星屑テレパス・第12話・最終回
モデルロケットフェスタで竜岡科学技術高校に勝てなかった(と言うか、条件満たせなかったから記録無し?)事で瓦解の危機にあった藤野岬高校ロケット研究同好会だったが、すったもんだの末に復活した。最後は海果とユウと遥乃のロケットが瞬のロケットに勝った(と言うかそもそも瞬は所定の火薬積んでなかったんだけど)事で一緒にやって行こう(キリっ)と海果が瞬に手を差し伸べて。
その時に海果が風邪で倒れたんだっけ?と言う事で三人がお見舞いにやって来た。あのユウの勢いとか瞬の目つきの悪さとかじゃ穂波が警戒しても仕方ない。
なんだけど、海果におかゆを作ってあげる頃にはもうユウにもたれかかって寝ちゃう程になっていた。
でもこの風邪で海果が熱にうなされてる時に見た夢が意味あったんだな。オデコパシーを一人だけやって貰えないと言う夢のせいで、現の場面でユウに自分だけにしてと囁いた時からユウが変になってしまった。
海果の風邪も治って藤野岬高校ロケット研究同好会の今後の活動方針の検討。海果がなにかにつけてロケットノートにメモしてるけど、瞬からは自分のやりたい事をやるんだと言われた。瞬の目標ではなくて。
大目標は来年の選手権に出るが、その為の準備活動は色々ある。部活に昇格しなくちゃいけない。瞬によれば地方の小さい大会で入賞して行こうと。
じゃあみんな個々の目標は?瞬の目標はロケットからみで明確だ。これは良い。でも他がどうにもよく分からない。海果がちゃんと他人と話せる様になると言うのは分からないでもない、遥乃がよく分からない。瞬を説得に行った時の内容もよく分からなかった。そして問題はユウで、宇宙人だから宇宙に帰りたいって、それこの作品の設定でどこまで本気なんだ。確かに普通じゃない描写は屡々あるけど、だからと言って宇宙人設定受け入れちゃって良いの?一方で宇宙人設定を受け入れないと海果によるロケットで宇宙に行くんだと言う目標が意味を持たなくなってしまう。そしてこの目標がまたとんでもない話で、有人ロケットの夢を持つのは良いけど一方で現実的にロケット同好会でどうのこうのやってそれが出来るのか。技術以前に資金がどう出るのか。ホリエモンですらあの程度で、世界に冠たるイーロン・マスクでやっと出来るレベルなのに。ここが初回からずっと引っ掛かっていた。
そう言う内実は置いておいてクラスの人達はロケット同好会を応援してくれる。あのロケットフェスタでのビデオが大きかった。ただ、いつも声かけてくれる木梨が劇渋だとか「デリカシーなっしー」だった。
その日、灯台から帰る時、海果はユウがあの風邪の日以来なんだかちょっとおかしいのが気になって一人戻ってユウに話しかける。その時のオデコパシーでやっと海果の心配してくれうのが分かってユウ落ち着いた。
星屑テレパスは、きららアニメの中ではお気持ち部分が大きい作品で、ギャグメインのとはまたちょっと違う。私としてはやはりギャグメインの作品の方が親和性が高いのだなと思った。