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薬屋のひとりごと・第18話

壬氏がお忍びで花街へ行くのに丁度良いと猫猫がお嬢様役になり、壬氏は付き人となって現地に向かった。でも現地に着いてもう良いでしょうと猫猫に去られてしまう。その直前に壬氏が聞いたのは妓女の価値を下げる方法とはどんなものがあるかと言うものだ。それに対して猫猫は前回やけに事務的に回答したなとは思ったが、それは猫猫が敢えてしたものだった。大丈夫、特別な感情を添えてはいない。あとはお楽しみを。

ただ猫猫も感づいてはいた筈だ。壬氏がただのお忍び遊びで来た訳ではないと言う事に。それに壬氏は猫猫から見たら疑いなく宦官と言う事になっている。だから遊ぶにしても酒を飲んで騒ぐまでの筈だ。

その後、猫猫は夢を見た。赤ん坊が女に殺されそうになっている夢を。あの赤ん坊は猫猫か。するとあの女は猫猫の母なのか。壬氏に妓女の価値を下げる話をした流れだとすると子を孕んだ妓女と言うのがそうなのか。

怖い夢を見たと起き上がった猫猫だけど、赤ん坊の時の記憶ではなかろう。起きた出来事からの話を夢で構築したのだろう。起きた猫猫に羅門は緑青館へと薬を持って行かせる。緑青館に来た猫猫は白鈴に迎えられる。その薬を持って行った先は、女が斑だらけで伏していた。猫猫の口ぶりから梅毒。羅門の薬はよく効くと言っても抗生物質じゃないからマシな状態にするだけで治療にはならない。
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禿が部屋にやって来た。眼鏡の男が来ているから奥から出ない様にと。

梅梅ももう三十路目前で妓女としてはそろそろ先を考えないといけない年齢で、どうも梅梅の口ぶりはあの李白あたり(違う?)に身請けされたがっている感じがある。しかし猫猫はそう言う梅梅の恋心みたいなものとは自分を無縁にしていた。

壬氏は恐らく調べていたのは羅漢の事だろうか。花街では誰かから情報を貰ったのだろうか。猫猫には花街で遊ぶ男と見られたかなと思って気まずそうに行ってみると、猫猫がいつも以上にそっけない。

その猫猫に水蓮は物置を薬草置き場にしない様に、どうせなら壬氏に部屋を貰ってはどうかと言うのだが、猫猫は高貴な方の部屋に置けないと言う。水蓮は猫猫がそうやって身分の区別をはっきりさせてる事に対して、人はそれだけではないと言うのだ。確かに猫猫の割り切りは普通の庶民以上に強いと思う。

猫猫は水蓮によって軍部に近い医局に薬を取りに行かされる。やぶ医者の薬局と違って凄いなと心躍らせる猫猫だけど、何だろうここ。宮廷の医局?

その猫猫の不審な様子をあの以前会った背の高い女官に見咎められた。
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医局員はその女、翠苓と言う人物に憧れてるのかペコペコする。本当なら女官なんてやってる人じゃないともポツリとこぼす。

猫猫はこの後例の薬草があった場所に寄ってみた。やはりある。でも薬草を漁っている場面を翠苓に見咎められた。薬草以外を間引く翠苓は、やはり薬の知識があるらしい。だから生き返りの薬を作ると言われたら猫猫が思わず飛びつく。いくら猫猫でもこの時代の感覚だと生き返り薬に飛びつくんだな。

羅漢がまた壬氏の所にやって来た。やはり猫猫を娘と気付き、壬氏から引き取りたがっている。そして一方で壬氏には途方も無い権力がある事に気づいていた。今度会わせて欲しいと言って立ち去り、その後で壬氏は猫猫に羅漢に会わないかと聞いたが猫猫は何も言わないが恐ろしく酷い顔をした。
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壬氏はそれを引っ込めた。

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