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君のことが大大大大大好きな100人の彼女・第5話

試験結果が張り出されたが、恋太郎は教室にスマホを忘れたと言うので一人取りに戻る。その時に「みんなのを思い出が入った大切な物なんだ」とまたぞろキュンキュンさせるセリフを残して。

教室に一人だけ戻ると言うのは出会いのきっかけ。あ、早くも四人目登場ですね。後ろからみたら式守さんみたいだけど。その子を見かけた恋太郎、あの子は確か栄逢凪乃....って奇妙な名字だなと思ったらキャラがAIなのだ。それでえーあい。

恋太郎がテスト結果が張り出されているよと言っても、行くのは無意義。どうせ一位だからとそっけない。そっけいないのだが、初めて目が合った瞬間にビビーンが来てしまう。
参考資料
と言うか冷静に考えると100人の彼女なんてクラス全員集めても100人に満たない。今迄全員同じクラスなんだけど。

中間テスト結果は恋太郎も含めた四人の中では羽香里が一番なんだ。全体でも25位だし。そして問題の凪乃は全科目100点で700点。凪乃はどんな問題でも効率的に解けて正体はAIなのではと言われていると言う。

と言う事でここから本日は凪乃の効率重視で無意義な物には目を向けないが描かれる。最初は生物教室で玉ねぎの表皮細胞を見ましょうと言うものだが、凪乃はそんなものは既に先人によって観察されていて教科書にも載っているから見るのは無意義と言う。

うん、それは違うんだ。あれは細胞の形を観察して「発見」するのが目的ではなくて観察眼を養うのが目的。それによって他の物を見た時に「これはこれまで知られていた物とは違うのではないか」と言うのが見いだせる様にする物。

ところでこの生物の授業で唐音が何故か生物基礎の教科書で周期表を読み上げるけど、高校の生物の教科書には載ってないだろう。そして凪乃、あの単眼の顕微鏡は透過型だから教科書載せたって見えないぞ。

そんなのを横目に恋太郎は玉ねぎの切片を作ろうとしてうっかり自分の手を切ってしまう。水道で洗い流すが、それを見た凪乃が唾液で殺菌すると言って恋太郎の指をしゃぶるのだ。後で凪乃がちゃんと自分で後悔するけど、他人の唾液は自分の身体に無い細菌が含まれる可能性があるので全然良くないと思う。

ともかくしゃぶってくれた凪乃に何かお礼がしたいとか言う恋太郎だが、凪乃は取り付く島もない。楽しむ事など無意義と言うし。

こんな凪乃が本当に運命の人なのかと疑問に思う恋太郎だが、その日家に帰って勉強してる凪乃はやっぱり運命の人の影響を受けていた。でもそれを断ち切る為に円周率を書き出す。こんな事では時間を無駄にするだけだ。そこで凪乃は思いついた。

翌日教室で凪乃は恋太郎と二人だけになり、私はあなたが好きみたいだから交際して欲しいと言う。それに恋太郎が自分もだと言うと、いきなり凪乃は「ごめんなさい」。いや、ナニコレ。
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この行動の論理はこうだった。恋太郎との関係を断ち切らねばならぬ。だからまず自分から好きですと切り出して、ここで恋太郎が断ればそれでよし。でも恋太郎が断らなかったので自分で断った。

でも恋太郎は違う。こんな程度で諦めはしない。だってこれまでに100回断られているのだから。このまま恋太郎から好きになられても凪乃にとっては非効率的ではないのか。だから一日つきあって欲しい。それで駄目なら自分も諦める。

と言う事で恋太郎初の遊園地デートです。恋太郎、インスタントカメラを持ち込んでいたが、これが実は意味合ったんだな。凪乃はそんなものネガも無ければデータファイルも無い、写真が失われたらそれで終わり。

メリーゴーラウンドに乗ったり、お化け屋敷に行ったり、ティーカップに乗ったり、巨大迷路に行ったり、凪乃はどれもこれも無意義で時間の無駄だと言う。

そして観覧車。凪乃、高い所が苦手だったのだ。だから怖がる凪乃の隣に恋太郎が座ってあげて、そして手も握ってあげる。

観覧車から降りて閉園30分前。撮った写真を見返しながら恋太郎は凪乃が楽しんでいる場面とそうでない場面を的確に当てる。凪乃、確かにこの時は楽しかった、今日は楽しかった、でもそれだけであって無意義だ。ごめんなさい。

考えが変わらない凪乃に恋太郎はそうか今日は付き合ってくれてありがとう、この写真は無意義だと言うのだから処分するねと、ライターを取り出して燃やそうとする。お、恋太郎強硬手段に出たな。これは絶対凪乃が止める場面だ。

自分でインスタントカメラを出来損ないの撮影機と言っていたのに、思い出が消えようとしたところで凪乃はそれを取り上げて燃えるのを阻止した。
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策士恋太郎の勝ちだ。これがインスタントカメラにした意味か。失う事を恐れる凪乃を引き出して、今日は無価値なんかじゃなかったのだと言う論理展開。恋太郎に自分の気持ちを知らしめられて涙が溢れる凪乃。だから改めて凪乃は言う。あなたが好き。一緒に有意義な時間を過ごしたい。そして今度は凪乃からの強硬手段。したい事はちゃんとするんだとキスを。

と言う事で四人目をご紹介。流石に少しは驚くけど、三人とも受け入れてくれた。
それよりも遊園地デートをしたとか何?じゃあ今度みんなでどこかに行こうかと言う恋太郎に羽香里の目が光る。計画通り。

と言う事で次回はプールです。

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