« Dezember 2023 | Start | Februar 2024 »

悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~・第4話

ユミエラはアリシアからいきなり「あなたは魔王ですか」と言われてしまった。
そもそも魔王が復活すると言う話は王族の中でのトップシークレットではなかったのか。だからアリシアに聞いてみたら「エド君が言ってました、二年後に魔王が復活すると」と言うのだ。あの馬鹿王子、機密情報を漏らしたな。しかもたった一週間程度で王子を君づけで呼ぶアリシアのコミュ力の高さ。

アリシアに論理的な反論をすると当然根拠が薄い(と思われる)アリシアは言葉に詰まる。それをエドウィン達はユミエラがアリシアをいじめてると捉えた。

ただ、ここで言葉の行き違いがあったのは後から分かる。アリシアはユミエラが黒いから魔王ではないかと言う。当然ユミエラをはじめとして他の人はユミエラが黒いのは髪の毛の事だと思うが、実はアリシアにだけは違って見えたのだ。

ウィリアムが貴様が魔王だったんだなと指差すのに対してユミエラは
「私は裏ボスですが魔王ではありません」
タイトル回収来たな。

三馬鹿がユミエラに突っかかって来ても、魔王の復活が二年後なのに今ここに居る自分は二年後の魔王なのかと反論すると答えられない。

そもそもウィリアムが成敗してやると言ったところでユミエラにかなう訳がない。ユミエラから見たら三馬鹿が弱すぎるのだ。確かにレベルはそうは高くない。そうだこの機会に三馬鹿にはレベルを上げて貰おう。その方法を伝授したら自分への印象が変わるのではないか。そう思ってユミエラは自分がレベル上げをやった方法をペラペラと早口で話しはじめた。いや、それ一度国王の前で言って引かれたやり方では。
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やりきった。いや、みんな引いてるんだけど。
三人には伝わらなかったが、みんななら分かるのではと思ったら、他のみんなも駄目だった。駄目だこれ。

ただ、ユミエラは不思議だった。何故こんな根拠の薄い理由でアリシアは自分を魔王だと思ったのか。調べてみるか。と言う事でユミエラはアリシアの様子をこっそり伺う。その時にユミエラが猫に逃げられるのは強いオーラが出てるだけかと思ったのだが。

その猫を触ろうとした時にパトリックを初めて二人で話した。取り敢えず軽く。

アリシアがエドウィンから勉強を教わってる場面で驚くべき事を知る。エドウィンはこの時点では一応ちゃんとユミエラが魔王ではないと思っている。何しろ父王からそう言われているし。でもアリシアがユミエラを魔王ではないかと思う強い根拠があった。アリシアはユミエラがこう見えるのだ。
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うん、これでは人間に見えない。そして猫にもこう見えたのかも。

ユミエラは学園長に呼ばれた。学園長室にいたのは初回で見たあの爺さんではない。細目でニコニコしてる連中にロクなやつは居ないのが通例で、ユミエラも作り物の笑顔だとは感じた。ただ、国王の信頼はあるらしい。

学園長が今日ユミエラを呼んだのは野外演習で生徒ではなくて運営側で参加して欲しいという。学園が安全性を確保した上で生徒に魔物狩をさせる。そうやってレベル上げを行う。ユミエラが生徒側で参加したら一気に魔物を倒して演習にならない。

演習は中央貴族と地方貴族に班分けして行う。ユミエラには地方貴族の班に参加して欲しい。エドウィン達はさらにそれとは違う特別強化の補習授業がある。それを聞いて猛然と興味が湧くユミエラ。
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特別強化に興味はあったが、実際に参加するのは地方貴族の班。でも安全に配慮するあまりぬるいやり方になっていてこれではレベル上げとしては効率が悪い。そうユミエラが思ったのと同時にパトリックがそう呟いた。

アッシュバトン家では前衛と後衛に分かれ、前衛が魔物を抑えて後衛が攻撃する。それを入れ替えたりして次々と倒す。そうやってレベル上げをする。しかし集団だとその程度しか出来ない。だからユミエラは自分のレベル上げが一番だとは思った。

ともかく今は魔物が少ないからそんな集団行動とは行かない。だったら良いものを持っていますよとユミエラは魔物呼びの笛をプオープオーと吹いた。たちまち集まる魔物。皆それに驚くが、パトリックが全員を指揮して前衛と後衛に分け、アッシュバトン家でやった様に魔物を倒させる。最初チラと見た時は頼りなさそうなキャラかなと思ったのにこれはこれは、頼もしいキャラじゃないか、パトリック。

全部倒した後でパトリックはユミエラに怒る。なんて事をしたんだ。でもユミエラは今のでは前衛がレベル上げ出来なかったのがまずかったのかと思い、では「次」は足止めは自分がやるのでさっきレベル上げ出来なかった人は今からやって下さい、プオープオー。

と言う事で、出現した魔物はユミエラのダークバインドで全部拘束する。さあ、足止めしたので倒してと言っても、そのダークバインドそのものが不気味でみんな腰が引けてるが、大丈夫と言われてなんとか倒した。

ただ、パトリックとユミエラが話してる時魔物が襲って来て、パトリックが前に立ったので腕が傷ついてしまった。治しますと言う闇魔法の治癒は見た目がグロい。でもパトリックが純粋にユミエラを心配したというのだけは分かった。

今度から前もって言えと言われたので「じゃあ今から拭きます」とまたもプオープオー。クソワロタ。

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道産子ギャルはなまらめんこい・第4話

「もちょこい」って何?
道民だった頃に使った記憶も聞いた記憶もないぞ。

暴風雪です。こんな日も休校じゃなくて学校へ行かなくてはならない翼、祖母からこれを乗り越えてこそ真の道民と言われて歩き始めたが、スキー学習で普段使わない筋肉を使ったので筋肉痛がある上にメチャクチャ寒い。うん、翼、耳は帽子で隠そうな。

あまりの暴風雪に遭難しかけた翼だが、一台の車が拾ってくれた。それは冬木家の車。当然美波が運転出来る訳ではないので運転していたのは母の眞衣。こちらもギャルだ。ギャルだから翼にグイグイ来るよ。美波によると翼はお城みたいな家に住んでるお坊っちゃまになっていた。

それにしてもやはりホワイトアウトみたいな状況だから車をゆっくり運転してるのかな。ゆるゆる走ってる。

そして流石にこの吹雪では外に出ない。休校にはならないので親の車で送り迎えして生徒も多いと言う。うへ、私が道民だった時代は自家用車が普及したとは言っても今ほど全家庭にあるみたいな状況じゃなかったからそんな子は居なかったぞ。

そして美波はオシャレの為に薄着してるのだそうだ。やはりそうか。そして冬物コーデは金がかかる。そんな会話を聞いていたら翼がボソッと「二人共今のままで十分キレイだけどなあ」って、流石にマジの心の声は二人共恥ずかしかった。
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学校に到着して、母眞衣は吹雪いたらまたうちの車で送ってあげると言って、美波をさり気なくサポート。それにしても家が近いんだっけ?以前列車に乗る乗らないで別れた記憶が。

廊下を歩いていたら沙友理が平気そうな感じで歩いて来たけど、美波が抱きついたらやはり筋肉痛だった。翼と沙友理が筋肉痛仲間なので駄々をこねる美波。

翼もカーディガンを買って寒さ対策したけど、美波は貼るカイロで温めていた。そんなにつけてたか。まるで嘗ての冬コミ対策みたいだな。
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沙友理が美波を道民の基準にするなと言うが、どちらかと言うと沙友理の方が北見市民の道民からは外れているのではないか。

ふと見ると沙友理がゲーム機を持っていた。見せたくて持って来たのだろうが翼が気がつくとはにかみながら喜ぶ。それを見た美波が自分もやりたいと言うと、放課後に「とうぶ」に集合だそうだ。この時点ではてっきり東校舎みたいなのがあるのかと思ったら「東武」みたい。ロゴで東武だろうなと思った。

検索してみたら東武イーストモール瑞野店と言うのがあるらしい。東武がイオンモールみたいなのをやってるんだ。外見は平屋っぽい。

フードコートでお茶を飲みながらゲーム。美波がゲームクリアしたところで翼がトイレに行くと美波と沙友理だけのお買い物相談。二人でシェアしたら経済的なんだ。そんな美波ってマジでいいヤツだったんだなと言う沙友理。

と言う事で翼が荷物持ちで買い物にお付き合い。そして帰る前にプリクラ(と言うのか?これ)。

帰宅して夜に英語のワーク(ワークって何だ?ドリルみたいなものか?)をしていたら、提出は授業中に回収されるんだっけと翼は美波にメッセージを送ってみたら、お返事は半身浴中との事で膝が写ってる写真を送って来た。でも反応が固いので不満な美波はもっと思い切った写真を送信。いや、翼のその解説みたいな返事何よ。
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これには益々不満な美波はとうとうビデオ通話でやって来た。これではモロに反応が伝わってしまう。

翼から英語のワークやってるんだと聞いて真っ青になった美波。慌て過ぎて携帯を取り落としてそれを拾おうとしたら全身が画面に送られた、筈。でも翼もその声に驚いて携帯を落として拾おうとしたので見えませんでした。見られなくてよかったと思った美波ではあるが、慣れない事をするもんじゃないと真っ赤に。

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ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する・第4話

このループでアルノルトに戦争を起こさせない為に味方を作っておかねばならない。その一人としてリーシェに商人のなんたるかを教えてくれたアリア商会のケインと会う。

開口一番でケインは結婚調度の調達にアリア商会を選んで頂いて光栄だと言うが、その次の言葉がリーシェには意外だった。当商会には皇太子妃にお売り出来る物は何一つありません。あなたが欲しい物には命がけの覚悟がある様だ。それに見合った物は提供出来ない。それでは失礼します。ただ去り際に数日は観光を楽しんで行きたいと言うのだ。これは待ってるぜと言う意味だろう。

そんな扱いを受けたリーシェ、何故かカタリナ様になってる。カタリナ農場ならぬリーシェ農場。流石に侍従武官が訝しがるが、アルノルトから自由に使って良い場所を貰って「薬草」を植える、それで薬を作ると言うのだ。うん、薬なら少しは理解出来よう。
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畑仕事をしながらケインの数日滞在の意味に気がついて、その晩リーシェは行動に出た。ケインが仲間の待っている酒場に戻ったら仲間は全部酔い潰れてリーシェが「やあ!」と言う顔をしていた。これには流石にケインも驚く。何しろこのループでは皇太子妃として初めて会った訳で、その令嬢が来るだろうとは思っていたがその日の晩に手下を酔い潰して待ってるとは。

と言う事で二人さしで商談の開始。
「さあ、おまえさんの儲け話を一切合切話して貰おうか」
「言えません」

そりゃ言えない。アルノルト皇太子が戦争を引き起こすつもりだからそれを止める為に力を貸せ、などとは言えない。言えないがケインからしたら何も知らされずに商談に乗れる商人など居ない。結果と実績が必要だ、と言いかけたところでそれをリーシェに言われてしまった。

と言う事で、リーシェからこの都で利益を出せる商売の案を出すので、それが納得出来たら信じて欲しいと言われる。なるほどじゃあ一週間待とう。リーシェは去り際に酔い潰れたケインの部下達への薬を残して行く。もう薬の方にも手を出してるんだ。畑作ってるだけじゃなくて。
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密談を済ませて離宮に戻ったらそこにはアルノルトが待っていた。アルノルトはアリア商会から断られたのは知っていた。奇妙な話だが、その為にリーシェがのこのこ出かけたのは放置出来ない。そこでアルノルトからの命令。自由に外に出るのは構わないが、今後城下に出る時は自分が付き合う。危険な真似は許さない。

アルノルトがアリア商会と何があるのだと聞くと、リーシェはそれを誤魔化してお腹が空いてないかと言ってスープを作り出した。作りながらなんだか味に納得出来ないので何故かなと思ったら、私は料理が下手ですとか言い出した。過去のループで料理の技術は身につかなかったのか。

しかしアルノルトが味見して、別に駄目ではない、腹が空いたから提供しろと言って、二人でスープをいただく。
「この人味音痴では?」
「何か失礼な事を考えたな」(早い)

リーシェはアリア商会を納得させるのにこの都での商売の案を考えている最中だとだけ話す。その中でリーシェは何か既に案があった訳ではない事を明かした。これから調べて作るんだな。

アルノルトが立ち去り際に弟にはもう会ったのかと聞く。弟の事は初耳だ。アルノルトは弟には関わるなと言う。あ、あの夜会の日に下でニヤリしてたのはそいつか。

一週間以内に商売の案を出すと言う約束の為に帝都の状況の調査をして寝不足のリーシェ。それでもリーシェ農場に来たがそこに誰かが倒れている。それを見た侍従武官が慌てる。侍従武官には話が行ってるんだな。おそらく弟王子と思われるので、リーシェを離そうとしたが、手遅れ。

ここは寝るのに気持ちが良かったとか抜け抜けと言った彼はアルノルトの弟で帝国第二皇子のテオドール・オーギュスト・ハイン。しかし自己紹介の時に「皇位継承権第二位」とか普通は言わないよね。

こうなってしまっては会話をしない訳にはいかない。オーギュストはこの畑に気になる事があると言ってリーシェを近くに呼び出す。そして近づいた所で君を助けたいと呟いた。やはり普通ではない。

リーシェもオーギュストの様子が妙なので二人の侍従武官に聞いてみたが何も話してくれなかった。それはつまりアルノルト皇太子とは仲の良い兄弟ではないと言う意味でもある。
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しかしその後、階段でアルノルトと軍務伯(キャストから)が何か言い合ってる場面に遭遇する。軍務伯は何を要求したのだろう。アルノルトは軍は臣民(庶民と言う事になってるら)を守る為にあると言うのに対して軍務伯はそれでは諸侯が納得しないと言うのだ。何に動員したがってるのか。

これらを聞いていたリーシェが妙なサインを送る。手をぐっと握って頑張れみたいなポーズで、それを見たアルノルトが溜息をついて軍務伯を少しは納得させる言い方に変えた。兵力を民の治安維持に向ける、すると最終的に税収が増えて諸侯も潤う。

夜、リーシェが自室に戻ると手紙があった。秘密を打ち明ける、夜礼拝堂へ、アルノルト。アルノルトがこんな手紙を出す訳がない。だからリーシェには分かっていた。テオドールの呼び出しだと。

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薬屋のひとりごと・第16話

羅漢に持ち込まれた難題をやむなく猫猫に出す壬氏。いつもなら猫猫の気持ちとお構いなく命令が来るのに今回はどうも乗り気でない様子に逆に猫猫はやる気が出たのだろうか、あっさり引き受けた。

難題と言うのは前回語られた通りの彫金細工師の三兄弟の件。引き受けて現場へ行く訳だが、下女が一人のこのこと行く訳にはいかない。あの鱠の件もそうだったが、役人による調査と言う体裁で表に立つのは馬閃。
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分かっている事は長男に遺されたのは作業小屋、次男に遺されたのは箪笥、三男に遺されたのは金魚鉢。うん、三男がやけにしょぼい(あとでこの社会では高価なガラスで出来た物と分かるけど)。これは遺された物に何かあるな。

そこに行くと、馬閃と猫猫を作業小屋に案内する男が居たが、兄さんお連れしたよと言うのでそれが恐らく三男だと分かる。そして妙な配置になっている室内。箪笥を気にした猫猫だったがちょっと小太りの男がそれは俺が相続した物だと言うので次男と長男も判明する。まあこんな推理は猫猫の推理力を表現する為の物で、本来だったら役人が調べに行ったら自己紹介するよね。

三男は愛想が良かったが長男と次男の二人は憮然としていた。次男が相続したと言う箪笥は地面に固定されて居て動かない。長男はそんな物があるから作業小屋が使えないと言う。いや、固定してる部分を取ってしまえば?二人の問題は一気に解決するよ。

それに三兄弟に遺されたのはその三つだけとなるとそれ以外に家屋とかあるみたいなのは誰が相続したんだ。これは後から三兄弟の母、即ち亡くなった細工師の妻らしき女性が出て来たので彼女が相続したのだろうか。

次男には動かせないのとは別にもう一つの問題があった。箪笥には鍵がかかっていたが、真ん中の鍵と思しき物は遺されたが上の段の鍵が無い。さらには真ん中の鍵穴が塞がっていて鍵が使えない。箪笥と言っても使えないのだ。

猫猫が気にしていたのは窓もそうだった。ああ、金魚鉢があったな。あれで入射する光が何か関係しそうだ。

三兄弟が言いあいをしてる所に母らしき人物がやって来てお茶を出す。と言う事で遺言にあったお茶会になるが、それで猫猫は入射する光の塩梅に気がついた。光が箪笥の真ん中にさしている。まさに鍵穴がある場所に。

なるほど、ではここで金魚鉢が意味を持つ。窓の所にある台には何かが置いてあった跡がある。三男に聞いてみたらここに金魚鉢を置いていたそうだ。ここは気になったなあ。金魚鉢は丸いのに跡は四角い。敷物が四角いのかな。

金魚鉢を置いて、そしてそこに水を注いだ。すると金魚鉢がレンズの役割を担って箪笥の中心の鍵穴にソーラ・レイが当たった。それで何が起きるのかと思ったら、中で何かが溶けたみたいな音がした。
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これで鍵が入る様になる。ここまでは予想出来た。

