聖剣学院の魔剣使い・第10話
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エルフの勇者アルーレ・キルレシオが千年の眠りから目覚めた。千年で衣服のデザインから着こなしは何もかも変わってる筈なのにこのエルフさん、何の躊躇いもなく現代の戦う少女の姿になったな。
その姿を ネファケスが発見。勇者様には面倒なので消えていただくと天使型ヴォイドをけしかけた。
廃墟アサルトガーデンで天使型のヴォイドに襲撃されて負傷したセリア。レオはセリアを地下に匿って、本気を出したら天使型だろうと問題ない。雑魚扱い。
地下のセリアの所にとんでもない都合の良い者が出現。嘗て公爵家に仕えていた騎士団の亡霊。強い思いのせいで霊魂だけが残ったと言う。この騎士団がここの状況を沢山話してくれた。本当に都合が良い。しかも車を調達して公爵家迄送ると言う。これは速度が遅くてレオの骸骨優駿に引っ張られたが。車の中でセリアが魔力を失いすぎてレオにかぶりつくので、さてはもう騎士団は居なくなったかと思ったのに、屋敷に到着したらまた出現したから、あの場面も全部見てたんだな。
咲耶の方にあのエルフのアルーレ出現。流石エルフの勇者だけあって咲耶もその剣を認める。その場では咲耶が勝つものの、アルーレはいきなり出現した天使型ヴォイドによって深手を負っていたみたいだ。だから戦うのはここでやめにしておこうと、レギーナに治療させる。取り敢えずこれで見た相手を闇雲に敵扱いして攻撃して来る好戦的なアルーレも咲耶達は敵ではないと認識出来たみたいだ。
公爵家に到着する迄にレオはセリアにヴァンパイア・クイーンに相応しい衣装とお守りを授けた。これで当面大丈夫なのではと思ったのに、今回の最後でまたも敢え無くセリアは攻撃を受けてたな。
屋敷ではセリアは過去の思い出に浸っていた。まあそれは仕方あるまい。そんな感傷に浸るのも分かる。だが、ここに来たのは本来の任務の為ではなかったのか。ボヤボヤしていてはいかんのでは。
そう思っていたらあのネファケスが出現。セリアは生存者?と声をかけるが、ネファケスはそれが気に食わない。人間ごときに間違えられるとは腹立たしい。万死に値するとセリアを攻撃。でもそう思うのならそもそも人間みたいな姿しなければ良いのでは?
ネファケス出現の時にレオは気づくかと思ったのに、攻撃されてからだった。
万死に値するの攻撃を受けてもちょっとやられるだけで済んだのはレオがくれたお守りのおかげかな。