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柚木さんちの四兄弟。・第3話

持病が再発して非常に体調が悪いので当面簡易更新となります。

岳、小学校一年生。俺には親友が居る。それを小学校の場面で言うから当然ここで和歌の事だと勘違いしちゃう。それにしても小学校一年生でそんな概念は私の時はゼロだったぞ。このあともそうだが、岳の精神年齢がメタクソ高い。そう言う設定だから仕方ない。

小学校から帰ったら先ずは霧島家へ行く。でも岳の回想、今日は岳の回想で進む、では昔は霧島家とはほとんど付き合いが無かったそうだ。

それは柚木夫妻が亡くなって間もなくの頃、岳が幼稚園のスクールバスで帰宅したら隼(この当時は大学生)が息をハァハァさせて家の前で待つ一方で霧島家からは虎次郎がじっと柚木兄弟の方を見ていた。それを夕食の時に話題にしたら湊もそうだと言う。何か睨まれているのだろうか。でも尊だけはもっと以前からだからそう言う事ではないのではと感じている。
参考資料

それにしてもその時の夕食、ちゃんとしてるので隼の労働大変すぎる。この時点では尊も未だ小学生だから。

隼は岳が幼稚園からもっと長時間預かって貰える保育園に移すのは岳が友達を失うのは可哀想だと思って幼稚園のままにしてたし、幼稚園の道具は全部ちゃんと作っていたし。

でもこんな無理がたたってある日隼は岳が帰る前に帰れなかった。玄関の前で佇む岳を見て虎次郎が家に招く。虎次郎は無表情なままで岳を幼稚園児ではない様に対応してくれる。これが岳には新鮮だった。

ビデオでも見るかと虎次郎は子供向けっぽいDVDを取り出したが、未だディスクを入れる前に放送されていた水戸黄門に岳は見入ってしまった。こんな面白い物があったとは。あのDVDは虎次郎が岳の為に買っておいたものだったのだ。でもそれが先入観だったと謝る。

虎次郎とは話が捗る。隼に言いたい事も吐露出来る。虎次郎はそれを聞いてそう無理に大人になる必要は無い、子供の時間は短くて有限。そうだよ、私がこの年齢の事って1%も他人を慮った事などなかった。そんな話が出来て岳は虎次郎と話せてとても心が軽くなった。

ここの岳の笑顔を見ても虎次郎は無表情なんだよね。普通の無表情キャラならもうここら辺でニコリとかするんだけど。

その頃、隼が慌てて帰宅。岳は霧島家から出て来て、隼はさてはご迷惑をと謝る。虎次郎が良かったら園が終わったら岳は家に来る様にしないかと言う。ここでどうなるかと思ったけど、この時点では隼が自分で出来ますご迷惑はおかけできませんと断り、岳はそこに未だ口を挟めなかった。

虎次郎が家に入ってから岳が隼に訴える。虎次郎と友達になった、一緒に居たいんだ。岳、やっと隼に言えた。

翌朝、隼は岳を連れてお願いしに行く。この時はじめてちょっと表情がやわらいだかな。あと、岳がスクールバスに乗るのを見送る時。
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そして回想は終わった。虎次郎さんは俺の一番の親友だ。

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