このタイミングで猫猫が三兄弟に父親は貧血や腹痛を繰り返していなかったか、吐き気や気鬱は無かったか。確かにあった。サブタイが「鉛」とあったので、鉛中毒が関係するかなと思っていた。それかな。でも聞いただけでその先は何も言わなかったな。そして猫猫はここでははんだを使うかとも聞いた。これを聞いた時は「この時代にもうはんだがあるの?」と思ったけど、はんだ付けの歴史と言うのを見たら紀元前300年頃にはもうあったのだそうだ。

そして開けた引き出しには鍵が入っていた。これが未だ温かい。おそらくこう言う仕組み。
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そう来たか。

そしてそれを使って上の段の引き出しを開けると三つの金属が入っていた。鉛と錫。あと一つは何だ。でもこれを見て長男と次男が気が付かないとは、彫金細工師として失格だ。三男は分かった。それだけ三男はちゃんと技術を掴んでいた。引き出しの大きさは配合の成分比ではないか。

長男と次男は怒って出て行こうとしたが三男が止める。父の遺言どおりに三兄弟でやって行こうと。三男は父から長男と次男の長所を見ていた。にしても次男のあの物言いの仕方で人間付き合いが良い?ともあれこれで長男と次男も父親の言いたい事を理解した様だ。

事が解決して羅漢がまた壬氏の所にやって来た。でも最初から何もかも分かっていた様な口ぶりで。そして羅漢は妓女の価値を損なう方法は煙に巻いて立ち去ってしまう。

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佐々木とピーちゃん・第4話

ミュラー家の執事から遠くと会話出来る装置を求められて不審に思った佐々木。やはり執事には何かがあった。誰かと連絡しているが、ミュラー家当主が居なくなった今、ちょっと背中を押したら兄弟の争いが起きて家督は娘のエルザが継ぐ。そこに婿入りしたらミュラー家はあなたの物。約束の報酬を宜しく。

そしてその会話の途中でミュラー家の兄弟が争ってる場面。

エルザはマルクの所に避難して来ていたが、佐々木の用意したカレーが気に入ったしピーちゃんも気に入った。ただうっかりピーちゃんが喋ってしまったので追求されそうになったが、そこにマルクが駆け込んで来た。大変です。
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そう言われて屋敷に行ってみたら血の付いた剣。どうもミュラー家兄弟が争ったらしいとの事だった。呆然とするエルザに執事は一刻も早く跡目を継がないと家がお取り潰しになると急かせる。

佐々木とマルクが帰途についたら続々と避難する住民。帝国軍が迫っていると言うのだ。

事ここに至ってピーちゃんが佐々木に言う。戦況をひっくり返すと。そうして佐々木ごと飛行魔法で帝国軍を探し、野営地を発見するや(篝火も炊いてないな。夜襲を恐れたか)ピーちゃんは強大な魔法で帝国軍を消し飛ばした。

だが下から魔法攻撃を受け、ピーちゃんは赤い魔法使いと交戦状態になった。この時佐々木が振り落とされる。佐々木は未だ飛べないのにね。だから水魔法を下に打って何とかクッションにした。これで佐々木はピーちゃんとはぐれてしまった。
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しかし森の中で思いもよらずミュラー子爵と会う。激戦の中、友軍とはぐれてしまってそれで詮子の報告がなされたらしい。しかしミュラー子爵が守っていたのは王国の第二王子アドニス。負傷した王子を佐々木がヒーリングしてやる。

さらには敵襲に対しては佐々木が防御の上に魔法で撃退。子爵も敵を斬り捨てる。この先の村へと向かったが、その村はその村でオークの襲撃を受けていた。佐々木と子爵と王子が戦うが数が多い。そこにオーク上位個体が出現。佐々木の今の魔法では倒せないが、ここでピーちゃんが来援。

流石にピーちゃんともなるとゴーレムを使って簡単にオーク上位個体を倒した。ただ子爵はこの魔法に思い当たるものがあった。オークを倒して佐々木がピーちゃんと話しているのを見て、これが私の師匠だと紹介されたら子爵にはそれが星の賢者だと分かった。星の賢者が健在だと分かったが、今や星の賢者は佐々木との平穏な暮らしが望みと聞いてそれを尊重する。
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移動魔法でミュラー家に戻ると家人が皆主人の帰還を喜ぶ。一人執事だけが驚いていた。さらにはミュラー家の二兄弟も無事だった。ミュラー家内部の不穏分子をあぶり出す為に一芝居うったそうだ。執事が連絡を取っていたのはディートリッヒ伯爵で、前回チラと名前が出たのはこの為だったか。

これで異世界側での危うい状況は払拭され....あれ?赤い魔法使いは?

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ダンジョン飯・第4話

一流の冒険者ライオスは足音で人間の物かスケルトンの物かを聞き分けられる。そうやってダンジョンを進んで行ったが、ある場所で右にはゴーレムが居ると言って左に行こうとしたらセンシがゴーレムの方へ行こうと言い出した。

すぐさまマルシルが悪い予感がしてゴーレムは99%が土で出来てるから食べられないからねと止めるが、別の用事があると言うのだ。

まず行った場所はセンシの拠点。拠点にしてるけどここで寝泊まりはしていないと言う。どこで寝泊まりしてるんだ。どうもここはゴーレムの野菜を収穫する拠点らしい。ゴーレムは便利な畑。一応手入れをするからここに拠点を作っている。

そうして行った先で三体のゴーレム出現。センシは見事にゴーレムのコアを除去して崩して行く。崩れ去った後の土にはえている野菜を収穫する。豊作でした。
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野菜以外の植物は積んでおいて肥料にする。さらに別の場所で作っておいた肥料もまく。これでマルシルが確信した。何故センシがゴーレムのコアの位置を知っていたのか。それはセンシがゴーレムを作ったから。便利な畑のゴーレムを作ったのだ。連作障害を起こさない様に、ちょうど三体居たゴーレムを三圃制農業していたのだ。

マルシルがトイレに行ってるうちにセンシは土にコアを埋めた。名前まで付けてる。

その後採れたての野菜を使ってゴーレム畑の新鮮野菜ランチの完成。うん、種子植物だけなら抵抗なく食べられるよね。

あれ?待てよ、種子植物って事は我々が普段見る地上の植物であって、それらは光合成をしないといくら土と水と肥料があっても育たない。ゴーレム畑の光源はどうしてるんだ。もやーっとした微かな光だと光合成に全然足りないぞ。

食事が終わったら後片付け。センシはトイレに向かった。そう言えばこの辺のトイレってキレイだよねと言うマルシル。うん、それは誰かがメンテしていなくちゃそうは行かない。

それで気がついた。センシがやってるのか。糞尿を肥料にしてるのだ。だからトイレはキレイにしてる。でもどうして迷宮でセンシがやってるのか。それは地上でも出来る事ではないか。うん、ゴーレム畑は地上じゃ出来ないけどね。ライオスの問いに対するセンシの答えは、自分がやらなかったら誰がやるのか。そしてゴーレムの維持は誰がやるのか。実はゴーレムはあの三体が残った最後みたいなのだ。そしてもしゴーレムが居なくなったら魔物の生態系が壊れて下層の魔物が上がって来るかもしれない。
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この迷宮の生態系の安定は結果的にセンシが担っている訳だけど、でもセンシに何かあったらその先はどうするの。

収穫したけど量が多い。普段はひとつ下で交換していたが、今は駄目みたいだ。と言う事でこの階層で商人と取引しようと酒場みたいな場所に行ったけど、出て来たやつは最初は揉み手だったのに野菜だと言ったらとっとと帰れと言い出した。

しかし野菜を捨ててしまってバチが当たるよと言われたら、まさにその時オークに襲われた。オークが酒場の連中を殺してマルシルまで襲おうとしたのでライオスがオークを倒そうとしたが、それをセンシが止める。

センシとオークが知り合い。取引相手って実はオークだったのか。オークがこの階層迄上がって来たのは赤い龍が出現して集落から逃げて来たのだ。赤龍がどこに居たのかとライオスが聞くものの、それを教えると言う事はオークの集落の場所を教えると言う事になってしまう。

オークが野菜などをよこせと言うのでセンシは取引した。それをやる代わりに今晩は野営地で泊まらせろ。センシの考えではオークの野営地でパン種でパンを作ると言う。あまりにセンシがパンパン言うのでオークは小麦粉とパン種をくれる。

パンを作りながらオークとマルシルの人間族とオークの歴史の論争。文句を言い合いながらうまくパンをこねる二人。

パンの発酵を待ちながらオークはライオスに何故赤龍を探しているのかと聞く。そうしながらまたもオークとマルシルの論争。

そうこうするうちにパンが焼けた。オークは出来たパンは我々の物だと言うが、オークの子供がみんなで作ったのにどうしてあの人達は食べられないのと聞くと答えに窮する。マルシルが気を利かせておかずが出来る迄は駄目だと言ったんだよと言うので、オークも仕方ない料理を作ってライオス達にふるまった。

こうして不思議な形で打ち解けて来たところでライオスのさっきの問いの回答。妹が赤龍に飲み込まれた。それを助けに行く。赤龍は自分達が倒す。そしてオークの集落の場所は絶対口外しない。ライオスの言葉を信じたオークは地図をくれた。
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良い感じに終わったけど、ライオス達はセンシの知り合いだし同じ釜の飯を食ったから生き延びたけど、酒場に居た連中はオークに皆殺しにされたよね。

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魔法少女にあこがれて・第4話

トレスマジア、またやられている。今回は粘液触手。
これを眺めてマジアベーゼは満足して消え去る。

悪の組織エノルミータの活動は良いのだが、魔法少女弄りが過ぎてテストの成績が悲惨な事になってしまった。追試も駄目だったら部屋の中にある魔法少女グッズを全部処分しちゃうと母に言われてしまった。

だから早く帰って勉強しなくちゃと思っていたのに、公園でマジアマゼンタがマジアベーゼ名指しでばっちこいとアピールしてる。これはまずいとうてなは逃げようとしたのにヴェナリータに目ざとく見つけられてほら魔法少女が呼んでるから戦えと煽られた。魔法少女との戦いで成績が下がったと弁解したものの、ヴェナリータには見られていて、エロ本に夢中になってるからだろうと言われてしまい、また脅迫ネタを提供してしまった。

と言う事でマジアマゼンタとの戦い。時間が無いから手早くと鋏を繰り出して一部だけ除いて剥き出しにしてしまった。これで満足してマジアベーゼは離脱。

しかしこれは悪手。刺激が強すぎてまた勉強出来なくなってしまった。
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そんなうてなにちゃんと勝負を付けて来いと言うヴェナリータ。仕方ないからまたもマジアマゼンタの所へ。昨日の続きとばかりにまたも鋏攻撃。でもこんな事もあろうかとマジアマゼンタは装備を付けて来ていた。いや、そっちの方がえっちだろ。

そんな格好してまで自分と戦おうとするマジアマゼンタに益々興奮してしまったマジアベーゼ。一層満足して離脱。残されたマジアマゼンタはマジアアズールとマジアサルファに介抱されてやっと気がついた。マジアアズール、どんな酷い事をされたのかと興奮しながら聞いて来る。こいつもう駄目かも。
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こうして勉強出来なかったうてなだが、当日一夜漬けならぬ直前のキウィ頼みで何とかなりました。

 

何だかトレスマジアの活動に消化不良の薫子。コンビニでうどんを買ったら店員はフォークを付けて来るし。いや、あのコンビニの元ネタになったコンビニって、最近そこでパスタ買ったらプラスチックフォークはもう廃止されたと言って割り箸付けて来たぞ。割り箸で食べるパスタ、不味かった。もうあの系列のコンビニではパスタ買わない。

そんな中、うてなが一人でお弁当を食べに行こうとしたのをはるかが目撃。一緒に食べない?と誘うけどキウィが無理やり止めるから薫子がキウィを煽る。喧嘩売ってる。よろしおすな、は皮肉を導出する序詞。

本日はトレスマジアの撮影の日。ヴァーツからの連絡と言うが、こっちがトレスマジアのお付きか。

今日は撮影の日でスタジオを結界で守ってると言うが、これがやられるとはなあ。車でぶつけちゃいましたって。だから結界は消えてしまってマジアベーゼとレオパルト参上。

レオパルトとマジアサルファ、学校での認識はお互いしてない筈だけど変身後もムカつきあっていて、今回は主に二人の戦い。マジアサルファの防御が防ぎきれなくなるので、マジアサルファは暴力的な腕で殴り倒したいと言う。

でも見た目が邪悪なのでヴァーツはおすすめしたくない。ただ、マジアベーゼとレオパルトの攻撃で周囲が吹っ飛んで煙幕が包み込んだおかげで周りの目を気にしなくてよくなった。これで思う存分殴れると言うマジアサルファ。でも実はマジアベーゼも一方的な戦いで不満を感じていたのだ。攻撃をかけて来るマジアサルファを見てその顔を苦痛で歪められるかと思ったらゾクゾクして来た。これぞ魔法少女との戦い。
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結局戦いは痛み分けなのか、マジアベーゼがまたも満足して離脱したのか。でもマジアサルファの方も思い切り戦えて満足だったみたいだ。

トレスマジア、どうも三人が別々の方向に目覚めて行ってる感じが。

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悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~・第3話

ブラックホールを出現させてしまっては流石に国王の耳にも達する。あんな驚異的な力を持つ者は誰でどんな考えを持っているのか、と言う事で国王に謁見する事になった。ところでこの世界に「ブラックホール」と言う概念があるのか?

先ずは国王がユミエラに謝る。お、いきなり居丈高に下問するのではなくて、先ずはあれをやらせてしまった事を謝るとは出来た国王だな。ユミエラも流石にこれには恐縮する。ただ、国王もユミエラみたいな華奢な令嬢がレベル99と言うのを見ただけで信じると言うのは難しい。だから騎士団団長のアドルフに試させて貰う事にする。

騎士団長に試させるってどう言うやり方だろうと、ユミエラならずとも疑問に思ったがアドルフは問答無用で全力で斬り掛かって来た。当然ユミエラはどうしたら良いねんと思う。

まさか本気で反撃して良いのか。でもそれをやったら騎士団長死んじゃう。ここはお辞儀をしてかわすしかない。
参考資料

アドルフの一撃をかわせる者は騎士団には居ない上に、どうかわすかを考える時間まで持ってる。これはレベル99で間違いない。

それを聞いた国王、今度はユミエラに魔法を使って見せて欲しいと頼むのでユミエラは闇魔法をチラと開陳。闇魔法は見た目が禍々しいので皆が恐れるが、ここは国王が実はフォローした。宮廷魔導師長に闇魔法とは魔物が使うものではないのかと聞くと、宮廷魔導師長は見た目が禍々しいが、他の魔法と同じ物で恐れる必要は無いと答える。このやり取りは周囲に「ユミエラの魔法は魔物のものではない、黒髪も恐れるものではない」と知らしめる為だったのだ。

国王はなおも問う。そこに至る迄どうやったのか。ユミエラ、ただひたすらレベル上げしただけなのだが、そこがもう常人ではない。魔物呼びの笛など一人で使うものではない。

当然国王からはその力を王国の為に使って欲しいと言う。それに対して当然ユミエラも是と答える。そのユミエラに何か望みのままの褒美を取らせると言う。爵位とか言ったところで最近この手の悪役令嬢物が多いので他のと混同してユミエラは既に公爵令嬢なのでは?とちょっと思ったけど、ああそうだった、中央貴族もどきとか言われてたんだ。さらには王子と結婚しても良いとまで大盤振る舞い。

ただ、ユミエラからしたらこうやって王国に縛り付けられるのは嫌だ。元ゲームプレイヤーだから嫌になったらこの王国からさっさと他に逃げ出す事も考えている。ただ、後からの描写で思うが、ここの国王と王妃ほどに出来た理解者は多分他国には居ないと思う。
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その後、王妃の部屋に招かれる。二人だけで話をする。ここでの話は誰も聞かない。王妃としては先ずは欲のないふりをして王族に近づく貴族も多いが、ユミエラを見ていたらどうもそうではないと分かった様だ。

ここで本題。二年後に魔王が復活する。魔王討伐に参加して欲しい。王妃(と多分国王も)はエドウィンを中心として魔王討伐するつもりだった。魔王を討伐するのは王族でなくてはならない。それがここの国での正統性を意味していた。ユミエラはそこまで理解した。それをユミエラが倒してしまっては困る。あ、そうだ、聖女としてエドウィンと結婚してはどうかしらと言う王妃の提案にユミエラは即答で「嫌です!」
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ただ、目前の問題はそこではない。実は王国内には国王派と反国王派が居て、反国王派がユミエラを取り込もうとするだろう。反国王派はヒルローズ公爵が旗頭らしい。そして中央貴族もどきも反国王派。ユミエラの実家もそうだろう。

ユミエラがレベル99の件で国王との謁見があったと言うのは学園中で既に知れ渡っていて、ただの話が出来ない黒髪ではなくちゃんとした子なのだと知られて話しかけられたりする。相変わらずエドウィン三人衆はそうでもないけど。

そしてエレノーラ・ヒルローズもそうだった。王国で唯一の公爵家の令嬢。新入生にして既に学園の頂点に居るつもりでいる。早速ユミエラをお茶会に招待と言うか強制参加させた。でもそんな場で話す内容など持っていないユミエラは雑談三種の神器を動員。

そのうちに本題。エレノーラはエドウィン殿下の事は諦めろ、そうしたら私のグループに入れてあげても良い。エドウィン殿下には自分よりもっと相応しい方がいます、それはエレノーラ様ですと言うとあっさり納得。

