« わたしの幸せな結婚・第5話 | Start | シュガーアップル・フェアリーテイル(第2クール)・第17話 »

スパイ教室 2nd season・第4話

ティアとモニカの対立を越えてマティルダを共和国から逃がす事にした。前回これでマティルダがニヤリとした訳だ。この結構当日にクラウスとリリィがモネロに到着する。クラウスが来たと言う事はいよいよこのエピソードも大詰めか。

クラウスはウェルタ大尉が現場検証をしている部屋へ。ピアノ線で血に染まった部屋だった。彼は軍の情報部なのでスパイがらみの現場と思われる。だがクラウスは別の事に気づいている。ピアノ線で殺したみたいだが催涙ガスの残り香もある。つまりこの部屋では二度事件があったと思われる。殺されたのは犯罪者集団と言うのが警察の調べ。パスポートや荷物を盗んで観光客を食い物にする集団。あ、これ、マティルダから盗んだ連中がマティルダに殺された場所か。

ここまででクラウスが下した結論はティア達は後回しでティア達が逃がそうとしている帝国のスパイの方が優先。そして帝国のスパイはグループではなく、孤立していて救助を要請し、それに帝国の実力スパイがやって来る筈だと言う。

と言うところでマッシュルームみたいな頭の男登場。彼はマティルダの所へ。マティルダは救援が来たと喜ぶがキノコ頭は淡水(?)が行方不明になったから探しに来た。マティルダはついでで、しかも生殺与奪の権利を与えられていると言うのだ。

ここでマティルダは全部さらけ出した。共和国の陸軍に囲まれたのは確か。そして奇跡が起きた。娘に出会ったのだ。娘ってのは本当だったのか。でもマティルダはあの青い道具箱でその娘アネットを殴っていた。だって気味悪い子だったから。それでマティルダの記憶が欠落した。そうして捨てた。こいつ想像以上にゲスだった。
参考資料

夜になって港でコンテナに潜伏する準備。この世界、コンテナがやっと普及して来たところだった。そこで王国行きのコンテナに潜伏して脱出すると言うのがティアの立てた計画。そして何かあった時の為にアネットが作ってくれたバーナー。

そこにモニカが様子を見て帰って来た。ここでモニカが何かをじっと見て言葉を詰まらせたのが何かなとは思ったが、すぐに次に進んだのでこの時点ではそのままにした。そして確認したコンテナの番号は3-896。

準備が整ってアネットが爆発を起こしてそちらに注意を引き付ける。だが陸軍の俊才と言われる、あのクラウスと話したウェルタ大尉が居るのでこんな程度では誤魔化せない。だからモニカが飛び出して友軍を殺さない程度にかき回して引き付ける。

しかしその時にティアが倉庫の影から出ようとしたのを不幸を察知するエルナが止める。狙撃されたのだ。狙撃したのはあのキノコ頭。何故気づかれたのか不思議がっている。共和国のスパイの小娘の集団と言うと、あの屍の時のあいつらかと気づく。この時、もっと気づくべきだった。小娘のスパイ集団と言う事は漏れなく超大物クラウスさんが出現する可能性を。

白蜘蛛、それでも後ろにクラウスが立ったらその気配を察知する。クラウスに気づく程の大物かと言われるが、でも白蜘蛛は狙撃が最大の武器。クラウスと直接渡り合うなどまっぴらごめん。

ただ、これで白蜘蛛の狙撃からは外れてエルナの不幸レーダーから消える。便利だね。モニカが軍と交戦してるすきにマティルダをコンテナに導くのだが、そのモニカの戦い方が凄い。戦闘力としては灯の中ではピカイチだ。
参考資料

ところが逃げた先で軍人、但しティアによって籠絡済みが出現した時にマティルダは尻尾を現した。あの軍人を殺そうとしたのをティアは見逃さなかった。だからアネットとエルナが居なくなったところで問い詰めるが、マティルダ開き直る。おまえら雑魚すぎ。ここまで善意に漬け込める相手は初めてだと。ここで自分を殺したらあなたの仲間がどう思うかと。ティア動けなくなった。

