カノジョも彼女 Season 2・第18話
理香、一服盛りました。そうしておいての直也の拘束の仕方がちょっとヤバいかなと思った。手錠で、手首と木を繋げている。
こうしておいて何をやるのかなと思ったら、直也が逃げない様にしておいてのキャンプめしだった。意外とおとなしい。あとで理香の主張を聞いたら、これが正解なんだ。理香は直也と思い出みたいなのを作りたい。
でも直也は全力で否定する。それに対して理香が、そうは言っても自分に惹かれ出した事は確かなんだろと言うと、正直者の直也はそれを否定出来ない。と言う事で理香は脱ぎだす。直也が自分を見る様になったのは一緒に風呂に入った時からだと思ったので水着で迫る。
一方直也は仮にそうだとして身体を好きになるのは理香的に良いのかと聞いたら、理香の答えはしっかりしていた。この身体だって自分が磨いたものなんだ。だからそれを好きになる事に何の問題も無い。理香はこれに限らず何にでも一本気なんだよね。
MeTubeで最初は全然再生数が出なくても、懸命に頑張る。だから何度直也に拒否られても、そんな事は何でもない。直也は自分の存在意義を守ってくれたのだから。
ところでこの手錠、直也が全力で引っ張って木の枝を折って自由になったけど、そうしたら今度は理香が木の枝にくくりつけていた方を自分の手につける。これは絶対鍵を失くす展開かと思ったら、理香が胸に入れてまで阻止しようとしたのを、直也はそれでも構わず取ると言うドタバタがあったくせに、鍵は無事だった。
どんなに直也に拒否されても、直也とやりたい事はいくらでもある。それをずっと続けて直也との思い出を作れればそれで良いのだと言う理香。
理香の思いの強さに直也は何とか解決方法を見出す。分かった、じゃあ一緒に住んでも良いし一緒に居ても良い。但し年末迄の五ヶ月を期限にしよう。それ迄理香のやりたい事をやり尽くしてそれでもなお直也が咲と渚の為に理香を受け容れられないとなったら、それで理香は諦めろと言うのだ。
理香はそれに乗る。まあその五ヶ月経っても以前と同じ様な立ち位置に戻るって手はあるけど。それよりも理香は自信があったんだろうな。
そんな訳で理香も一緒に住む事になりました。
と言う紹介を受けたらそりゃ咲はすかさず「三股かい!」ってパンチも出るって。理由を聞いて、そして直也のそれでも咲と渚が好きだと言う気持ちに揺るぎないと言われると、渚は納得した。遅れて咲も納得した。
納得したらキャンプのちゃんとした続きをして、キャンプめしを楽しんだ。
薬で眠ちゃったけど、夜通しのキャンプだったから帰りのE233の中では皆眠ってしまう。一人未だ眠れてなかったのが紫乃。理香はとうとう自分の想いを貫いてしまった。それに対して咲は受け容れてしまう。咲の想いより自分の方がずっと直也を好きなのではないか。理香みたいに強引に迫っても良いのではないかと思う紫乃。