しかし最後に意外な展開。
あれだけユミエラを警戒の目で見ていたアリシアがとうとう切り出した。
「あなたが魔王なんですか?」
あ、サブタイトルどおりの展開か。裏ボスだけど魔王じゃないよって。

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道産子ギャルはなまらめんこい・第3話

スキー授業です。北海道の学校だと大体スキー授業はあると思う。例外として雪の少ない、したがってスキー場もそんなに無い太平洋側の学校を除いて。

北見だとどこに行くのだろうと思ったが(私が小学校の時はテイネオリンピアだった)バスで向かった先の建物を見たらどうもノーザンアークリゾートスキー場らしく、そこは平成元年にオープンしたとの事。
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美波がバスの中で翼にスキー授業すごいっしょとニコニコして話しかけているが、何だか向きが変だなと思ったら翼の前の座席に居て後ろを向いて話しかけているらしい。翼の隣は今回登場の秋野沙友理で、美波曰く黒髪清楚系ギャル。それを聞いて驚く翼。黒髪清楚系とギャルが両立するのか。その秋野めがけて美波が話しかけるが、秋野は無視。

その反応を見て翼が理由を聞いてみたが(いや、そんな本人の前でひそひそ話はどうよ)、秋野はいつもこんな感じだそうだ。美波としては仲良くなりたい。と言う事で美波からのお願い、秋野との間を取り持って。

スキー場に到着したらレベル分けをする。翼は北海道に来て、東京ではスキーをしていなかったから初心者グループになる。意外な事に秋野もそうだった。二人だけの初心者グループ。先生は平らな場所で無理せずにやっておけと放置するが、それは駄目なのでは?初心者こそ指導者がちゃんと教えなくちゃ。危ないだろ。

秋野と二人だけになって、翼から話しかけるが秋野はイヤホンが入った耳を見せると言う仕草をするので、ああこれは会話を受け付けてくれないんだなとこの時点では諦めた翼。

そうこうするうちに先生がやって来て、二人を忘れていて今からお昼を取りなさいと。と言う事で翼は例のお弁当を食べようとするのだが、そう言えば二人は座席で隣同士なのでちょっと息苦しいと一度レストランの方へ行ったものの、箸をカバンの中に忘れていたのに気づく。アチャーと取りに戻ったら驚くべき事に秋野が服をたくし上げて汗を拭いていた。翼、色々見ちゃった。
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ごめんなさいと立ち去ろうとした翼を秋野が止める。話したい事があるからと。お昼を黙々と食べてから秋野は事情を語った。

昔から汗っかきなせいで体育の授業とかは汗をかかないようにといつも見てる側に居た。でもそのせいでどれもこれも置いてきぼりになってしまって、何も出来ない自分は他人から疎遠になったと言うのだ。ああ、どうなんでしょうね、学校によっては体育で何も出来なくとも何とも感じない学校もあるんだけど。

ともあれ、それで孤立した状態になった。一方で美波は誰とも仲良くしてしかもなんでも出来て、自分に無い物を全部持ってる。だからいつも話しかけられても何か勘ぐってしまうのだと。

でも美波を今や知っている翼からしたらそんな事は無いと言う。ともあれ、翼が転校して来て以前から秋野を知ってる訳でもない事から逆に話しやすかったらしい。これで話しは出来る様になった。ゲームの話もしたしね。師匠、師匠って懐いたしね。

午後になって、翼はやった事の無い事をやってみようと秋野をリフトに誘う。初級者コースならきっと大丈夫だと。二人がリフトで上に行く様子を美波は見ていた。

リフトを降りたところで翼は秋野に言う。もし自分が一度も転ばないで下迄行けたら秋野には美波を信じてほしいと。そう言って先生に教わった滑り方で初級者コースを滑り始めた。翼はなんとか下まで行けたのだが、秋野はスピードがついて止まらなくなってしまう。下から翼が叫んでも秋野には聞こえない。その秋野の横に追いついて来たのは美波だった。止まる為に転ぼう、その為には板を揃えて横に倒れたら雪の上だとそんなに痛くないと。先ずは自分がやって見せる。それを見て秋野もやって転んでみた。確かに痛くない。
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良かったぁと翼がつぼ足で登って来た。でも下の方で先生が怒鳴っている。勝手にリフトに乗ったなと。翼は秋野を無理に誘ったのは自分だからと先生に謝りに行った。

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ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する・第3話

朝リーシェが起きたらオリーヴァーが結婚式の参加者名簿を持参。さらには今晩の晩餐会の名簿も。その折にエルミティ王国に行っている間に公務の書類が溜まったとの事でアルノルトは一睡もせずに仕事をこなしているという、働き者のイメージを提示。

夜会についての会話がちょっと分かりにくかったが、リーシェは無理して出る必要はない、皇太子の妃候補は国内でも探してると言う形式の為、そんな意味だったのか。でもその形式的な夜会をアルノルトとリーシェは妃のお披露目会に変えた。

アルノルトはもう決めたのだと言うのをはっきりさせた。だがそれは国内の妃候補からリーシェが攻撃される事になるのではと言うのを、アルノルトはさらに何があってもリーシェを守ると言う意味でもあると言う。

リーシェ、一つ前のループでアルノルトに直接殺された記憶が生々しいから守るとは何だと思ってしまう。ちょっと動揺したリーシェ、だったら今度剣技を教えて貰いたいと言う。リーシェからしたらアルノルトの剣技を学べば次は殺されないで済むみたいに考えた。またもおもしれー女。
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そこで音楽が変わってダンスの時間。またもリーシェはアルノルトを探る。こうしたらどう動くか、ああしたらどう動くか。それをアルノルトはみなこなして見せるが、ただこれでリーシェは一つ気がついた。

男性貴族は二人のダンスに称賛を送るが、リーシェに嫉妬してる令嬢達はそうではない。リーシェに「刺激的なワイン」を持って行く。でもリーシェはそれを飲んで見せる。とは言っても辛いワインを一気に飲めないのでバルコニーで一人飲んでいたらアルノルトがやって来た。捨てろと言うのをリーシェはワインの為に飲んでると言うとアルノルトが一気飲みしてくれる。

この二人だけの場面でリーシェは聞いてみた。左肩に怪我があるのではないか。そう言われてアルノルトは見せてくれた。何度も傷つけられた跡を。これに感づいた者など居なかった。でもこれ以上は言ってくれない。

でも下の階でニヤリとしてた人は誰?
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Bパートは侍女選定パート。例によってディアナがまだノロノロやってるのかと叱責に来た。そしてまたもリーシェが混じってる。うーん、あまりそう言う事をしてるとこの世界設定の時代では手が荒れるよ。ともかくこれでリーシェは気づいた事がある。ディアナは何かメモを見ている。そしてエルゼからはディアナの素性が聞けた。商家が没落して侍女の中に入ったのだそうだ。

そして侍女選定発表の日。皇太子妃様ってどんな人かな。そう思ってるみんなの前にリーシェが下りて来る。チラと見上げたディアナを筆頭に全員が驚いた。そんなみなの前でエルゼ達が皇太子妃の侍女として選ばれた。

それに不満の声をあげたディアナ。それに答えてあげるリーシェ。あなたも城に来たばかりの頃は仕事がうまく行かなかったでしょう。あの時の先輩も見て覚えろと言っていた。でも自分はそれでも覚えた。一つだけディアナが違う点があるのだ。それは商家出身だから文字の読み書きが出来る。だからメモをして仕事が覚えられた。でも他の庶民の侍女は違う。だから一言言われただけでは覚えられない。

他の連中は物覚えが悪いと見下していたディアナだったが、それは自分だけはツールがあったからだと今更気がつく。自分がちゃんと教えられなかった。ごめんなさい。

そんなディアナにエルゼ達が駆け寄る。ディアナさんは優秀なんです。だからやめさせないで。この流れはリーシェが何かを用意してるなと思ったら、ディアナは侍女教育を頼みたいと言うのだ。
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これをオリヴァーから聞いたアルノルト。またもおもしれー女と思った。おねだりが侍女選定とは何かと思っていたがこれかと。

今回の最後の場面、愈々商人と会う準備。一番のドレスを着てでも髪型はわがままっぽい感じにして。これが今日の勝負の装いなの。そして会うのはあのアリア商会のケイン・タリー。

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薬屋のひとりごと・第15話

役人の間で猫猫の事が噂になってる。李白が先日の事件の真相解明をしたが、その時に力になったのは下女でありそれは壬氏の所の下女らしいがそう言えば壬氏と言えば緑青館から妓女を身請けしてその妓女が知的な美女ながら目つきが冷たい。うん、大体合ってる。

事件解明に力になった下女の部分に片眼鏡の羅漢が興味を持った。

猫猫の所に高順がやって来た。これを見て欲しい。そう言って差し出された書簡には10年前の事件の記録で、河豚の毒に当たって死亡したと言う事件。高順はこの事件に関わっていたが、これと似た事件が先日起きた。官僚が河豚の鱠を食べて昏睡状態にあると言う。

ここで猫猫が凄い事を言う。それは自分が聞いて良い事なのか。猫猫、色々な場面で身分をわきまえているよね。

構わないと言う事で、ではどこが共通点かと言うと、確かに河豚の身と皮を湯引きした物が入っていた。大抵は肝のテトロドトキシンでやられるのだが身と皮とは。調理法が悪くて混ざった可能性はゼロではない。しかし調理人は河豚を使っていない、鱠には別の魚を使ったと言う。どちらも同じ主張で事件は起きた。

高順が追加で調べた。調理人が使った料理方法の本が手に入ったので主人に出す料理の作り方が書かれている。

今回の事件が起きたのは一週間程前。今は冬で冬場に使った野菜だと大根か人参だろうか。そう猫猫が思ったのに海藻を使ったと言う。

海藻とな!

猫猫がその点に興味を持ってその家の厨房を見せて貰う事にした。高順によって案内人に指名されたのは馬閃と言う武官。

屋敷の使用人の案内で馬閃が厨房に通されそのおつきの猫猫も入るが、そこに血相を変えて駆け込んで来た男が居る。勝手に入るな出ていけと。あからさまに怪しい。主人の弟との事。ただ馬閃が取り調べだと言うとそれ以上は言えなくなる。

猫猫は壺の一つに緑色の糸状の食材を発見した。使用人によるとそれは主人が好きで食べていた物。だから毒は無いだろうと言う。
参考資料

毒が無いと分かったらとっとと帰れと言う主人の弟。それを素直に聞いた猫猫だが、こっそりその海藻を持って来た。猫猫、それを知ってるらしい。今の時期に手に入る物ではない。塩漬けにしても長くはもたない。だから近辺で採取されたものではなく、南方で採って取り寄せたのではないか。どこから仕入れたか分かると良いのですが(チラッチラッ)。

馬閃、頭が働くらしくそれでもう理解した。

壬氏立ち会いで馬閃が調べた結果をその海藻を前にして解説。確かにそこの主人が食べる物だがこの季節には普段は食べない。料理人も主人が食べる物で毒は無いと言う。ああ、料理人はこの海藻本来の姿を知らないのか。

でも猫猫は知っていた。毒がある物でも処理したら毒が抜ける物がある。この海藻の場合は石灰水で処理したら毒が抜ける。そう言って食べて見せた。当然壬氏も高順も馬閃も驚愕し、嘔吐剤を用意してると言う猫猫からそれを奪って無理矢理飲ませる。
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さて、ではこれを南方から取り寄せたのは誰か。南方ではこれを食べる習慣が無いので多分処理をしていない。それを分かってやらせた者が居るだろう。ここに居る三人はこれだけでもう全部分かってくれる。

やはり犯人はあの弟。あの海藻の買い付け先は判明してるぞと言われて白状した。だがそれを吹き込んだやつが居る。たまたま酒場で隣で飲んだ男。誰がそれは。

さて最近壬氏を悩ませる男が居る。頭の切れる軍部の高官。おや?猫猫が反応したぞ。変わり者で40を過ぎても結婚していない。おい、40を過ぎても結婚してないのは変わり者だと(この時代設定)。猫猫は心当たりがありそうだけど、忘れる事にした。
参考資料
いやそれはきっとあちらから絡んで来るぞ。

最近その男に壬氏が目をつけられて色々難癖をつけられているのだ。それで疲れている。それにしてもわざわざやって来て手酌で酒を飲みながら緑青館に居た女の話をしだした。変わった妓女が居て、でも金持ちが見受け金を釣り上げたので下げる手をうったと。それって女の価値を毀損させると言うのは身体を毀損すると言う事ではないのか。

その先を言わずに壬氏は最近謎解きが出来る下女を入れたらしいのでと言って、自分の周りで起きた件を話す。知り合いの彫金細工師が急死した。急死すぎて後継者を指名していなかった。だから秘伝の工法を伝えていない。その秘伝の技術を残された痕跡から頭の回る下女が解けるのではないか。

 

さて今回「海藻」とだけ言われた食材だが、恐らくそれは紅藻オゴノリかツルシラモではなかろうか。近年の日本でもオゴノリを食べて食中毒で死亡した例がある。私もオゴノリが毒を持つと言うのは習ったが、改めて調べるとどうも毒性が何由来なのか色々書かれてる。ある物はオゴノリとの食べ合わせとあったり、ある物は表面に付着した藍藻のせいだとあったり、ある物はオゴノリが生成する物だとあったり。毒性はプロスタグランジンE2らしい所はかなり一致しているけど。ともかく言えるのは作中で猫猫が言った通りに石灰水で処理しないでオゴノリをそのまま食べてはいけない。なのにオゴノリは日本においても海岸で容易に素人が見つけられる。私も採取して標本にした事がある。作中でも処理する知識が無いとそのまま食べてしまうとある。ところでオゴノリは紅藻なので海中では赤かったり採取して黒ずんだりするが、緑色ではない。では作中で綺麗な緑色だったのは何故かと言うと、湯通しによって赤い色素が抜けた状態になっているので。これも資料によっては湯通しで毒が抜けるみたいな事を書いてる物があるが、それだけでは危ないと思われる。

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佐々木とピーちゃん・第3話

ピーちゃんにシャトーブリアンをあげられる程の金銭的余裕が出て来た佐々木。にしても佐々木のアパートで食べてるみたいだけど、どうしたの?まさか自宅で作った?取り寄せた?

異世界での生活は順調かなと思ったが、とんでもない話が飛び込んで来た。ヘルツ王国は隣国と戦争になるらしい。しかもヘルツ王国は賢者をないがしろにしたせいで衰退して弱体化してしまい、この戦争での勝ち目は無い様だ。佐々木はミュラー子爵に国を捨ててはと提案したが、ミュラー子爵は国に殉ずる覚悟を決めていた。
参考資料

子爵の覚悟を知って余計な事を言いましたと謝る佐々木。そして子爵の望む戦争の為の食糧調達を引き受けた。帰る道すがら代わりに到着したのがディートリッヒ伯爵と言う人物みたいで、わざわざこんな場面を描写したと言う事は後日何かで関係するんだろうなあ。ちょっと素性を調べようとしたもののWikipediaには無く「佐々木とピーちゃん 伯爵」で検索したらミュラーが伯爵と言う事になっている。原作ではミュラー伯爵なの?何故アニメは子爵にしたのか。以前ミュラー子爵の屋敷がこれは子爵程度の屋敷じゃない伯爵か?と書いたがやはり本来伯爵なのでは?

