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スパイ教室 2nd season・第12話・最終回

お、愉快なリリィさんがサブタイじゃないですか。
養成学校に新入生が入った。校長は若い子だ、花園リリィと同じ位かと思った。半年前リリィはクラウスの所へ行った。落ちこぼれとして。不可能任務を遂行する機関でリリィは到底生きてないだろうと思った。でもラジオが例の凶悪犯リリリンのニュースを流している。

当のリリィ、最初にこのニュースを見た時は何だこれはと言っていたのに開き直っていた。これだけ騒がれたらとうとう私の時代が来たのだと。
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そう言いながら朝食を持って出て行ったので、ひょっとして廊下に出てからがくーっとするのかなと思ったらそんなリリィちゃんではなかった。ティアの所に持って行ってあげたのだ。

未だ引きずっていたのかなと思ったが、流石にもう立ち直っていたから部屋に引きこもっている訳ではなく、部屋に戻って来た所でリリィと遭遇。その時に何か紙片が落ちたぞ。どこかの部屋に入ったから誰が見るのかと思ったが都合よくそれはリリィの部屋。何だろうこれはと紙片を見てみたら、
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Klaus mag dich sehr(クラウスはあなたがとても好き)

ティア、何してたんだろうと思ったら別の文章も書いていた。Klaus sieht dich als Frau.
ティアは紅炉の遺品として鍵を見つけた訳だが、その鍵が合う物を探し、花壇の中に箱を見つけて開けてみる。中には紙片があり、でも読めたのは「Klaus xxx dich xxx」だけで「クラウスはあなたをxxxにxxxする」しか読み取れない。だから読み取れない部分は何だろうと模索していたのだ。

そんな紙片だとも知らず、お気楽リリィちゃんは先生が私を愛してるのかと身悶えていた。いや、誰が書いたか、dich(あなた)が誰なのかも分からない文でどうしてそう取れる。まあリリィだから。

リリィの妙な雰囲気をエルナとアネットが嗅ぎつける。そしてリリィが残した紙片を見つけた。アネットが妙な解釈をしたせいで今度はエルナまで先生が自分をと思ってしまった。

ティアが紙片を気にしてクラウスを見てると、グレーテがそれに妖気を送るし。アネットが例の紙片をモニカに渡すとモニカまでdichを自分?って思うが、モニカなら歯牙にもかけないと思ったのにちょっと調子おかしい。その後ジビアとサラまで紙片を見つけてdichを勘違いしちゃった。

ともあれおかしくなったリリィがケーキを大量に買い込んでみんなに話があると言う。だが、そこにクラウスがやって来て破壊されてしまった紅炉の部屋を情報機関御用達の修理業者が来るが、立会にリリィが来いと指名するのだ。

ただ、リリィだってクラウスに一番想いを寄せてるのはグレーテと知ってる。だからここはちゃんとグレーテに譲らねばならない。それを告げねばならない。ところがここでリリィがクラウスに言おうと思う事をみんなに相談したいと言う事でさらに行き違い。

ただ、この時に流石のモニカが天井に何かがあるのに気がついた。だから一人さっさと部屋から出て行く。

ティアをグレーテが睨んだのは流れ的に意味があった。グレーテ、何見てるんだと思ったティアが例の紙片の事を話したのだ。だからグレーテがその意味を理解出来るかもと情報部へ連れて行く。そこではあのオリヴィアが釈放されるところだった。

ガルガド帝国に流れているクラウスの情報を聞きたい。それだけならオリヴィアは話す気はなかったろうが、グレーテはローランドの唯一の遺品を持って来ていた。

ローランドの最期を看取ってくれた二人にオリヴィアは知ってる範囲の事を話す。帝国でオリヴィアは燎火に遭ったら直ちに逃げろと言われていた。燎火に関しては別名としてゴミの王、アックス、ロン、冷徹、かなてこと言われた。

そのオリヴィア、釈放はされたものの、既に薬を仕込まれて余命半年。スパイは厳しいな。

グレーテはこれで気がついた。7年前にティアを救出したのはクラウス。クラウスがかなてこ=バールで誘拐犯を倒したのだ。あんな事をされたティアに対して紅炉は未だ年少だったとは言っても男のクラウスを下がらせた。そして紅炉はティアがこれをトラウマに性依存にならない様にとスパイの道を歩ませ、その事をクラウスは知っていた。だからクラウスは7年後にスパイを選抜する時にティアを指名したし紅炉は紅炉でクラウスが引き取るだろうと思っていた。クラウスならミータリオにティアを連れて行くだろう。ティアが来た時の為に黒髪の英雄の伝説を流したのだ。

だからあのメモは「クラウスはあなたを救っている」と言う内容。
うん、何だろう、Klaus hilft dich xxx.最後に副詞があるみたなんだが、何だ?

紙片の意味は分かった。分かったのだが、戻ってみたらこの惨状。
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モニカがアネットを捕まえていた。やはりアネットがカメラを仕込んでいたのだ。何をしたのかの顛末は無声映画で分かる。ケーキ投げあったのだ。その理由はジビアとサラとエルナが、リリィがクラウスに告白に行くのを止めようとした事で始まった。

あの紙片が発端だけど、ここでティアが自分が書いたメモだと明かす。クラウスが誰かを愛してるなんて誤解だと、カッと目を見開くグレーテ。こんな適当な誤解をしたのは誰だ。リリィだ。

ティアもグレーテもリリィがやってくれたおかげでティアの重い過去もクラウディアのこの先の暗い未来に対しても、気持ちをリセットさせてくれる。そんな場面を見たクラウスが思い出す。嘗て紅炉が言ってくれた言葉を。暗い重い世界に笑顔を生み出せと。それをやってくれるのはリリィなのだ。

それを感じ取ってクラウスは灯にリリィを連れて来たのか。
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ミータリオの任務を成し遂げてお前たちは卒業だ。でもみんなは自分たちが卒業ならクラウスだって卒業で、今度は改めてこのチームのボスだと言う。そうか、先生役は終わりかもしれないが、この先の共和国を守るスパイチームは必要なのだ。

特に帝国のチーム蛇は未だ残っている。そして白蜘蛛はローランドを消していた。あいつらが残っている限り、灯がそれを阻止する。

 

2nd season、終わった。終わったけど続きが見たい。
だから最後の最後の「スパイ教室」って文字の下に「3rd season制作決定」って出るの期待したんだがな。貯金が無いのかな。3rd season待ってるよ。

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