を詰む手伝いもする。花に栄養を集める為にこう言う事はするらしい。先日読んだ「都会にフジを咲かせましょう」と言う本にも同じ事が書いてあった。成程花に栄養を集める、これ重要。

天候が不順な時は急いで取り込む。寒くなると蒸気で温める。そんな日々が続くと猫猫も寝不足になって来る。

ああ梨花妃の侍女が鬱陶しいからマニキュア=爪紅を宮中で流行らせる、と言う展開が最後に意味を持つのか。

そんな風に日が経っていたら小蘭が大変!と報告に来てくれた。やっと蕾が出たのだ。
そして園遊会の日。猫猫は鉢を壬氏の所に持って来た。

この園遊会は楼蘭妃のお披露目。あれが子昌殿の娘かと噂される。以前女帝(皇太后)のお気に入りにして実力者で皇帝も蔑ろに出来ない者と言われていた楼蘭妃の父親が登場。
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その皇太后に能登麻美子さんが配役されたと記事で見たけど、今回は「まあ」の一言だけ?

そして壬氏が猫猫の用意した鉢、青のみならず様々な色の薔薇の鉢を皇帝の御前に持参した。周囲はこの季節に薔薇だと?と驚く。羅漢も無理難題としてふったのに実現させおってと思っていた。こんな事をやり遂げる壬氏には嫉妬の目も多い。しかし露骨にそれを表す人間よりも何を考えているのか分からない人間の方が怖いと思おう壬氏。

青い薔薇は嘗て存在しないと言われていた。この時代には当然無かったが、染める事なら出来る。猫猫は色素を吸わせて白薔薇に色を付けたのだ。その件は早めに皇帝には種明かしをしてあった。これなら騙されたと言うより、自分が真っ先に種明かしして貰えたと皇帝は喜ぶ。

宮中で爪紅が流行って、園遊会に来た羅漢も当然目にしていた。だがそれらは品の無い色だと羅漢は思っていた。嘗て美しいと思っていた相手の爪紅はもっとこう....そう思っていた羅漢の前にその爪紅をした猫猫が立つ。
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佐々木とピーちゃん・第10話

フレンチの店で佐々木はディートリッヒ伯爵を迎えた。当然のごとくハーマンも一緒にやって来る。それでフレンチが緊張していたのかと思ったが、それもあるかもしれないがもっと大物がこのあとやって来るのだ。

最初にフレンチが見えた時点でひょっとして現代日本の料理でディートリッヒ伯爵を籠絡するのかと思ったが、それは無し。

すぐに到着したミュラー伯爵と一緒にやって来たのはアドニス王子だった。これには流石にディートリッヒ伯爵も驚く。
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最初はヘルツ王国の近況について話し合うアドニス王子だったが、さて本題。ここからはさる個人の話をしよう、と言う事でマルクの件になった。アドニス王子からズバリとマルクを解放して欲しいと言い出される。とは言ってもディートリッヒ伯爵はそのままのまない。既に佐々木に条件は出してある。

しかしそれはダメだと言うアドニス王子。その理由は佐々木から話をする。佐々木の商品はアドニス王子の許可を得てマルクに卸していた物で、それをディートリッヒ伯爵に卸せと言うのはアドニス王子を蔑ろにする事になる。なるほど、それでは仕方ないと言うディートリッヒ伯爵。

とは言ってもマルクは貴族としての自分の尊厳を著しく損ねた(え?)から相応の賠償は必要だ。大金貨1000枚を寄越せ。えー、これって円換算だと幾らだ。一般的な異世界通貨の価値は諸説あるものの異世界食堂で設定されているのだと、通常の金貨1枚が10万円のレート。だとしたら大金貨は幾らだろうか。今回ディートリッヒ伯爵がただの金貨ではなくて大金貨だぞと言ったので金貨の10倍程度ではあるまい。最低でも金貨の100倍。もしそうだとしたら大金貨1枚は1000万円でそれが1000枚なら100億円になる。

これならミュラー伯爵が驚いて立ち上がるのはもとよりアドニス王子までもが驚く価値だろう。そんな感じだろうか。目安だが。

それを佐々木は事も無げに承知しました。大金貨1000枚をご用意しましょう。これには言った方のディートリッヒ伯爵も驚く。まさか何年もかけてではあるまいな。それに対して佐々木は前金として500枚を本日用意します。そして残り500枚は一週間後に。それを信じられないディートリッヒ伯爵はアドニス王子殿下も巻き込んで愚弄するつもりかと言うが、当然佐々木はそんなつもりではない。

マルクには大金貨1000枚の価値がある。彼は今後このヘルツ王国の為になる。ヘルツ王国は先の帝国の侵略を退けた(退けたのはピーちゃんだけど)が、帝国はいつかまた侵略して来るであろう。その時までにヘルツ王国の国力を高める才能がある。だからどうかマルクを自由にして欲しい。

それを聞いてディートリッヒ伯爵はそれが本当だとして異国出身の佐々木が何故ヘルツ王国に対してそこまでするのかと問う。佐々木は祖国が無くなるをのある人に見せたくないし、そして自分も含めて我々はヘルツ王国の藩屏たる貴族ではないかと言うのだ。
参考資料

