聖剣学院の魔剣使い・第9話
先日のシャルナークによって煽動された亜人達の残党が人間の兵に追い詰められていた。残党居たんだな。あれだけじゃなかったんだ。もう駄目だと言う場面でシャドー様ならぬ仮面の人物が出現して人間兵を一時石化して助けてくれた。強制的に跪かされた亜人達はゾールバリスの配下となる事を誓う。その時、携帯の呼び出し音が鳴った。
「あ、レオ君、どこにいるの?」
うん、知ってた。声でこれ、レオじゃないかと。
ともあれこれで手下が増えたレオ君。ただ、今回はここまでで手下が動く場面は無かった。
セリアはレオがどこに行ったのかと部屋に入ってみたが、そこにはシャーリが居て掃除していた。セリアは眷属にはなったけどレオは色々秘密は未だ話してないんだな。
セリアの影響で烏がこの寮に集まる様になっていた。レギーナが寮の噂を気にしている。烏ばかりか黒い犬までうろついていると。それって咲耶が餌付けしたブラッカスではないか。餌付けしたから既に公認の飼い犬かと思っていた。
今日は演習試合がある。対戦相手はフェンリスの第十一小隊。ここで勝ってランクを上げたい第十八小隊。
演習試合は相手のフラッグを落として行くらしい。勝利条件がいまいち分からなかったが、メインフラッグを落とすか小隊長を倒す事らしい。例の司令部に居た武官達が観戦していただ(一人は教官でもあるらしい)、あの老人は偉そうな感想を言っていた。第十八小隊が戦力で劣ると言っていたが、人数に差があるのか?演習試合でも。モニター見たら少なくとも演習試合の参加は同人数みたい。
フェンリスはセリアが来るのを待ち構えていた。と言う事で遭遇戦が始まる。フェンリスはセリアと対戦、モブはおまけの子供と対戦。モブじゃレオの相手にならないけど、フェンリスはセリアに対して強い。なのでレオがフェンリスを倒すのかと思ったが、セリアが頑張ってフェンリスを倒す。
演習試合終わってお風呂タイム。10歳迄は保護者と一緒に入浴出来るのだそうだ。レオはそこまで若年の設定だったか。そんなガキなら女の子に恥ずかしがるな。
場面変わって、あの聖剣士を贄とする女神の場所。名前がテロップされたネファケス・ヴォイスロードが聖剣を一本一本女神に捧げる。女神、まだ眠ってる状態の様だ。そして女神と言うからには多分1000年前にレオを勇者から魔王に導いた女神なんだろうな。この件、このあとで女神ロゼリア・イシュタリスが1000年後に自分がどんな姿になってもとか言っていたし。
この影響かどうかは分からないが、サードアサルトガーデンが突如出現。第十八小隊は教官に呼び出された。そこは滅亡した筈のセリアとレギーナの故郷。そうなの?これがこの戦術都市目掛けて航行している。しかもそこからは二度救難信号が出た。と言う事で、第十八小隊にはそこに行って救難信号の正体と、戦術都市へ向かう進行を止める事を指示する。
え?結構大きな任務なのにこの小隊一個だけですか?せめてフェンリスの第十一小隊も向かわせては?第十八小隊が選ばれたのはセリアとレギーナがそこ出身だからと言うのもあるし、セリアがそこの公爵家の娘だと言うが、二個小隊を送ってもいいよね。時間の限りが72時間しかないと言うし。
レオは不在中の戦術都市をブラッカスに任せるが、そのブラッカス蝶ネクタイの首輪をしっかりしていて、野良犬から飼い犬にちゃんと昇格してるではないか。
廃墟のサードアサルトガーデンに着陸。小隊は二手に別れてレオとセリアは魔力炉の調査、レギーナとエルフィーネと咲耶は救難信号の調査へ。だからもっと大人数で行けば良かったのに。
レオとセリアの方にヴォイド反応。セリアが攻撃を受けて倒れた物の下敷きに。