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ダンジョン飯・第4話

一流の冒険者ライオスは足音で人間の物かスケルトンの物かを聞き分けられる。そうやってダンジョンを進んで行ったが、ある場所で右にはゴーレムが居ると言って左に行こうとしたらセンシがゴーレムの方へ行こうと言い出した。

すぐさまマルシルが悪い予感がしてゴーレムは99%が土で出来てるから食べられないからねと止めるが、別の用事があると言うのだ。

まず行った場所はセンシの拠点。拠点にしてるけどここで寝泊まりはしていないと言う。どこで寝泊まりしてるんだ。どうもここはゴーレムの野菜を収穫する拠点らしい。ゴーレムは便利な畑。一応手入れをするからここに拠点を作っている。

そうして行った先で三体のゴーレム出現。センシは見事にゴーレムのコアを除去して崩して行く。崩れ去った後の土にはえている野菜を収穫する。豊作でした。
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野菜以外の植物は積んでおいて肥料にする。さらに別の場所で作っておいた肥料もまく。これでマルシルが確信した。何故センシがゴーレムのコアの位置を知っていたのか。それはセンシがゴーレムを作ったから。便利な畑のゴーレムを作ったのだ。連作障害を起こさない様に、ちょうど三体居たゴーレムを三圃制農業していたのだ。

マルシルがトイレに行ってるうちにセンシは土にコアを埋めた。名前まで付けてる。

その後採れたての野菜を使ってゴーレム畑の新鮮野菜ランチの完成。うん、種子植物だけなら抵抗なく食べられるよね。

あれ?待てよ、種子植物って事は我々が普段見る地上の植物であって、それらは光合成をしないといくら土と水と肥料があっても育たない。ゴーレム畑の光源はどうしてるんだ。もやーっとした微かな光だと光合成に全然足りないぞ。

食事が終わったら後片付け。センシはトイレに向かった。そう言えばこの辺のトイレってキレイだよねと言うマルシル。うん、それは誰かがメンテしていなくちゃそうは行かない。

それで気がついた。センシがやってるのか。糞尿を肥料にしてるのだ。だからトイレはキレイにしてる。でもどうして迷宮でセンシがやってるのか。それは地上でも出来る事ではないか。うん、ゴーレム畑は地上じゃ出来ないけどね。ライオスの問いに対するセンシの答えは、自分がやらなかったら誰がやるのか。そしてゴーレムの維持は誰がやるのか。実はゴーレムはあの三体が残った最後みたいなのだ。そしてもしゴーレムが居なくなったら魔物の生態系が壊れて下層の魔物が上がって来るかもしれない。
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この迷宮の生態系の安定は結果的にセンシが担っている訳だけど、でもセンシに何かあったらその先はどうするの。

収穫したけど量が多い。普段はひとつ下で交換していたが、今は駄目みたいだ。と言う事でこの階層で商人と取引しようと酒場みたいな場所に行ったけど、出て来たやつは最初は揉み手だったのに野菜だと言ったらとっとと帰れと言い出した。

しかし野菜を捨ててしまってバチが当たるよと言われたら、まさにその時オークに襲われた。オークが酒場の連中を殺してマルシルまで襲おうとしたのでライオスがオークを倒そうとしたが、それをセンシが止める。

センシとオークが知り合い。取引相手って実はオークだったのか。オークがこの階層迄上がって来たのは赤い龍が出現して集落から逃げて来たのだ。赤龍がどこに居たのかとライオスが聞くものの、それを教えると言う事はオークの集落の場所を教えると言う事になってしまう。

オークが野菜などをよこせと言うのでセンシは取引した。それをやる代わりに今晩は野営地で泊まらせろ。センシの考えではオークの野営地でパン種でパンを作ると言う。あまりにセンシがパンパン言うのでオークは小麦粉とパン種をくれる。

パンを作りながらオークとマルシルの人間族とオークの歴史の論争。文句を言い合いながらうまくパンをこねる二人。

パンの発酵を待ちながらオークはライオスに何故赤龍を探しているのかと聞く。そうしながらまたもオークとマルシルの論争。

そうこうするうちにパンが焼けた。オークは出来たパンは我々の物だと言うが、オークの子供がみんなで作ったのにどうしてあの人達は食べられないのと聞くと答えに窮する。マルシルが気を利かせておかずが出来る迄は駄目だと言ったんだよと言うので、オークも仕方ない料理を作ってライオス達にふるまった。

こうして不思議な形で打ち解けて来たところでライオスのさっきの問いの回答。妹が赤龍に飲み込まれた。それを助けに行く。赤龍は自分達が倒す。そしてオークの集落の場所は絶対口外しない。ライオスの言葉を信じたオークは地図をくれた。
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良い感じに終わったけど、ライオス達はセンシの知り合いだし同じ釜の飯を食ったから生き延びたけど、酒場に居た連中はオークに皆殺しにされたよね。

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