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君のことが大大大大大好きな100人の彼女・第10話

羽香里奪還作戦開始。
あとで酷い赤外線センサーの廊下が出るんだけど、それに比べて外からの侵入防御がザルすぎるのでは。

ここからどうするのか。どうも羽香里の部屋にボールを投げて合図を送って出て来たら連れ出す算段みたいだ。でもそうは簡単に窓に当たらない。跳ね返ったボールはどこへ?唐音が見つけた。「金持ちの家の」猫がボールで遊んでいる。これだけ音を立てたら流石に警備員に見つかって、取り敢えずは猫の方に注意が行く。

飼い猫がいるのならと凪乃はペットドアを探した。まあそれはあるかもしれない。でも猫用だからとても小さい。人間が出入り出来る大きさではない。それではと凪乃が何か始めた。カチャンカチャンと音がしたかと思ったら鍵が開く。え?どうやったの?

小石を集めてペットドアから腕を入れて鍵に正確に同じ場所に当てて回転させて解錠したのだ。ロボットの様な正確さ。しかしそれには代償が伴った。鍵を回転させるだけの威力を小石にこめなくてはならない。だから爪が割れる程の力を出したのだ。これくらいなんともない。羽香里には借りが、いや、借りなんて関係なく羽香里を助けたいから。
参考資料

屋敷の中に入ったら何か唸る動物出現。「金持ちの家の」犬。みんな脱出したと思ったら静が腰が抜けて身動き出来なかった。取り残された静。覚悟を決めた静が自分が生贄になればと寝転んで大人しくしたらその犬は静を舐める。小動物を可愛がる相手と認めたのだ。まあ静は助かったけど恋太郎達が入るにはと、楠莉は静の方に睡眠薬を転がした。それを使うのだ。いや、使うってだけなら静が飲むだろう。でもそれを犬も舐めたので犬も寝た。

中には大きな「金持ちの家」の廊下。そこにまたあの猫。でもこの猫のおかげでここに赤外線センサーがあるのが分かり、駆けつけた警備員は猫の仕業と認識して猫を抱きかかえて離れる。

でも赤外線センサーがあるなんて、赤外線ゴーグルでも無ければ視認出来ず突破出来ない。そこで楠莉が気がつく。ちょうどよく持ってたのだ。この目薬を点眼したら「赤外線」だけが見える。

作中でメタにあまりにご都合主義な登場とツッコまれるけど、でもそれはそれとしてちょっとおかしいんだよね。楠莉が気づいた時の声の様子が少し変で、それ以上に何故かエアメールの袋の中から取り出す。何故そんな中に。

その封筒に唐音が気づき、宛名を凪乃が読んだ。それは海外の大きな薬品メーカーの宛先。以前今一番力を入れてる薬品だと言っていた、それがこれ。今日にも送らなければならないものだが、それを犠牲にしても楠莉は羽香里を助けたい。
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これを恋太郎の目に点眼。後出しなのだが、赤外線しか見えなくなる。それで見たら廊下中が赤外線で埋まっていた。いや、そんなに要らんだろ。あまりに高密度で埋まっていたが、恋太郎は気づく。あれ?赤外線が出てる高さが低い。もっと天井が高く見えていた筈だが。

天井にはシャンデリアがあって、そこには照射されて居ない。じゃあその高さまで行けば、なんてこんな幅のある廊下でどうやって登る?

二人で踏ん張ればヨシ!いや、それは少しぐらい力あっても無理なのでは。でもまあやっちゃう。恋太郎と唐音が抱き合う形で廊下の両側に足を踏ん張らせて上昇してそして横移動。

途中で唐音の服がはだけて恋太郎の頬が密着して感じてしまったけど、何とかクリア。

残った三人には逃げる準備を託して恋太郎と唐音は羽香里の部屋へ。でもドアを開けたら羽香里があの写真を見て泣いていたが、それよりもドアを開けたら警報が鳴り響く。すぐさま警備員が駆けつけて捕まってしまった。

と言う事で、羽香里の母の羽々里に吊し上げを食らった。お前の様な五股男が何を言っても羽香里を幸せに出来る筈がない。口で言っても運命がそれを許さない。そして羽々里は羽香里を産んだ時の過去を明かす。13歳で羽香里を産んだ。え?ナニソレ。

てっきりお家大事な家柄の政略結婚かと思ったら、羽々里自身が好きになった相手が居た。でも彼はどうやら余命が長くなかったらしい。だから人工授精で12歳で子供を、羽香里を宿す。一応作品設定として13歳出産はやべーだろとツッコまれない様に医療体制も万全にしたとか言ってるけど。

こうして無事に羽香里は生まれたが、彼は亡くなる。羽香里とは幸せな親子を築けたが、それでも彼が失われた穴は埋められない。羽香里が夢中になった相手が失われた時に自分と同じ様になってしまうのを防ぐ為にこうして恋太郎を排除しようとしているのだと。

唐音はそんな理屈と言うけど、恋太郎はそれに感じ入ってしまった。そして号泣。
ここで思ったんだよね。赤外線しか見えない目は何か発動してるのかと羽々里がわざわざ聞いたとか、父親はもう亡くなっているとか、あれ?これって恋太郎の目が戻ったら?

予想通り、恋太郎の目が戻って、恋太郎と羽々里が見つめ合ったらビビーン!
「恋太郎ちゃん、私と付き合って頂戴!(29歳の叫び)」
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え!まさかの親子丼。
100カノの範囲って同級生だけじゃないのか。確かに同級生だけだと無理あるけど。

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