悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~・第2話
ユミエラが魔導具の水晶玉に触ったらレベル99が出てしまった。誤作動だろうと交換してもやはりレベル99。これはもう隠せないだろう。正直に言うしか無い。そうですと言うけど剣術教師に加えて学園長までが疑いを持っていた。
当然ながら生徒達も何かズルやったのだろうとひそひそ話をしていた。このせいで唯一平民として入ったアリシアに注目が行かずにユミエラに注目が集まってしまった。すまん、アリシア。この辺とかこの後とかユミエラはアリシアを気遣ってるけどアリシアは警戒感を抱いてる様子。
あーあと思ったユミエラにウィリアムがわざわざ追いかけて突っかかって来た。レベルは魔物を倒さないと上がらない。だから99などと言うのは捏造だ。それは地道に剣技を鍛えている剣士を侮辱したのと同じだと。
ウィリアムに加えてエドウィンもわざわざやって来た。ユミエラがフルネームで挨拶するとドルクネス家か、中央貴族もどきめと呟く。中央貴族もどきって何だ?と思ったら後でリタが解説してくれた。
このウィリアムもユミエラが99な筈が無いと思っている。さらにオズワルドまでやって来た。攻略対象が三人共揃って出現してユミエラの99を頭から否定してる。この連中なんかと関わり合いたくないと思うユミエラ。
面倒だと思ったユミエラはアリシアを指して懇親会パーティーで一人ぼっちになっているから話しかけてあげてはと促す。三人はうまくそちらへ向かった。
家に戻ったユミエラに父親が監視の為につけたメイドのリタがお早いお帰りでと迎える。あの突き放した様な喋り方は早坂みたいなメイドかと最初は思ったけど、監視でついたメイドだからか。
リタに中央貴族もどきとは何かと聞いてみたら、この国には中央貴族と地方貴族が居て地方貴族は領地で生活をし中央貴族は領地は現地の代官に任せて王都で暮らしていると言う。うん、平安時代の貴族みたいな感じだ。ところが本来地方貴族なのに中央貴族みたいに領地は代官に任せて王都に居るのもいる。それが中央貴族もどき。ドルクネス伯爵家がそうで、ユミエラからしたら王都で遊び呆けているろくでなし貴族。
授業が始まってユミエラは一人孤立。まあそれで良いんだけど。でもアリシアはもう攻略対象三人と親しくなっていた。ユミエラがけしかけたのでストーリーの展開が変わりだした。
アリシアは相変わらずユミエラを警戒した目で見る。一方でユミエラの次にレベル測定をした銀髪のパトリックと言う男子はユミエラの方を見ている。OPやEDを見ると彼が数少ないユミエラに拒否感を持たないキャラかな。
剣術の実技が始まった。実力を測る為に模擬戦をやれとの事。一番手はレベル99だと言うユミエラがやってみろとの剣術教師の指名。だったら俺が相手しようとウィリアムが名乗りをあげる。
さてどう手加減しようかと思っているユミエラにウィリアムが煽る。それに対してユミエラは「おまえの生死は私の繊細さにかかってるんだが」と思う場面が笑える。
ウィリアムが突進して来ても遅い。足めがけて剣を出したらウィリアムが盛大にずっこけた。教師はこれでユミエラの勝ちにしたがそれではおさまらないウィリアムが打ちかかって来た。咄嗟に打ち返したらウィリアムが吹っ飛ぶ。慌てた教師が保健室へウィリアムを抱えて行った。手加減したらかウィリアムがひき肉になっていない(笑)。
次は魔法の授業。今回もまずは実力を見てみましょう。という事で鎧めがけて魔法を撃つ。今回はオズワルドの番。天才オズワルドが四つの属性を繰り出す。そしてウィリアム同様にユミエラを煽る。さっきの剣術の授業の時は別の班だったのでユミエラがウィリアムをぶちのめしたのを知らずに。
ユミエラは基本の四属性魔法が使えない。念のために壊しても良いか聞いてみたらオズワルドは自分ですら壊せないのに壊せる訳が無いと言う。先生に言わせると宮廷魔導師レベルでないと出来ないと。
それではとユミエラは闇魔法をかるーく撃つ。へなへなと飛んで当たったら鎧が完全に消滅してしまった。宮廷魔導師でないと壊せないのを壊してしまった。闇魔法と知って動揺する生徒達だが魔術教師は魔法を専門にしているから闇魔法も宮廷魔導師が使ったと説明。
ここにエドウィンが学園長と一緒にやって来た。ユミエラの退学書類が出来た。おまえは学園を退学だし王国からも追放だと。しかし魔術教師はそれを止めようとする。ユミエラの魔法は本物だ。退学する理由は無いと。
魔術教師はユミエラの力を評価してこの退学を覆そうとユミエラに全力の魔法を見せてと頼む。ここまで頼まれては仕方ない。じゃあ空に向かって撃ちます。何が起きても責任は取って貰えますねとエドウィンの言質を取って、でも手加減してブラックホールを発生させる。ブラックホールなんて発生したら何もかも飲み込んでしまう。先ずは周辺の空気を飲み込むから強力な嵐が発生した。
どうでしょうか殿下納得していただけましたでしょうか(威嚇)。