オーバーテイク!・第1話
なんだかモーター系みたいと言うのだけを事前知識として見た。
おや?主人公はあのカメラマン眞賀孝哉かな。
折角雪平冴子 がモデル撮影の仕事をふったのにブーツの方を撮る方に変えて貰ったと言うので、ナニソレと思ったけど、これがあとで分かる。
カメラを持ってレース場をぶらついた時に、レーサーにカメラを向けたのに何か精神的トラウマがあるのか写せなくなってしまった。ああ、だからモデルじゃなくてブーツの方に変えて貰ったのか。それに文句をつけると言う事は、冴子はその辺の事情を知らない?
ピット(?)をブラブラしていたら馴染みの人間に会う。彼はレーシングチームのオーナーで、どうやらこのF4クラスではトップクラスのレーシングチームらしい。F1 F2 F3 F4って説明あったけど、クラスがよく分からない。単純に上位から下位のグループ分けなんだろうか。そもそも"F"が略称の「フォーミュラ」の意味すら知らない。調べたら車輪とドライバーがむき出しになってる車のレースらしい。確かに車の形でそう言うのと、もうちょっと車っぽいのとあるけど、あれの違いがわざわざあるのも分からない。
さらにぶらついていたら小さいレーシングチームの所に行った。最初のベルソリーゾのセカンドドライバーに言わせるとここは邪魔者だそうだ。その言い草に喧嘩になりそうだったのを眞賀は止めた。
だが、これが縁となった。小牧モータースのオーナーと知り合いになって色々教えて貰う。そして眞賀は次第にF4にのめり込んで行くのだ。小牧社長の言う、少しづつ順位を上げていつか優勝出来るかもしれない、それが今日なのかもしれないと言う熱意に飲み込まれた。
浅雛悠がどんどん順位を上げていく「今日かもしれない」に引き込まれた眞賀はそれが今日だ!と思って声を振り絞って応援した。浅雛から応援は要らないと言われたのを忘れて。だが、小牧モータースの車はタイヤがバーストしてリタイア。今日ではなかった。
戻った浅雛を追った眞賀はあの無表情だった浅雛が汗を拭ってそして泣いている姿を見て思わずカメラを向ける。指はやはり震えた。だが、とうとうシャッターを押せた。
そして後日眞賀は小牧社長の所へ行った。自分をスポンサーにさせて下さい!
この世界、最初にお金がかかると説明があったけど、どうも個人がスポンサーに入れるみたいなのだ。
カーレース、そんなに興味無いかなと思って見始めたけど、物語がある。
なかなかおもしろい。