16bitセンセーション -ANOTHER LAYER-・第3話
持病が再発して非常に体調が悪いので当面簡易更新となります。
冒頭の第九は何だ。コノハがタイムリープした時点では年末だったけど、ゲームが完成したのは違うよね。だから年末繋がりじゃないと思うけど。妙なキューブの中で一人で居るのなら第九だったら歌おうぜ。
元の時代に戻っちゃったコノハ。相変わらずモブの背中を塗るお仕事。爾来またいつタイムリープしても良い様に着替えとかお金とかお菓子とかリュックに入れて常日頃持ち歩いている。うん、これなら次があったらタブとか見せられるね....と思ったのに。待てよ、原稿紙幣を30年前に持ち込んだら偽札扱いでは?
30年前の世界が恋しいコノハはアルコールソフトの手がかりを掴もうとしたが、何も無し。こうなったらタイムリープしたのと同じ手順を踏もうとした。そして例のおばあさんの店に来た時におばあさんから貰ったパッケージを取り出して眺めていたら犬が咥えて公園へ。そこでパッケージを開いたら、またタイムリープ出来た。何故か真夏のプールの中に。あ、ひょっとしてその公園、昔は学校の敷地でプールだったとか?
しかし今度は1996年だそうだ。あれから4年経った。それはともかくアルコールソフトへ。例の守が飛び出して来る。4年経ってるから成長してた。メイ子とかおりは変わってない。
二人によるとコノハは「急に居なくなった」そうだ。あれ?打ち上げで倒れてどうなったんだろう。ともかくコノハはもう一度ここで働きたいと言う。メイ子によると次のソフトはWindowsだよと言う。Windows95か。ここまで来たらもうPhotoshopもあるからコノハもある程度思う存分描けるぞ。早速どれだけ描けるかタブで見せようとしたら、ああ、水没しちゃって駄目になったか。
実力を見せられないから追っ払えとなるが、ここでかおりは守刑事をやってみろと言う。守は98DOSでの開発にこだわってWindowsなんて嫌だと逃げたのだそうだ。だからそれを捕まえて来い。
守を探してる途中でメッセサンオーの前で変な女の子に声をかけられる。美少女ゲーム買いたいけどメッセサンオーに入れない。そう言えばメッセサンオー懐かしいね。山田冬夜の為にコノハはぴあキャロと痕の所に連れて行って買わせてあげる。この冬夜、今後どんなキャラになるのか。
ウロウロしてるうちに中古PCショップで守を発見。98DOSにこだわると言うが、それもうこだわりじゃなくて異常愛。守からコノハはVMの背面のコネクタを全部説明しろと言うが、コノハには無理だよね。だってデザイナーなんだから。コノハの言い分は実にもっともだ。
ここ強調したいのは、今般うちの会社でサーバへのファイルアップロードの方法を変更して、デザイナーにもscpとsshを駆使して(Gateサーバもあるから何度かアカウントが切り替わる)ファイルをアップロードしろと指示を出して来た。
当たり前だが、コノハみたいなデザイナーは普通はCUIでガンガンやる事なんて出来ない。一応指示だったのでデザイナーの中でも一番そう言うのが出来そうな人にこうなるんだけどと言ったら、それは私のスキルリストには無いと拒否された。そうだよね、契約する時に何が出来るかと言うので契約してるんだから。その人はやれば出来る子だけど、言ってる事はもっともなので、OSチームとかけあってみた。顛末はここでは書けないけど。
守の98愛はもっと踏み込んでいてハードと直接会話出来なプログラミングなんて嫌だと言うのだ。ああ、アセンブラだとかなり直接ハード動かしたから。でもOSの力だって使っただろ?WindowsでAPIですっかり囲まれたから。
コノハ、この守の熱意には応えた。
応えるのは良いんだけど、DOSは消えていくからね。どうするんだろう。