ディートリッヒ伯爵、ただの悪役ではない。同じ貴族の役割だと言われて貴族の矜持を思い出す。目が覚めた。大金貨1000枚は不要だ。マルクを解放しよう。

だがハーマンは黙っていない。食い下がった。今回の件はコッホ公爵を筆頭に第一王子派の公爵レベルで話が通っている。第一王子派の公爵連が納得しなければディートリッヒ伯爵の立場に影響する。あちらの派閥の公爵達がと出されたらディートリッヒ伯爵のみならずアドニス王子も簡単には口が出せない。

そこにフレンチが入って来た。佐々木にお客様。誰かと思ったらヨーゼフだった。ヘルツ王国に用事があったから来たと言う。ヨーゼフは佐々木以外には初対面なのでルンゲ共和国のケプラー商会の頭取のヨーゼフさんですと紹介したらアドニス王子からして驚いた。

まさかケプラー商会の頭取と会えるとは我が父=ヘルツ国王ですら出来ていない事が叶うとはと身を低くして挨拶するのだ。佐々木の解説だとルンゲ共和国は経済大国でヘルツ王国とは比べ物にならない。だから現世だと経済大国の大企業のトップに発展途上国の王族が面会するみたいなものだと言うのだ。

しかしディートリッヒ伯爵とハーマンがヨーゼフに挨拶したらヨーゼフは問題はもう解決したのですかと言い出した。なんだそれは。そこにハーマンの部下が駆け込んで来た。我々が発行した債権が全部何者かに移った。と言う事でヨーゼフからの説明。佐々木が困っていたのをヨーゼフは知っていた。だからあんなに大きな取引をした。ああ、佐々木の大金貨の出どころはヨーゼフか。二人静に用意させた大量の品物を全部換金したのか。その時に佐々木に何故こんなに必要なのかを聞いたのだろう。そこでヨーゼフはハーマン商会の債権のみならずディートリッヒ伯爵が戦費調達の為に発行した手形両方全部をおさえたのだ。経済大国の大商会の力は違う。

そうまで説明しておいて、設立に協力したマルク商会のマルクさんは今どちらに?などとうそぶくヨーゼフ。
参考資料

こんな事されてはディートリッヒ伯爵(伯爵はもう解放するつもりだったが)とハーマンは直ちにマルクを解放しない訳には行かない。晴れてマルクは解放され、そして自分の為に商会が設立されたのを知る。商売相手は超大商会のケプラー商会だ。

佐々木も想像していなかったが、ヨーゼフがこんなにも大者だったとは。適当に飛び込みで大きそうな商会に行ったのに、大当たりだった。

全て済んで一息いれた佐々木。ピーちゃんとお祝いしたいね。
これで取り敢えず異世界の件はうまく片付いたが、現世日本に戻ってみたら二人静からの緊急の救援依頼。今シリーズの締めは二人静か。

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ダンジョン飯・第10話

マルシルが復活して水の上を歩いて、そして地下へ下りる階段へ。オークから貰った地図が正しいなら。しかしそこにはあのテンタクルスがみっしり。

仕方ないのでライオスが剣でテンタクルスを刈り取りながら進みだした。その後をマルシルが不用意にあるき出したからチルチャックが止める。壁に近づくな。テンタクルスが飛び出す。そしてテンタクルスが居ると言う事は壁に隙間があると言う事で、そこには必ず罠が仕掛けられている。

頑張ってテンタクルスを刈りながら進んだのに全然進まない。そんな所に大ガエル出現。ライオスの剣ケン助が奪われて落とされるし、魔法でやっつけたマルシルの杖アンブロシアまでもが奪われて落とされた。そして大ガエルはまだまだ出現するのだ。

大ガエルは今度はセンシの斧も奪いに来た。何とか頑張るがこのままではまずい。チルチャックは大ガエルの横にあるテンタクルスを取り除けば中から罠が飛び出すのではと思ったが素手でテンタクルスを触ると腫れてしまう。一体どうしたら。

その時に思った。大ガエルはテンタクルスを何とも感じずにやって来た。ひょっとしたらとライオスに聞いたがライオスにはその知識が無かった。仕方ない。チルチャックは賭けに出た。大ガエルの皮を剥いで手に巻きつけてテンタクルスを引っこ抜く。中から罠が飛び出して大ガエルを貫いた。手は無事だ。

何とか危機を脱したと思ったら、すかさず加工が始まった。センシはテンタクルスを料理してニョッキとパスタを作るし、ライオスは大ガエルの皮を剥いでスーツを作った。さあどうぞマルシル。一気に寄越すなー!

マルシルがこれを着たらすごく可愛いと思う。それで説得されたのか。
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ともあれこれでテンタクルスの中を問題なく突破して剣と杖が落ちていた場所まで下りられた。そこはもう5階。廃墟となった街がある。オークが慌てて逃げた後か。

あれ?でも大ガエルのスーツの血が張り付いて脱げないぞ。

その頃タンス達は帰還していた。タンスは島主の所へ探索結果の報告へ。ドワーフが穴を掘ってダンジョンに穴を開けてるせいで迷宮が拡大してるのではと言う島主。一方でタンスが確認したのは迷宮のエルフ言語の模写。狂乱の魔術師が書いたのだろう。そいつはエルフなのか。

問題は先日西方エルフから迷宮は我々の遺産だから返上しろと要求が来たのだ。そのダンジョンの魔術の記載がエルフの物だとすると彼らの所有根拠になってしまう。だがエルフは一度放棄したのだ。

