スパイ教室 2nd season・第8話
愈々帝国のスパイ集団「蛇」との対決へ。
そのお相手、愈々子安さんの声のキャラが出て来たぞ。ラスボスっぽい。コードネームは紫蟻。そして話の相手がクラウスと正面切って戦うのは無謀としっかり逃げた白蜘蛛。
二人の会話によるとムザイア合衆国の都市ミータリオに国際会議にかこつけて各国のスパイが集まっているらしい。そして蛇はそいつらを片付ける任務にあたる。ここに灯が乗り込んで行くが、やはり二人の会話だと注目はクラウスでリリィ達は気にされていない模様。そこは一応強み。
と言う事で紫蟻が動き出して一ヶ月。バーで紫蟻が「ディン共和国のスパイ」に傷を負わせて何か言う事は?とか言っていたが、そのディン共和国のスパイの髪型がティアなのが気になる。
今回の作戦、指揮はティア。参謀グレーテ。指揮を名指しされて焦ったティアだが、今回はあまりに情報が乏しく危険なのでクラウスは前面に出て一人で動くと言うのだ。任務自体はおまえらで成し遂げられると。
そのティアを連れて対外情報室が捕縛したスパイの監獄へ。そこにはあの屍が居た。紫蟻と言う名前は掴めたがあまりそれ以上の情報がつかめない。強いて言えば屍に対戦してティアが怯えたと言うのを思い出させただけだ。でもクラウスなら何か狙いがあったのではないか。これだけの為にティアを連れて来たとは思えない。
ともかくティアはこれで屍=ローランドの時と、マティルダの時に見せた自分の甘さを思い知る事になる。物語としては最終的には成功へ向かうのだろうが、このティアが抱える悩みはどうやって克服されて行くのだろう。
車に乗っていたらクラウスが異変に気がついた。なぜさっきの交差点で右折しなかったか。運転手は車がおかしい、ずっと60km/hで速度が一定になってしまったと言う。すかさずクラウスが運転を代わり、ここ最近で何かなかったかと問うと、運転手は顎髭を生やした男がおまえの横領を知ってるからバラされたくなくば二人をタクシーに乗せろと言われたと言うのだ。あっさり自白したな。
と言う事で、迷惑料だと言ってあとでここに電話しろと紙を渡した。
そして気配を消すのが上手くなったなアネットとご指名。アネット、それは一体どうやって隠れていたのだ。アネットはリリィから預かった伝言を伝える。今回本気任務の前に灯のメンバーによるクラウス襲撃作戦やるのか。参ったと言わせるやつ。
アネットは運転手を抱えて飛び出した。飛び出したら危ないのではと思ったらちゃんとクッション装置を装備していた。無関係の運転手は犠牲に出来ない。ティアはなっても良い(をい
クラウスの読みでは無理に停車させるとアネットが仕掛けた爆弾が爆発するだろうと言うもの。だから運転をしながら周囲に危害が及ばない場所へ行こうとする。街から離れたら発信機の電波も届くまい。だが何故60km/hなのか。気がついた。発信機ではない、サラのエイデン氏(鳩)が追える速度なのだ。
森に入ったところでエルナが不幸を呼び寄せて車は脱輪。ティアは何とか車から這い出したら、既にクラウスはリリィと交戦していた。ジビアも参加して今度はクラウスのナイフを盗み、そして「うちのエース」モニカが格闘戦へ。でもエースモニカの筈なのに「だいぶ遅いな」は理由があったんだな。四人目として本物のモニカがクラウスの背後から銃を突きつける。とうとう勝っちゃったの?と思ったティアだが複雑だな。
よくやったなと言うクラウス。次の任務を卒業試験としよう。
でも次の一言が待っていた「このお遊びにはいつまで付き合えばよい?」
あの運転手に手渡した紙には「横領を見逃す代わりに警察に通報しろ」と書いてあった。すぐに警察が来て、善良な市民に銃を突きつけるヤバいやつらとして扱われるぞと言われて仕方なくリリィ達は逃げる事にした。
全員で合衆国へ。相変わらずティアは気にしていた。クラウスはおまえの甘さがチームを救う時があると言ってくれたが。
ティアはグレーテと一緒にみんなが潜入した先を見て行く。モニカはジャズバンドに加わって政治家との距離を縮め、ジビアは記者になって大臣と接触しついでに名刺を盗んでおいた。リリィは経済会議の会議の入るビルの下のファストフードショップで働く。特殊班の年少組は作戦の検討。狙撃出来る場所など。
これらを見てティアはますます自分だけが進めていないと思った。いや、リリィは危ないけど。そしてクラウスから来た情報だと既に他国のスパイが消されている。紫蟻、ガンガンやってるんだな。
グレーテが作った朝食は四人分。なぜ四人?
ローランドを連れて来たのか。結構鍵になりそうだな。