ダンジョン飯・第3話
赤龍に飲み込まれたファリンを助けに行くダンジョン行だが相変わらず切迫感が無い。とは言っても地道に進んでいる。仕掛けを動かす為にチルチャックはライオスの剣を借りて壁を叩いたら柄の飾りが無くなってしまった。その由来の回想があるので、ひょっとしてあの飾りに意味あるのかと思ったけど結局は無かった。ただ、並んだ鎧がどんなものかと言う説明にはなった。動くのだ、不意に。
ところで以前もチラと語っていたしこの初めて鎧と遭遇した回想でも「初めての死亡」と言っていたが、このダンジョンは死んでも生き返るの?
などと語った後でライオスは鎧は食べられないかなとか言い出した。おまえはおかしい。
そしてその鎧の部屋へ。あまり関わり合っては居られないから走って抜けようとしたけど、鎧が動いて迫る。一個片付けたものの、他のも動き出すし倒した筈の鎧が頭を掴んで元に戻して動き出した。これでは駄目だと一旦退却。
どうも今回はおかしい。ただ鎧の中は空っぽなので操ってるやつを倒したら止まるのでは?と思われた。今回奥の扉を守る感じで一斉に動き出したので、その奥に操ってるやつがいるのかも。
じゃあ三人が囮になって一人が奥の部屋へ行く。ライオスの考えでは気配を消せるチルチャックが奥に行く役が良かったと思ってたが、チルチャックでは戦闘力が無い。奥に行けたとしても操ってるやつを倒せないかもしれない。それにどうせ鎧には目も耳も無いのだから気配は関係ないだろうと。でもさっきの鎧は頭をくっつけた後でちゃんと前を向けたね。
作戦どおりに三人が囮に。そしてライオスが奥の部屋へ。でも奥の部屋に入ったらもっと強そうな鎧が立っている。これに勝てるのか?
でも戦ってるうちにライオスの剣が折れた。仕方なく近くにあったレンガを投げたら盾で防ぐのではなく、逆に盾の方を守った。よく見たら盾の裏に何かがくっついている。あれは生き物の卵鞘ではないのか。
そうと分かったら手がある。卵鞘を守る動きをするのなら、そこを狙うと動きに隙ができる。
ただの操り人形ではなくて意志を持って動く魔物が動かしているのなら、中にそれが居る筈。でも空っぽのように見えたのは実際はどんな魔物が入っているのか。とにかく隙を作って分解してみよう。
頭部を分離させてみたら空っぽだけど外殻と内側の間に隙間がある。そこを開けてみたら軟体動物みたいなのが出て来た。こいつらが動かしていたのか。
そとの三人を救う為に卵鞘のついた盾を放り出して鎧がそちらに向かう隙に三人を呼び寄せ、仕組みを解説。
でもそれが分かったぞと説明するライオスがおかしい。
早速センシにこれを料理してみてくれと。どうも貝みたいな物ではないかと。そうして鎧から取り出して料理開始。
完成しても相変わらずマルシルがウェっと思うが、よくもまあウェっと思っても食べられるな。最初に食べたライオスがうまい!と言うけど、センシやチルチャックはもうちょっと何とか出来るのではと反応。
食べ終わって、ライオスは折れた剣の代わりに大きい鎧が持っていた剣を使う事にしたが、そこに何かいたぞ。良いのかそれで。