今になってエルフが迷宮を返せと言ってきたのは恐らく迷宮にかけられた不死の魔術の知識が欲しいから。財宝とは比較にならない価値がある。だがタンスには目算があった。あれだけの魔術、設計書がどこかにある筈。それを手に入れればこちらのもの。だから今後も冒険者に懸賞をかけて迷宮探査を奨励せよと言う事だ。

ここでタンスが思い出すのはライオス達。彼らはどこまで行けるだろうか。
いや、そのマルシルのイメージは。
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5階を探索するライオス達。オークが取るものもとりあえず逃げたと思われて食料の残りがある。小麦粉も。さらに進むとワーグの焼け焦げた跡。これは赤龍のブレスにやられたのではないか。でも未だ煙が立ってる、と言う事はごく最近の出来事か。赤龍がこの辺をウロウロしてるのか。

赤龍が起きて歩き回ってるとして、そんな相手に勝てるのかな。
マルシルの弱気。
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センシから今までどうやって龍を倒したのかと聞かれたライオスだが、その今までのやり方はナマリとシュローが居てこそ。ただ龍の喉にある弱点を突けば何とかなる。では龍の大きさはと言うと、建物をまたぐ橋の高さ位。そこに行ってみてライオスは思った。この街に沢山あるこれらの建造物を龍の上から崩して動きを止めたら何とかなるのではないか。

龍を誘導して動きを鈍らせ瓦礫の下に埋もれさせ、そしてセンシのあのアダマントの鍋があったら龍のブレスも防げるだろう。

調査をしてるうちにセンシがパンを焼いていた。今回そのパンからパン粉を作って「レッツ炎龍にカツレツ」を料理したぞ。やはり勝負に「カツ」。

食べ終わってライオスがみんなに感謝の言葉。
これフラグになってしまうぞ、普通なら。

そんな時に地響き。
赤龍が現れた。

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魔法少女にあこがれて・第10話

阿古屋真珠=ロコムジカと姉母ネモ=ルベルブルーメは幼稚園の時からの幼馴染だった。真珠が友達と遊べなかった時にネモが話しかけて歌を聞かせたのが始まりだった。だってネモの歌は誰も聞いてくれなかったから。
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真珠とネモは変身アイテムをうてなに奪われて素の姿を晒した訳だが、うてなも変身前の姿で二人に会っている。そして改めての質問、魔法少女狩りをしたのは本当なのか。やっていた、あいつら雑魚ばかりだった。

変身アイテムを返して変身させて、またもドールハウスに囲われた。そこは「マジアベーゼが満足するまで出られない部屋」って、その「するまで出られない部屋」は大抵ヤバい内容なのでは。ベッドがあるのでそれ系かなと思ったが、あのベッドが病院のベッドみたいだからひょっとしたら違う?と思ったがやっぱりそれ系だった。

でもヤバい系はネロアリスにはまずいんじゃと言われても、ネロアリスは別の場所でキウィと一緒だから大丈夫。ただ、そのキウィはヴェナリータから言われていた。君は力不足だ。このままだとどうなるか分かっているのか。

マジアベーゼが満足するまで出られない部屋は、マジアベーゼの大切な魔法少女を狩っていたと言う二人の禊の部屋だった。部屋に閉じ込められて二人は喧嘩。ロコムジカは今まで観客は自分の歌で喜んでいたのかと思ったのに、全部ルベルブルーメのやらせだったと知って惨めじゃないかと怒っていた。でもそのロコムジカにマジアベーゼは言う。もうあなたはルベルブルーメの力を借りなくても歌える境地になれたのだと。

それもそうだと思ったロコムジカ、ルベルブルーメはもう用無しだと言ってしまう。でもネモ=ルベルブルーメはあの幼稚園の時から真珠=ロコムジカと一緒に居たのは何だったのか。
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それを嬉しそうに見ていたマジアベーゼ。喧嘩して、でも仲直りした二人、良いですね。それじゃチューして下さい。二人の間は喧嘩する程仲が良い以上だったのでしょうと。

と言う訳でロコムジカとルベルブルーメはちゅーするんだけど、マジアベーゼはこれだけでは満足する筈が無い。ベッドを用意してるんだから二人の深い深い深い関係を見せて下さい。

と言う訳で始まりました。「xxしないと出られない部屋」本来の使い方。

ロコムジカとルベルブルーメは完全に堕ちたけど、ロードエノルメは何とも思っていなかった。自分とシスタギガントがいれば世界征服など容易い。こうして侵攻が始まる。これを見たマジアベーゼ達がなんとかしなくちゃって言うけど、それ本来は魔法少女、トレスマジアの役割では。と思ったのに相変わらず特訓の最中で魔法少女の役割を果たしてないな。

ロードエノルメの魔物の力は一体一体は弱いものの、普通に戦っても倒せない。これは大元のロードエノルメを倒さないとダメ。そして出現するシスタギガント。弱ったマジアベーゼ達を潰して楽にしてあげましょうと。

そのシスタギガントに立ち向かうのはレオパルトだった。自分がこいつらを止めているからマジアベーゼはロードエノルメを倒して来て欲しい。何もかも終わったらホテルに行こう。それ負けフラグや。負けないと思うけど。

