« 悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~・第1話 | Start | 外科医エリーゼ・第1話 »

戦国妖狐・第1話

永禄と言う戦国時代に武者修行(自称)の真介と言うおのこありけり。野盗を倒すのだとごくりとしていたがこの様子だと返り討ちだろうと思ったのに、先に野盗に声をかける二人が居た。
参考資料

片方がうっかり野盗を殴った事で戦いとなるものの、男の方の術で相手にならず野盗三人はその場で倒される。

なんだあれはとついていった真介、当然そんなのは見破られていて女の方に石を投げられて姿を現す。

聞いてみたら男の方は仙道の迅火、女の方は妖狐のたま。故あって義姉弟となっている。たまの方は人間が大好きで一方迅火の方は人間が嫌いなので何かちょっとした事があったらすぐに人間を始末しようとする。

たまがさっきの野武士の頭領の場所を求めていると言うので二人の素性を聞いた見返りに真介は案内した。

鬼兜組はこの辺りでは恐れられている野武士で、特に頭領は化け物ではないかと言われる程に強い。そして実際に戦いになったら頭領は化け物でした。兜に取り憑いて死体を操っていた闇(かたわら)だったのだ。

野武士の件を片付けて宿に行ってみればまたも強力な闇が街道に出ていると言う話を聞く。その場に居た法師が退治に行くと宣言。翌朝早々と出かけるが、それをたまが止める。やめておけと。やってみたら確かに無理で、でも迅火が倒そうとしたところで何かを感じるたま。

このエントリーをはてなブックマークに追加

|

« 悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~・第1話 | Start | 外科医エリーゼ・第1話 »