帰り道でピーちゃんが我は星の賢者、戦況を覆すなど造作もないと言ったのだが。フレンチの店に行ったら料理人が腹を立てて出て来る。まさか弟子が抜けた?と思ったが、そうじゃなくてあの元の店の連中が材料を安く提供しろと行って来て断ったのだ。気にするフレンチにそう言うのはちゃんと処理してあげるからと言ってあげる佐々木。

佐々木は商業大国のルンゲ共和国のその中でも大商会のケプラー商会へ向かう。商談に出た相手ヨーゼフはこんなに沢山どうするのかと訝る。戦でもするのかと。佐々木は正直にそうだと話した。それは納得されたがこれだけ買い付けても持ち帰る迄に戦争が終わっていたらどうするのかと聞いてくる。佐々木はすぐに持ち帰る目処を持ってるし、そこは言わないけどちゃんと商人として対価を払うし利潤も出すと言うと、ヨーゼフも納得。商談は成立。この辺は佐々木の現世での能力が役立つ。
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そして佐々木は荷物を一気にミュラー子爵の倉庫に運ぶ。子爵に空間を移動する魔法が使えるのを明かしたなと思ったら子爵がこの先....そして子爵は星の賢者様の事を懐かしむ。一ヶ月後、マルクから子爵の訃報を聞く事になるのだ。

さて現世の日本。対策局で阿久津課長に呼び出されて昇進が決まったと言われる。確かに対策局に入ってから日も浅いから警部補はわざわざ言う昇進かもしれないが、警部補か。警察官9階級の中で一番下の巡査と巡査部長の一つ上なんだよね。これを機会に星崎とは別と言いかけた佐々木だったが、阿久津からこの先の仕事を言われてやはり星崎と一緒でお願いしますと言う。

ケーキを買って家に帰ったが、ピーちゃんがじっと見てるだけで食べない。やはりミュラー子爵が亡くなったのは気持ちにこたえたのだろう。ヘルツ王国でないがしろにされた賢者だったがミュラー子爵は星の賢者様を理解してくれた人だったから。

異世界に行ってみるとマルクがフレンチの店に駆け込んで来て、ミュラー子爵のあの執事が呼んでいると言うのだ。子爵亡き後、ミュラー家では跡目争いが起きていた。順当に行けば長男のマクシミリアンが継ぐ筈が次男のカイが文句を付けているらしい。そして目の前に居るのが子爵の娘のエルザ。エルザはカイが嫌い。ともかくここに居てはエルザに難が及ぶかもしれないのでマルクに匿って欲しいと言うのだ。
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マルクは驚いたものの、引き受ける。では何故佐々木が呼ばれたのか。それはセバスチャンは嘗て佐々木が子爵に見せた遠くの相手と話が出来る道具が欲しいと言う。佐々木は何か引っかかったものの、承諾。

この作品未だ底が見えないね。安定して子爵との商売をする異世界生活かと思ったら子爵が亡くなって跡目争いが起きちゃうし。現世日本でも妙な相手が居るし。

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ダンジョン飯・第3話

赤龍に飲み込まれたファリンを助けに行くダンジョン行だが相変わらず切迫感が無い。とは言っても地道に進んでいる。仕掛けを動かす為にチルチャックはライオスの剣を借りて壁を叩いたら柄の飾りが無くなってしまった。その由来の回想があるので、ひょっとしてあの飾りに意味あるのかと思ったけど結局は無かった。ただ、並んだ鎧がどんなものかと言う説明にはなった。動くのだ、不意に。

ところで以前もチラと語っていたしこの初めて鎧と遭遇した回想でも「初めての死亡」と言っていたが、このダンジョンは死んでも生き返るの?
参考資料

などと語った後でライオスは鎧は食べられないかなとか言い出した。おまえはおかしい。

そしてその鎧の部屋へ。あまり関わり合っては居られないから走って抜けようとしたけど、鎧が動いて迫る。一個片付けたものの、他のも動き出すし倒した筈の鎧が頭を掴んで元に戻して動き出した。これでは駄目だと一旦退却。

どうも今回はおかしい。ただ鎧の中は空っぽなので操ってるやつを倒したら止まるのでは?と思われた。今回奥の扉を守る感じで一斉に動き出したので、その奥に操ってるやつがいるのかも。

じゃあ三人が囮になって一人が奥の部屋へ行く。ライオスの考えでは気配を消せるチルチャックが奥に行く役が良かったと思ってたが、チルチャックでは戦闘力が無い。奥に行けたとしても操ってるやつを倒せないかもしれない。それにどうせ鎧には目も耳も無いのだから気配は関係ないだろうと。でもさっきの鎧は頭をくっつけた後でちゃんと前を向けたね。

作戦どおりに三人が囮に。そしてライオスが奥の部屋へ。でも奥の部屋に入ったらもっと強そうな鎧が立っている。これに勝てるのか?

でも戦ってるうちにライオスの剣が折れた。仕方なく近くにあったレンガを投げたら盾で防ぐのではなく、逆に盾の方を守った。よく見たら盾の裏に何かがくっついている。あれは生き物の卵鞘ではないのか。
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そうと分かったら手がある。卵鞘を守る動きをするのなら、そこを狙うと動きに隙ができる。

ただの操り人形ではなくて意志を持って動く魔物が動かしているのなら、中にそれが居る筈。でも空っぽのように見えたのは実際はどんな魔物が入っているのか。とにかく隙を作って分解してみよう。

頭部を分離させてみたら空っぽだけど外殻と内側の間に隙間がある。そこを開けてみたら軟体動物みたいなのが出て来た。こいつらが動かしていたのか。

そとの三人を救う為に卵鞘のついた盾を放り出して鎧がそちらに向かう隙に三人を呼び寄せ、仕組みを解説。

でもそれが分かったぞと説明するライオスがおかしい。
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早速センシにこれを料理してみてくれと。どうも貝みたいな物ではないかと。そうして鎧から取り出して料理開始。

完成しても相変わらずマルシルがウェっと思うが、よくもまあウェっと思っても食べられるな。最初に食べたライオスがうまい!と言うけど、センシやチルチャックはもうちょっと何とか出来るのではと反応。

食べ終わって、ライオスは折れた剣の代わりに大きい鎧が持っていた剣を使う事にしたが、そこに何かいたぞ。良いのかそれで。

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魔法少女にあこがれて・第3話

ヴェナリータに誘われて悪の組織エノルミータの本拠地へ行くうてな。無人の感じだが、初期メンバーはみんな出払っていると言う。初期メンバー!

じゃチラと見た事だしこれで帰るねと扉を開けて(そこ開けて帰れるのか)帰ろうとしたうてなだったが、ゆっくりして行けと言う子登場。

OPに出ていたし前回うてなを見ていた子なのだが、うてなより少し先輩。あ、後から参加じゃなかったのか。よろしくと言う阿良河キウィはうてなの手を握る。その時にカチっと音がしたかと思ったら手に手榴弾が。爆発しちゃうけど、当然うてながそのままやられまいと思ったら即座に変身して逃げていた。逃げ足はやはり早いね、前回みたいにと言うキウィ。

前回の情けないうてな=マジアベーゼを自分キウィ=レオパルトが再教育してあげるよと攻撃をかけて来る。
参考資料

馬乗りになったレオパルト、どうしてマジアベーゼはトレスマジアと戦うのかと聞いて来る。レオパルトはトレスマジアが邪魔だから戦っている。それに対してのマジアベーゼの回答はこれだ。レオパルトを電球の中に閉じ込めてしまう。電球を割る為に爆発させたらレオパルトもただで済まない。

そして言う。自分は戦いたくない。トレスマジアも、そしてレオパルトも可愛い。可愛いからその顔を歪めさせたい。やべえ、こいつはやべえと思うレオパルト。でも電球の中で電気を食らってしまった。あ、これってマジアベーゼにわからせられてるぞ。

ヴェナリータ「計画通り」

エノルミータの本拠地でこうして別れたマジアベーゼとレオパルトだったが、翌日の朝の登校時にキウィが飛び込んで抱きついて来た。また会おうって言ったじゃん、転校して来たんだ。いや、一晩でどうやって転校手続きを。

キウィをわからせてしまったうてなは変身前の姿で会う約束をさせられてしまった。初デート、懇親会。でもうてなは誰かと食べに出かけるとかした事ない。一方でキウィはちょっと写真撮ったらすぐにSNSにあげるタイプ。その写真を撮った携帯だけど画面にヒビが入ってるのはさっき抱きついた時の影響かなと思ったが、もっと前の場面、ヴェナリータに悪の組織に誘われた時に既にヒビが入っていたので、これはこれである意味性格を反映した携帯だと思う。

その後は買い物とか映画とか。majimateでうてはは魔法少女トレスマジアのマジアアズールのフィギュアを買っていた。敵だけど敵と言うよりは愛玩対象だから買うんだ。

キウィが悪の組織エノルミータに入ったのは自分よりもトレスマジアの方が注目されてる可愛いって言われてると文句をたれている時にヴェナリータに誘われて言葉が終わる前に入るって即答した。
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なんて話をしてる途中でキウィはうてなを巻き込んで変身してしまう。
あれ?マジアベーゼもレオパルトも世間的に悪の組織の構成員って姿で有名なんだな。ひと目見てみんな逃げてしまった。そして間髪入れずにトレスマジア参上。

マジアサルファに煽られたのでレオパルトはカッとなって喧嘩を買う。レオパルトは連続攻撃かけるがマジアサルファが完全防御。

残されたマジアベーゼとマジアアズールと一対一の対戦。でもマジアアズール前回のお仕置きが効いていた。今日はどんな事をさせられるんだろう。なんて油断してるのでマジアベーゼに簡単に緊縛されてしまった。その姿を見てマジアベーゼは胸が強調されてるぞと弄んだ。もう完全にマジアアズールはマジアベーゼに屈服してるだろ。

でもレオパルトの方は苦戦してやられそうになっていた。レオパルトを助けなくちゃとマジアベーゼは急行。あのフィギュアをそのままの形で変化させられるのか。

戦いで疲れたねとキウィが休憩に誘う。
参考資料
ホテルじゃないと言ってたのに。

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悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~・第2話

ユミエラが魔導具の水晶玉に触ったらレベル99が出てしまった。誤作動だろうと交換してもやはりレベル99。これはもう隠せないだろう。正直に言うしか無い。そうですと言うけど剣術教師に加えて学園長までが疑いを持っていた。

当然ながら生徒達も何かズルやったのだろうとひそひそ話をしていた。このせいで唯一平民として入ったアリシアに注目が行かずにユミエラに注目が集まってしまった。すまん、アリシア。この辺とかこの後とかユミエラはアリシアを気遣ってるけどアリシアは警戒感を抱いてる様子。

あーあと思ったユミエラにウィリアムがわざわざ追いかけて突っかかって来た。レベルは魔物を倒さないと上がらない。だから99などと言うのは捏造だ。それは地道に剣技を鍛えている剣士を侮辱したのと同じだと。

ウィリアムに加えてエドウィンもわざわざやって来た。ユミエラがフルネームで挨拶するとドルクネス家か、中央貴族もどきめと呟く。中央貴族もどきって何だ?と思ったら後でリタが解説してくれた。

このウィリアムもユミエラが99な筈が無いと思っている。さらにオズワルドまでやって来た。攻略対象が三人共揃って出現してユミエラの99を頭から否定してる。この連中なんかと関わり合いたくないと思うユミエラ。
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面倒だと思ったユミエラはアリシアを指して懇親会パーティーで一人ぼっちになっているから話しかけてあげてはと促す。三人はうまくそちらへ向かった。

家に戻ったユミエラに父親が監視の為につけたメイドのリタがお早いお帰りでと迎える。あの突き放した様な喋り方は早坂みたいなメイドかと最初は思ったけど、監視でついたメイドだからか。

リタに中央貴族もどきとは何かと聞いてみたら、この国には中央貴族と地方貴族が居て地方貴族は領地で生活をし中央貴族は領地は現地の代官に任せて王都で暮らしていると言う。うん、平安時代の貴族みたいな感じだ。ところが本来地方貴族なのに中央貴族みたいに領地は代官に任せて王都に居るのもいる。それが中央貴族もどき。ドルクネス伯爵家がそうで、ユミエラからしたら王都で遊び呆けているろくでなし貴族。

授業が始まってユミエラは一人孤立。まあそれで良いんだけど。でもアリシアはもう攻略対象三人と親しくなっていた。ユミエラがけしかけたのでストーリーの展開が変わりだした。

アリシアは相変わらずユミエラを警戒した目で見る。一方でユミエラの次にレベル測定をした銀髪のパトリックと言う男子はユミエラの方を見ている。OPやEDを見ると彼が数少ないユミエラに拒否感を持たないキャラかな。

剣術の実技が始まった。実力を測る為に模擬戦をやれとの事。一番手はレベル99だと言うユミエラがやってみろとの剣術教師の指名。だったら俺が相手しようとウィリアムが名乗りをあげる。

さてどう手加減しようかと思っているユミエラにウィリアムが煽る。それに対してユミエラは「おまえの生死は私の繊細さにかかってるんだが」と思う場面が笑える。
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ウィリアムが突進して来ても遅い。足めがけて剣を出したらウィリアムが盛大にずっこけた。教師はこれでユミエラの勝ちにしたがそれではおさまらないウィリアムが打ちかかって来た。咄嗟に打ち返したらウィリアムが吹っ飛ぶ。慌てた教師が保健室へウィリアムを抱えて行った。手加減したらかウィリアムがひき肉になっていない(笑)。

次は魔法の授業。今回もまずは実力を見てみましょう。という事で鎧めがけて魔法を撃つ。今回はオズワルドの番。天才オズワルドが四つの属性を繰り出す。そしてウィリアム同様にユミエラを煽る。さっきの剣術の授業の時は別の班だったのでユミエラがウィリアムをぶちのめしたのを知らずに。

ユミエラは基本の四属性魔法が使えない。念のために壊しても良いか聞いてみたらオズワルドは自分ですら壊せないのに壊せる訳が無いと言う。先生に言わせると宮廷魔導師レベルでないと出来ないと。

それではとユミエラは闇魔法をかるーく撃つ。へなへなと飛んで当たったら鎧が完全に消滅してしまった。宮廷魔導師でないと壊せないのを壊してしまった。闇魔法と知って動揺する生徒達だが魔術教師は魔法を専門にしているから闇魔法も宮廷魔導師が使ったと説明。

ここにエドウィンが学園長と一緒にやって来た。ユミエラの退学書類が出来た。おまえは学園を退学だし王国からも追放だと。しかし魔術教師はそれを止めようとする。ユミエラの魔法は本物だ。退学する理由は無いと。

魔術教師はユミエラの力を評価してこの退学を覆そうとユミエラに全力の魔法を見せてと頼む。ここまで頼まれては仕方ない。じゃあ空に向かって撃ちます。何が起きても責任は取って貰えますねとエドウィンの言質を取って、でも手加減してブラックホールを発生させる。ブラックホールなんて発生したら何もかも飲み込んでしまう。先ずは周辺の空気を飲み込むから強力な嵐が発生した。
参考資料

どうでしょうか殿下納得していただけましたでしょうか(威嚇)。
参考資料

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道産子ギャルはなまらめんこい・第2話

北見の冬まつりのポスターを見ていた翼。東京から来て北海道の雪像などのある祭は初めてなので行きたそうな顔をしていたので美波がじゃあ次の週末に一緒に行こうと誘う。これまで女子と一緒にどこかにでかけた事のない翼にとっては初デート。

美波からは11時に北見駅前に集合とメッセージが来て、待っていたら美波は当然ながら普段着で到着。制服より露出が少ないと余計に気になる翼。

北見駅で集合して跨線橋を渡っていたので、北見の雪まつりの会場って列車に乗ってどこかに行くのかなと思って調べてみたら、集合した北口(そう言えばメッセージには北口か南口か書いてないね)の反対側の南口の前に多目的広場があってそこでやるらしい。あ、これが美波が危惧する理由の底にあるのかも。

翼がとても期待してるのを見て美波がちょっと顔を曇らせた。そんなに期待しない方が良いかもと。でも会場に到着して翼がとても喜ぶ。雪像でっか!そう感じて翼が写真撮ろうとしたら美波は一緒に撮った方が良いと恋人撮り。

次は屋台で食べ物。翼がフレンチドッグを買って来たら美波が食べたくなってあーん。開いた口に突っ込むのは何か背徳感、そして食べた後に自分が食べたら関節キスではと。翼が分かりやすいと、ああちゃんと分かってやってるのか。

翼が楽しめたのを知って美波はほっとした。美波が最後に冬まつりに来たのは小学生のしかも小さい頃。
参考資料
小さい頃に楽しめたのが今でも大丈夫だろうかと。その心配の根底の一つが駅南口の多目的広場で開催と言う事で、地図で見たら狭いんだよね。さっぽろ雪まつりが大通公園で大々的にやるのから見たら全然小さい(昔は大通公園以上に広い自衛隊真駒内基地でもやったのでそれはそれは良かった。子供の頃は大通公園より真駒内基地の方をずっと楽しみにしていた)。それもあってか美波は翼ががっかりしないか心配だったのだろう。

そんな説明をしてたらうっかり足を滑らせて倒れそうになった美波を翼が抱きしめる。翼、テーブルからそこまで行けるなんて機敏だな!
参考資料
美波もちょっと意識したかな。またどこかに行きたいね。

お昼のお弁当の時間。翼の机をドンする手が伸びたので一瞬男のクラスメイトかと思ったがやはり美波。でもここでちょっと気になったのは翼が未だ美波としか女子相手では話せないのは分かるとして、何日か経ったのに話が出来る男子のクラスメイト居ないの?

