ホリミヤ -piece-・第13話・最終回
堀、今日は宮村と早く学校に行くと言うので、宮村が迎えに来たが、辛うじて起きた状態。待ってるからと宮村がリビングでコーヒーを飲んでたのに、創太が朝食を食べ終わっても未だ下りて来ない。どうしたのかと部屋を見に行ったら二度寝していた。仕方がないので宮村が髪を櫛入れしてやるのだが、思わず思いついてしまった。
こうして出来てしまったおだんご頭。これ制服に似合わないって言うが、ああ、そうかドレス着てごきげんようってイメージの頭なのか。でも宮村がかわいいって言うので機嫌を直してそのまま学校へ。
皆からもイイネと言われるから堀も良い気分になったが、ふと宮村が他の人ならどうだろうかと見てしまう。綾崎はサラサラ過ぎてダメそう。他の子(男子含む)は短すぎてダメそう。
仙石と河野で生徒会室の整理。仙石、重そうなダンボール箱を頭より上の位置に上げるのは危ないのではと思ったら、最初は河野が椅子に乗ってやろうとしていたのか。椅子の安定性次第だな。だがその重い箱を、仙石が置いたのはズレていると言って井浦がひょいと一旦下ろしてしまう。ここから仙石の力の無さコンプレックスが始まるのだが、仙石は身体の細さと言いその辺を気にし過ぎなのでは。私は腕の細さも力の無さも逆に自分の特性だと思っていたぞ。
そんな力比較していたら、柳はもとより井浦の集まって来た。メインキャラ総出演。荷物の中にポストカードを見つけた井浦が、ここの皆で海に行く場面をみてしまう。
海に行きたい。この言葉に井浦がこの集団なら大丈夫だと言うが、集団って呼び方は嫌?
色が違う。そして堀の様子が違う。あ、これって別の世界線なのか。それでも堀は石川達と仲良くなったり、その輪がどんどん拡がって行く。さっき井浦が俺達グループと呼んでいたメンバーになって来た。
だが未だだ。未だ宮村と話していない。そんな時に堀が消しゴムを宮村の足元に落とす。えーと誰だったっけ、いいや自分で拾おう。そうやって手を伸ばしていた時に宮村が気づいて拾ってくれる。ありがとう、宮村。そうだ、どんな世界線だって出会うのだ。あー、こうやって卒業になって行くのか。卒業式そのものの場面は描かれなかったけど。
卒業式の翌日、10時15分に宮村が堀から電話で起こされる。前日卒業式だからって夜更かししたのか。10時過ぎなのに宮村は二度寝したらしい。だからケーキを持って慌てる宮村。4時間遅れ。うん、でも丁度おやつの時間では。
ケーキとあって創太は歓迎してくれる。でも京子は何か凄く不機嫌そう。4時間遅れにそんなに怒ってるのかと思ったら、カットしすぎたのだ(別人だな)。
不満ながらこれを宮村に一番最初に見て欲しかった。あのおだんご頭を可愛いって言ってくれた宮村だしね。やはり宮村は素直に可愛いとは言ってくれる。しかし京子の気持ちはそれだけではおさまらないらしい。と言う事で、宮村もカット。随分短くしたな。
高校生活に区切りを付けるpieceは、そのタイトルどおりに高校生活の断片の話で、見やすかった。