クラウスから逃げ惑った白蜘蛛だったが、大物らしくクラウス対策はしてあった。ホテルに爆弾を仕掛けてあって5分後には爆発する。国民を守る焔にはそれを放置して自分をどうこうしようなど出来まいと。

これにはクラウスも無視出来なかった。白蜘蛛を置いてホテルの方へ。

マティルダ達は3-896のコンテナの前に到着。ティアは分かっているが仕方なくアネットに30秒あげるからマティルダに別れの挨拶をしろと情けをかける。そう言われたアネットは工具箱をマティルダに返そうとした。でもそれはあなたが持っていなさいと言われたアネット、じゃあ自分が作った(そっくりの)工具箱をあげましょうと渡した。お母さんとお揃いだと。

苦渋のティア、自分にはアネットの笑顔を守るのが最優先だったと自らに言い聞かせていた。

爆弾を回収したクラウス、この辺だなと来た場所でマンホールからモニカが出て来る。ここまで読んでたの。

ホテルに戻って下水で臭くなったモニカがシャワーを浴びていたが、あんな奴がチームに居るなんて言ってくれとクラウスにぼやいた場面を思い出している。おまえらには冷酷さが欠けているとか言って恥をかいたと。これは本当に悔しかったらしい。

逃げる白蜘蛛、その回想でマティルダがもっとクソだと判明。アネットは実の子ではなくて駅で拾って何かに使えるかと整形させたが、虐待してる過程で目を潰した。だがどんどん不気味になって、ちゃんと始末しておけばよかったが、今回こそ始末する。形見として渡す工具箱に爆弾を仕掛けたから。

ところがここで大どんでん返し。
アネットが丘の上から港を見ていた。そこにクラウス到着。アネットは今回の休暇で大変勉強になったと言う。時に時に怒って時に褒めてくれて自分の思いを応援してくれる人、それこそが母親。それはティアの姉貴。あの女(マティルダ)は不合格。
参考資料

アネットは会った翌日にマティルダの本性を見抜いた。ティアが取り返してやった工具箱を渡した翌日に殺しをやって血の匂いをまとって来た。だがその時点で陸軍に引き渡さなかったのは取り返してやった道具で帝国のスパイが共和国民を殺した(あのピアノ線の件)なんて事がバレたら灯のスキャンダルになる。

だからアネットは逃亡させるフリをしてコンテナに閉じ込めた。コンテナの数字を書き換えた。脱出はあのバーナーでは駄目。すぐに故障する様にした「アネット特製」の物だから。そして閉じ込められたマティルダが到着までに餓死する様に仕向けた。だが1%程度の可能性でマティルダが気づいても、その可能性もちゃんと潰す様にしてある。そう、あの工具箱はマティルダが自身で仕掛けた爆弾のある本物の方だったのだ。眼の前で貨物船のコンテナが爆発した。

アネットの持つ残酷さはチームの誰とも違う武器だと評価してくれるクラウス。モニカが冷酷さが欠けてると言って恥かいたと言うのはアネットの事か。そしてそれに気づいてあの時に言葉を詰まらせたしシャワーの時に悔しがった。そのアネット、マティルダを殺したもうひとつの理由は自分の身長が伸びないのを遠慮なく言いやがったからだと。マティルダすげーな。
参考資料

そうとも知らず(多分知らされていない)ティアが後味の悪い気持ちを抱えていたが、そのティアにクラウスが言ってやるのだ。紅炉が言っていた言葉、次の任務を完璧に成功させろ、それで悔しさを上書きしろと。ティアには紅炉がきくんだな。

このエントリーをはてなブックマークに追加

|

« わたしの幸せな結婚・第5話 | Start | シュガーアップル・フェアリーテイル(第2クール)・第17話 »