美波は一緒にお弁当食べようと言って取り出したのがやきそば弁当。北海道のカップ麺やきそばで、道民はカップ麺やきそばと言うとまずこれを連想する。と言うか私はそうだった。翼が関心しながら眺めてスープも出来るので凄いねと言いつつ食べて感動する。

一方で美波が翼の弁当を見たらまるでおせちみたいで肉を貰ってみたらとても美味しい。翼のおばあちゃんが作った豚の角煮だそうだ。

お昼を食べてから翼は妙な事を口走った。カップ麺なんて初めて食べた。あれ?
ここから翼の生活が普通じゃなさそうな雰囲気が漂う。美波はそれが気になって今日は翼の家に行きたいと言い出した。

と言う事で放課後に翼の家へ。途中でかまくらを見つけて二人で入ってしまったら何だかヤバいセリフに。どうしてここでそんな演出と思ったけど、ここを翼の祖母が目撃するのだ。さっき翼が変な会話していたと険しい顔になる。その後美波がかまくらから出て来て、この女はと警戒するのだ。その子は誰?思わず翼がただのクラスメイト発言してしまった。

それがあったのか祖母は翼を強引にこの後用事があるからと美波との約束を反故にさせて連れ帰ろうとした。翼はここで強い後悔を抱いた。あんな事言ってしまってしかも美波との約束を破ってしまう。もう美波からは嫌われてしまったかも。

なのに美波が全然動じない。それをカバーする事をしてくれる。翼祖母に対して傘をさして歩いたら危険だと言うのだ。手が塞がったら凍結した路面で転んで怪我をする。だから傘はささない。北海道の雪はほろったら(北海道弁)落ちる。そして翼の家に行くのに凍結した横断歩道じゃなくて近道を行った方が良い、道案内するから荷物を持ってあげると言うのだ。

流石にそれは自分が持つと言う翼にちょっと怒った感じの美波。ただのクラスメイトをやはり気にしてたけど、翼はちゃんとフォロー出来る子だった。あの場面では祖母の手前で恥ずかしかったけど大切な友達だからと言える。これで美波の機嫌が直った。

翼の家に到着したら四季家は巨大な和風建築。
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あれ?実は実家か何か?第1話ではたまたま父親の転勤か何かで来たのかと思ったけど。そう言えばキャストで翼祖母は名字が違うので、母方の祖母でそちらの実家なのかもしれない。推測だけど。でも表札は「四季」だよね。

その祖母花宮楓、ここまでの美波の様子から考えを変えつつあったみたいで家にあげてくれた。でも要注意のギャルかと一瞬思ったものの、その美波を見る翼の笑顔が久しぶりに見る屈託のない笑顔なのでこの子は信じられる子なのかもと。

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ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する・第2話

前回「悪役令嬢じゃないだろ」と思ったけど、第1話は発端だから波乱があるとして第2話はどうなるのかと思ったら「自由気ままな花嫁生活」とちょっと違う。まあ自由気ままを約束させたけど、タイトルから予想したスローライフとは違った。

前回の最後、リーシェはガルクハイン(帝国?皇帝が居るらしいので)のアルノルト皇太子から「おもしれー女」と認められて求婚される。婚約破棄宣言したくせに最後まで聞いて貰えなかったとリーシェの公爵家までおしかけたディートリヒ王太子がそれを見て驚く。

そこにエルミティ王国の国王が駆けつけた。国王はディートリヒを地面に叩き付けてアルノルトに謝罪する。あれ?ディートリヒ、アルノルトに直接何かしたっけ?そして国王はディートリヒがリーシェとの婚約を破棄したのを流石に知っていて、でもそれは取り消せないみたいで許してくれと謝った。
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地面に伏せて謝る国王に(やはりガルクハインの方がずっと強国なのか)アルノルトは両国の友好関係に傷がつくことはないと言って、その代わりでもないがリーシェと二人で話をする場面が欲しいと言う。国王はリーシェに申し訳ないと頼むのでまあリーシェも仕方ない。アルノルトと二人だけの話し合いの場に臨んだ。

リーシェは過去6回の人生でちゃんと過ごせたので別に一人で放擲されても大丈夫とは思っていたが、その過去6回で悉く戦争を勃発させて自分が死ぬ羽目になったアルノルトは何故そんな事をしたのかに興味が湧いた。だから結婚の条件をつけた。

婚姻の儀に必要な物は指定の商会から買う事。ああ、あの2回目の人生で仲良くなった商会か(アリア商会)。それから各国との外交の場面には出してくれ。これはアルノルトから見ても皇太子妃として当然の事ではあった。皇帝との別居。これ、アルノルトを皇帝からなるべく離しておく為の条件だったんだな。そして最後の条件(最後じゃないんだけど)は、ぐーたらして怠けた生活を送ると言う。これ、全然そうならなそう。そして指一本触れない方向でお願いします。これでイチャイチャが回避されるかと思ったんだが。

こうして約束を取り付けてエルミティ王国からガルクハイン帝国へ。途中で植物採集をしたりアルノルトが手を伸ばしたらすかさず剣を抜くとかしたリーシェ。アルノルトそれらを見ながら変わった公爵令嬢だとは思う。

そこに襲撃者。いやいやいや、エルミティ王国の国王が恐れる程の相手に襲撃をかける馬鹿ってどこのどいつよ。事情を知らないただの盗賊にしたって馬車列の様子からガルクハインの皇族か何かだと分かるだろうし相手が正規軍だと分かるだろうし。一方でアルノルトをどうにかしようと言う勢力ならもっとずっと大規模な襲撃をかけるのではないか。

アルノルトは馬車に鍵をかけてリーシェを中に置いて戦いに参戦する。噂どおりの強者で襲撃者はあっという間に倒された。但し、後でリーシェが見た所では殺さずに倒した様だ。

アルノルトが参戦する前に戦った兵士達は何人か負傷していた。リーシェの見た所襲撃者の剣には毒が付けられていた。そこでリーシェは解毒剤作れますと進み出る。
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は?驚くアルノルトを筆頭に兵士達。でも本当か?と疑いの目を向けられたのでここでリーシェが思い切った事をした。あの毒が仕込まれた剣で自らの腕を斬り、そして作った薬を付けてみせるのだ。ここまでやられたら兵士達もその薬を付けて貰う。

アルノルトはまたも色々驚いた。まずどうやって馬車を出たのか。確かにリーシェってそんな過去のループあったっけ?と思ったら侍女だった時にお嬢様が閉じこもった扉を開けたので練習したみたいだ。

やはりおもしれー女と思いつつアルノルトはリーシェが助けた兵士がどんな者なのかを語りつつ、彼らを助けてくれてありがとうと頭を下げる。アルノルト、兵士思いなんだ。しかも身分に拘泥しない。こんな皇太子が何故戦争を起こして殺しに来るのか。

ガルクハインの皇都に到着。臣民が皇太子の帰国を歓迎している。全然圧政下ではない。リーシェの為の離宮の準備が出来ておらず、宮殿でと言われたリーシェだが、そんなの気にしないと自分で掃除を開始した。侍女時代の能力がここでも発揮された。

しかもこのあと侍女同士の諍いの場面でいじめられていた平民出身の侍女を助けると言う場面到来。この場面では高慢ちきな侍女からはただの女だと思われる。これ、後からどう反応されるか。そして助けたエルゼがこのあとどう関係するのか。
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雨上がりの夕暮れのバルコニーから皇都を見ていたリーシェにアルノルトが説明してくれる。それらを聞いて喜ぶリーシェに思わず手を伸ばすアルノルト。あれ?早速約束を破ってしまったぞ。

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薬屋のひとりごと・第14話

新しい淑妃が入内した。あれ?日本以外で入内って言うのかな?
猫猫が緑青館から宮中に戻ったので、新しい淑妃が入った事もあるから玉葉妃と梨花妃の二人から猫猫に妃としての教育をして欲しいと言う要請が壬氏の所に届く。

猫猫は今や外廷で少しづつ薬草を増やそうと水蓮の目をぬすんで植えてみたりして外廷の暮らしに馴染みだした所だったので、何故と思ったが上級妃二人からの要請では断れない。報酬も出るし資料は費用で買える。それを水増しも出来ると思ったら水蓮に見抜かれた。

大荷物を引っ張って後宮へ。四上級妃の待つ場所へ。これは或る意味凄いのではないのか。四人の上級妃を待たせるんだから。
参考資料

 

猫猫が教える内容なので、当然花街に居る時に梅梅達から教わった内容で、玉葉妃はこれでマンネリ打破と喜んでいるし、梨花妃はこうやればまた皇帝の寵愛を受けるとこれまた喜んでいるが、里樹妃は顔を赤くしている。これ、つまり里樹妃は先帝の時には手つかずだったのか。一旦出家したのにまた後宮に入ったのは、先帝の妃からいきなり次の皇帝の妃になるのを憚ったと言う意味合いもあるかもしれないが、わざわざそんな事をするのは里樹妃の実家の政治的な思惑が強いのだろう。だから幼くして先帝の妃になったのも、先ずは形を整えたか。そう言うの普通にやってたからね。
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一方新しい桜蘭妃は全く無関心だった。あれはどう言う顔だろう。もうこんなものは全て知ってると言うものだろうか。猫猫の見立ては北方の人間かとも見られていた。

ある晩、宮中で爆発音がする。何だと思った猫猫だが、下手に動くとまた水蓮に何を言われるか分からないのでその晩はそのまま寝た。

検分で、前回登場の片眼鏡の男、今回羅漢と呼ばれていたのが何かを興味深そうに見ていた。この様子だと爆発を仕掛けた側とは思えない。
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猫猫は壬氏から書類の焼却を命じられる。この時代紙は貴重だから再利用したい猫猫ではあるが、わざわざ焼却処理を命じられると言う事は機密文書で猫猫は軍の関係かなと思った。そして言われたとおりに焼却へ。勝手に再利用しない信頼できる侍女。

ところが通りがかった所はどうも昨晩の爆発現場。あの李白が状況検分をしていた。この時背籠を置いて動き回るので、ちゃんと焼却処理しなくちゃいけない書類は大丈夫かと思ったけど、処理後かな。

李白に見咎められたが、猫猫は爆発した倉庫を探ってみた。キセルが落ちている。なるほど。そして反対側の倉庫に入ってみて、またなるほど。そこで李白の前で実験をやって見せる。小麦粉をつめた箱の中に火種を入れる。猫猫が危ないから離れろと言ったのに、李白はそのままそこに居たので爆発に巻き込まれた。粉塵爆発の原理を説明しつつ、猫猫は昨晩の見張りの兵士か誰かが倉庫の中で一服しようとして起きたのだろうと説明。でもそうだとしたらそいつが巻き込まれて取り調べられているのでは?

戻って来た猫猫、うっかりキセルを持ち帰ってしまったのに気づく。しかしよく見ると一介の兵士が持つには上等の品物。となると原因となった人間はもっとずっと身分が高くてしらばっくれている?

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スナックバス江・第1話

札幌市北24条にあるスナックが舞台だと言うから見た。
多分ほとんどの視聴者が札幌市北24条って辺鄙な繁華街だと思っているかもしれない。確かに今どうなってるのか。

しかし北24条がすすきのに次いで札幌で2番目の繁華街だった時代があったのだ。

札幌オリンピックで札幌に初めて地下鉄が開通する。それ以前は市電が縦横無尽に市街地を走っていた。北24条は市電の車庫があり、北に伸びる市電の路線は北24条止まりが多かった。その頃から北24条にはターミナル要素があったが、新たに開通した地下鉄南北線は当初は北24条止まりで、それより北に行くには市電に乗り換える。或いはそこでバスに乗り換える。地下鉄が開通したら市交通局は都心への直通バス路線を廃止して地下鉄駅接続に切り替えたのでバスの乗客も乗り換えとなった。

乗り換える、これこそが繁華街が成立する重要な要素。この時から北24条の大発展が始まり、すすきのに次ぐ2番目の繁華街となる。

しかしその日々も長くはなかった。地下鉄南北線はさらに北の麻生(国鉄のちのJR新琴似駅前)迄延伸すると乗り換え駅としての地位は失われ、北24条の繁華街は衰退する。

そんな所にあるのが場末ならぬバス江。
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私は酒が嫌いなので当然スナックに行った事が無い。だからスナックで行われる会話と言うか人間関係は全く分からない。

アニメでは当然誇張があるのだろうけど、うん、そう言う世界には入れないなあ。

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最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。・第1話

タイトルだけ見た時は、てっきりギャグな内容なのかと思って見始めた。ところが全く違う。フェミシアは星無しとして生まれたせいで、村から逃げなくてはならない事になっていた。色々隠してあった鞄を取り出して両肩いっぱいに抱えても逃避行。
参考資料

しかし村長はフェミシアを生死を問わず捕まえろと命じてあるらしい。

これがよく分からない。この世界の人は皆ある程度の年齢になるとスキルに目覚め、その力に応じて星の数が決まるらしいが、フェミシアは星無し。それを知った両親が手のひらを返して邪魔者扱いすると言うのは、生産性が低くて明日食べる食糧がカツカツと言う社会ではまああっても不思議ではない。だが村長が人を使って捕まえるか殺そうとするのは何故だ。

とにかくフェミシアは逃亡の為なら男を装わねばならないと髪を切った。名前もフェミシアを捨ててアイビーとした。

ある時、スライムを発見する。普通のスライムではなく、とても弱くて強い刺激を受けると崩れてしまう崩れスライムで、寿命も一日しかない。だがアイビーはそのスライムに親近感を覚え一晩一緒に過ごす。翌朝最初は姿が見えなくて焦るが地図の中に隠れていて崩れていなかったのでアイビーはテイムする事にする。

星無しの自分でも出来るのかと思ったアイビーだったが、崩れスライムで弱いが故なのか、アイビーの魔力に反応してテイムに成功する。

名前はソラ。リムルとかスイとか付けたら強くなるんじゃ。

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名湯『異世界の湯』開拓記 ~アラフォー温泉マニアの転生先は、のんびり温泉天国でした~・第1話

5分アニメを見るのは私は久しぶり。
ショートアニメと言う事もあってか説明がすっかりすっ飛ばされてるみたいだ。

いきなり温泉に入ってる男性。それに対して異世界に来たばっかりで何してるんだと言うケモミミ少女。ケモミミ少女が繭玉で、男性の湯川好蔵を召喚したみたいな事を言っていた。

でも公式サイトのキャラ紹介見ると湯川は秘湯を探してる時に滑落して転生した様だ。転生?転移では?

ともかく湯川は名前どおりに温泉マニア。この世界に来ても温泉には目がない。そして繭玉に対しても一緒に入れと勧める。全然女性とか気にしてない。一応種族違う訳だけど。
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あ、これ時間も短い上に、気楽に見られるのでとても良い。

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月刊モー想科学・第1話

場所時代設定は戦前日本みたいな感じ。サイエンス研究所のゴロー・佐藤は雑誌「月刊モー想科学」の編集を探して街をうろついていた。実はモー大陸にまつわるオーパーツを発見して、それを学会誌で発表しようとしたら研究所でリジェクトされたのだ。理由も無しに。別に研究所の許可関係無しに関係しそうな学会誌に送りつければいいんじゃないの?何種類かあるでしょう。

ともあれこの凄い研究結果を発表出来る雑誌が無いと言う事で選んだのが月刊モー想科学だった。こちらは学会誌とは違うから持ち込みか。

その編集室を探して辿り着いたのが喫茶「岩(ロック)」。この喫茶店の上に編集室があり、編集者であるタロー・J・鈴木とジロー・田中がよく使っていた。ゴローが入った時にはジローが居て、でも小さいから子供扱いしたらジローは怒る。じゃあ見かけだけ子供なのかと思ったら公式サイト見ると10歳と書いてるのでやっぱり子供じゃん。小学生じゃん。最初にゴローが会った時に学校はどうしたのと言う質問は有効だった。

ジローはうちの雑誌は胡散臭い内容しかないよと言っちゃうが、ゴローから見たらモー大陸の記事はある程度意味があるみたい。
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そこにタローが帰って来る。実はタローは一度ゴローと遭遇していて、その時に得体の知れない化け物が取り憑いてるのを見ていた。それが今ロックに居るから逃げようとする。タローが逃げようとしたからジローはゴローのオーパーツは本物かもとは思う。でもタローがゴローをロックから追い出してしまう。

仕方なくゴローは研究所に戻ったみたいだが、その戻った先で爆発発生。もしやとタローとジローは研究所に駆けつけて中に侵入するとゴローが大勢の黒服に追いかけられていた(何故集団で追いかける?)。すったもんだの末にオーパーツはタローの額に当たってタローが獣人化。黒服を全部すっ飛ばしてしまった。これで済む話なの?

タローの獣人化は解けて、何だったんだと言う所にゴローがやって来て、月刊モー想科学の編集に入りましたとの事。あの編集長がこいつは行けると雇ったんだろうな。でもあの人、どうやってそう言う気配を探知してるんだろう。

何だかノリが私には合わなかったなあ。特に質問に対しての答えを言わない会話をするあたりが。

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メタリックルージュ・第1話

火星って表示されてた。そしてどうやらアンドロイドみたいなのが人間と同居してる世界。

どこかのクラブの歌姫のサラが気まぐれで少女を拾う。この子がどうやら主人公でルジュ。ルジュは鳥からの指令でサラの様子を伺っていた。アンドロイドはネクタルと言う物を摂らないとただ単に停止するだけでなく、後から描かれた様子では壊れて捨てられてしまうらしい。だからネクタルは非常に大事な物だった。
参考資料

非常に大事な物となると値段も高価になりがちだし、それを押さえようとする連中も出現する。盗もうとした連中からさらに奪ったのがヘラヘラ笑う男ジャロン。

実はこのジャロンとサラが繋がっていて、サラはアンドロイドであるのを隠していた。それを探っていたのがルジュなのだが、最初の偵察では違うんじゃないと思っていた。

しかし探っていたのをサラとジャロンに気づかれていて、呼び出された所をジャロンの急襲を受ける。それで吹っ飛んだからやはり関係ないのではと思ったら、実際の所は戦闘形態になれる子で、ルジュとサラの戦いに。

あー、これって変身戦闘モノですか....