でもレオパルトの総攻撃がシスタギガントに効かない。潰されそうになるレオパルトだったが、みんなから離れたらレオパルトが星を明かす。三つある。それにしても何故隠していたんだ、レオパルト。
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悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~・第9話

レムレスト王国の諜報員ライナスに声をかけられてきな臭くなって来るのかなと思ったらライナスは冷めていた。

そもそもはユミエラの能力が普通ではないと言う情報に加えて今回ドラゴンを使える様になった件でレムレスト王国としては黙っていられなくなったらしい。だからライナスに対してユミエラを引き込めと命令を出したものの、ライナスはユミエラの入学時から見ていたからそんな誘いに乗らないだろうとは思っていた。思ってはいたが命令されては声をかけない訳にはいかない。

レムレスト王国と言うと今いるバルシャイン王国とは対立関係にあり、しかもパトリックの実家のアッシュバトン辺境伯領がその国境近くにある。だからレムレスト王国の軍属になっていまうとアッシュバトン辺境伯領で戦う事になりかねない。パトリックと戦う羽目になるかもしれない。だからユミエラはお断りした。

ライナスは素直に受け入れたが、ひとつ疑問はあった。バルシャイン王国では黒髪は疎まれている。なのにとどまる理由は何なのか。ユミエラの回答は魔王を倒す為と言うとライナスは魔王が襲来するのはこの国だけではないのかと言う。
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ここの会話が分かりにくかったな。最初聞いた時は魔王襲来はバルシャイン王国だけではない(だからレムレスト王国に来ても良いのでは)と言う意味かと思ったら、魔王が襲うのはバルシャイン王国だけと言う意味だそうだ。それはそれで謎だ。何故魔王はバルシャイン王国だけ襲うのか。

しかし会話はここで中止。バルシャイン王国の兵がレムレスト王国の諜報員がユミエラと接触したと知って踏み込んで来るので。

ともあれライナスから何故バルシャイン王国を離れないのかと聞かれた事でパトリックと争いたくないと言う自覚がはっきりした。

じゃあ自分はパトリックの事を....とふと思ったユミエラだったのに、すぐさまそれは勘違いねとなってしまう。恋愛と親愛は違うのよ。

その説明をパトリックにしたらパトリックは今まで友達とも思っていなかったのか、自分は友達だと思っていたのにと言うので、なにこのイケメン発言、さては自分をレムレスト王国との戦いの戦力にする為か!と考えてしまう。オイコラ。

中間試験の結果が出ました。有力貴族の子女が馬鹿だとバレると困るから上位しか載ってないが、その代表がやって来た。エレノーラである。エレノーラ、ユミエラに追試の勉強を教えて欲しいと言うのだ。背後にいる取り巻きに教えて貰ったらと言うユミエラだが、エレノーラは彼女たちは自分より成績が悪いと言うのだ。ああ、これ嘘だなエレノーラに憚ったなと見破るユミエラ。
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仕方ない、教えましょう。と言う事で歴史の勉強を開始したものの、どうも暗記が壊滅的にダメらしい。でも近年の歴史だとよく分かっている。何故かと言うとエドウィンに関係する人物なら全部頭に入ってるのだ。つまり好きな事ならちゃんと頭に入る。ならば王族の歴史は全部エドウィンから遡って覚えれば良い....そっちの方が大変だな。

最近パトリックが放課後とか休日とか居なくなっていた。問い詰めようとしたがエレノーラの邪魔が入る。その後の場面でパトリックはダンジョンでレベル上げをしてるのが分かる。

レベル上げをしたのでボロボロになって帰って来るパトリック。それをユミエラが出迎えたが、パトリックは毎日出かけてるのは彼女とデートしてるんだよねと言い出した。いや、彼女とのデートで怪我はしないだろうと思ったら、ユミエラの解釈は「怒るとすぐ手が出る彼女」って、そこまでねじ曲がった解釈するかい。
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当然パトリックは彼女なんて居ないと強く否定。

ユミエラはリューを戻す為に去ってしまったが、その後でエドウィンがやって来る。パトリック、エドウィンの説得もしていたのだ。

その結果、やっとエドウィンも自分の間違いを認めてユミエラに謝罪した。エドウィンは最後までダメなのではと思っていたけど、ここでユミエラを認めたか。パトリックが説得したと聞いてユミエラはパトリックが何と言っていたのか聞いてみたら、基本的には善人だけど頭と行動がどうかしてるとか言われていた。

学園長もやっとエドウィンが間違いを認めたとほっとしていた。学園長との話でエドウィン達のレベル上げはどうかと聞いてみると、三人は頑張っている。でもアリシアが問題。三人がアリシアを庇うからアリシアのレベルが上がらない。これは困った事だ。

アリシアは自主練習で頑張ってはいた。だからユミエラはアリシアをバリアスのダンジョンに誘う。あそこは闇属性のダンジョン。でもそれにはアリシアは恐れをなす。

ところがこのあと事件が起きる。アリシアが学校に来ない。行方不明になっている。

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道産子ギャルはなまらめんこい・第9話

明日はホワイトデーです。
翼はちゃんとホワイトデーのお返しくれるかなと気にしてる美波は沙友理にそれを聞いたそのままで翼に突撃して行く。あっさり普通に答えてくれる翼。でもその影で三人を見ている者ありけり。松尾である。

