君のことが大大大大大好きな100人の彼女・第7話
さて五人目。恋太郎が四人に連れられて科学室の前を歩いていたら、その中に居た人にビビーンと来た。
あれ?
OPで見ていた爆発の子はちっこい子だと思ったのに、この人は?
翌日科学室に行ってみたらそこに居たのはやはりOPで見たちっこい子。これはどうも薬品で大きくなったとかその方面かな。それはともかくそのちっこい子は薬膳楠莉と言い、薬品を創作するのが好きらしい。この後登場する薬品はアニメだから仕方ないと言う設定で見るべき。何しろ途方もないので。
楠莉はビーカーでお茶を勧める。ビーカーに入ってる鮮やかな緑色の液体ってヤバい感じしかしない。
そこに楠莉は「磁石人間になる薬」を持って来る。これを飲んだら磁石になって金属が身体に貼り付く。飲まされたら本当に磁石になる。但しこれを飲んだら三日三晩便秘になると言う。便秘なら三日出なくても何とかなるのでは。これが下痢ならヤバいけど。
そしてもう一つ取り出した磁石になる薬。因みに楠莉は自分の事を「くすり」って自称するので「くすりがくすりを飲む」とか、何言ってるのか分からない時もある。それはさておき、もうひとつの磁石になる薬はNとSが逆。なので楠莉が飲んだら恋太郎とぴったりくっついちゃう。
磁力が強くて人力では剥がせないみたいだが、10分で効果は切れると言う。なのに楠莉は今まさにトイレに行きたい。10分我慢できない。なのでおむつに。とんでもない奴だな。
でも薬に熱中する楠莉に恋太郎がちょっとときめいた。昨日のビビーンと来た子に会いに来たのに。その様子を見た楠莉、さては自分の事が好きになったのだろう、だってあのお茶には惚れ薬を入れておいたと言う。やはりただのお茶ではなかったか。でも惚れ薬を入れた理由は楠莉が恋太郎を好きになったから。
それを聞いた恋太郎、何とか惚れ薬を吐こうとする。え?そんなにしてまで楠莉と付き合いたくないのかとショックを受けた楠莉だったが、恋太郎はそんな考えをする奴じゃないよね、予想してたけど、惚れ薬と関係無く楠莉の告白を聞きたかったのだ。
ところが薬の作用と恋太郎の気持ちの反駁が恋太郎に拒絶反応を起こさせる。これはまずい。早く薬の効果を打ち消す薬を飲ませなくては。でもあんなに暴れていては飲ませられない。と言う事で口移しで飲ませる。早々とキスしたね。
惚れ薬が切れたところで楠莉は土下座告白。と、この時に楠莉に変化が訪れた。昨日のおっきい子。惚れ薬の効果を打ち消す薬を口移しで恋太郎に飲ませたので、楠莉もその薬を少し飲んで、身体をちっこくしている薬(不老不死の薬)の効果を打ち消したらしい。こっちが本体か。ちっこい身体の方が実験し易いからと小さくしてると言う。
楠莉本体は三年生の科学部部長。それはともかく、昨日見たビビーンと来た人が楠莉なので恋太郎から土下座告白返し。晴れて両想いと判明。運命の人だからね。
と言う事で、五人目はAクールだけで恋太郎グループに参加。四人にご紹介。三年生なら四人も楠莉を知らなかったろう。凪乃はあっさり認めるが、唐音は大丈夫なのかこの子はと簡単には受け入れられない。そこに楠莉からみんなへの薬のプレゼント。
唐音には胸が大きくなる薬。余計なお世話だと怒る唐音。それじゃひねくれ者じゃなくなる薬。益々怒るだろ。或いは女の子らしくなる薬。それ全部を恋太郎が唐音を説明した内容から作ったと聞くと、唐音は恋太郎がそうやって見てるのかと激怒。でも伝え方が悪かった。恋太郎は唐音がスラッとスタイルが良い、素直じゃない所が可愛いと言っていた。恋太郎をしめて後悔する唐音。
羽香里にはセクシーになる薬。それ以上胸と尻がでかくなってもそれはどうなのかと思ったら、セクシーとは裸の事で薬を飲んで汗をかくと服が溶ける。恋太郎がジャージを貸そうとするけど、それも溶けるのではと思ったら溶けるのは一回だけ。便利だな。
静にはファンタジーっぽくうさぎになる薬。ウサミミが出たぞ。まあこっちは感じちゃうけど無難。
凪乃には髪を自由に動かせる薬。髪で引き寄せてキスする事も出来る。でも10分しか効果が無くて2本目以降は髪が抜ける。それは副作用が酷い。
みんなでお茶してたらまたも楠莉はトイレに行きたくなる。青くてでかい水筒と赤くて小さい水筒に別れてるが、楠莉の期待に反して逆に飲んでしまった。逆に飲むだろうなとは思っていた。
恋太郎のお茶を飲んでしまった四人は大好きな人とキスしたくなる薬が入っていた。あんな薬を飲ませる口移しではなくてちゃんとキスしたくて入れたが、それを女子に飲ませると副作用が激しい。
これ、実は楠莉にとってトラウマ。変な薬でみんなが去ってしまう。
どうすんの、これ。また薬の効果を無効化する薬を口移=キスでキャンセルするのかな。