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外科医エリーゼ・第1話

冒頭で主人公らしき女性が飛行機に乗っていて、乗ってる時間が結構あったり子供と仲良くしたりする場面があったので、これは飛行機が墜落するなと思った。案の定、原因が全く不明のまま飛行機は墜落に向かう。今回の人生もとか言っていたのでまたぞろやり直しモノかと思った。それにしても現世がやり直しなのは珍しい。

しかしOPを見るといかにも異世界のナーロッパみたいな時代が登場して、あれ?このやり直しモノは一体どうするんだと言うのがモヤっとしたままになった。

だからその後の天才外科医の場面もこのあと多分例の飛行機事故に遭うんだよねと思いつつモヤモヤして見てた。

ただ、何度も何度もその前の人生の家族にもう一度会いたいと言う回想が出てくるので、さては飛行機事故で死んでまたも一度目の人生に戻るのかとBパートに入った辺りで気づく。

案の定、二度目の外科医としての人生は墜落した飛行機で胴体着陸が成功とは言えないまでもそのまま全員死亡とはなっておらず、現世日本の天才外科医高本葵は出来る処置を全力でやって救えそうな命は救った。

だが救助隊が到着した時、実は葵も深手を負っていたのでそこで力尽きて死ぬ。

そして気づいたところが一回目と同じエリーゼの人生。メイドが恐る恐るエリーゼを起こしに来た事から一回目のエリーゼが使用人に恐れられていたのが分かる。だが一回目の後悔と二回目の孤児として育った苦労から人格が入れ替わって家族と再会出来るのだ。
参考資料

と言う事で、あのナーロッパな世界で現代医学の外科医の腕をふるうのだろうが、ただのやり直しモノだと改心しただけのところを、一度現代医学を学ぶ寄り道した事でその時代の知識と技術を遥かに超えた腕前を披露するのだろう。

寄り道やり直しがちょっとだけ珍しい。

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戦国妖狐・第1話

永禄と言う戦国時代に武者修行(自称)の真介と言うおのこありけり。野盗を倒すのだとごくりとしていたがこの様子だと返り討ちだろうと思ったのに、先に野盗に声をかける二人が居た。
参考資料

片方がうっかり野盗を殴った事で戦いとなるものの、男の方の術で相手にならず野盗三人はその場で倒される。

なんだあれはとついていった真介、当然そんなのは見破られていて女の方に石を投げられて姿を現す。

聞いてみたら男の方は仙道の迅火、女の方は妖狐のたま。故あって義姉弟となっている。たまの方は人間が大好きで一方迅火の方は人間が嫌いなので何かちょっとした事があったらすぐに人間を始末しようとする。

たまがさっきの野武士の頭領の場所を求めていると言うので二人の素性を聞いた見返りに真介は案内した。

鬼兜組はこの辺りでは恐れられている野武士で、特に頭領は化け物ではないかと言われる程に強い。そして実際に戦いになったら頭領は化け物でした。兜に取り憑いて死体を操っていた闇(かたわら)だったのだ。

野武士の件を片付けて宿に行ってみればまたも強力な闇が街道に出ていると言う話を聞く。その場に居た法師が退治に行くと宣言。翌朝早々と出かけるが、それをたまが止める。やめておけと。やってみたら確かに無理で、でも迅火が倒そうとしたところで何かを感じるたま。

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悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~・第1話

いつも通り事前知識無しで見始める。だからタイトルから悪役令嬢モノでしかも何だかレベルが高いなとまでは思っていた。

始まってみると、おや?逆ハーレムモノですか?それにしてもこの庶民から学園に一人だけ入ったと言う子が悪役令嬢と言うのはおかしな話で、さてはこれはゲーム画面でやがて本筋に入るのだろうと思ったのに、ゲーム画面が長い。長すぎる。Aパート見ていて何か間違えたかと不安になったが、アイキャッチで間違っていない事が分かる。

改めて本来の主人公の語りが始まる。乙女ゲームの「光の魔法と勇者様」(略称ヒカユウ)をやり込んだ主人公が現世で交通事故で死んでしまいゲーム内と同じ世界に転生する。ところが現世のまま黒髪だった事からこの世界では魔族みたいな目で見られ、これではうっかり討伐されてしまうかもと幼い頃から魔法の鍛錬を積んできた。のめり込むタイプだったからそれはもうひたすら。おかげで強そうな魔物もあっさり倒せる程にはなっていた。

そうこうするうちに成長して王立学園に入学する年齢となった。そして様子を見ていたらアリシアが門限ギリギリで遅刻して、門を閉めたオズワルドと会話しているのを見かける。その内容がゲームでやったとおりなので、これはやはりあのゲームと同じ道を歩む世界なのだと改めて確信する。

ならば悪役令嬢ユミエラとなった彼女がする事は一つ。討伐される運命を回避する為にひっそりと大人しく、アリシアやその攻略相手キャラとは関係を持たない様にする事だった。父親から婿養子となりそうな男を捕まえろと言われても。

ところがそのひっそりとと言う目論見が早くも崩れる場面が訪れる。ウィリアムがレベル10を出して周囲が盛り上がるのを見て、これはレベル5程度にしなければと思うユミエラ。
参考資料

ユミエラが水晶玉に触ったらレベル99が出てしまった。
さよなら私の平穏な日々。

いやあ葬送のフリーレンのフランメ様の教えは大切だったね。レベルを隠せる様にするのは生き残る上での重要な能力。

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望まぬ不死の冒険者・第1話

特級の能力を持ってる訳でもなさそうな冒険者が何故ドラゴンと遭遇しそうな所へノコノコと入って来たのか。冒頭で真っ先に浮かんだ疑問。それは一応あとから説明があって、もう探索しつくされた水月の迷宮に行ったら新しい区画を見つけてしまって、これは凄いなと思わず入り込んでしまったとの事。まあそれは無い事は無い。うっかり警戒心を失っていたと言う後悔の言葉も残していたから。

でもその結果としてレントはドラゴンにやられてしまう。ああ、死んだ、と思ったのに何だか未だ生きてる気がする。ところがふと水面で自分の様子を確認したらスケルトンのアンデッドになっていた。何故かは分からないが、ともかくなっていた。

これからどうしようと思うレントだったが、今のままで街に戻る訳には行かない。教会の力で浄化されてしまう。とっくに死んではいるが、トドメの消滅をかけられてしまう。折角意識はちゃんと以前のままなのに。

そのレントに同類のスケルトンが襲って来た。生きてた頃と同じ様に剣をふるおうとしたら全然力が入らない。それでも何とか倒したら倒したスケルトンから魔力を吸収してちょっと身体に力が入る様になった感じ。
参考資料

これは以前出入りしていた学者の所で魔物はまれに魔物を吸収する事で進化する事があると聞いていた現象と思われる。ならばと先ずは他のスケルトンを倒して少しづつ力を得て行く。さらにはスライムまでも倒せる様になって行った。

その頃、ギルドの方では珍しくレントが日付が変わっても顔を出さないと訝しがっていた。と言うのも駆け出しの冒険者が居て、面倒見の良いレントに頼もうと思っていたからだ。あ、これ、迷宮でレントに会っちゃう子(女性に見えた)なのでは。

そしてとうとうレントはある日スケルトンからグールに進化した。何とか肉が身体に付いたが、まだちゃんと声を出せない状態。この状態で上記の駆け出し冒険者の子と遭遇するのかな。

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愚かな天使は悪魔と踊る・第1話

冒頭で男子が女子を見て「て、天使」な反応をしていたので、あの女子が天使なのだろうとは予想した。

でも転校生としてやって来た阿久津雅虎が妙だ。冒頭ではあんなに髪がフサフサしていたのにその頭は何だ。でもこれがカツラ。阿久津はこれで愚かな人間共を騙してやると呟く。ああ成程この阿久津が悪魔か。でもあっさりカツラとバレてしまう。ここが分からない。阿久津は何故人間を騙すのにカツラなんて必要としたのか。それで同情を誘うとしたのか。でも同情だけでは後から明かされる阿久津の目的は達成出来ないのでは。

隣の席となった天音リリーがまさに天使の様だった。うん、多分天使。それだけに広田健作などはこれまでに5度も告白してお断りされていた。

ただそう言う素質は阿久津の望む所であった。では天音をどうやって取り込むか。それを考えながら帰途についていたら偶然天音と出会う。妙な路地から天音は出て来て、しかも服が破けている。なんかおかしいね。

ここで会ったのも何かの縁だと天音は一緒にお茶しようかと阿久津を誘う。だがその道すがらで天音はトラックに轢かれそうになり、思わず阿久津が正体を現して天音を守ってしまった。その様子を見た天音は阿久津を引っ張って別の場所へ。いやああんな事故起こしておいてトラックの運転手は警察に申し開き出来ないよ。

流石に黙っていられないと阿久津は公園で自分は悪魔なのだと天音に明かした。悪魔の世界は現在天使を相手に戦いをしている。ところが悪魔側が劣勢。悪魔の連中は全然戦う気力を見せていない。だから阿久津はその連中を鼓舞出来る人材を人間界に探しに来た。天音なら人を魅了する力があるからうってつけと思ったのだ。

ここで天音が本性を現す。阿久津を鎖で緊縛して自由に使おうと思ったが、阿久津君、予想外に力があって天音の鎖結界を破って攻撃をかけるものの、天音の方が強い。再び阿久津は鎖で縛られて、これは面白い悪魔だと消さずに飼い犬にする事にした。首輪をはめて。

これ薄々思っていたが「愚かな悪魔が天使の遊び道具になる」ではないのか。

阿久津は首輪をはめられてやむなく天音の下僕になってしまった。
何この絵面。
参考資料

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姫様“拷問”の時間です・第1話

タイトルだけ見た時、“拷問”とは何かのプレイの話かなと思っていた。

魔王軍と戦う国王軍第三騎士団長の姫様(名前不明)。一撃で敵の強力な魔物を倒せる程の剣の使い手だったが、何故か魔王軍に囚われてしまった。

牢獄の中で愈々姫への拷問が始まる。ここで気になったのは一緒に牢獄の中にあの剣のエクスが居る。この剣、意志を持って喋る事が出来る剣で、しかもその言葉は姫だけでなく誰にでも聞けるらしい。その剣が手に届く場所にあるのに何故足枷を切って脱獄出来ないのか。

この展開なので拷問が普通の拷問ではあるまいとは薄々分かっていた。そしてアイアンメイデンを持って来たと言う事は、その中に何か入っているのではないかとも。果たしてアイアンメイデンが開かれるとその中に何か小さい物がある。ここに至ってそれは食べ物だな、そしてその先の展開が予想出来た。

中から出て来たのは焼き立てのトースト。そんな物に釣られる姫様ではないぞとエクスが言うけど姫は釣られてしまい、王国の弱点を喋ってしまう。聞きたい事を聞いたらもう用済みだと、普通ならそこで喋った方を始末するのだが、この魔王軍の最高位拷問官は道具の方が用済みで全部姫に与えてしまった。

ところがその弱点を聞いても魔王軍が弱すぎて勝ち目が無い。そこで最高位拷問官トーチャーは次にたこ焼きを持って来た。これにも釣られる姫。そして王国の秘密兵器の事を喋ってしまうが、魔王様はそんなの怖くて使えないと言うのだ。この魔王軍どうなってるんだ。

業務が深夜に及んでふとトーチャーは気がついた。次はこれだ。
あ、分かった。次何が来るか予想出来た。

案の定真夜中に姫の所に新しい拷問具が運び込まれる。予想したとおりに深夜のラーメンだ。でも深夜のラーメンってあのいかにもなラーメン丼で来るものでは?と思ったら、あのこってり系がまた背徳感をもたらすと言う流れだった。うん、こってり系ならその丼になる。
参考資料

この調子で“拷問”の時間がやって来るのだが、拷問ネタはまだしも姫様がそんなに喋れる情報を持っているのか?

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道産子ギャルはなまらめんこい・第1話

東京から北見に引っ越して来た四季翼。タクシーで引越し先の家に向かっていたがもう近くかなと思ってタクシーを降りてしまった。いや、それって東京でもしちゃいけない行為だろ。案の定家迄はまだ遥か遠く。歩いて30分以上。この寒さの中。しかも東京住まいだった人間が雪道を歩くのだからもっとずっとかかるのでは。

でもそのバス待ちでなまらめんこいギャル発見。思わず見とれてしまった。その子は翼が東京から来たと聞いてグイグイ食いついて来る。すっかりギャルにのぼせ上がって翼は一緒にバスに乗って帰る筈が乗らずにそのままバス停に。これ生きて帰れたのか。帰れたみたいだけど、どうやって。

同い年と言う事で同じ高校で、だったら同じクラスだとイイナと思った翼。挨拶をしたけどギャル=冬木美波が見当たらない。なーんだ違うのかと思ったところに遅刻して美波が教室に入って来る。なんと都合の良い偶然。しかも隣の席。なんと都合の良い偶然。

ともあれこのおかげで寒い教室の中でもブランケットを貸して貰えて温まる事が出来た。そして放課後、一緒に帰ろうとくっついて来て、駅まで一緒に行く。北見駅?と思ったら北海道によくある朝礼台ホームの駅だ。愛し野駅と言う。北見駅から北東に5km程の駅。すぐに列車が来て、キハ40の3両編成って石北本線の普通列車としては長大編成では(偏見)。
参考資料

美波から東京ではどこに遊びに行くのと聞かれたものの、女の子と遊びに出た事のない翼としては噂話で聞いた知識しかない。原宿とか、新大久保とか。え?今って若者も新大久保に行くの?

北見ではどうしてるか聞いてみたら、家で遊ぶと言う。寒いから。あの付近は北見市が最大都市だけど何かあるのかな、外には。しかしこの「家で」と言うのが伏線だった。

今度の日曜日、家に来てよとお呼ばれしてしまう翼。うん、遊ぶのは室内って言われていたから。でも女の子の家は初めての翼君。どきどきして行ったら結構薄着の美波登場。北海道の家って中は暖かくしてるからね。でも美波の部屋はそんなにはストーブが強力じゃなくて今日親居ないんだと言う意味が、暖かいリビングを使えると言う意味だった。

カツゲンをご馳走なるが、そのカツゲンを美波はドバっと自分にかけてしまって、着替えて来たのがもっと薄着。これは翼君には刺激が強すぎる。もうここは持って来たBDを一緒に見るしかない。でも途中でぐっすり寝ちゃう美波。無防備すぎる。
参考資料

あまりの無防備さに逆に翼は男として見られないんだなとちょっとがっかりして帰るのだが、その翼を美波は追って来てくれて一緒にセコマへ。

良い感じの北見生活の始まりじゃないか、翼君。
にしてもあんな薄着でウロウロする女子高生なんて居たっけ?過去の記憶ではみなコートを着ていて、でもそのコート姿が女子高生らしいと言うもの。

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ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する・第1話

いや、悪役令嬢じゃないじゃん。
冒頭は黒い軍服の軍隊が王宮と思われる所に攻め込んで来る。戦争で相手国の王族を討ち取るとか、古代の戦争か。そんな国家間の戦争、中世からこっちほぼ存在しないが。特に一定程度の大きさの国の間では。

そしてタイトルが悪役令嬢なのに近衛兵の一人がどうも主人公っぽい。あれ?元令嬢なのでは。そして黒い軍服の男によって殺される。これが後からの説明ではループ6回目の出来事。

リーシェはまたも時間を引き戻されてディートリヒ王子から婚約破棄される場面に戻った。王子から宣告されたらあっさり、あそうですかと退出。歩きながらこれ迄のループを回想する。一回目はドロドロの姿を商人に拾われて商人としての楽しさを覚えた。だが戦争に巻き込まれて死亡。二回目は荷物をまとめているうちに商人とは会えなくなってしまって荷物の中にあった本を参考に薬学を学んだ。だが戦争に巻き込まれて死亡。三回目学問の道を選んだ。だが戦争に(以下略)。あれ?これみんな相手の男がイケメンじゃない?実は逆ハーレム物?四回目は侍女、六回目が男装した騎士。五回目は何だったんだ。それから六回目は騎士と言うか王族を守る近衛兵みたいだが、それってあのクソ王子を守る人生を選んだの?
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今回が七回目。今迄は全部王宮の正面から出ていたので、ループを変えてみるつもりで別の方向へ向かった。そしてその時にガルクハインの皇太子アルノルトとぶつかる。過去のループを知っているリーシェは思わずアルノルト皇帝と叫んだ。何しろこのアルノルトこそ過去6回のループの中で戦争を起こしその戦争でリーシェが死ぬと言う元凶なのだ。ところがこの時点でアルノルトは未だ皇太子。リーシェは無礼を詫て立ち去る。関わってはいけないとばかりに。

しかし裏から出るのかと思ったら、なんとリーシェ、バルコニーから飛び降りるのだ。これを見てアルノルトはおもしれー女と思ったらしい。馬を用意させる。多分後を追うのだろう。

リーシェが自邸に戻ったらディートリヒ王子が来ていた。一生懸命考えた悪口をどうしても言いたいと。でもリーシェはディートリヒに用は無い。けんもほろろの態度に周囲の人々はディートリヒを嗤う。マリーが進み出てディートリヒを庇うが、実はこのマリーが自家を守る為にリーシェを悪者にしたのだ。うーん、これって悪役令嬢の範疇に入るのか?レッテルこそ悪役令嬢だけど本人は別に何も悪い事をしてないんだけど。

リーシェは二人を置いて立ち去ろうとした時、近衛兵に肩を掴まれたと思ったそのタイミングで目の前にアルノルトが現れて、これはヤバいと咄嗟に近衛兵の剣を奪って防ぐ。いくら本気ではないと言っても俺の剣を防ぐとはこれは益々おもしれー女だ。

そんな訳でアルノルトはリーシェに求婚する。

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薬屋のひとりごと・第13話

クールが変わって猫猫のお仕事も変わります。
風明の事件で思いもよらず一族郎党の罰の中に猫猫が入ってしまい、後宮から暇を出されてしまって緑青館に戻された。だが、戻るのが猫猫の本心では無いと知った壬氏が冬虫夏草で猫猫を釣り戻して皇城に戻る事になる。

再度の出仕と言う事で梅梅からは身だしなみの道具を沢山持たされる。それに加えて薬を作る道具を持ち込むとなると大変な荷物だと思っていた猫猫だったが、羅門からそれは無理だと言われてしまった。下手に薬を作る道具など持ち込んだら毒薬を作るつもりかと思われるから。残念ながら薬に関係する物は持ち込めない。

そして再出仕の日、壬氏が緑青館に迎えに来たら、猫猫は梅梅達によってすっかり美しくされていて壬氏もびっくり。
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周りの人間も緑青館にあんな美人の妓女が居たかと噂するし、皇城に入っても壬氏様が美しい娘を引き取ったと噂されてしまった。他の者が猫猫をそんな目で見るのが気に食わない壬氏はまたそばかすの化粧をしろと命じる。

壬氏の館では猫猫は女官として働いて貰うと言われた。侍女としては歳の行った水蓮が居るからやらなくて良い、それよりもこの本を読めとドサっと渡される。これは何かと思ったら後から女官試験の話が出て来てどうもその勉強をしろと言うものらしい。それが猫猫の興味のある物は頭にはいるが興味の無い物はまったく入らないに繋がっていたか。オチでは女官試験に落ちて女官ではなく侍女として壬氏の館で生活する事になる。

興味の無い物は勉強する気力もわかず、壬氏の館の掃除とかでウロチョロしていたら女官達に目をつけられた。何様のつもりで壬氏の近くに居るのかと。猫猫は最初にした弁解が逆効果だったと気づいて、壬氏様が自分の様な醜女に興味が起きる筈もなく、特殊趣味でもお持ちでしょうと実験の為に火傷させた腕を見せて無理矢理納得させる。でもあの女官の中で一番背が高いのは道理も分かる感じだが嘘も見抜けそうな感じがあった。
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一方、今回片メガネをかけた新キャラ登場。彼もどうも薬に興味がある?それとも猫猫に?どんな意味で?