松尾って二人のどっちかを気にしてるんだっけと思ったら、あとで翼と二人だけの話をもちかけて、ああそうかバレンタインデーの時にがっかりだって言っちゃったの、改めてちゃんと反省してたんだ。よく気づいたな。
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松尾の相談に翼は何の迷いもなくちゃんと謝ったら美波は許してくれるよ、気にしてないと思う、そして美波が許してくれたら沙友理も許してくれる筈だと言ってくれた。ありがたや、頼りになる翼。

翼の方は明日のホワイトデーの為のクッキーづくりをおばあさんから教えて貰っていた。もっともあれはクッキーではなくてお煎餅らしいけど。

そして当日の松尾君、菓子折を持って美波にあの時はひどい事を言ってごめんなさいと謝る。美波は翼が言っていたとおりあっさり許してくれてこれからも仲良くして行こうねと言ってくれる。その様子を見ていた翼と沙友理が出て来たら沙友理にも菓子折。まあ沙友理の方は本人を直接傷つけた訳じゃないんだけどね。そして翼からは美波と沙友理に加えて松尾にも手作りクッキー(煎餅)をプレゼント。

美波はレシピを知りたいと言うので翼はおばあさんにメモを貰ってそれを写真に撮って送ってあげる。以前は北見に来て女友達が出来たせいでたるんでると思ったおばあさんだったが、ちゃんと成績残してるし何より翼が生き生きしてるのを見たら良い友達だと理解してくれたみたいで協力的になってた。

松尾からワカサギ釣りのお誘い。父親に連れて行って貰うからどうだと言うので、やった事のない翼は喜んで行く事にした。行き先は網走湖だった。ある程度距離があるから車じゃないと行けなくて、そりゃお父さんに連れて行って貰う事になるか。

でも父親とは別行動で場所探しをしていたら美波と出くわす。冬木家でもワカサギ釣りに来ていたらしい。それではと言う事で三人で氷に穴を開けて始めた。今日はワカサギを食べるぞー、なんてのはフラグだろうと思ったらやはり一時間経っても全く釣果無し。そもそも食いついて来ない。

そこで松尾は父親の居る場所だとどうなのかを聞きに行く。そうなると残ったのは翼と美波で、久しぶりの二人きりの会話だった。一緒に見てる動画がきっかけで美波は美容の事を考えているのが分かって、将来は美容師さんですかと思ったら留学までしてみんなを綺麗にしてあげたいと言うのだ。そこまで考えていたのか。だから翼が何の手入れもしてないのを、せめてリップだけでも塗ってあげると言うが、それは美波が使ってる物でしかもぐっと近寄って来たらまるで....などとヤバい気持ちになった所を松尾が帰って来てくれたおかげで正気を取り戻せた。
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場所を移してみたら釣れる釣れる。その場で揚げるんだ。そしてやはりまるごと食べるんだ。これに松尾家特製のおにぎりも加わって、翼達は大盛りあがり。

盛り上がりすぎた。暑いとか言って脱いじゃったのが悪かったのか翼は風邪をひいてしまう。沙友理からのメッセージには大丈夫と返事したけど風邪が悪化。そこにおばあさんと会ったと言う美波がお見舞いに来てくれる。でも外で「熱あるのかも?」でおでこをくっつけるのは分かるが、自宅だと普通は体温計もあるのにおでこくっつけて熱の様子を見ますか。おかげで翼君は熱が上がっちゃうじゃないか。美波のお見舞いの品はハッカ飴だった。
参考資料
あー、これ、子供の頃道民だった頃によく食べた。確かに美味しかった。こんな形だった。懐かしい。

ハッカ飴を舐めて、何でもしてあげると言われた翼、熱でまぶたが重くなったところで美波には側に居てと頼んで眠りにつく。

元気になった翼とラインしていた美波だけど、側に居て欲しいと言われたのを思い出してずっと一緒にとも思うのだった。

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ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する・第9話

リーシェが薬草園の手入れをしていたらコヨル国のミシェル・エヴァンがやって来た。いつどうやってこの些細な薬草園を発見したのか知らないが、ここを管理してる人と話がしたかったらしい。
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リーシェはミシェルとはループ3回目の時に師弟関係にあったらしい。だからてっきりミシェルはリーシェの薬の師匠かと思ったが薬の師匠はまた別に居るらしい。

ネイルから話がはずんでミシェルの滞在中はリーシェはミシェルを先生とする事が出来た。しかしミシェルは薬は専門分野外で、でもそれを見たミシェルはひょっとしてこれでカイルに一服盛るつもりかと言われてしまった。まあそうなんだけど。

ともあれこれで堂々とカイルに薬を持参して会う事が可能になった。ミシェルはカイルにこの薬を実験したいと言う。それを聞いたカイルは我が国随一の学者が勧めるのであればと飲む事にした。

このあとのカイルの様子を見ると、アルノルトに会った時のカイルの挨拶の仕方は別に殊更にへりくだってるのではなくて、素でクソ真面目な性格だからああなったのだろうと思う。

用意したリーシェの薬「お味がとても不味い」。
クソ真面目に繰り返すカイル。
参考資料
そのカイルにミシェルは無理矢理飲ませるのだ。それに耐えるカイル。

クソ不味い薬を飲んでヘロヘロになったと思われるカイルは独り先に戻る。残ったミシェルはリーシェに本を差し出して見てみるかい?と。それはミシェルの研究記録だった。それを喜んで見るリーシェにミシェルはやはり興味深い子だと思う。

