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好きな子がめがねを忘れた・第7話

今日は二人一組になったお互いのち似顔絵を描いて下さい。
当然のごとく小村は三重と組んだ。美術教室だと必ずしも隣同士とかそんな感じにはならないのに。現に同じテーブルにはあの前の席に移った火渕がいる。

ともかくお互いに似顔絵を描く。そしていつもの様に三重がメガネを忘れている。自ずと近寄って小村の顔を見るしかない。でもそうすると絵が描けない。見えても描く時は目をカンバスに落とすから必ずしも見ながらじゃないけど。ただそれはあまりに非効率で三重は自分の中の小村の印象で描くと言うのだ。

出来ました。
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三重、似顔絵描きの才能あるよ。似顔絵はそっくりとかよりどれだけ印象が合ってるかだから。にしても鉛筆しか無いと思ったのに色が付いてる。

これは家で飾っておこうと思った小村だが、提出しなくちゃ駄目。

トイレで染谷から声をかけられたけど、例によって見えないから顔を近づけて見てみた。一方の染谷も顔が近づいた事で気がついた。三重のまつげ長い。何かしてる?そう言って今度は染谷が顔を近づける。三重、これで顔を近づけられる事がどんな事か分かった。
「うひゅう」(回想では「むぉお」)と言う声と共に。

それで一時期小村に迫るのを自粛したけど数日でリセット。

「三重さんを家にに連れこんでしまった」マジ?
あ、三重の本体の方か。

三重が教室にメガネを忘れて行った。最後に教室に入ったのは小村。これ、どうしたものか。LIMEを交換してるのを思い出して忘れてるけどどうしようと送る。これで気づいた三重、そのまま置いといていいよ。色々な場面で三重の家が学校の直近と言う設定が生きてないが、ここでもあとで学校に取りに行くと言う選択が出ない。あ、ひょっとして夕方になってたからもう閉まっちゃうのかも。

明日から土日。このまま放置は心配だから小村が持って帰っておこうかと聞くと、それなら安心と言う返事が来て、これでお墨付き。いや、三重の家に届けたら?学校から近いんだから。

ともあれメガネを連れて帰って来たので家でキョドる小村楓。母はそれを見てあらあら思春期ねと。

部屋の棚の上に置いたが、小村の妄想が捗る。「三重だよー」と言う声と姿が浮かぶ。
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三重の方は家に予備のメガネがあるから困っていない。あれだけ頻繁に忘れると予備もあるよね。私の場合はメガネ4本あるけどこれは全部老眼がキツイせいで4種類の焦点距離に合わせたものなので。

メガネ汚れてたかもと気になった三重が小村にLIMEで通話。これ、ひょっとしたら小村君は三重さんとの初通話なのかも。自分が小村君の所におじゃましてるみたいと言われてしまって、この土日は眠れぬ小村。

今日もメガネを忘れた三重。そして今日も小村を接近して見る三重。でも今日は姿勢が前のめりすぎて小村に倒れこんじゃった。ごめんねと言いながら、以前も似た事があっておでこぶつけた事があったり、唇くっついちゃった事もあるし。

聞きづてならぬ小村。少し時間を置いて三重も何を言ったのか気づいた。慌てる小村は自分が好きなのを知られるかもと思ったけど、いや同級生の女子が唇くっついちゃったなんて言ったら好きとか別にして慌てるだろう。でも三重は三重でそんな悪い子じゃないからねと。三重の価値観ではキスを安易にする子は悪い子。

三重に寝癖。川戸が変じゃないよ、かわいいよと言ってくれるが、気になる三重。だから小村にも聞いてみた。変じゃないよと言うけど、この場合変とかわいいが両立する事もあるのでは。

雨のせいか小村の肩が痛い。それを知った三重が私肩もみ上手ってお父さんに言われるんだと小村に迫る。困っちゃた小村に痛くないよと迫る三重。こうなっては仕方ない。覚悟した小村が肩を出すと「失礼しまーす」って言って来る三重が良い。
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そして終わってから三重はメガネ忘れても小村にしてあげられる事としてメモするのだ。なにその健気さ。

6時間目、教室移動だろうか、教室には小村しか居ない。小村が寝てしまっている。それを見つけた三重、なんだか遊んでみたくなって小村の手をニコニコと掴んでしまった。流石に小村気づいて、これは両方とも恥ずかしい。
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