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最強タンクの迷宮攻略~体力9999のレアスキル持ちタンク、勇者パーティーを追放される~・第1話

まーた化け物か魔物と戦うのがメインの話?
体力が最高値の9999もあるくせに盾の能力は相応のものながら何故かいつもその体力が激減してしまいいつもヒーラーの世話になっていたルード。

そのせいでとうとう勇者パーティーから追放されてしまった。あれ?サブタイトルをよく見てなかったけどこれって追放系なのか。ならワンチャン見返しの面白さはあるかもしれない。

ルードは妹の為に冒険者をやっているみたいだが、妹は特に病気とか言う訳じゃないのかな。なら安易なパーティーでも良いのでは。

そんな訳でどうしたものかと思っていたルードにどうも初心者に近いパーティーの声が聞こえる。護衛の依頼を受けたものの、自分達だけで大丈夫だろうかと心配していた三人だったが、その護衛の任務がクーラスへの旅だと知ってそこまで仕事として行けるのなら妹の待つアバンシア迄近いと参加する事にした。

旅は順調な筈だったが、一向の前にまず一人の少女が現れる。ボロボロになっていて、ルードが見たところ胸に魔石があるのでこれはホムンクルスなのかと思われた。ホムンクルスは労働奴隷として生み出されるのでそこから逃げ出したと思われたが、普通のホムンクルスは無表情で感情が無いからちょっと違う。

ところがこのホムンクルスを追う様にして巨大な魔物出現。逃げるったって逃げられない。意を決してルードは自分が絶対守るから君たち三人の攻撃で倒してくれと励ます。三人はやらなければやられるとばかりにルードを信用して戦い、相手のここぞと言う攻撃をルードが防いでくれたおかげで倒す事が出来た。

ボロボロだったその子には商人が命拾いしたお礼だと言って服を提供してくれる。こうして無事に街に到着して、ルードはその子を引き取って故郷へ向かう。その過程でルナと名付けてあげた。
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このルナ、実は自分の意志で戦える上に滅多に居ない鑑定スキル持ちだった。ルードは自分の体力が何故かすり減る理由を知りたくて鑑定して貰ったら、実はパーティーのメンバーのダメージを代わりに引き受けていたのでどんどん体力が削られていたのだ。身代わりだったんだよ。じゃあルードを追放した勇者パーティー、この先大問題じゃん。いつもの追放系のお約束どおりに「あいつが居なくなってからおかしくなった」な展開来るね。

ところでこの第1話、最後の提供の絵でも採用されたがあの初心者三人パーティーのうちで二人が懇ろの関係みたいな場面がチラと描かれて、何だこれ(笑)。
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俺だけレベルアップな件・第1話

凄いよくある異界とゲートが繋がっちゃってそこから化け物が人間界に出て来て厄災になってるけど、その「通常兵器が効かない」化け物に何故かどうしてかご都合良く対応出来る能力を持った人間が生まれ、それと戦う。何だか設定だけが勝手に始まりましたみたいな感じ。

そしてその設定によるとその能力を持った人達はハンターとして化け物を倒してはドロップする品物を換金して生業としていた。ただ、その能力は授かった時のレベルから一歩も動かない。C級だとずっとC級のまま。そしてここにE級にして人類最弱と言われる水篠旬が居る。設定上では母の高額な治療費の為にハンターを続けていると言うが、それにしたってカツカツ過ぎるのではないのか。靴すら買えないとか。あれでは命の危険を賭してハンターを続ける意味が無い。ひょっとしたらハンターでの収入は実は現世のどんな職業よりも大きいものの、母の医療費があまりに大きいから自分に残るのが微々たるものだと言うのか。その辺の説明が無いので話が展開されている最中、ずーーーーーーーっと「何故ハンターやめて他の職業につかないんだ旬」と思っていた。

旬が呼ばれる現場は人類最弱のハンター旬ですら参加出来るチョロい現場としてその辺だけは周囲のハンターからは喜ばれていた。そして今回の現場。ああ、話の流れからこれってパーティーが全滅する流れかなと思った。気の毒なのはいつも旬を庇ってくれるし癒やしてくれるヒーラーの観月。この子も死んじゃうのかな。
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当初は予想どおりにチョロいダンジョンだったが、あまりに収穫が無かったのと、新しい道が見つかった事から、パーティー内でそちらに行ってみるか終わらせるか意見が割れた結果、多数決では最後に旬が行く方に賛成してパーティーは奥へ。

そして期待どおりにその奥はとんでもない場所で、石像と思われた物が一撃でハンターを斬り捨ててしまった。ここで死ぬのかと思う旬だが、この場を助けるのは何かな。旬が目覚めてもタイトルから行くとこのあとレベルアップの力を得る訳で、でもレベルアップしないと戦えないから今は無理。そうなるとチラと登場したS級ハンターの向坂雫がここに駆け付けられるのだろうか。

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結婚指輪物語・第1話

タイトルから「指輪物語」をもじった物かなと思ったけど指輪物語は見た事が無いので似てるかどうか分からず、Wikipediaを見たら「タイトルに「指輪物語」が含まれているが、『ロード・オブ・ザ・リング』のパロディではない」とあった。違うのか。

姫は何かの理由でどうやら現世日本に転移したらしい。その瞬間を佐藤春人に目撃されお互いかなり幼かったがそれ以来春人は姫を守るのが使命と考えていた。

年を経て二人は高校一年生。姫の野中姫乃がどうも高校に入ってからギャル化したみたいだが、春人はそんな姫と幼い頃に指輪の約束はしたものの引け目を感じていた。
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ところがある日夜祭デートしてここで告白するんだと春人が思ったそのまさにその時、姫からは明日引っ越ししちゃう、とても遠い所でもう会えないと言われてしまった。その場は自分が何か言える立場じゃないと思ったが、家に帰って考えた。遠い所とはもしかして幼い日に突然出現したあの場所の向こうではないのか。そう考えて春人が駆けつけるとまさに姫がゲートの向こうに行こうとしている所だった。姫はさよならを言うものの、その表情はとても寂しそうで、姫が消えた直後に春人は考える、あの日の約束は忘れていない、自分がすべき事は何なのかと。そう考えて春人もゲートに飛び込む。

飛び込んだ先は異世界で、姫は姫として帝国第二皇子と今まさに結婚しようとしている場面だった。あれ?時間がズレた?それはともかく、これは「ちょっと待ったぁ」な場面かと思ったら、春人が考える間もなく魔物が襲撃して来る。その場の話からどうやらこう言うのを避ける為に姫は一時的に現世日本に逃れていたらしい。成長して何か出来る様になったから戻ったが、その途端にこれだ。

姫は春人が出現し、魔物に襲撃され、その指輪の持ち主として本当は皇子を結婚で選ぶ筈だったのを、姫はたまらず春人の方へ駆け寄ってキスをして指輪を授ける。皇子、そうだったのかと割りと達観してる。おまえは何だとか取り乱さない。そればかりか剣を春人に渡す。

春人は指輪の力をその剣に込めて魔物を一刀両断(なんか今期一刀両断が多い気が)。かくて春人の方が指輪の持ち主から勇者・指輪王として選ばれた。周囲はあんなどこの馬の骨とも知れぬ者が指輪王?と陰口を叩くのに、あの帝国のマルス皇子は彼こそが選ばれた勇者だと説得しようとする。でも周囲が第二皇子ふぜいがとか言っちゃってるけど。

ともあれこれで春人は姫の相手となった訳だが、ただいくら指輪の力を授かったと言ってもこれまで実戦経験が無い春人は一体どこまで戦えるのか。戦えないと話が終わっちゃうけど。

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ぽんのみち・第1話

こちらはタイトルから麻雀関係の内容みたいだし、宣伝で尾道アニメだと言うのも知っていた。挙げ句に最近「なかよし」に連載されると言うのも知った。何故麻雀マンガが「なかよし」に?でもなかよしのマンガの作者は卯花つかささんなんだよね、あのアニマエールの。

自宅でネット視聴ライブで騒いだせいで母親から家を追い出された十返舎なしこ。居場所が無いと嘆いていたら非常に都合よく父親から電話が入って使っていない雀荘があるからそこを片付けたら好きにして良いと言われる。滅茶苦茶都合が良いな。

ともかくこれで自分の居場所が出来たとなしこは河東ぱいと一緒に教えられた場所へ。駅から近いものの、人通りの少ないところにその建物はあった。ここならいくら騒いでも大丈夫そう。父親からの連絡だと裏に鍵を入れたポストがあると言うのでそこから鍵を出して開けてみたら箱の山。中に入れない。

こんなの二人では無理と言う事でぱいが徳富泉を呼びに行く。一人になったなしこは少し箱を外に出して中に入ったら雀卓と麻雀牌があるのを見つけた。ちょっとホコリを拭いて椅子に座って麻雀牌を見たら中には金色の鳥の描かれた牌があった。ナニコレ綺麗と思ったらその鳥が実体化する。しかも喋る。この鳥、麻雀の精霊だと言うのだ。そして麻雀の事を何も知らないなしこに少し説明をしてやった。うん、麻雀知らないのに何故雀卓は知ってた。

そこにぱいが泉を連れてやって来る。泉はん、その脱げそうで脱げないコートみたいなのどうなってるの?ぱいと泉には鳥が喋るのは聞こえない。取り敢えず名前はチョンボにしようと泉に付けられてしまった。
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泉は親戚が集まった時に教えられたと言って麻雀のルールは知っている。まあ私も3つづつポーカーみたいな感じで揃えて残り二つは同じの?を揃えるみたいなのは知ってるけどそこまでしか知らない。今のなしこと同レベル。

ちょっと遊んだらもう日が暮れだした。ヤバイと言って箱を外にだして(外に出すだけで父親が連絡した業者が引き取るそうだ。これまた都合が良い)一仕事終えてぱいと泉は帰って行った。

ところが残されたなしこの所にお嬢様がやって来る。どうもこの雀荘に何か思い入れがあるみたいで休日だったら来られますから宜しくと言われてしまった。

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治癒魔法の間違った使い方・第1話

兎里健は学校でトップクラスの生徒会の二人と、本当にたまたま、傘を誰かに持って行かれたせいで一緒に帰る事になる。しかしその帰り道、犬上鈴音と龍泉一樹には鐘の鳴る音が聞こえ兎里には聞こえなかったのに、突如出現した魔法陣に巻き込まれる形で異世界に召喚されてしまった。

異世界のリングル王国のロイド王の話によると、魔族の王が出現してそれと戦う勇者を召喚したとの事だった。鐘の音が聞こえたのがその証拠。逆に聞こえなかった兎里は完全に巻き添え。この状態に一樹は怒り、そして鈴音は滅茶苦茶喜んでいた。鈴音は現世では将来に何も期待を持てないと言っていたから、この先が見えない異世界がとても嬉しいのだ。しかしギャップ大きすぎ。

取り敢えずどんな魔法属性があるのか測定しようと別室でウェルシーによって魔法属性判定が行われる。鈴音は雷属性、一樹は光属性で、いかにも魔王と戦うに相応しい。さて兎里の番。緑色に輝いたが、これを見たウェルシーが恐れおののく。

兎里を連れて王の御前へ。何事かと思った王に緑色になったと告げると、王も廷臣も口をあんぐり開けて兎里をどこかに避難させ様とした。だが時既に遅し。恐らく王もウェルシーも廷臣も恐れている人物が来てしまった。
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勇者が召喚されたと聞いて、魔法属性はどうだったのかと聞かれた王は最初はすっとぼけていたけど、兎里がポロっと緑色だったと言うと、その場からふっ飛ばされたにもかかわらずそのやって来たローズは目の色を変えて兎里を追いかけ捕まえる。おまえはこれから救命団に入るのだと。

確かに救命団の団員は鬱陶しい連中ばかりだけど(と言いつつ彼らは治癒魔法使いではない)、王やウェルシーがそんなに恐れる集団なのだろうか。

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佐々木とピーちゃん・第1話

全く前提知識無しだったので、単なるペット系かと思って見始めた。全然違うじゃん。

随分老けた感じの佐々木だったので、てっきり楽に40歳は超えてるかと思ったら、39歳。就職氷河期世代とあって中小の商社に収まっただけでも良かったと思ってるが、結構薄給らしい。39歳であのアパートで今現在特に金のかかる趣味も無しでカツカツってのは。

犬猫が大好きらしい。でも犬猫は初期投資が高いし、多分ペット可のアパートに引っ越さねばならない。あまりに大きい出費だと躊躇っていたら文鳥3,000円。思わずその可愛さに買ってしまった。文鳥なら買える。

ところがこの文鳥が喋るのだ。普通に人間の会話が出来る。この文鳥にピーちゃんと名付け、そして契約してしまった。
参考資料

ピーちゃんの魔法で異世界に行ける。よくあるナーロッパの世界へ。佐々木はピーちゃんご所望のシャリアピンステーキを食べさせる為もあり、自分のカツカツの生活を改善する意図もあり、異世界と現世の行き来で金儲けをする事にした。あっちでは真っ白なコピー紙とペンは驚異の品物。これをお貴族様と取引のある商人に卸す。

こうして生活が順調に進む。ある時は優秀なせいで妬まれた料理人を拾って見せを任せてみたり。

そしてとうとうここの領主の子爵様に呼び出された。おおう、子爵なのに伯爵並みの生活だな。子爵には技能者として認めて貰った。

ピーちゃんからは魔法を習う。移動魔法だけは駄目だが、火、水、土の魔法はなかなか使える様になった。

ところがここで流れが一変する。ここまでは異世界スローライフかと思っていたのに、現世で腕を剣に出来る男から女性を救った事で話が違って来た。現世では異能者と言うのが隠れた存在としてあって、それを国が秘密裡に管理していたのだ。その管理者をたまたま助けたので、あなたも異能者ねと内閣府超常現象対策局に連れて行かれた挙げ句局員にされてしまう。
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星崎は異常なワーカーホリックで、佐々木は迷惑だったが上司の阿久津課長はいかにもなお役人で一応星崎から解放して貰える。ところがやはり一癖も二癖もある課長で、佐々木の部屋に監視カメラと盗聴器を仕掛ける。ピーちゃんが一部始終を見てたけど。だからそれらを外して電話を待っていたら果たして阿久津から電話が来た。こっちが仕込んだ機械を外して連絡を待つとは信頼がおけそうだと。まあそれは良いのだが、電話を切ってから阿久津が呟く。佐々木は使える男だと。

ありゃ、完全にスローライフではなくなっちゃったね。

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魔都精兵のスレイブ・第1話

冒頭を見た時はまた異世界かどこかで魔物が出現して人間が戦う話かぁと思った。
場面は現世日本に変わるが、ちょっと違うのは女尊男卑の世界。何だか女性だけが特殊能力を使えて、そのせいで男の地位が低いらしい。この世界で低い地位の状態で普通に就職かよと思う和倉優希。一応亡くなった(らしい)姉に仕込まれた完璧な家事能力はあるのだが。うん、それって主夫に収まれればそれが一番だったのでは?