その時にミシェルは思い出す。ループ3回目の時にミシェルと毒薬をめぐって意見が別れた事を。

などと回想していたらアルノルトがリーシェの迎えに来た。アルノルトからはミシェルが胡散臭く見てたかもしれない。こいつと一緒で時間を忘れたのかとアルノルトは帰り際にリーシェに懐中時計を授けた。この世界、懐中時計が珍しいのか。そしてこの時にミシェルがリーシェの以前のループの薬の師匠ではないと言うのが分かる。錬金術師の範疇に入る。

コヨル国の王子の歓迎の夜会の日。アルノルトは北方を守るローヴァイン辺境伯を夜会に招いてコヨル国を牽制するつもりだが、ローヴァイン辺境伯には自分が騎士見習いをしてるのを見破られる危険性があると思うリーシェ。なんとしても気づかれない様にしなくては。

と言う事で夜会の会場で警戒モードに入るリーシェ。
参考資料
こんな能力いつどうやって身につけたのか。5度目のループの時らしいが。

ともあれローヴァイン辺境伯を避けながら別の貴族と話をするが、その相手のヴェールマン男爵があの宝石商のミヒャエラの息子なのだそうだ。おかげでリーシェがあの宝石商に認められた事やアルノルトがわざわざ宝石を買ったと言う事が周囲に知られる。

ローヴァイン辺境伯の様子をうかがっていたら、アルノルトとカイルが場所を移して話をしに行くのが見える。そっとそれを聞きに行くと(でもアルノルトにはバレてるのでは?)カイルはガルクハインにコヨルの軍事庇護の同盟を求めている。全然駆け引き無しの会話のカイルで、やはりクソ真面目な男だ。

一方でアルノルトはそんな同盟には何も利が無いと言う。コヨルの宝石を利益無視で提供すると言うのは、さてはコヨルの鉱山は採掘によって尽きかけてるなと見破られた。そんな国は同盟を結ぶまでもなく征服してしまえば良いと言う考えだ。

さてどう考えたものか。周辺国がコヨルを脅かすのをどうにかしたいカイルだが、コヨルの国民を守るだけであればガルクハインに併呑されるのもありだ。カイルはしかし王家も守ろうとしている。カイル自身は病気かもしれないが、次を担う王族は守りたい様だ。

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薬屋のひとりごと・第21話

翠苓の事件があったのもあって、やぶ医者の医局で猫猫が自ら掃除を開始する。適当な人間に頼んで薬をすり替えられては大変だ。さあやぶ医者も手伝え。薬も湿気で悪くならない様に。

ひととおり掃除が終わって休憩のお茶の時間。やぶ医者、なかなか良い家の出らしく季節に合わない芋菓子がお茶請けになっていてしかもその下に敷く紙もちゃんとしている。どうやら実家は紙を作ってる家らしい。しかも宮廷御用達。
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ただ、先帝の母が木の伐採を禁じてからは思うように紙が作れなくなり紙の貿易もうまく行かなくなり姉は後宮へ。妹も後宮に入ろうとしたのを、このやぶ医者は後宮の医者をやってるだけあって宦官になったらしい。これが実家にとっては金になって妹は後宮に入らずに済んだ。と言う事で紙づくりは妹が引き継いでいる。

ところがその妹から手紙が来た。宮廷御用達から外されるかもしれない。その手紙を触ってみて猫猫は確かに質が悪くなってると思った。引っ張ってみたらちぎれたし。何かあったのだろうか。以前より紙を沢山作れる様になった筈なのに。沢山作れる様になった?何か工程を省いたのか?それで紙の質が落ちた?

やぶ医者はそんな事はしてないと言う。以前から変わったのは沢山作れる様に力の要る場面で牛を使う様になっただけ。紙自体は均質だし表面も良い。何故簡単に破ける様になってしまったのだろう。やぶ医者は企業秘密の部分を隠しながらも水はノリが溶けやすい様に汲み置きにしてるとか話してくれた。紙を固めるのは小麦粉。

ピキーン!
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猫猫は気がついた。

と言う事で猫猫の実験。葛湯を作ってみせる。わざと量を間違えてネバネバにしてみせる。これでは飲めないと言うやぶ医者に匙を渡してではこれをなめなめしては葛湯をかき混ぜてみてと言う。ああ、アミラーゼか。暫くしたら葛湯の粘度が落ちた。

さあこれで分かったろ?
あれ?未だ分からないのか!

