スパイ教室 2nd season・第6話
もー、何で失敗するのよと嘆くティア。どうやらグレーテにクラウスを籠絡させる方法を仕込んだものの失敗したらしい。でもその方法がホテルの前でびしょ濡れのグレーテを出現させてホテルにしけこませると言うのはどうなんだ。そりゃモニカだって疑問に思う。なぜグレーテだけびしょ濡れなのか。これが見ず知らずの人だったらどうしましたと声をかけるかもしれないが、グレーテだからなあ。
そしてモニカは言ってはならぬ事を言ってしまう。ティアって本当にたらしこむ才能あるのかと。今まではそのでかい胸でチョロそうな男をひっかけただけなのでは。
悔しがるティア。モニカでけはひねくれ者で彼女以外はみんな自分を恋愛マスターと崇めてくれるのに。うーん、どうかなあ。これその後ティアが自分で言ってるけど、灯のみんなは恋愛からはちょっと距離を持ってる。グレーテだけは距離がひねくれてるけど。だからそのみんなから崇められても自信にして良いのかは疑問。それよりもティアはみんなの方を心配していた。年少組は別としてリリィとか何も感じてないのか。ここでもジビアは別になりそう。
などと思っていたらあのジビアが年少組の中のサラを連れて来て相談に乗ってくれと言う。驚いた事にサラがラブレターを貰ったのだ。サラにしたら未だそんな事を考えられる年齢じゃない(と言う自分の考え)のでお断りの手紙を出した。そうしたらかえってどっさりと手紙が来たのだ。これヤバい奴じゃん。
無視すればでは簡単には済まなかった。これではペットショップに行けない。ジョニー氏が気に入ってるペットショップだったのに。それはちょっと困るね。
ティアはいちどそのドミニクに会ってみてはと言う。恋愛はどう?するとサラは恋愛にはあこがれている。そして好きな人も居ると言うのだ。ただ、これが本当に好きなのかは自分でも未だ分からない。うぬ、灯の好き関係に謎が増えた。グレーテはよく分かる。モニカは誰かが好きらしい。ここにサラまで加わった。このひねくれた作品だとあまり素直にクラウスとは思えないのが何とも。それに今回サラはグレーテ先輩みたいな恋がしたいと第三者的に表現していた。
と言う事でティアがコーディネートしてサラにデート用の服を。モニカもやるじゃんと言ってくれた。でもみんながサポートとか言い出した途端にちょっと不安になった。でもこれは失敗フラグの方じゃなかった。そしてこれを見ながらティアはみんなも恋愛には興味があるのだと思う。
待ち合わせ場所が見える所から雁首並べて見張るみんな。やって来た野郎がサラに変な事をしたらただじゃおかないと。
やって来た男をみたらイケメンだった。話し方は誠実そう。でもあんな手紙出した奴だからな。彼はシーリッタ大学の四回生。遺伝子改良の農作物ヴェリヒコーンの研究中。サラが鷹に良い食べ物はあるかと聞くと、先月学会で会ったトット教授に相談してみると言うのだ。トット教授、生物学の権威として有名らしい。
これなら良いのではとみんな帰り出す。ティアも良いんじゃないと思ったが、念の為に確かめておこうとドミニクに近寄って心を読んだ。ああ、そうだった。ティアは心を読めるから男を籠絡出来る。だが、これで読んだドミニクの中がどうやら駄目だったらしい。
夕方になってティアはサラの気持ちを確認してみる。サラは未だよく分からないものの、可愛いと言われるのは照れくさい。こんなサラに言ってしまって良いのかと思いつつ、言わない訳にはと思ったティアの前にモニカが言って来る。
みんな、もういいかと解散したのではなかった。各々あのドミニクについて調べた。シーリッタ大学にドミニク・マウラと言う学生は居ない。ヴェリヒコーンの開発に学生は関わっていない。トット教授は先月は海外調査の為に学会には出ていない。本名はタリック・プープケ。彼は先月逮捕されたが証拠不十分で釈放された恋愛詐欺師。恋人になって宝飾品などをせしめていた。じゃあなぜサラが。
ジビアとグレーテが彼を尾行してパブに入った所を盗聴してる最中。聞く覚悟があるかと聞かれてサラは聞いてみる。案の定、タリックはサラがちょろいウブなガキでサラのジョニー氏を狙っていた。あれだけ調教された犬なら高く売れる。そうか、ジョニー氏狙いだったのか。
これを聞いてるジビアとグレーテが今にも掴みかかりそうな程に怒ってる。
同時にティア達も。
怒りの灯の皆。奴には死よりも苦しい目に遭わせてやると言うのだ。サラが止める。自分が間抜けだった、自分なんかに一目惚れする人間が居るはずが無い。そう言って泣きながら走り去る。これをアネットとエルナが聞いていた。アネットが爆殺に向かいエルナも不幸をもたらしに向かうが、それをティアが止める。
これは自分が方を付ける。
そうしてティアが全ての作戦を立てた。
ティアの本気の攻勢でタリックはサラの今度のコーディネートにびっくり。香水が漂うが、これ仕込んでるな。そして料理はタリックの好きな物ばかり。仕草も。そしてレコードの話も。これは運命の人だったのか。だからタリックはサラを部屋に誘う。サラはひとつ条件があると言って、今までの悪行を話せ、タリック・プープケ。
録音した物を警察に提出すると言うサラに騙したなと言うタリックが掴もうとしたが、クラウスがその手をサラに触れるなと。サラ、クラウスの腕を組んでもっと素敵な男性が居ると言って出て行く。
これ、サラに話した計画では男装のグレーテが来る筈だった。でもクラウスはティアから事情を聞いてやって来た。クラウス、今日はこのまま街に行こうかと付き合ってくれた。
ティアの作戦の大成功を皆が称える。グレーテなんて師匠一生ついて行きますとか。そしてティアは気づいた。先生を落とすのは衣装。これでEDに入るけど、やっぱりCパートあるよね。で、どうしてティアはクラウスに対してはそんな間抜けな作戦しか思いつかんのだ。