« ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する・第1話 | Start | 姫様“拷問”の時間です・第1話 »

道産子ギャルはなまらめんこい・第1話

東京から北見に引っ越して来た四季翼。タクシーで引越し先の家に向かっていたがもう近くかなと思ってタクシーを降りてしまった。いや、それって東京でもしちゃいけない行為だろ。案の定家迄はまだ遥か遠く。歩いて30分以上。この寒さの中。しかも東京住まいだった人間が雪道を歩くのだからもっとずっとかかるのでは。

でもそのバス待ちでなまらめんこいギャル発見。思わず見とれてしまった。その子は翼が東京から来たと聞いてグイグイ食いついて来る。すっかりギャルにのぼせ上がって翼は一緒にバスに乗って帰る筈が乗らずにそのままバス停に。これ生きて帰れたのか。帰れたみたいだけど、どうやって。

同い年と言う事で同じ高校で、だったら同じクラスだとイイナと思った翼。挨拶をしたけどギャル=冬木美波が見当たらない。なーんだ違うのかと思ったところに遅刻して美波が教室に入って来る。なんと都合の良い偶然。しかも隣の席。なんと都合の良い偶然。

ともあれこのおかげで寒い教室の中でもブランケットを貸して貰えて温まる事が出来た。そして放課後、一緒に帰ろうとくっついて来て、駅まで一緒に行く。北見駅?と思ったら北海道によくある朝礼台ホームの駅だ。愛し野駅と言う。北見駅から北東に5km程の駅。すぐに列車が来て、キハ40の3両編成って石北本線の普通列車としては長大編成では(偏見)。
参考資料

美波から東京ではどこに遊びに行くのと聞かれたものの、女の子と遊びに出た事のない翼としては噂話で聞いた知識しかない。原宿とか、新大久保とか。え?今って若者も新大久保に行くの?

北見ではどうしてるか聞いてみたら、家で遊ぶと言う。寒いから。あの付近は北見市が最大都市だけど何かあるのかな、外には。しかしこの「家で」と言うのが伏線だった。

今度の日曜日、家に来てよとお呼ばれしてしまう翼。うん、遊ぶのは室内って言われていたから。でも女の子の家は初めての翼君。どきどきして行ったら結構薄着の美波登場。北海道の家って中は暖かくしてるからね。でも美波の部屋はそんなにはストーブが強力じゃなくて今日親居ないんだと言う意味が、暖かいリビングを使えると言う意味だった。

カツゲンをご馳走なるが、そのカツゲンを美波はドバっと自分にかけてしまって、着替えて来たのがもっと薄着。これは翼君には刺激が強すぎる。もうここは持って来たBDを一緒に見るしかない。でも途中でぐっすり寝ちゃう美波。無防備すぎる。
参考資料

あまりの無防備さに逆に翼は男として見られないんだなとちょっとがっかりして帰るのだが、その翼を美波は追って来てくれて一緒にセコマへ。

良い感じの北見生活の始まりじゃないか、翼君。
にしてもあんな薄着でウロウロする女子高生なんて居たっけ?過去の記憶ではみなコートを着ていて、でもそのコート姿が女子高生らしいと言うもの。

このエントリーをはてなブックマークに追加

|

« ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する・第1話 | Start | 姫様“拷問”の時間です・第1話 »