実家の紙を作ってる所で牛を飼い始めたと言っていたよね。牛ってよだれが多いよね。ここまで来たらやぶ医者でも理解出来た。すぐに妹に連絡すると。

今回の推理モノ、ここだけだったな。

玉葉妃の所に戻ったら面会の話が来てると言うのでさては翠苓の事か!と駆け付けたら李白が待っていた。そして妓女の身請け金はいくらなのか。前回禿達の噂話を聞いて惚れてる白鈴が身請けされてしまうと思っている。実際は緑青館三姫の誰の話かも分からないし、信憑性も分からないけど惚れてるとその辺はすっ飛ばして心配なのだ。

猫猫にはその辺の察しはついた。目安の金額はあるとしても相手にもよる。大体の感じだと1万銀。一方李白の報酬は年間1000銀。李白の10年分の報酬。ただの会社員に1億用意しろと言ってる様なものだ。金の面では不足があるものの猫猫の見立てでは李白は悪い相手ではない。

では実際の身体はどうなのかと言う事で、さあ脱げ、脱いで身体を見せてみろ。うん、ちゃんと鍛えた身体をしている。あとは最後の一枚だけと言う所で何故か壬氏が入って来てしまった。

壬氏からあれは何だと絞られたので男としての身体の出来具合を見ていたと答える猫猫。ちゃんと普段から訓練してる体つきだと言う。あれ?これって競走馬見てるのと同じでは?
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壬氏は焦ったが話を聞いて行くと李白が緑青館の三姫の一人に惚れているので猫猫に相談に乗って貰ったと言うのが分かる。と言う事で今度は壬氏が李白に話をもちかけた。どうだ、二万用意してやろうかと。

しかし李白は断った。好きな女を訳の分からない金で身請けは出来ない。
断った李白、まずは白鈴に文を送ろう。そうして進もう。
そんな話が猫猫にも伝わった。白鈴に気に入られたら大丈夫だろうと読んでいた猫猫だが、最後の一文が気になった。
「あの人が来て身請け話をしたのを禿が勘違いしたのだろう」

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佐々木とピーちゃん・第9話

マルクにはフレンチから都度食事の差し入れがあった。あのミュラー伯爵の剣がものを言って牢獄の中に入れる。でもその後も差し入れの場面が描かれるが、行く度にマルクがやつれてるな。

ミュラー伯爵はディートリッヒ伯爵と交渉していたが、はかばかしくない。そこに来客あり。あのハーマン商会の店長ハーマンだ。物腰は柔らかいがマルクの処刑が決まったのでもう手を引けとの事だった。

ミュラー伯爵はもう一度ディートリッヒ伯爵の所へ向かう。佐々木も同行した。ディートリッヒ伯爵に会うにあたって事前にどんな人物なのか聞いてみる。ディートリッヒ伯爵はミュラー伯爵と対立的な立場ではあるものの、内政を任せれば辣腕をふるえる人間で、それだけ強引な手法も多い。ただの悪人と言う扱いではなさそう。
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面会しても相変わらずディートリッヒ伯爵はマルクを許す事はなく、処刑はもう決まっていると言う。

ここで佐々木が自分の扱っている商品として手土産のトランシーバーを贈る。ひょっとしたら興味を持たないかもと思ったけど、ディートリッヒ伯爵は興味を示す。その上で今後佐々木の商品を全部ディートリッヒ伯爵に卸すのならマルクを許しても良いと言うのだ。ここで佐々木は即答を避ける。考えさせて欲しい。良いだろうと言う事で一ヶ月の猶予が出来た。ピーちゃんから見たら佐々木のやり方はまだるっこしいとの事。

この間に佐々木は何をしていたのだろう。メアリーに荷物を運ぶのを手伝って貰ってそれをヨーゼフの所へ届ける。ヨーゼフにはさらにこのニ倍の荷物を買い取って貰えるか交渉していた。どうも現金が入用みたいだ。
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そこに中央銀行のマティスがやって来た。ディートリッヒ伯爵の所へ行ったらチラと見かけた人物だ。都合よく見かけたものだ。ここで佐々木は二人の話し合いに同席させてもらう事にする。よく認められたな。

ヨーゼフにニ倍の荷物と言った物は、二人静に調達を頼んだらしい。しかしそこに行く前にお隣さんに遭遇してしまう。ピーちゃんとの会話を聞かれるけど、まあ今はリモート会議だよーとしらばっくれる事は可能だが。鳥が話すよりもずっと納得性がある。
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二人静との約束は19時だったのに、もう22時。時間のズレ、大きくなって来た?

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ダンジョン飯・第9話

マルシルが負傷してモツ焼肉で少しでも快復しようと焼肉をやってる所に別のパーティーが下りて来る。その中にはナマリが居た。久しぶり、と言っても一週間程か...え?それしか経ってないの?話数1つで一日しか経っていなかったんだ。ファリンを助けるのにそんなのんびりで良いのかと思っていたが着実に進んでいたんだな。その割に他のパーティーには抜かれたり追いつかれたりしてるけど。

ナマリは今はタンス夫妻のパーティーに居る。金払いが良いとの事で。そのナマリにマルシルはやはり含む所がある。ファリンの救出に付き合わないと離脱した事で。でもナマリは妙にお金にこだわっている。

それはさておき、他のパーティーが来た事で治療が出来る者は居ないかと聞いてみたが、対価は何かと聞かれた。こっちも金にこだわるなとは思ったがダンジョンの中でそれをおざなりにしては生死に関わると言う事ではそれは仕方あるまい。

ケルピーの焼肉ではどうかと言ってもタンスはあっさり否定。先へ進むと言うのでウンディーネが居て危険だと教えると、なるほどウンディーネを怒らせてそこに居る者は負傷したのかと言うタンス、我々ノームなら大丈夫だと進んだ。