ところが突如魔都災害に巻き込まれて魔物の醜鬼に襲われてしまう。マニュアルでは魔都災害に遭遇したら隠れて醜鬼に見つからない様にせよとあったが、そんな間もなくすぐさま醜鬼と遭遇してしまった。

これでもう終わり、と言う場面では誰かが助けるものだ。物語とはそう言うものだ。でないと続かないから。この優希を助けたのは軍服の姫君。お、冒頭であーあと思ったけど、Re:CREATORSのおかげで「軍服の姫君」には好印象を持ってる。もっともRe:CREATORSが始まったばかりの時点ではなんだコイツと思ったけどアルタイルの過去と清瀬駅での場面からすっかり強く心に刻まれた。

ともかく軍服の姫君たる羽前京香が醜鬼を一刀両断して優希を救った。この魔都災害に巻き込まれたのは優希だけではなく、巻き込まれる寸前に見かけた少女も近くにいて、その子が醜鬼にやられそうになった時、優希が咄嗟にその子を庇い、そして京香が醜鬼を斬る。

ところがこれだけの活躍をする京香だけど、どうも授かった能力が期待したのとは違うみたいだ。あとで分かるが剣で斬るのは能力とはまた別。登場した時に醜鬼を操縦して乗って来たがどうやら対象を使役する力が能力らしい。ただこれだと醜鬼が思うように動かない。反応が遅い!と何度も叫んでいた。

だからその後で大量に醜鬼が出現したら戦いが追いつかない。一か八か、対象を奴隷にする能力を優希に試してみたら、これがハマった。メタ糞強くなる優希。そして京香の思う通りに動き回れる。あの反応が遅い!と叫んでいたのはこの振りだったな。
参考資料

こうして少女もそして兄の少年も助ける事が出来たが、相手を奴隷にする能力は対価も必要で醜鬼が相手なら餌でも与えておけば良いが、優希相手だとそうは行かないらしい。お前の望みはこれかとキスするご褒美。

ただ、優希の能力は気に入った。自分とペアを組むのに最適だ。だから優希に七番組に来い!と誘う。優希も現世でこのままただ就職するのかと思っていたのでこれに乗る。でも行ってみたら普段は寮の管理人。ただの管理人ではなくて家事全般をやらされる管理人だった。まあ能力を発揮出来て良いんじゃないですか。

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即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。・第1話

アバンでタイトルどおりだったけど、アバンの意味があまり分からない。あの少年が即死チートを発動させたのと、髪型からその後の本編の主人公の高遠夜霧だとは分かるがアバンの存在意義があまり無いのでは。

平原で突如ドラゴンにバスが襲われて早々と生徒が死んでる。なんでバスが平原にと思ったら夜霧を起こした壇ノ浦知千佳によるとトンネルを抜けたらそこは異世界の平原だったと言うのだ。

しかも突如バスに乗り込んで来たシオンと名乗る女性がこれから皆さんの中から賢者をえらびますと言ってギフトを与えたものの、夜霧と知千佳を含めた四人にはギフトが現れなかったのだ。

問題はその後。能力を与えられた連中はそれが与えられなかった四人を魔物の囮にして勝手に行ってしまう。要は四人は魔物にやられて死ねと言う事。ちょっとこの発想が分からない。最低限知千佳は悪い子じゃなさそうだったので本当の友達が「それはやめようよ」とか言わなかったのか。
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ともあれそれで餌として残された四人の所にドラゴンが襲撃。あっさり二人殺され自分達も愈々と言うところで夜霧が起こされたので噂のチート能力でドラゴンを瞬殺。

しかしここに四人を見捨てた筈の生徒達の中から三人が空を飛んでやって来る。そして知千佳だけよこせ、夜霧は死ねと(だからなんでこうもあっさり元クラスメイトを殺そうとするんだよ)と東田はファイアーボールを撃つので自分を殺す意図のある対象として夜霧に殺され、一緒に福原も殺された。

「ござる」で声が下野紘さんの花川だけはなんとか生き延びさせて貰ったものの、魔物だらけの森に向かわされて大丈夫なのか。回復スキルが凄いと言うのでそれで助かるのかな。

突如賢者召喚だとか言って呼び出して気に食わないと殺したシオンだが、システムのインストールに失敗したとかこの世界は何なんだろうね。

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ダンジョン飯・第1話

「そう言い残すと男は塵となって消えた」
ああ、これがあの有名な一場面の大本なのか。でもならばあれと同じポーズの絵で言って欲しかった。「今日も一日がんばるぞい」以来の「あの一場面か」な作品。

タイトルどおりにダンジョンでごはんを作って食べる作品だろうと思ったが、最初が切羽詰まっている。ダンジョンでレッドドラゴンと遭遇して、でもこのパーティーなら負ける要素が無いとかフラグを立てて、空腹で集中力を欠いてあわやパーティー全滅。主人公のライオスの妹ファリンが身を挺してドラゴンに食われながら全員をダンジョン外に飛ばして助かった。

ここからどうやってダンジョン飯になるだよと思ったが、まずパーティーから二人抜けちゃう。ライオスの考えではファリンは飲み込まれただけで(噛み砕かれない前提)ドラゴンの腹の中に居て、消化さえされなければ何日かは生きてる筈。だからそれを救出に行く。当初はその費用を工面する為に残ったマルシルとチルチャックをパーティーから出して、武装を換金してそれにしようとしたが、二人はライオス一人に行かせられないと一緒に行く事になった。それは良いとしても相変わらず金子の準備が無い。食料が調達出来ない。だからライオスはダンジョンで現地調達する事にした。

ダンジョンの中には生態系がある。と言う事は、肉食魔物→草食魔物→植物と言う食物連鎖もある訳で、その中で食べられる物を食べる。この提案にマルシルはウェっとなったが、一応付いていった。

早速入った中で何か食べようと先ずはキノコ魔物を倒し次にサソリ魔物を倒し、これを料理しはじめた。これに興味を持ったのがドワーフのセンシ。魔物料理をするとは珍しい。実はセンシは魔物料理が得意なのだがみんなが忌避するから魔物料理仲間が欲しかったみたいだ。センシのおかげでキノコとサソリその他を入れた大サソリと歩き茸の水炊きが完成。みんながうまいうまいと食べるのでマルシルも恐る恐る食べたら「うわ!美味しい!」これが番宣で出ていた場面か。
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センシはライオス達が地下に潜る事情を聞いて、レッドドラゴンの料理は一度やってみたかったと言う事でパーティーに加わった。メチャクチャ心強い味方が出来たな。

第一階層の次は明るくて埋没した城の最上部がある地域。ここでは植物を食べる事にした。植物ならあまり抵抗が無いかもしれないが、この世界の植物は人間を食べたりするからとウェっとなるマルシル。

異世界の魔物が現世の生物と同じ生化学などで説明出来る物だと仮定すると、消化されたらアミノ酸レベルまで分解されているので人間もへったくれもないから安心しろ、マルシル。
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こうして今度の食事は植物を使ったタルト。しかし甘くなくてしょっぱいのか。

のんびりダンジョン飯も良いのだが、ライオス達の本当の切羽詰まった目的はファリンの救出の筈で、その割にには危機感無いね。大丈夫なのか。

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魔法少女にあこがれて・第1話

悪の幹部、イイナ!

この街にはなぜか知らないが魔法少女が居る。もうそれだけで普通の世界じゃないので、そう言うものだと。柊うてなはそんな魔法少女に憧れるしがないただの少女だった。その筈だった。

ところがある日いかにもな小動物が「変身したいか、変身したいのならさせてやろう」と出現した。うてな、ちゃんと断ろうとしたのに勝手に話を進められて変身してしまう。でもこれは何だか違うぞ。魔法少女っぽくない。小動物っぽいヴェナリータはだってそれは悪の女幹部の格好だと言う。変身後は魔法少女じゃなかったんかい!
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うてなが悪の女幹部に変身したらその波動を魔法少女達トレスマジアが感じ取る。そしてやって来てしまうのだ。ヴェナリータから魔法少女と戦えと命令されても嫌だったが、戦わないとこの変身動画を拡散しちゃうぞと脅されて、鞭で花を叩いたらそれが魔物に変化。植物の蔦の様な触手がトレスマジアの三人を絡め取る。

身悶えるトレスマジアの三人を見てうてなは「あれ?」と思った。何だか良い感じ。そしてヴェナリータからはその鞭で魔法少女と直接戦えとまた脅されやむなく三人のお尻を叩いたらこれまた何だか良い感じ。

ただ、この時の戦いはトレスマジアの三人の反撃を受けたらしい。だから翌朝あれは夢だったのかと思ったうてなだが、ヴェナリータが居て夢じゃない。

翌日のトレスマジアの三人、前日の鞭打ちのせいで尻が痛い。痛いながらも学校に来ていた。

なのにまた魔物の反応。三人はトイレに行きたいと言って屋上へ。変身して廃工場へ急行する。最初の魔物は普通に倒したが、呼び出されたうてながまたも鞭でマネキンみたいなのを叩くとこれが魔物化。沢山の手で三人を拘束して動けなくする。動けなくされた三人は魔物にくすぐられて今回も身悶え。またも直接攻撃を促されてうてなは今度はここか、ここがええんかと三人をくすぐる攻撃をして愉悦に浸るのであった。
参考資料

世界征服とかさておいて、魔法少女をいじくり回すだけの悪の幹部、良い職業だな!(苦笑)

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異修羅・第1話

魔王を倒した後の世界の筈だったのに、迷宮からは時折ゴーレムと呼ぶ機械ロボットが出て来て人間を襲う。

そこで探索士候補として勉強していたユノだったが、ある日異変に襲われた。迷宮だと思っていたのは機械ロボットの親玉でそこから無数のロボットが出現し人間を襲った。為す術無く有人を目の前で引きちぎられて殺されたユノは逃げた先で剣を振るう客人(まろうど)のソウジロウと遭遇した。

ソウジロウは刃の欠けた剣でゴーレム達を一刀両断にして倒す。あまつさえ途方もない親玉のゴーレムも倒してしまった。ソウジロウ曰く、これらを動かしている核みたいな命の詞術を破壊すれば動きが止まる(=ゴーレムの死)のだそうだ。
参考資料

こんな理不尽を飲み込む為にユノは強者が集まると言う黄都へソウジロウを案内する事にした。CMを見るとそこで最強の連中が戦って本当の勇者を見つけるみたいな話みたいだが、うーん、こう言う「俺つえー」バトル物は私にはちょっと。

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令和6年冬アニメ(視聴予定)のハッシュタグ一覧表

令和6年冬アニメで第1話は少なくとも見る(かもしれない)アニメのハッシュタグの一覧表。なお、リンク先はデータサイトとしてしょぼいカレンダーの各番組ページとしている。
参考資料

作品名 ハッシュタグ
月が導く異世界道中 第二幕
姫様“拷問”の時間です
SYNDUALITY Noir 第2クール
道産子ギャルはなまらめんこい
望まぬ不死の冒険者
愚かな天使は悪魔と踊る
悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~
異修羅
ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season
戦国妖狐
メタリックルージュ
外科医エリーゼ
魔法少女にあこがれて
月刊モー想科学
ダンジョン飯
魔都精兵のスレイブ
即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。
名湯『異世界の湯』開拓記 ~アラフォー温泉マニアの転生先は、のんびり温泉天国でした~
佐々木とピーちゃん
最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。
葬送のフリーレン
治癒魔法の間違った使い方
スナックバス江
ぽんのみち
結婚指輪物語
マッシュル-MASHLE-(第2期)
俺だけレベルアップな件
薬屋のひとりごと
僕の心のヤバイやつ 第2期
最強タンクの迷宮攻略~体力9999のレアスキル持ちタンク、勇者パーティーを追放される~
異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。
真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 2nd
ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する

使い方のイメージは、アニメを見ていてふとスマホでそのアニメについてポストしたくなったり情報を見たくなったりした時に、バラバラになっていないでここにさえ来ればそれが出来ると言うページ。

各作品のX公式アカウントの推奨ハッシュタグを載せているが、公式アカがプロフィール欄で言及せずになんとなくポスト内で使ってたり、公式アカが使ってないけどRPした関連アカが使ってると言うのもある。出来ればちゃんと推奨して欲しい。最近はほとんどそうなって来てるのは良い傾向。

※東京圏以外の人がネタバレ回避の為に放送日にハッシュタグでミュートしてる方々がいます。放送日に内容に関わるポストをする時はなるべくハッシュタグを付けましょう

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異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。・第1話

AbemaでTV波に対して一週間先行放送。
近年よくある過労死で異世界に転生するきっかけで話が始まる。今回は神様にモフモフしたいと願ったら人間以外の動物に好かれる能力をあげましょうと言われた。

これを聞いた瞬間はちょっと心配した「人間以外の動物に好かれる」って、それはひょっとして人間には好かれない?かなり試練のある転生ではないのか。さらに神様はその代わりとしてその世界で人間が他種族に対して辛く当たっているらしいので滅ぼすかどうかの判断をするのが使命だよと付け加える。これまたかなりハードな試練に見えた。

そんな訳で転生先の人生が危惧されたのに、主人公の秋津みどりは貴族の中でもトップクラス(王族に連なると言っていたし)の公爵家に第三子として誕生する。名前はネフェルティマ。略してネマ。

ネマは家族から祝福されて別に人間から嫌われるなんて事は無しの幸せな人生を歩み始めた。しかも神様のくれた能力で動物からは好かれる。

ところで「動物」と言うのを分類学的に見ると、それはKingdom Animalia(動物界)に属する生物であって、その中の非常に狭い範囲の哺乳類や鳥類のみならず脊椎動物以外の動物も「動物」になるから、ネマの周りには節足動物(動物って書くでしょ)も集まって来るのが道理なのだが。あと、海に入ったら魚類のみならず軟体動物がヌルヌルと迫って来なくてはならない。これは大変だ。と言うか節足動物が群がるだけでも暮らして行けない。本当なら。

取り敢えず分類学を生業としない人々の観念での動物だけが寄ってくるみたいで、ある日王宮に行ったらそこで聖獣天虎にまで懐かれてしまった。
参考資料

後日、兄と姉の授業参観に行ったところで、コロッセオみたいな場所だったからひょとしたらここで獣人族が剣闘士みたいにされる場面が出て、これが神様のお怒りになる習慣として登場するのかと思ったが、最後に登場したのは姉のカーナディアが召喚したドラゴン。ドラゴンも動物扱いかな。でもモフモフはしてないよ。

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リズと青い鳥

年末年始のNHKはEテレで響けユーフォニアムのオオバンブルマイ。
と言うのも4月からユーフォ三期をEテレで放送するので。

実を言うと私は今回このEテレの放送が決まる迄「リズと青い鳥」について何も具体的なイメージを持っていなかった。ユーフォのスピンオフ作品と言う事に全く気づいてなかった。当時は「何かやるんだね」程度の認識だった。

今回劇場版総集編一期と二期を見てすぐの視聴となるが、あ、絵の雰囲気が凄く違う。これはこれでこう言う世界にしたんだな。確かに内容を最後まで見てみたらTV一期二期が、確かに登場人物の「ココロ」の動きはそれはそれであるけど(特に一期のソロパート選抜の場面では震えが来たよ)、一方で地区大会で金を取って関西大会そして二期では全国大会と言う「コト」の大きな動きも大前提で存在した。全国大会を目指すと言ったのに一期序盤のバラバラな演奏に滝先生が「なんですかこれ」を発したのはユーフォの中でも一番に有名なセリフだ。

この作品はタイトルの物語の中のリズと青い鳥を鎧塚みぞれと傘木希美の話になぞって展開される。最初はみぞれが希美の後を追う構図だと誰もが思っていたのに、自由曲の「リズと青い鳥」の第三楽章のみぞれのオーボエと希美のフルートの演奏を期にそれが変わる。真っ先に気づいたのは勿論滝先生だが、同時にあの麗奈も気づいて、しかもそれを直接言いに行く。
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二人の間で自覚するのは希美の方だった。新山がみぞれの方に音大のパンフレットを渡したのを知って希美は自分は音大に行こうかなと言う。それまでみぞれが進路希望で希望を白紙で出したのは冒頭で描かれたが実は希美も書いて無かったのだ。それを聞いてみぞれは希美が行くのなら自分も行くと言う。この時点では未だみぞれは自分は追ってる側だと思っている。

しかし二人の演奏はうまく行かない。それがどうしてか、みぞれに気づかせたのは新山だった。何故リズは青い鳥を逃したのか。みぞれは自分だったら絶対手放さないだろうと、まさに希美が一度吹奏楽部をやめたのをまた自分の近くからいなくなるのを防ぐが如く。でも青い鳥の方の気持ちで考えてみたらと言われてみぞれは全く違う視点に気づく。青い鳥はリズの所から離れたくなかった。でもリズの気持ちを一番に考えたら自分は去らねばならぬ。そしてリズはどこまでも飛べる羽を持っている青い鳥を閉じ込めておくなんて事は出来ないと思っている。

閉じ込めておくなんて出来ないと思うのが希美で、希美がそう思うのなら自分は羽ばたかねばならない。それが二人の関係を次に進める。

ところでこの作中でどうしても気になったのが剣崎梨々花。どうしてあそこまでみぞれにこだわったのだろう。さらには自分の名前を言う時に「鎧、じゃなくて剣崎です」と言う(実は新山先生までもが言う)。あれを最初聞いた時は実は隠れた姉妹なのではとか思っちゃった。なにげにこの作品の中で一番気にいったのは梨々花。
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謹賀新年

あけましておめでとうございます。
今年の初詣での絵馬奉納は「オーバーテイク!」にしたいなと思っていました。

御殿場に行く事も考えましたが、御殿場へ行くロマンスカーが恐ろしい事に新宿発6:40で、昨日コミケにサークルのお手伝いで参加した身の上ではそれは難しいので、では願いを叶えてくれる神社と言う事で、カドカワ神も見守ってると思われる武蔵野坐令和神社(むさしのにますうるわしきやまとのみやしろ/むさしのれいわじんじゃ)にお参りに行って来ました。

流石に有名神社みたいな大混雑は無くてすぐにお参り出来て絵馬を授与して頂いたのでその場で描いて奉納しました。
参考資料

二期やって欲しいですね。

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