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Helck・第15話

持病が再発して非常に体調が悪いので当面簡易更新となります。

クレスが魔王を倒したのに魔物の出現が減るどころか大量に押し寄せて来る様になって、魔王が復活したのではないかと危惧され、ヘルクが魔王を倒しに行く事にする。

魔王城に到着すると誰も居ない。人間の形の兵士の人形があるだけだった。だが、奥の方からただならぬ魔力が感じられる。これだけの相手、やはり魔王が復活したのか。相手も自分の事を察知している筈だと用心しながら進むとそこにはアズドラさん。アズドラさん、ヘルクの察知なんてしてなくて驚愕。
参考資料

ヘルクは最初は強力な魔族アズドラと戦う気だったが、話を聞いているとどうも事情が違う様だ。ここでやっと明らかになる帝国と魔王の関係。最初から四天王が魔王選抜をすると言うので四天王は魔王の上?とは思っていたけど、帝国の中にいくつもの魔王城があるのだそうだ。藩王みたいなものか。

アズドラから話を聞いたら、魔族帝国は人間とは争うつもりは全然なかった。魔物の出現は大地からのもので、あの魔王城は逆にそれを抑えていた。だが人間が攻めて来て魔王を倒し、魔王城を壊したので魔物の出現が激しくなった。アズドラが来て城を何とか復旧したので魔物の出現は少しおさまるだろうと言うのだ。

何と言う思い違い。ヘルクはアズドラから帝国は人間との共存を求めていると聞いて、人間側もその和平を受け入れる為に帰国する。

しかし、ヘルク、社会の機微が分かっている。自分がそれを唱えても耳を貸す人は居ない。あの人ならと考えて王都に戻ると城外は魔物と兵士の死体で満ち溢れている。形勢不利と判断した貴族が城門を閉ざした事で外に居る兵士が背水の陣で戦った結果だった。幸いアリシアの傭兵団は全員無事だった。

王都ではたまたま捕まった魔族が民衆から憎悪の的にされていた。ヘルクは魔族を守ろうとしたが、そこにやって来たラファエドだった。ラファエドは魔族に騙されるなと言う。そしてそこに居る魔族を見ていろと言うと、魔族の状態が変化する。巨大化して暴れる魔族。逃げ惑う民衆。だがそこに強化人間出現。あっと言う間に巨大化した魔族を平らげる。

このラファエドがヘルクが頼ろうとした相手だったのだろうが、完全にラファエドは魔族を敵視している。

ともあれ覚醒戦士のおかげで魔物の攻撃はこのあと尽く退ける(作中では魔族が攻めて来たと言うけど、魔物だよね?)。束の間の平和に傭兵団のみんなが気を利かせてヘルクとアリシアが二人で夜の雰囲気の良いカフェに行って来いとお膳立てしてくれる。アリシアが激しく意識してるのに、ヘルクは全く気づいてない。
参考資料

ヘルクは気づいてないからこれはきっと自分が悩んでいる事を隊長と二人だけで話せと言う意味なのだろうとアリシアに二人で行こうと誘う。

しかし、そこに至る前にクレスと一緒に戦った戦士が人を忍んでやって来た。
やっぱりラファエドと覚醒戦士に何かあるのでは。そして、これがうまく行かなくてもう人間は駄目だと思ったヘルクが魔王選抜に来たと言う悲劇の流れになるのかな。

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