と言う事でタンスはウンディーネに語りかけるものの、全然ダメ。ナマリを盾にしたぞ。ナマリは頭を撃ち抜かれて絶対死んだ。なのにそれを術で蘇生出来るのだ。

以前からこの作品では死んでも生き返る事になってるなとは思ったが、どうもこの迷宮にかけられた呪いが強力すぎるらしい。魂が絶対身体から離れない様になっていてだから身体さえ修復したら生き返るのだ。凄いな狂乱の魔術師。
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タンスはこの先の調査に来たが、護衛=ナマリが少し心許ない。だから自分の護衛をやるのならそれを対価にしてやっても良いと言う。

それでマルシルが助かるならとライオスはセンシと二人で「その先」の調査に参加した。根がはってる影にエルフ文字があり、それを解読しようとすると邪魔だから根を取れと命令。

ライオスがあの剣で根を除去しようとしたらナマリが文句をつける。気味悪い剣だなちゃんと買った物を使えと。ついでにセンシの斧にも。まあ刃こぼれ酷いしね。ナマリは武器にはうるさいらしい。

しかしここであの剣が反応する。いやあ予想外にこの剣役に立ってるな。何か居ると言う事でタンスが勝手に先に進むのを止める。だがタンスは何が居るのかも分からずにとどまれるかとキキに進ませたらキキは「根」に捕らわれた。テンタクルスだった。何とかしろと言っても高い場所に届かない。

だったらわざと捕まってやるかと言うナマリだがライオスは魔物知識がしっかりしてる。テンタクルスは刺胞を持っていて接触したら毒をうたれて動けなくなる。ライオスはセンシから兜を借りてテンタクルスに捕まりに行った。俺が信じてるのはナマリとセンシだと。

ライオスは捕まってテンタクルスに引っ張られた。そして根を切る。ああなるほど先に捕らわれたキキの矢を落とすのか。すぐに気づいたセンシがそれを受け取りナマリが撃ち込む。これでテンタクルスをやっつけた。

でもテンタクルスに刺されたら激しく腫れる。
「目が漫画みたいになっちゃってんじゃん!」
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センシも根を握った手が腫れて離せない。酢でしめると何とかなると言う事で酢をかけた。テンタクルスの酢和え。

今回のダンジョン飯来たな。

タンスもライオス達の有能さと自分を助けて貰った事でマルシルの治療をすんなり申し出た。復活したマルシルには、今回の礼はナマリに言ってくれとライオスに言われてしまう。初めて使う武器でテンタクルスを違わずに撃ち抜いた技量に。

お互い文句のあるマルシルとナマリだが話が出来る程度には復旧した。

さて問題はウンディーネ。怒りをおさめる方法は無いか。タンスによるとウンディーネは小さい精霊の集まりで今構成してる個体が世代交代したら大丈夫だろうと。ただそれには一週間待つ。そんなに時間が経ったらファリンが消化されちゃう。このダンジョンでは魂が束縛されるから死んでも蘇生出来るがそれは身体があっての事。身体が無くなってしまっては蘇生出来ない。

タンスはここで一週間待つ訳には行かないので帰還の術の準備を始めた。それを聞いたチルチャック、ライオスに言ってマルシルも帰させようとした。前回言っていた魔力が尽きた魔法使いをこの先連れて行けない。

ここで前回のマルシルの回想が生きるんだな。マルシルにとってファリンはとても大切なのだ。だからそのファリン救出に着いて来ないと言ったナマリに腹を立てたし、そして今回ファリンを助ける為なら自分がお金を工面するからライオス達と一緒に行ってくれと。

しかしチルチャックはそれを止めた。今回またも金でナマリを動かしたらナマリは金で何でもする奴だと噂が広まる。だからやめておけ。

ファリンをなんとしても助けたいマルシル、自分の魔力さえ戻れば良い。だとしたら魔力を蓄えているウンディーネを飲み込んだらどうか。でもどうやって捕らえるか。下手に飲んでも中から撃ち抜かれないか。熱に弱いだろうから何とか熱せられないか。

そして気づいたのはセンシの鍋。これに閉じ込めて熱せられないか。石柱を貫くウンディーネの攻撃をそんな鍋で防げるかとチルチャックが言うが、ナマリが気がついた。こ!これはまさかアダマントではないか。龍の牙ですら通さないアダマント。

これならウンディーネを閉じ込められる。とは言ってもあの威力をドワーフのセンシなら出来てもトールマンのライオスに出来るのか。そう心配して見るナマリをさらに見てるタンス。

案の定、ライオスの力では無理。ライオスを気にするナマリにタンスが行けと命じた。これでナマリとセンシの力でウンディーネを鍋の中に。すかさず火の上に乗せてウンディーネを死滅させた。熱いけど。

早速それを飲むマルシルだが、吸収を助ける料理を作ろうと言うセンシ。
こうして出来たのがウンディーネで煮込んだテンタクルスと水棲馬のシチュー。
参考資料

こんなナマリとライオス達の繋がりを見てタンスは彼らの所にもどれと言うが、ナマリは金と関係ない付き合いをタンスに求めた。

そしてその後の話で分かる事実。チルチャック、先に金を貰って付き合っていたし、ナマリとは別にライオス達から離れたあの武士みたいなシュローは別のツテでファリンを探してるらしい。何しろファリンに求婚したい程に惚れていた。

え?!ライオス同様にそれは知らなかった。
他の連中は気づいてたらしいけど。

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