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わたしの幸せな結婚・第10話

鶴木と薄刃が繋がると知った清霞は白黒つける為に美世を連れて鶴木の邸宅へ。そこには夏なのに大きな満開の桜の木があった。桜の木、美世の母の澄美の木に繋がる感じが。

そして鶴木新がようこそ我が薄刃家と言って出迎える。

鶴木新の本当の名前は薄刃新。美世のいとこだと言う。清霞は何故ここに来たのか分かっているのだろうと責めると新は美世が悪夢を見るのは美世に異能があるからだと言う。清霞も美世も異能があるとかそんな筈は無いと言うが、新はとびきり厄介な異能があるのだと言う。

普通、異能を持つ者は最も基本的な見鬼の才がある。でもそれが無い。しかし新は薄刃家の異能は特別で見鬼の才とは関係無い。そう言って叔父の義浪を紹介した。義浪は澄美の父であり、したがって美世の祖父となる。

薄刃家の当主登場で一応話し合いの場面が持てた。薄刃家の結界の中に入れば美世の身体は楽になる。では外でそれが出来ないのかと聞くと義浪はあるとは言った。その代わり美世をこちらに引き渡せと言う。

今更何を言い出すのかと言う清霞に、義浪は自分たちも美世には異能が無いと思っていたが、最近になって美世の異能を感知したと言うのだ。しかもその異能は薄刃の中でも稀有な異能で、それは夢見の異能。他者の夢に介入出来る異能だ。これは薄刃家が管理せねば将来災いをもたらす。だから引き渡せ。理不尽ながら、理由はあった。

だが清霞が納得出来る訳がない。だから清霞と新の押し問答になる。それに美世が何か言いたげだが、口を挟めなかった。
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清霞は何があっても美世は自分が守るとは言うが、新の指摘は痛かった。斎森家の事件では一度拉致を許してしまい、蔵に押し込められて怪我をさせた。そして今、美世が悪夢で苦しんでいるのに何も出来ないではないか。

新はさらに畳み掛ける。オクツキが暴かれて異形が出て来た。対異形特殊部隊の清霞はこんな所でボヤボヤしてる場合ではないだろうと。こっちの方が美世にはこたえる。自分のせいで清霞は任務をちゃんと果たせない。重荷になってしまっている。

だからこのタイミングで新から美世はどうしたいと聞かれても、清霞の所に居たいと言い出せない。分からないと言ってしまう。それは上述のとおりに清霞の所に居ては邪魔をする事になってしまうから。でも清霞ははっきりと美世が清霞の所に居たいと言い切れなかったのはショックだった。

そのせいで新が清霞に勝負で決めようと言い出されたら焦る気持ちがそれを受けてしまう。

薄刃家の広大な庭で清霞の剣と新の銃で真剣勝負の開始。真剣勝負と言っても清霞は刃の方を向けない。それでも新の弾を避けつつ斬りかかる。これで終わりかと思ったが、それは幻。薄刃の異能は認識を歪める力か。

さらに新から解説。ペラペラ喋るのはこれでこっちの方が上なのだと言うのを言いたいからだろうか。薄刃家の異能者は見鬼の才が無い。それは何故か。薄刃家の異能者は異形と戦う為の存在ではない。異形と戦う異能者が暴走した時にその異能者を倒す為の存在なのだ帝をお守りする為の存在なのだと。だからいくら清霞の力が強かろうと薄刃の者には敵わないと言うのだ。

と言う事で分身を見せて戦う新。一方で清霞は膨大な力で数がどれだけあろうと気にしない。このままだと清霞が勝ちそう。そうなったらあっさり美世を連れて帰る展開だけど、そう簡単ではないだろう。美世があまりの力に旦那様もうやめてと動いたのは視聴者も惑わす為か。

終わりだと清霞が剣を振り下ろそうとした所に美世が旦那様!と出現。
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思わず止まる清霞に対して新の撃った弾が清霞の剣を弾き飛ばした。これで新が勝った事に。呆然とした清霞は薄刃の屋敷から弾き出された。

こうなっちゃった清霞はどうするんだと思ったが、ああ、ここで葉月の存在意義が出るんだ。落ち込んだ清霞に葉月が容赦なく発破をかける。何言ってるんだ、ちゃんと取り返して来なさいと。
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だって美世は清霞の所に居たいからとあれだけ懸命にお稽古していたのだ。美世の気持ちははっきりしてる。

そこに五道からの連絡。異形が集団となって侵攻して来たから屯所へ行く。異形をさっさと片付けてから美世を救いに行く。

しかし内裏では堯人が何かを察知し、そして今上帝がもうすぐだと笑う。
一方、新の方は異形の侵攻を心配してるので、オクツキが暴かれたのとは無関係みたい。
次回、澄美が何故美世の異能を封じたかのお話。

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