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柚木さんちの四兄弟。・第11話

「隼、風邪をひく」
タイムリーな話が来た。先週風邪をひいてずっと寝込んでいたので。

霧島家は咲が休暇を取れたと言う事で週末に温泉旅行に行く事になり、宇多がとてもはしゃいでいる。なるほど、サブタイを先に知ったから霧島家が居ない時に隼が風邪で倒れるのかと確認。

宇多が浮かれていた日の夜、隼が何だか今日は寒いなと言う。でもレムノスの時計の温度計は25℃をさしている。寒気が出て来たか。

翌朝異変に気がついたのは湊だった。朝ごはんの匂いがしない。だから隼の部屋に行ってみたら未だ寝てる。なんだよ寝坊かよとベッドの上に乗って騒ぐが、ここで気がついたのは尊。隼の様子がおかしい。見てみたら風邪で寝てるみたいだ。

ちょうどそのタイミングで霧島家が温泉旅行に出発するところだった。柚木家一同で見送りと思ったけど、隼が居ないねと言われて思わず岳が正直に風邪で寝てると言いそうだったのを湊がうまく(うまく?)誤魔化した。気がかりを持たせて温泉旅行に行かせちゃいけない。
参考資料

と言う事で柚木家の三兄弟で隼の看病と家事。看病はまあそっとしておいてあげるとかなんだけど、家事がちょっと心配。隼には病院に行って貰うのだが、分担は湊が付き添い。湊に家事は無理だから。

原作が描かれたのがおそらくコロナ禍前か、突入しても未だ時制を反映してないから熱が出たらただの風邪扱い。今なら発熱外来は隔離されて検査受けてコロナかインフルエンザか判定するけど。

と言う事で風邪診断で頓服解熱剤が出るだけ。あとはケフラールが出ても良いんだけどな。昭和の時代は抗生物質が出てたが今は出さないよね。逆に抗生物質出す医者はちょっとかかりつけ医にするのはどうかと思う。あと喉が腫れていたらアズノールうがい薬。

薬を飲んで寝たらよくなる(やはり頓服以外出たね)と安静にしたら隼は冷たくなって安らかに眠っていた。その言い方はちょっと。

夕食は鍋焼きうどんにした。ついでに栄養ドリンクも。
そうやって土曜日は終わった。

隼の症状は悪化した。39.4℃まで行ってしまったので頓服の解熱剤。多分ロキソニン。これで一時的に熱は下がるんだけど対処療法だからね。

子供から見たら大人が熱でうなされていると心配なんだよね。しかもどうも胃に来てしまったらしい。この症状はキツい。それを見て湊が激しく心配になってしまった。隼がどうにかなってしまうのではないか。

あ、電話かけちゃったか。

霧島家、急いで帰って来た。咲は休日の当番医へ隼を車に乗せて連れて行く。やはり車が無いとちょっと無理か。私は風邪やインフルエンザで症状が悪化する事が頻繁にあるけど、自力で歩けない程になった事は無いな。もっとも、休日当番医って遠そうだから歩くのがしんどいと言うのはありえる。

霧島家と一緒に夕食の食卓についたが、宇多が励ましても湊が沈んでいた。しかも折角の温泉旅行に電話してしまって申し訳ないと。一応あの場面を見たら日曜の夕方になっていてもう帰ろうとしていたところだが、兎に角折角の旅行を引き戻したのを謝った。だが、ここで虎次郎が良い事を言う。いや、我々を頼ってくれた事が嬉しいのだと。
そう言われて思わず涙。
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隼は点滴して症状が幾分落ち着いて帰って来た。点滴だとアミノ酸と解熱剤を直接血管にぶちこめるからね。そしてこの日は咲が柚木家に泊まって看病。私も小学生の頃に風邪をひいたら夜になってよく様子を見て貰っていた。そう言うものだ。

隼は結局快復まで五日間かかった。あ、先週の私と同じですね。あそこまで症状重くなかったけど、快復にはそれだけかかった。で、問題は咲。こちらは一週間。丈夫そうなのにな。
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