« 聖剣学院の魔剣使い・第12話・最終回 | Start | 16bitセンセーション -ANOTHER LAYER-・第12話 »

Helck・第24話・最終回

ヘルクはアリシアの方へ。そしてラファエドはヘルクの心を折る為にヴァミリオの方に攻撃を集中して来た。でも戦闘でヴァミリオが負けるなんて事は無いよ。無いんだけど、ヴァミリオにはずっと不安がつきまとっている。それはラファエドが言う言葉の意味がのしかかっていたのだ。おまえはヘルクの事を何も分かっていない。元来ヘルクは戦いを好まない男だ。大丈夫なんかじゃない。

大丈夫なんかじゃないと言われたヘルク、アリシアに対しての戦いは問題無いと思われていたが、でもヘルクがアリシアを抱きしめた姿を見てヴァミリオはとうとう気がついた。ヘルクは苦しんでいる。そしてこのままだともっと苦しむ。

ヘルクは自分が人間を滅ぼすと言って向かった。でもそれをさせては駄目なのだ。ヘルクに仲間を殺させては駄目なのだ。それは自分だってそうだ。それ以上にヘルクに仲間をやらせてはならない。

そう思って駆けつけるヴァミリオの前にラファエドが立ち塞がる。もうヘルクに関わるな。これでヘルクが自我を失えばヘルクはもう苦しまない。でもヴァミリオはそれでは駄目だと突進する。自我を失ってしまったヘルクはもうヘルクではない。ヴァミリオは勇者殺しの剣でラファエドを退けヘルクの所へ。ラファエドはヘルクがヴァミリオに勇者殺しの剣を託す程に信頼していたのかと知る。

アリシアに剣を振り下ろさんとしたところでヴァミリオの炎がそれを止める。あの時、全てを終わらせたら魔界がヘルクを受け入れると言ったが、あれでは駄目なのだ。人間を滅ぼしたヘルクが本当の笑顔で魔界に来られる筈がないではないか。
参考資料

だからヴァミリオはヘルクに叫ぶ。人間を救おう。
諦めるな、希望を捨てるな。大丈夫だ、おまえは一人じゃない。
これを叫んでヴァミリオの心の迷いは晴れた。
参考資料

なおもラファエドは身体も自我も戻る事などないと言うが、ヴァミリオから見たらおまえが知った様な事を言うなと言う。それに対してラファエドは既に魔王城トール城をおとした、アズドラも死んだ、我々はとどまる事をしらないと言う。

それをヴァミリオは笑い飛ばす。あのアズドラは死なん。これまで何度も何度も何度もアズドラが死んだと言われて、そのたびにアズドラは生きて戻って来るのだ。

その頃、アズドラさん、復活していたよ。そして魔族のみんなに喜ばれていた。

そしてそのアズドラだ。彼はヴァミリオよりずっと長く生きている。アズドラなら人間を元に戻せる知恵を出せる。

ヴァミリオの主張をヘルクも理解した。完全に立ち上がったヘルクを見てラファエドは引き下がる。ヘルクは人間を救いたい。そう心に決めたから。

この知らせはアズドラに届く。ヴァミリオちゃんは無事で、そのヴァミリオはヘルクとともに人間を救いたいと言う報せが。シン城に向かってると言うのも。
参考資料

アズドラとの連絡も取れたヴァミリオとヘルクはシン城に向かう。
人間を救う戦いはこれからだ。

 

終わったけど、終わってない。
ヘルク、なかなか良かった。特にヴァミリオちゃんが良かった。最終回も主役を取ったし。続編が作られたらきっと見る。

このエントリーをはてなブックマークに追加

|

« 聖剣学院の魔剣使い・第12話・最終回 | Start | 16bitセンセーション -ANOTHER LAYER-・第12話 »