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愚かな天使は悪魔と踊る・第1話

冒頭で男子が女子を見て「て、天使」な反応をしていたので、あの女子が天使なのだろうとは予想した。

でも転校生としてやって来た阿久津雅虎が妙だ。冒頭ではあんなに髪がフサフサしていたのにその頭は何だ。でもこれがカツラ。阿久津はこれで愚かな人間共を騙してやると呟く。ああ成程この阿久津が悪魔か。でもあっさりカツラとバレてしまう。ここが分からない。阿久津は何故人間を騙すのにカツラなんて必要としたのか。それで同情を誘うとしたのか。でも同情だけでは後から明かされる阿久津の目的は達成出来ないのでは。

隣の席となった天音リリーがまさに天使の様だった。うん、多分天使。それだけに広田健作などはこれまでに5度も告白してお断りされていた。

ただそう言う素質は阿久津の望む所であった。では天音をどうやって取り込むか。それを考えながら帰途についていたら偶然天音と出会う。妙な路地から天音は出て来て、しかも服が破けている。なんかおかしいね。

ここで会ったのも何かの縁だと天音は一緒にお茶しようかと阿久津を誘う。だがその道すがらで天音はトラックに轢かれそうになり、思わず阿久津が正体を現して天音を守ってしまった。その様子を見た天音は阿久津を引っ張って別の場所へ。いやああんな事故起こしておいてトラックの運転手は警察に申し開き出来ないよ。

流石に黙っていられないと阿久津は公園で自分は悪魔なのだと天音に明かした。悪魔の世界は現在天使を相手に戦いをしている。ところが悪魔側が劣勢。悪魔の連中は全然戦う気力を見せていない。だから阿久津はその連中を鼓舞出来る人材を人間界に探しに来た。天音なら人を魅了する力があるからうってつけと思ったのだ。

ここで天音が本性を現す。阿久津を鎖で緊縛して自由に使おうと思ったが、阿久津君、予想外に力があって天音の鎖結界を破って攻撃をかけるものの、天音の方が強い。再び阿久津は鎖で縛られて、これは面白い悪魔だと消さずに飼い犬にする事にした。首輪をはめて。

これ薄々思っていたが「愚かな悪魔が天使の遊び道具になる」ではないのか。

阿久津は首輪をはめられてやむなく天音の下僕になってしまった。
何この絵面。
参考資料

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