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佐々木とピーちゃん・第7話

ヘルツ王国の国王が変な事を言い出した。先の帝国との戦いは相手が天啓によって倒れたが帝国が再び侵略して来るのは必定。だから国力を高めねばならない。ここ迄は良い。

したがって王族も国政に関与するのを認め、顕著な功績を上げた者には直ちに王位を譲る。いや、それ、国内を混乱させるだけでダメだろ。案の定貴族達は第一王子派と第二王子派に分かれて派閥争いする事になる。
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佐々木はミュラー伯爵の所に来ていた。上記の話を伯爵から聞く。国内が物騒になるので伯爵は佐々木にルンゲ共和国に拠点を移した方が良いと言うのだ。ほら、もう伯爵が佐々木に忠告する事態になっている。これは国王は直ぐに王位を譲るなんて言ったのは、ひょっとして国王に不治の病でも発症したのだろうか。

佐々木は自分を心配してくれる伯爵に感動したが、自分はここで商売を続けると告げる。

ところでミュラー伯爵は第二王子派らしい。この国の王位継承法がどうなっているか次第だが、長子相続が基本の国ならこの機会に王位を狙う第二王子派と言うのはちょっとどうか。(Wikipediaで二王子の事情を見たけど、それならそれでやはり継承法で決まるべきスジなんだけど)

そこにハーマン商会の者が至急で面会に来た。あのマルクが貴族に無礼をはたらいた廉で拘束されたと言う。相手はディートリッヒ伯爵。実はハーマン商会でマルクは副店長だったが、元々才覚があった上に佐々木の商品もあずかって売上を伸ばしていた。これを妬んだ店長が普段取引のあるディートリッヒ伯爵と組んで仕組んだのだ。ディートリッヒ伯爵は第一王子派で、ミュラー伯爵と懇意にしているマルクを追い落とすのに乗った。

これを聞いたミュラー伯爵と佐々木はマルク救出に動き出す。この時、佐々木はミュラー伯爵から探検を授けられた。これを出せば佐々木の言葉が伯爵と同じ重み持つ。

ミュラー伯爵の差配で佐々木は獄中のマルクと面会出来た。途中迄はミュラー派の兵士が案内したが、獄舎内はディートリッヒ派の兵士。佐々木はマルクに会うとすぐにヒーリングしてやる。何をするかと言う兵士に、佐々木はマルクがどれだけ商売が出来るか、ディートリッヒ伯爵に言うと良いと言う。うーん、どうなんでしょう。こんな獄舎の兵士から伯爵様に伝わるのか。或いはディートリッヒ伯爵はミュラー側を気にしていたから、面会に来た男が居ると知ったら聞くかもしれない。

次に佐々木はルンゲ共和国のあのケプラー商会のヨーゼフを訪ねる。こちらで商会を立ち上げたいので助力願いたい。そんな事をいきなり言われても普通ならお断りするかもしれないが、佐々木は現世日本の商材を見せた上で、支払いは後で良いそれが担保だと言う。それならばとヨーゼフは引き受けた。立ち上げる商会の名前はマルク商会。あ、マルクをここに住まわせるのか。
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家に戻ると来客があった。エルザだ。エルザもマルクの事を心配して佐々木の所にやって来ていた。ところがここにピーちゃんが不用意に帰って来て佐々木に話しかけるのを見られてしまう。あー、エルザにはバレてしまった。まあ以前も危うい場面あったしね。

エルザを見送った後でピーちゃんもオススメの金の輸送に取り掛かる。金貨を鋳潰して純度を上げて金の延べ棒にした。そこにまた来客。あれ?エルザが隠れているぞ。
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来客から戻った佐々木が金の延べ棒の箱を釘付けしてるけど、これはどう見てもエルザが入ったな。ピーちゃん、人の気配を察知するの下手だな。そして現世に戻って二人静に荷物を渡すが、中にはナマモノが。

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